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 共同戦線 直前 【雛里視点】

書けましたー。

雛里視点ですね、時間軸的には二十五話の前なんですが、ここの方が流れが自然だと思うのでここに置きます。

本当は昨日投稿したかったのですが、苦戦しました。


あー、番外書きたい。でも、本編も書きたい。

というか、未登場のキャラがいいキャラすぎて早く出したい。でも、展開的にまだ先になりますねー。はぁ・・・


 軍議が終わり、将である春蘭さんたちと兵の皆さんの準備が終わるまで私は天幕で待機中です。

 書簡に目を通そうと思い、手を動かしてもそれが止まってしまいます。

 手が、震えていました。

 あぁ、私は怖いんだと気づき、そして、これが初陣であることを今更ながら自覚しました。

 だけど、それと同時に脳裏によぎったのは、冬雲さんが怪我をする瞬間。

 私と華琳様を押した瞬間の彼の、あの必死な表情が忘れられません。

 まるで一度、自分が何も出来ずに失(・・・・・・・・・・)いかけたのではないか(・・・・・・・・・・)と思ってしまうくらいの必死さがそこにはありました。

 私たちを押しのけて向かってくる関羽さんの攻撃を受けてからも、彼は決して私たちの前から退()こうとはしなかったんです。

 倒れることも自分に許さず、叫ぶことも、呻くこともなく、私たちを守ろうとしてくれました。

 あれこそが全てを守ろうとする者の背なんだと、私はあんな状況の中で見惚れていました。

 それと同時に強く、思ったんです。


 私はこの人と同じ場所に立ちたい。

 守られる側じゃなく、守る側として横に立ちたい、と。


 力では役に立たないだろうけど、自分の出来ることで、この人の守る多くのものを一緒に守っていきたい。

 そして、冬雲さんがそうまでして守る華琳様の創る未来(さき)を見たいと心から思いました。

 華琳様を含めた数名が何を知っていようと、私たちが知らない過去があっても、そんなものは私たちには関係ないんです。

 今ここで皆さんが成していることこそが、私たちの全てであり真実。

「だから、私たちは戦います」

 おそらくは斗詩さんや樟夏さん、樹枝さんや司馬の皆さんも思っているだろうこと。

「私たちは他の誰でもない、皆さんに惹かれて、好きになったんでしゅ。

 守りたいんです、私たちの未来(さき)を」

 『誰もが笑っていられる世界』、それが劉備さんの掲げるもの。

 けど、華琳様が築こうとしているものは『誰もが幸せになる世界』。

 それは似ているけど、きっと違う。

 おそらく華琳様の『幸せ』の中には、自分()も、私たち(将と軍師)も含まれている。

 そして、華琳様にそう思わせたのはきっと冬雲さんなんでしょう。

 少しだけ、その絆が羨ましいとも思ってしまうけれど、絆はこれからも深めていけます。

「頑張りましゅ!」

 そのために私たちは戦う(守る)んです。

 私が戦う理由、それが少しでも冬雲さん(あの人)に近いもので在ったらいいと心から願いました。



「雛里ちゃん? なんか孔明さんが呼んでるみたいなんだけど、どうするー?」

 紅陽さんの声に私は少しの間、閉じていた目を開き、そちらを見ます。

 司馬家の三女である彼女は、何故かほとんど私についてくれています。

 逆に青陽さんは桂花さんについているときが多いです。むしろ性格的には逆の方が適任だと思うのですが。

「雛里ちゃん?」

「あわっ?!」

 そんなことを考えていると目前まで紅陽さんの顔が迫っていて、やや赤よりの黄の右目がはっきり見えて驚いてしまいました。

「あっ、ごめんね?」

「紅陽さんも、目の色が少し違うんでしゅね?」

「ハハッ、綺麗っしょ?

 でも、白陽姉さまの目はもっと綺麗なんだよ」

 言った瞬間に失言だったかと思いましたが、紅陽さんは気にする様子もなく笑ってくれました。

「白陽さんが大好きなんですね、紅陽さんは」

 おもわずもれた言葉に、紅陽さんは嬉しそうに目を細め、胸を張ります。

「当然!

 ぶっちゃけ私も含めた下六人は、黒陽姉さまよりも白陽姉さまの方が好きなくらいだもん。

 あっ、黒陽姉さまも、もちろん好きだけどね?

