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第二次世界大戦 ~枢軸国winner版~  作者: 怒りに身を焦がし者
ヨーロッパ編
4/9

第参話    ~バトル・オブ・ブリテン1~

バトル・オブ・ブリテンはまだ続きます。

次回は,バトル・オブ・ブリテンの終結になります。

ご期待ください!

さて、パリに入城したドイツ軍は一息ついていたがイタリアはそうはいかなかった。


もともと、イタリアではしぶしぶ参戦の傾向が強かった。

つまりは、ムッソリーニが強行して戦争をしていたということだ。

これにより、イタリア国内はまとまりを欠いていた。


が、同盟国の両国の活躍を見て参戦派が増加。


また、イタリアの国民性はボジティブでマイペースなため、

一度火が付いたら止められない。


イタリア軍はリビア、エジプトに本格的に進出。

そしてエスペロ船団の戦いが起こった。

地中海で起こった戦争である。


イギリス、オーストリア側は軽巡洋艦五隻。

イタリア側は駆逐艦三隻。


イタリアの士気すさまじく、

軽巡洋艦の三隻を撃破、もしくは沈没させた。


それに対しイタリアは駆逐艦一隻を失ったのにとどまった。


小さな戦いではあったが、

少数で大きな戦果を挙げた事実はイタリアの士気を大きく奮い立たせた。


イタリアにとっては国民の士気にかかわる大事な一戦であった。


それに呼応するかのように、エジプト方面では、ドイツのロンメル将軍の力を借りて、

連戦連勝で戦いを有利に進めていた。


その後、イギリス海軍とフランス海軍の戦いが勃発。

戦いとはいっても停泊中のフランス軍艦船をイギリス軍が攻撃したものであった。

フランス軍が後の脅威となると判断した上での攻撃であった。

当然イギリス海軍が勝ち、多くのフランス軍兵士に犠牲者が出た。

これによりフランスでは連合国に対する不満が増加し、

枢軸国寄りの世論が増えた。


これをヒトラーが見逃すわけがなく、

フランス軍および世論を味方にするべく交渉を始めた。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


イタリア軍とイギリス、オーストリア連合軍の衝突が各地で起きているころ、

ドイツとイギリスの衝突が始まろうとしていた。


ヒトラーは国会で【平和的解決か、全面的破壊の二つしかない】と演説。

また、アシカ作戦(イギリス本土上陸作戦)の完成を急いだ。


一方イギリスは、フランスが降伏する前に首相が変わっていた。

その新しくなった首相こそチャーチルだ。


チャーチルは防御策を立案。

レーダーの強化、防衛機の増加を目指した。


ここで、イギリス軍の装備などを説明しよう。

代表的な小銃としてはリーエンフィールドNo.4 Mk.I小銃がある。

また、航空機は、スピットファイア、ハリケーン、テンペストなどだ。


対するドイツは零式艦上戦闘機(以下、ゼロ戦)

メッサーシュミット(航続距離が足りないため国防機となる)

Ju 388爆撃機などだ。

このドイツとイギリスの衝突を俗にバトル・オブ・ブリテンという。


戦いの火ぶたはドイツから切られた。


シュトゥカ、Ju 388などからなる爆撃機、護衛機に零式艦上戦闘機五二型

など総計約500機ほどが

イギリス軍のレーダーサイトや滑走路目掛けて進軍した。


イギリス軍はレーダーで事前に察知。

スピットファイア、ハリケーンを防衛に飛ばした。


が、ゼロ戦の性能が全く分からなかったことと、

ゼロ戦の風聞(中国空軍殲滅の報)に惑わされ返り討ちにあった。

それにより爆撃機は安心して爆撃を行うことができた。

イギリス側のレーザーサイト、軍需基地などは壊滅状態、

それに対し枢軸国側はゼロ戦十二機、爆撃機25機の小さな損害だった。


初戦は大勝だったが、段々敵もゼロ戦の戦い方や弱点などを把握し、

戦果が徐々に少なくなり、被害が増えてきた。


そのうち、イギリスからも空襲が来るようになった。

基本、メッサーシュミットの返り討ちにあっていたが、、。

少なくない被害を受けた。


そこでドイツは新兵器の投入を決意。

それが、V2ミサイル改だ。


ヴェルナー・フォン・ブラウンの設計であり、後のロケット技術にも

生かされた弾道ミサイルである。


V2ミサイルはまだ空中分解することが多かったが、うまくいったときは、レーダーにも映らずに、

超音速で飛来し、目標地点で爆発した。

その心理的効果は大きく、

イギリスの市民は日夜おびえながら過ごさなければならなかった。


V2ミサイルは、欠陥が多く到達したのは半分ほどしかなかったが、

新しく開発されたV2ミサイル改はその欠点をほとんど補い、

誤差は目標地点から50m圏内という傑作だった。

ただ一つ、コストが高かったのが難点だが、、。


この技術は日本にも持っていかれ、

後の太平洋戦争でも大きな活躍をすることとなる。

ポイント、ブックマーク、お願いします、、!

ついでにtwitterもよろしくお願いします。

更新したときはtweetしているので、、。

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