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真・恋姫✝無双 魏国 再臨  作者: 無月
乱世 始動
104/111

 蓮の咲き方 【蓮華視点】

書けましたー。


今回はオリジナル設定が多量に含まれますのでご注意を。


また、今回も感想返信等が遅れますことをご報告します。

今日の感想は返信できると思いますが、深夜から月曜以降は遅れます。

 陽が沈み、夜もすっかり更けた頃に珍しく素面で私の部屋を訪れた姉様は、窓枠に腰かけて私室の机で筆を執る私を見ながら、唐突に声をかけてきた。

「ねぇ、蓮華。

 呉はこれからどうなっていくのかしらね?」

 言いたいことをはっきり口にする姉様らしくない言葉におもわず筆を止めて振り向けば、そこにいつものふざけた調子の姉様はおらず、真っ直ぐな瞳で私を見つめていた。

「なっていくものではなく、私達がこれからしていくものです」

「はいはい、言い直せばいいんでしょう。

 蓮華はこれから、呉をどうしていくつもり?」

 まるで他人事のような言い方に私はやや苛立ちを感じつつも、これがいつもの姉様だと思い諦める。

 もっとも私に全てを任せて将であることを選んだ姉様にとって、政は確かに他人事なのかもしれない。

「槐の策も、七乃の手回しも滞りなく進んでいますから、しばらくの間は袁紹を始めとした強大な諸侯から狙われることはないでしょう。

 今後は内側の問題である越族との友和などを進め、呉の守りを強化していくつもりです」

 七乃の想定通り、美羽(ここ)を見限って他に侵略行動へ移った者は確かにいるけれど、まだ残っているうまい汁を吸おうとしている者は存在していた。私達はそれらを制圧することが出来るほどの力を持っていても、一諸侯を相手にするには勢力はあまりにも小さい。

「蓮華は真面目ね~。

 母様も蓮華の爪の垢でも煎じて飲めば、少しは真面目になるのかしら?」

「それを姉様が言いますか。

 いい機会ですから、姉様の今後の将来設計についても聞かせてください」

 顔が引き攣るのを感じながら、私は姉様へとにっこりと微笑むと姉様もそんな私へと笑って見せる。

「真面目な妹に後を任せて悠々自適に生きる、とかどう?」

 けれど、その笑みはあまりにも姉様には不似合いだった。

「あの姉様がのんびりと心静かに? 何の冗談ですか」

「私だっていつも誰かをからかって、何かをしでかしてるわけじゃないのよ?

 美羽の一件が終われば、それこそ文官以外は大した仕事なんてないじゃない」

 武官の仕事はむしろそれからなんですが、これも姉様に行っても通じはしないだろう。

 姉様が欲している武官の仕事は生死のかかった血塗れの戦場を生き抜くことか、無法者たちを殺すこと。文官や私が中心となって内政を敷き、その間の街を守る警護をするだけことは姉様の欲していることではない。