 だから、白陽姉さまを救ってくれた冬雲様もだーい好き」

 白陽さんのことは以前に紅陽さんと行動しているときに聞いたことがありましたが、なんていうか本当に『冬雲さんだなぁ』と思って笑ってしまいました。

「私たち司馬家はみーんなしてこんな目だからさ、幼い頃は大なり小なり人に除け者にされるんだよ。

 でも、黒陽姉さまは周りを気にせずに早めに多くのことを学んでたから忙しくなっちゃったし、除け者にされる私たちを守ってくれたのって白陽姉さまだったんだよね。

 その守り方も不器用そのものでさ」

 嬉しそうに語っていく中で、紅陽さんはそこで苦笑いをしていました。

 遠くを見つめる目に、少しだけ後悔と寂しさを宿るのが見逃すことが出来なくて私は考えるよりも早く言葉に出していました。

「聞かせてもらってもいいでしゅか?」

 朱里ちゃんを待たせるのは気が引けるけど、さっきの件でこちらに対して強く言えない筈です。

「別に楽しい話じゃないよ? それに孔明さんは親友なんでしょ?

 友達は大事にした方がいいと思うなー? そう簡単にできるもんじゃないしさ」

 いつものように楽しげに笑って言う紅陽さんの目は真剣そのもので、それでも軽く言ってくれるのは、私を気遣ってくれたからなんだとそれだけでわかってしまいます。

朱里ちゃん(親友)は確かに大事でしゅけど、紅陽さんだって大事な仲間でお友達です!」

「えっ?」

 私の言葉に鳩が豆鉄砲を食らったような顔をして、口を開いたまま顔を真っ赤にしてしまいました。

「あ、えっと・・・ その、雛里ちゃんを仲間に思ってないというわけじゃなくて、ね?

 友達?って、私が?」

「はい? 何かおかしかったでしゅか?」

 そう言って私が頷くと、紅陽さんは顔を真っ赤にしてそっぽを向いてしまいました。

「あー!

 ・・・・なんか冬雲様が来てからこんな人ばっかりで調子狂っちゃうなぁ、もう」

 そう言って紅陽さんはしばらく髪をいじったり、熱くなった顔を隠したりしていたけれど私に目を合わせた。

「面白い話じゃないよ? ついでに言うと、大して長くもないよ?

 それでも聞く?」

「はい!」

 冬雲さんのように自然に誰かを救うことは、私には出来ないかもしれない。けど・・・ 悲しそうな仲間(友達)を放って置くことなんて出来ません。

「わかったよ、手短に話すから聞いてね」

 そう言って紅陽さんは語りだしました。自分の、自分たち姉妹の話を。



 私さ、子どもの頃って、きっと人が一番純粋で一番残酷な時だと思う。

 人のどこかが変だと除け者にして、それを理由に徒党を組んで仲良くなる。私たちのこれ()はさ、それの格好の的だったんだよね。

 黒陽姉さまは割と早い時期にいろいろ諦めて、外に出なくなったりしてたんだけど、白陽姉さまはわざと外に出てたんだよ。

 どうしてだと思う?

 ・・・・うん、そう。

 白陽姉さまはわざとそうして、自分が矢面に立ってくれた。

 姉さまに比べれば、私たちは本当に色がちょっと違うだけだからってさ。

 たくさん傷ついて、悲しんで、抱えて、それなのに私たちにはずっと優しかった。

 だから私たち下六人はね、ずっと姉さまに恩を感じてる。

 これは一生かかっても返しきれない、恩。

 でもさ、いくらこの恩を返したくても、守られた側の私たちじゃ駄目だった。

 いくら命を絶つことが止めることを出来ても、姉さまにとって私たちはね。

 いつまでも可愛くて自分よりも弱い、守るべき妹でしかないんだよね。

 悔しいけどさ、私たちじゃ一番守りたい姉さまを守れない。

 あとは雛里ちゃんなら、わかるでしょ?

