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公爵令嬢の改革記  作者: 内田美紀
1章 転生しました。
4/14

反省します。

 更新が遅かった上に、短い・・・・・・。本当に申し訳ないです。

 お気に入り登録して下さった方、ほんっとうにありがとうございます。

 皆さんの話を聞く限り、私はあれから熱を出し、ずっと寝ていたそうです。三日間も。

 泣きもしないし、起きもしない。このまま死んでしまうんじゃ・・・・・と思った矢先に私が起き出し、狂喜乱舞です――――お父様が。

 他の屋敷の人(お母様を含む)は、泣いて喜んでくれました。お父様のように小躍りはしていません。


 お医者様は私が目覚めた後、すぐに来て下さいました。診察によると私はもう大丈夫ですが、しばらく何も口にせずにいた為、食欲が落ちるそうです。なので、栄養補助のための液体状の薬がでました。

 ・・・・・・・ものすごく苦そうです。


 ちなみに、私が寝ている間は治癒属性の栄養補助というものを使ったらしいです。あ、もちろん魔法です。魔法って便利ですね。

 この魔法は、文字道理、栄養が取れていない者の栄養補助に使う魔法です。

 後、お父様達の会話を盗み聞きしていたら、私も魔法が使えるそうです。やったー!



 私、反省しました。私は本気で「来世でやっていく」って言ったんです。なのにいつの間にやら柄でもなくしゅんとして。バカですね。ほんっとうに馬鹿ですね。だって、だって・・・・・・。


 すぅ、


 母さんに気付かされるなんてえええぇぇぇぇぇぇ!!!!


 ・・・・・・はあ。すっきりした。


 母さんは、とても優しかったのです。ですがそれ以上に馬鹿だったんです。

 それは世に言う自宅警備員ヒキニートよりも――――ということは置いておいて。


 まあ、なんていうか、あれですよ、あれ。反抗期。ちょうどその時期に転生しましたからね。多分今が反抗期なのでしょう。

 現在絶賛反抗期の方、反抗期を経験したことのある方。その方々には分かって貰えるかもしれませんが、今母さんに何か言われたら、いらいらして「分かってるっ!」とか言いそうです。


 生後三ヶ月で反抗期・・・・・・・・前代未聞ですね。




 そんなこんなで、私、決めました。


 前世で何も出来なかった分、今世でがんがんやっていこうと!

 そうと決まればぼーっとしてられません!まずはー、えーっと・・・・そう!立つ練習!それと同時に喋れるようになること。後はせっかく使えるようですし、魔法の練習!

 そしてまず目指すは王妃!神様から運命付けられたとはいえ、自分磨きをそっちのけにしてはなりません!お手本として、お母様!素晴らしいですね、お母様!


 よしっ、がんばるぞー、オー!!


 海賊王に俺はな――――違う違う。


 私、絶対に、この国を立て直します!



 そう意気込んだ私の中には、赤ちゃんのふりとか、母さんがあのとき、最後何を言おうとしたのか、そんなことなどすっかり忘れてしまっていました。

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