 かといって、曹操殿達のような警邏隊を発足できればいいが、それには人手が足りていないのが現状だった。

「姉様は一度、祭にきっちり政について教鞭をとってもらうべきですね・・・」

 今でこそ私が上に立つと決まったからいいものを、これで姉様が政をしなければならなくなっていたらどうなっていたのか・・・ 考えるだけで頭が痛くなってくる。

 もっとも今こうして上に立っていても、扱いづらい姉様達に指示を出すのも苦労しているのだけど。

「やーよ、祭ってば語りだすと長いもの。

 そういう難しいことは冥琳がやってくれるもの」

「はぁ・・・」

 冥琳も冥琳で姉様に甘く、なんだかんだ言いながら協力しているから質が悪いのよね。

 そんな冥琳も以前の病気のこともあって、今は亜莎や穏にいろいろ教えつつ、無理のない程度しか仕事をしていないほぼ隠居状態。

 柘榴は将としてやるべきことはやってくれるけど、警護の時はいつも物足りなそうにしているし、槐は変わらず何を考えているのかが私にはまったくわからない。

 むしろ、私の方こそ姉様達が何をしたいのかが聞きたいくらいだった。

「ねぇ、蓮華。

 父様の件、あなたはどこまで知ってる?」

「・・・八割方、想像はついています。

 ですが」

 あの連合での際、洛陽で槐についていった思春や明命の報告によって、槐が何を調べていたのかを私は知っている。

 そしておそらく、母様はそれ以前からその答えに行きついていたのだろう。

「こんな状況じゃ(ここ)は動けないし、敵いっこないっていうんでしょう?」

「はい。それに父様は復讐など望みません。

 ならば私は、父様と母様が共に暮らし、残してくださった呉を守りたく思います」

 例えその裏に如何なる謀略があろうとも、父は武人として生き、武人として戦場で死んだ。

「残された私達が納得していようといまいと、父様は・・・」

「『死んだ奴は復讐なんて望まない』なんて、そんなの当り前じゃない!」

 私がそれ以上言葉を続けようとした瞬間、姉様は突然声を荒げた。

 窓枠に腰かけたまま、姉様の渾身の(怒り)をぶつけられた窓の格子は無残に壊れ、姉様はそのままさらに言葉を続けていく。

「父様は勝手に死んで! 死に顔なんて腹立つくらい穏やかで!! 普段はこっちが物足りなくなるぐらい何も言わなかったくせに、自分の言いたいことだけ全部言って逝ったのよ!!!

 そりゃ満足でしょうね! 武人として、父親として、もう最高に理想的な死に様だったでしょうよ!!」

 あの日、一見では誰よりも冷静だった姉様が

「勝手に死んだくせに笑って、満足して、こっちの言葉なんて聞きもしないで、なのに復讐すら望まない?

 ふざっけんじゃないわよ!!」

 あの時のシャオ以上に怒りを露わにしているその姿は

「復讐なんて望まないっていうなら、戻ってきなさいよ!

 戻ってくるっていうんなら、復讐なんてやめてやるわよ!!」

 怒っているにもかかわらず、泣いているようだった。

「姉様・・・」

 あの日に私が抱いたやりきれない思いは私だけの物なんかじゃなかったことを思い知りながら、姉様は荒げていた息を整えてから、腰かけていた窓枠から立ち上がる。

 ついさっきまで露わにしていた怒りの全ては収束し、姉様の瞳はもう私を見ていなかった。

「自分の手を汚さずに他をけしかけることで父様を殺したあいつは、今ものうのうとこの大陸に生きて、しかも病だか老いだかで天寿を全うしようとしてるんですって」

 くすくすと笑いながら告げているにもかかわらず、姉様の殺気をいつものように楽しんでわざと撒き散らすようなことはなく、一点に絞られたような冷たい殺気はまるで父のようだった。

「ねぇ、蓮華。あなたは許せる?」

 わざとらしく私に聞きながら、それでも私は首を振った。

「許す・許さないで問われるならば、私も許すことは出来ません。

 ですが・・・」

 私の言葉は最後まで口にすることを禁じるように姉様は私の頭に置いて、優しく撫でていく。

「それでいいのよ。

 私みたいな馬鹿とか、そんな馬鹿に上に立ってほしいとか言う奴らはみーんな私が持っていってあげる」

「えっ・・・ 姉様、それは・・・!」

 私の追求から逃げるように距離を取り、さっさと扉へと向かってしまう。

「あの時は母様と祭に譲ってあげたんだから、今度は私の番よね?」

「姉様!!」

「待たないわよ? もうたくさん待ったし、私にしては我慢した方だもの。

 それじゃ~ね~」

 そう言って姉様は、嵐のように去って行った。

 当然、私が止める間なんてなく、おもわず机の上で頭を抱えてしまう。

「思春に見張ってもらっても、無駄でしょうね・・・」

 母様も、姉様も、そして私も、一度決めたことを変えることはない。そして、姉様が行動を起こしたら、あの三人も共をする可能性は高くなる。

「はぁ・・・ あの御二人に出てきてもらうしかないわね・・・」

 既に隠居した方を頭に浮かべ、ある依頼するために私は文を書くべく筆を執った。




「蓮華様!!