 冬雲様が白陽姉さまを変えてくれた、救ってくれた。たったそれだけの話。



「ね? 大した話じゃないでしょう・・・

 って?! 白陽姉さま、いつの間に?! 冬雲様はいいの?」

 語り終ったところで紅陽さんは周りを見渡す余裕が出来たらしく、ずっと居た白陽さんにようやく気付いたようです。

「一時的ではありますが、青陽に任せてきました。

 それにしても、あなたの気配が一か所から動かないから来てみれば・・・

 一体他人様に、何を話しているんです? 紅陽?」

「・・・・私はそろそろ朱里ちゃんのところに行きますね」

 寒気がするほどいい笑顔で紅陽さんを見る白陽さんは怒っているようなので、私は苦笑しながらその場から立ち上がりました。

「送ってくよ?」

 紅陽さんは気まずい空気を逃げ出したい様子もなく、いつものように笑ってそう言ってくれましたが、私はそれに首を振ります。

「すぐそこでしゅから、大丈夫でしゅよ」

「そっか・・・

 ありがとね、雛里ちゃん」

「あわわ! 私は何にもしてません!」

 そう言って天幕を駆け足で去っていく最後に聞こえたのは

「私はあなたたちに守ったつもりはありませんよ、紅陽。

 あなた達が傷ついたことで傷つく、自分自身を守りたかったんです」

「でも、私たちはそれでも!」

「そして私は、あなた達に救われてもいました。

 私を慕ってくれるあなた達にも、こっそりと私を気にかけてくれた姉さんにも、ね」

 そんな温かな、互いを思いやる姉妹の言葉でした。




「朱里ちゃん」

「雛里ちゃん、来てくれたんだね」

 そう言って互いに微妙な顔をして、私たちはどちらともなく歩き出しました。

「ねぇ、雛里ちゃん。

 こっちの軍に来ない? 二人で桃香様に仕えようよ」

 朱里ちゃんの言葉に私は、ただ驚かされました。

「何を言ってるの? 朱里ちゃん。

 私は荀家のご厚意と、水鏡先生の信頼を背負っているんだよ?

 そんな身勝手なこと、出来るわけないよ」

 そう私はあの時、桂花さんたちを通じてこうして軍師という立場を用意してもらった。本来なら自分たちから飛び出して士官先を探さなくてはいけないのを、厚意によって用意していただいた。

 桂花さんがそうしたのも、ひとえに『水鏡女学院』という銘のついた存在が欲しかったという理由が大きいと簡単に想像できます。

「だけど! ご主人様の話してくれた天の歴史では、雛里ちゃんは・・・・!!」

 『天の歴史』、冬雲さんは一度として口にしたことのないものをあの人は語っていることがわかり、私は自分の中で何かが冷めていくのがわかりました。

 そんな言葉で朱里ちゃんを焦らせたんだね、あの人は。

 朱里ちゃんは私の視線を感じ取ったのか、途中で言葉を止めてしまいました。

「続けてみてよ、朱里ちゃん。

 あの人が朱里ちゃんになんて言って振り回したのかを、ね」

 私は怒っていました。そう、とても。

「振り回す・・・って、ご主人様はただ自分が知っていることを私に話してくれただけだよ!

 私たちがやりやすいように、先を示してくれただけで酷いことなんて何も・・・」

「それが『酷いことだ』って気づけないほど無知であることが、一番酷いよ!」

 反射的に怒鳴り、私は怒りで熱くなるのを感じていました。

「どこが? あぁ・・・・ そっちの御使いさんは未来の知識を話してくれないだね。

 だから私に嫉妬・・・・」

「嫉妬してるのは朱里ちゃんでしょ!!

 本当のことを言いなよ! 朱里ちゃん!!」

 冷静で、余裕ぶった朱里ちゃんに私は怒鳴り、隠された本音を親友として聞いてあげたかった。

 だから、朱里ちゃん。降ろしてよ、その重そうなもの(責任)を。

 それは本来、一人で背負うものでも、一軍師が背負うもの(責任)じゃないんだよ?

「人材も不足して、どこで集めたかもわからない兵を使い潰すみたいな策をとってまでして功を得ようとする。

 そんな策をとらなきゃいけない状況下で、朱里ちゃんは焦ってるだけじゃない!!」

「っ!!」

 私の言葉に下を向いて目を逸らすのは、朱里ちゃんの悪い癖。

 だけど、下を向いていても何も解決はしない。

 前を向かなければ、私たちは何も守れない。

 民も、仲間も、想い人も。

 そして今、背負える以上のもの(責任)を背負って苦しんでいる親友も。

「ほらっ、またそうやって下を向く!」

「雛里ちゃんにはわからないよ!!!」

 私の言葉に、朱里ちゃんはやっと怒鳴り返してくれました。

 顔を真っ赤にして怒るのを見るのは、水鏡女学院にいた時も見たことのない彼女の怒った顔。

「人材も、物資も、曹操さんっていう名も、御使いでありながら優秀な曹仁さんも、何もかも持ってる雛里ちゃんにはわかりっこない!!

 あんな策でもとらなくちゃ、功績をとれないこっちの現状なんて、私がしなくちゃ駄目なんだよ!!

 大体、そっちの人はみんなおかしいよ!」

 溢れ出した感情はまるで嵐のように激しく、朱里ちゃんが我慢していたことが一斉に言葉になってきました。

「官に刃を向けた時点で私たちは殺されたって文句が言えないのに、どうして私たちを許せるの?

