回復役を追い出した勇者パーティーの末路を、私は薬草畑から眺めている
最終エピソード掲載日:2026/03/28
五年間、勇者パーティーの回復役を務めた薬師ナターシャ。
ある日「市販のポーションで十分だ」と追放される。
引き継ぎメモを差し出したが、受け取ってもらえなかった。
ならば仕方ない。祖母が遺してくれた辺境の薬草畑で、新しい暮らしを始めよう。
畑の隣には、寡黙な青年が住んでいる。
毎朝、なぜか反対方向から水やりに来る彼の名は、ルーク。
やがて届くニュース。
元パーティーの攻略速度が激減し、毒に倒れる者が続出しているらしい。
勇者から届いた「戻ってきてくれ」の手紙を、ナターシャは薬草の肥料にした。
ここには太陽がある。土がある。
名前も呼べないほど不器用な隣人が、夜中に水路を掘っている。
もう遅い。
私の居場所は、もうここにしかない。
ある日「市販のポーションで十分だ」と追放される。
引き継ぎメモを差し出したが、受け取ってもらえなかった。
ならば仕方ない。祖母が遺してくれた辺境の薬草畑で、新しい暮らしを始めよう。
畑の隣には、寡黙な青年が住んでいる。
毎朝、なぜか反対方向から水やりに来る彼の名は、ルーク。
やがて届くニュース。
元パーティーの攻略速度が激減し、毒に倒れる者が続出しているらしい。
勇者から届いた「戻ってきてくれ」の手紙を、ナターシャは薬草の肥料にした。
ここには太陽がある。土がある。
名前も呼べないほど不器用な隣人が、夜中に水路を掘っている。
もう遅い。
私の居場所は、もうここにしかない。
第1話 さようなら、お元気で
2026/03/28 15:25
第2話 隣の畑のついでの人
2026/03/28 15:25
第3話 お手紙は肥料にいたしました
2026/03/28 15:25
第4話 銀露草は夜明け前に摘むもの
2026/03/28 15:26
第5話 私のポーションなら、助けられたのに
2026/03/28 15:26
第6話 泣いてもいいですか
2026/03/28 15:26
第7話 反対方向に一時間
2026/03/28 15:26
第8話 畑が枯れたら困る
2026/03/28 15:26
第9話 もう遅いですよ?
2026/03/28 15:26
第10話 名前で呼んでいいか
2026/03/28 15:26