 雪蓮様が冥琳様と柘榴様、槐様と共に城から・・・」

 そして今日、最早玉座を利用しなければ片づけられないほどの書簡に囲まれた私達の元に駆けてきた明命に、私は筆をおいて深く溜息を零した。

「あの三人以外の被害は?」

「その・・・ 兵五百と彼らの装備、それに加えてその場に居合わせてしまった七乃さんと小蓮様も連れていってしまわれたようで・・・」

「はぁ~・・・」

 やるとは思っていたけど、いくつか想定外のことが混ざり、溜息しか出てこない。

 私の隣で口を開けたまま動かない美羽の頭を撫でつつ、穏や亜莎は苦笑いを浮かべ、祭に至っては母様で慣れているのか明命の次の言葉に耳を澄ませている。

「いかが致しましょう? 蓮華様。

 今から追いかければ・・・」

「追いかけて止まるような姉様達じゃないわ」

「まったくじゃ。

 下手に追えば、返り討ちにされる可能性もあるしのぅ」

 思春の提案に私は首を振れば、祭も同意し、再び溜息が零れる。

 ただでさえ人手が不足している呉で、これ以上兵を無駄に削ることは避けたい。

「しかし、それでは・・・!」

 何を実行しようとしているかわかっている明命がそれ以上何かを言おうとした瞬間、扉は叩かれた。

「どうぞ」

 私が促せば扉を開いた先にいたのは、色素の薄い黄と白が混ざった髪を短くまとめ、穏やかに微笑む男性と、男性に寄り添うように並ぶ女性は長く伸ばした橙の髪を緩く編んでまとめ、視線の合った私へと優しく微笑んでくれた。

「お久しぶりです。程普(テイフ)殿、韓当(カントウ)殿。

 突然にもかかわらずこちらの申し出を受けてくださり、本当にありがとうございます」

 私が頭を下げれば、二人はかつてと変わらない様子で優しく微笑み、首を振る。

「引退しても、僕達は孫家の臣下だ。

 そんなに硬くならなくていいんだよ、蓮華様」

「そうよ、蓮華ちゃん。

 どうせまた舞蓮が勝手したり、雪蓮ちゃんに振り回されているんでしょう?

 孫達とのんびり暮らしてた私達だけど、出来ることがあるなら言って頂戴」

 かつて父と祭と共に孫堅四天王と謳われた御二人は結婚し、父が亡くなる少し前に前線から離脱し、事実上引退していた。そして、それらが公には袁家に仕えていることにするための戦力を散らす隠蔽工作であったことを祭から聞いたのはつい最近のこと。

 引退して以降、私がこの御二人と顔を会わせたのは父の葬儀ぐらいであり、祭曰く細々と母様達の協力もしていたらしいが、基本は夫婦二人で子や孫の世話をして暮らしていたらしい。

 韓当(銀葉)殿は祭と母様に比べれば線の細い姿でありながら武勇に優れ、私は実際に見ることは叶わなかったが馬上で大刀を振るう姿は見事だったことを母が褒めていたことを覚えている。

木春(モクシュン)銀葉(ギンヨウ)、貴様らどうしてここに居る?!」

「あら、祭。久し振りに会ったのにまともな挨拶一つも無しにそれなの?

だから、()き遅れるのよ」

 それに加え祭と銀葉殿が犬猿の仲であることも、よく話していたことの一つだった。

「お師匠様!

