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本当に大切な人

お久しぶりです…

本当に久しぶりに投稿しました…

すみませんm(_ _)m

 

ここ…は?

あぁ、いつもと変わらない地獄か、


「ミリア!よかった、目が覚めたのね。」


お姉様…?

なんでここに?ここは地獄なのに


「おねえ…さま?なんで?」


「それは…」

お姉様はしぶるようにわたくしが眠っていた時におきた出来事について説明した、


お姉様曰く

メルがお父様に「リズのこときらぁい」と言ったせいでお父様はリズの処分をしようと考えたのだとか。

しかし、いくら王だとしても殺人はさすがにダメだとこの地獄に誕生日プレゼントとして捨てたそう。そして、お姉様がわたくしのこの醜い姿を見てお父様に抗議したところ顔をぶたれてそれに怒ったわたくしが聖女の力を暴走させたのだそう。すぐに気を失って今まで眠っていたらしい。


「つまり、お姉様がここに来たのはメルのせいか!メル!絶対に許さない、」


「待って!ミリア!わたくしはここに来れてよかったと思っているわ。」


何を…言っているの?お姉様?


「お姉様、ここは地獄です。お姉様はもっと明るくて笑える場所に居るべきです。わたくしのような影がいるような場所にお姉様のような光が無理に居る場所ではないのですよ、」


「違うわ。わたくしは無理にこの場所に居る訳では無いから。わたくしはね地上よりもここにいる方が幸せに思えるわ。ミリアがここでメルにどんな風に虐げられたかわたくしにはわからないし、ミリアが苦しんだ場所が幸せと思いたくない。」


「なら、なんで、?ここは暗くて苦しい場所なのに」


「それはね、地上よりここの方が本当に大切な人と一緒にいれるから。」


「あ……でも、でも!お姉様は地上の方が幸せだったのではないのですか!?」


「それは違うわ。わたくしは地上で便利な駒として道具として動かされていたわ。それは時にわたくしの心を壊した。ミリアに会いたいと言う想いも、ミリアをたすけたいと言う想いも全て壊れるぐらいに。でも1つだけ。これだけは何度心を壊されてもわたくしの中にあったの、それは……」


「それは?」


「わたくしの本当に大切な人はミリアだってことよ。」










面白いと思ってくださった方、いいなと思ってくださった方などへ


ブックマークやいいねをしていただければとても嬉しいです。


どうかこれからもよろしくお願いします!

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