 あの申し出だって本来なら殺されたっておかしくないのに、どうして結果的に受け入れてくれるの?

 一番わからないのは曹仁さんだよ!

 あんな言い争いをした軍の兵を、憎むべき黄巾賊の死体をどうして弔おうなんて思えるの?

 大怪我をしながらも、何であんなに冷静に私たちに向き合えるの?」

 私は朱里ちゃんの怒りの叫びを聞く。

 その叫びこそが、今まで朱里ちゃんがあの軍で背負わなければならなかったものだと思うと悲しくてたまらなかった。

「曹操さんも、他の将の人も・・・ 兵すらも怒っていたのは『自分たちが馬鹿にされた・見下された』からなんかじゃない!

 たった一人、曹仁さんが傷ついたっていうことにしか怒ってない!!

 私にはそれが、どうしてなのかわからないよ。

 ねぇ! 答えてよ!! 雛里ちゃん!

 どうして、どうしてそうしていられるの?!

 何で天の歴史も話そうとしない、あの人をそんな風に想えるの?」

 これは軍師の考え方だ、と思った。

 理論的で、全てに理由がないと落ち着かない。

 『相手の考えを想定し、その上を行く策を作る』という使命の元に動く、軍師の考え方。

 だけど私は、怒鳴り終った朱里ちゃんをそっと抱きしめていました。

「大変だったね、朱里ちゃん」

「雛里、ちゃん・・・・」

 驚いたような声を聞きながら、私は冬雲さんがいつもみんなにしてくれているように頭を撫でました。

「ごめんね、親友なのに・・・・

 そんな朱里ちゃんを支えてあげられなくて、こんな方法で聞いてあげることしか出来なくて、ごめんね」

 同じところに並んであげることも、一緒に背負ってあげることも、もう出来ない。

 それでも私は、親友を放って置くことは出来ないから、こんな方法しか取れない。

「ひな、りちゃん・・・・ うえぇぇぇーーーん!!」

 そうしてしばらくの間、泣いてる朱里ちゃんとこっそりと一緒に泣きました。


 泣き終わった朱里ちゃんと手を繋いで、私たちは一緒にその場で座っていました。

「朱里ちゃん。一つだけ確認したいんだけど、あの人が話した『天の歴史』の中に御使いなんて出てくる?」

 これは素朴な疑問でしかない。

 でも、これは決定的な違いだと思う。

「それは・・・・」

 言葉に詰まる朱里ちゃんに私はそれが正解だとわかり、ほっとする。

 きっと冬雲さんは『天の知識』という自分がいることで既に不確定となってしまったものを私たちに話しても、混乱しか招かないと思ったのか。あるいは、華琳様によって話すことを禁じられていたかの二択。

 私はそれだけを答えてから、そこから立ち上がりました。

「『木を見て森を見ず』、『天の歴史』なんて一つの考えばかり見てたら周りなんて見えないよ。朱里ちゃん。

 戦場も、軍も、未来(さき)も見えなくて不安で、怖いけれど、私はあの場所で一人じゃないことを教わったの。

 朱里ちゃんも一人じゃない。周りを見れば、たくさんの人がいるよ?

 何でも一人で背負っていたら、それは軍である意味はないよね?」

 きっとあの人たち(北郷さんと劉備さん)にも華琳様か、冬雲さんが何らかの処罰を下すだろうし、それも何をするのかは見当がついているけれど、私がここで言うべきことではないと思う。

 多分、朱里ちゃんが知ってしまったら、何としてでも防ごうとするだろうから。

 私はそのまま朱里ちゃんに背を向けて、軍へと向かおうとします。

「待って、雛里ちゃん。

 さっきの質問に答えてもらってないよ」

『何で天の歴史も話そうとしない、あの人をそんな風に想えるの?』

 私はその言葉にさっきの質問を思い出して、瞬時に想い人(冬雲さん)の笑顔が浮かんで顔が熱くなりました。

 だから私は振り返って、口元に指をあてながら微笑みました。

「朱里ちゃんも恋をすればわかるよ?

 この気持ちは理論でも、言葉でもうまく説明なんて出来ないことがわかるから」

 だってほら、笑顔を浮かべただけで私は、こんなに幸せになれるんだもん。

 驚いた表情の朱里ちゃんを置き去りにして、私は大切な皆さん(仲間)の元へ駆けていました。


雛里の成長が半端ないです。

ギャグパートが多かった分、その取り返しが来てますね。


次は関平視点の予定です。その後本編のつもりですねー。

合間にハロウィンが入るかもですが。


感想、誤字脱字等々お待ちしております。

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