 お久しぶりです!!」

「それは壁だよ、明命さん。

 僕はこっちだ」

 木春殿が明命と七乃の師匠筋にあたる方であり、私が思春を連れてきた際も数日はこの方の元に預けられたことがあったらしく、思春曰く気配を断つのに長けた諜報の達人なのだそうだ。

 御二人について知るべく、暇を持て余しているだろう母様に詳細を求めたり、入ることを禁じられていた父の部屋に入ってみたり、祭に酒に付き合わされながら夜通し昔話を聞くことになったけれど、それも必要なことだと割り切るしかない。

「フンッ!

 舞蓮を見ていた影の薄いそやつと、秋桜を見ていたお主らが互いに妥協した結果じゃろうが!!」

「諦めないことが良い事なんて限らないわよ、祭。

 現に私とあなたは同じ年齢にもかかわらず、可愛い孫までいるんだから」

 銀葉殿はそう言いながら祭との距離を詰め、その目前まで来て睨み合う。

「それから、私と夫が結婚したことが『妥協の末』なんて言い分も気にいらないわ。

 誰も彼もが私の容姿に惹かれて媚びってきた中、誠実なる愛を注いでくれたのは彼だけ。私の運命の人を悪く言わないで頂戴」

「そう言い繕えば美談じゃが、貴様も舞蓮も所詮は木春と秋桜を喰らった虎じゃろうが!!

 大体、そやつの認識が困難なほどの影の薄さはなんなんじゃ?!

 舞蓮の阿呆は勘でわかると言い張っとったし、秋桜は認識しない者を不思議そうに首傾げるし、貴様は貴様でくっつくと決まった頃から認識しよる!!

 全く、揃いもそろって貴様らは常識というものを知らん!!」

 その言葉に祭と銀葉殿、木春殿を除いた者がほぼ同時に祭へと視線を集めたけれど、言い合いに夢中となっている祭が気づくことはなかった。

 そんな中で木春殿は私の元へと歩み寄り、机に置かれたいくつかの書簡を手に取って頷いていた。

「木春殿、騒がしくもみっともない状態で申し訳ありません」

「あぁ、蓮華様は僕のことを認識できるのですね。嬉しい限りです」

「はい? それはどういう・・・」

「いえ、何故か僕は昔から・・・」

 そう言って隣にいる明命へと視線を向けるが、明命はまるで木春殿が見えていないかのように周囲を探している。

「お師匠様?

 一体どこへ・・・?!」

「こういう体質でして。

 本人に触るとわかってもらえるんですが、隠密のしすぎなで気配を殺す癖がついてしまったのかもしれません」

 そうして寂しげに笑う木春殿は私の腰にある剣を見て、さらに目を細めた気がした。

「それに、こうしてドタバタしている方がここ(孫家)らしい」

「母様に振り回されただろう方に言われるとなんだか複雑ですが、褒め言葉だと思うことにします・・・」

「普段の生活は、騒がしいくらいでいいんです。

 静かなのは誰かを送る時だけで十分ですから」

 戦友である父の死の真実は、私から祭達に語ることは出来なかった。

 だが、いずれ伝えなければならないのなら、今ここで伝えてしまうべきだろう。

「蓮華様。私も銀葉も、そして勿論祭も、秋桜の死の真実を知っています。

 そして、雪蓮様がなさろうとしていることもわかっています」

「!?」

 驚く私に木春殿は口元に指を当てる仕草をするのみで、言わずとも私の問いがわかるように口を開かれた。

「我々の中でも、秋桜は根っからの武人でした。

 『如何なる謀があろうとも私は武人として生きて死ぬ、この人生に悔いはない』

 これは生前、戦場に赴くたびに無口な彼が(まじな)いのように口にしていた言葉です。そしてその言葉通り、彼は戦場で逝きました。

 そこに父や伴侶としての後悔があろうとも、彼は彼の人生を駆け抜けた。

 共に駆けた我々は彼の想いがわかりすぎるが故に、最早復讐など起こす気にはなれないのですよ。蓮華様。

 それに今更あの古狸の皮を剥ぎ、秋桜と同じ場所に送ったところで、秋桜は狸など歯牙にもかけないでしょうしね」

 木春殿の父と共に過ごした時間の重さに少しだけ嫉妬しながら、私はようやく祭が飛びださなかったことが納得できた。

 なら、それを察しているこの方に、私は一つ訪ねることにした。

「・・・木春殿は姉様の行おうとしていることについて、どう思われますか?」

 私の言葉に木春殿は口元に手を当てて考えるような仕草をした後、隣にいた明命の肩を叩いた。

「明命さん、雪蓮様は七乃さんも連れていったんでしたね?」

「え・・・あっ、は、はい!

