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ぼくのがいこく生活  作者: 玲於奈
7/18

マッシュビー

なし

ロンドンにきて

すぐのころ

かなしくて


日本にでんわしたくて

どうやって

にほんにでんわをかけるのか

パパに聞いた


パパはむずかしい顔をして

じさがあるんだと

ぼくにつたえた


びっくりなことに

とうきょうとロンドンは

同じ時間ではなくて

ぼくのいる

ロンドンの方が

東京より9時間あとだという


いみがわからなくて

それっきり

でんわはかけなかった


でも

さっきのめいわくな

えみおばさんのでんわで

ぼくは

はっきりわかった。


おばさんのいる東京は

いま

たったいま

よるなんだということ


そして

おばさんがいつになく

おさけを

のんでいたので

おそいじかん。

わかった。


わかって

ぼくもおどろいた

まるで

いつも

ぼくがみている

めいたんていKのようだった

ほんとうに

びっくりした。

なぞがとけてしまった。


でもきがかりなことを

えみおばさんが言っていた。


「こうこくかいしゃの人と

 ママがなかよくなっている」


どういうことかはわからない。


パパにいったほうがいいのかなあ


・・・・


わからない。


ハドソンさんが何もなかったように

ぼくをよぶ。


テーブルにはいつものように

きちんと

夕ご飯ができていた


そして今日はにおいのとおり

ぼくのとってもすきな

フィッシュあんどチップス


ハドソンさんのマッシュポテトは

だいすきなんだけど・・


でた。

やっぱり

いつものように

マッシュビー

きょうもやまもりだ

フィッシュあんどチップスの

さいだいのなんかん。

いつも思うけど

どうして

このすばらしい組み合わせに

みどりなのかな


またパパに食べてもらうしかないかなと

思いながら

ハドソンさんに教えてもらって

すきになった

こびんのビネガーをお魚のフライにふった。


電話のことは

ハドソンさんは

なぜか

なにもいわなかった。






なし

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