理想郷
ムウ兄と新島先輩、それからボク。3人だけの天体観測は、いつも静かな神社で行われる。
「なあに言ってんの哲司、照れんなって。好きなことやらなきゃ、楽しくないだろう? それを恥じる必要がどこにあるんだよ。僕たちは楽しくやらなくちゃいけない。違うか?」
そう言ってムウ兄は、いつも新島先輩に絡んでいく。
だが、そこには、ボクにだけ踏み入れることのできない、先輩たちだけの領域があってーー
幸福と善意とエゴの話。
久しぶりにこちらにも。この作品は、カクヨム様にも掲載しております。
「なあに言ってんの哲司、照れんなって。好きなことやらなきゃ、楽しくないだろう? それを恥じる必要がどこにあるんだよ。僕たちは楽しくやらなくちゃいけない。違うか?」
そう言ってムウ兄は、いつも新島先輩に絡んでいく。
だが、そこには、ボクにだけ踏み入れることのできない、先輩たちだけの領域があってーー
幸福と善意とエゴの話。
久しぶりにこちらにも。この作品は、カクヨム様にも掲載しております。