 七乃さんだけでなく、冥琳様や柘榴様、槐様、小蓮様も一緒に!!」

「それなら、いくらか勝算はあるかもしれません。

 七乃さんならきっと気づきますし、冥琳さんなら下調べを怠るようなこともないでしょうから」

 言葉の意味がわからず首を傾げる私に木春殿は微笑むばかりで、私の髪に触れるようにしながら頭を優しく撫でてくれる。

「見た目こそ大殿ですが、蓮華様はどこか秋桜に似ていますね」

 優しい声と眼差しで言われた言葉は、かつての私なら手放しで喜んでいただろう。

「似ているかもしれませんが、私は私です。

 母様も、父様も辿り着くことのなかった呉の統治を、私はやり遂げてみせます」

 けれど、私はもう誰かになろうとなんてしていない。

 他の誰でもない私が、呉を守っていくと決めたのだから。

「自分に芯があるところが、二人にとてもよく似ています」

 私から手を離し、眩しそうに目を細めた木春殿は後ろを振り向きながら手を叩く。

「銀葉、いつまで祭とじゃれているんです。

 越族との交渉へ向かいますよ」

「ねぇ、あなた。嫁き遅れの祭に、私達の孫でも紹介してあげましょう。

 そうしたら小姑として、祭にいろいろ言えるもの」

「貴様の血縁者など、こっちから願い下げじゃ!!」

「銀葉、そんな年増で老けた孫の嫁なんて嫌ですよ・・・

 それに僕らの勝手で相手を決めるなんて、あの子が可哀想でしょう」

「よしっ、貴様ら夫婦揃って表に出ぃ!!

 久しぶりに叩きのめしてやるわ!!」

「祭、もうぼけまで始まったの?

 私があなたに叩きのめされたことなんて、これまで一度もないじゃない」

「ぎ~ん~よ~う~!

 得物を持たずに錆びつかせたお主であっても、もう容赦はせんぞ!!」

 私達が割って入ることが許されない口喧嘩が勃発し、私はまた一つ大きな溜息を零した。

「祭、やりあうなら解体しなきゃいけない美羽の屋敷だった場所で暴れて頂戴ね・・・」

 それだけをしっかり伝え、私は多くの書簡と戦いを始めることとした。


次は白を進めて、その次に本編になるかと思います。



以降は、今回登場した二名と秋桜について説明を少し書きます。

詳細等が気になる方・希望者がいれば、キャラの設定がぼちぼち溜まってきているので、まとめるなどの作業をしたのちに番外の方にあげたいと思います。


韓当(カントウ)

孫堅四天王の一人であり、女性。

真名は「銀葉(ギンヨウ)」であり、由来はリューカデンドロンという花の和名である銀葉樹からきている。花言葉はいくつかあるが彼女の名に込められているのは『閉じた心を開いて』。



程普(テイフ)

孫堅四天王の一人であり、男性。

真名は「木春(モクシュン)」であり、由来はマーガレットの別名である木春菊からきている。花言葉は『真実の友情・愛の誠実』。



秋桜(シュウオウ)

孫堅四天王の一角であり、舞蓮の亡き夫。そして、雪蓮達の亡き父である。

彼の名前はこれまで明言してこなかったが、孫堅四天王の一角である祖茂(ソモ)

名前の由来は「桜」だが、「秋」の一字があるように彼は秋咲きの桜が名の由来である。


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