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【書籍化&コミカライズ!】少年マールの転生冒険記 ~優しいお姉さん冒険者が、僕を守ってくれます!~  作者: 月ノ宮マクラ


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083・王都ムーリアの前日祭

第83話になります。

よろしくお願いします。

 僕らは、王都の中心部へとやって来た。


 シュムリア王国の王様の50歳の誕生日――その前日祝いに盛り上がる王都ムーリアの中心部は、本当にたくさんの人でごった返していた。


 人間、エルフ、獣人、ドワーフ……色んな人種がいる。


 商店は賑わい、広場には出店が並び、大道芸人たちの見せる技に、集まった皆が感嘆の声をあげた。


 パン パパン


 昼間なのに、花火も上がっている。


(すっごいな~)


 呆けたように見上げていると、イルティミナさんが笑いかけてくる。


「さぁ、行きますよ、マール、ソル」

「うん」

「はいよ~」


 僕ら3人は、しっかり手を繋ぐ。


 そうして、祭りで賑わう人の海へ、僕らもその一部となるために突入するのだった。



 ◇◇◇◇◇◇◇



 1番最初に目についたのは、広場でやっている大道芸『ナイフ投げ』だった。


 大きな板の前に、女の人が立っている。


 両手首と両足首が、板に金属の枷で固定されていて、動くことはできない。その両手と両肩、頭の上に、リンゴのような果物が乗っていた。

 10メートルほど離れた場所には、ナイフを持った男の人。


(うわ、本当に投げるの?)


 失敗したら、間違いなく大怪我だ。

 最悪、死んでしまう。


 まさに命がけの芸。


 ハラハラ


 僕だけでなく、ソルティスや周りの人も、固唾を飲んでいる。

 でも、イルティミナさんだけは、落ち着いた顔だ。


 そして、


 シュッ ザスッ


「おぉ~!」


 肩の上のリンゴに命中!


 観客から歓声があがる。

 でも、すぐに男の人が2投目の体勢に入り、声は消えていく。


 静寂の中、


 シュ ザスッ


「おおぉ~!」


 2投目も成功!


 そして彼は、3投目、4投目も成功させた。


 観客からは、また歓声があがる。


 すると、ナイフを投げる男の人は、懐から1枚の布を取り出して、それで目隠しをしてしまう。うわ、本当に!?

 観客からも、どよめきの声がする。


 ソルティスも、見たいけど見たくないという顔で、姉の手を強く握っていた。


 唯一残っているのは、頭のリンゴ。


 拘束されている女の人は、ゆっくりと目を閉じた。


「…………」


 ゴクッ


 誰かが唾を飲む。


 そして、


 シュッ ザスッ


 空中に煌めいたナイフは、見事にリンゴだけを貫いた。


「おぉおおお~!」


 パチパチパチ


 観客は、拍手喝采。


 僕も、ソルティスも、思いっきり手を打ち鳴らした。


 拘束を解かれた女の人と、ナイフを投げた男の人は、僕ら観客に向かって優雅に一礼する。


「凄いね、イルティミナさん! 今の見た?」

「はい、見事な技術でしたね」


 興奮する僕に、イルティミナさんは笑う。


 うん、そうなんだ。


 あの男の人は、最初から最後まで、目隠しをしてさえも、ナイフを投げる動作が変わらなかったんだ。

 本当に凄いよ。


 しかも、


(なるほど、ナイフって、ああ投げるんだね?)


 僕には、とても勉強になった。


 そして、的となった女の人も、あの男の人に命を預けて、本当に微動だにしなかった。

 その信頼感も、格好いいよね!

 

 チャリン チャリン


 観客たちが、地面に置かれた逆さまの帽子に、お金を投げていく。


「えい」


 僕も1リド硬貨を、投げ入れる。


 隣のイルティミナさんは、10リド硬貨だった。


 そして、ソルティスは、奮発して、なんと100リド(1万円)硬貨を放っていたりする。うわ~。


 少女は、小さな胸を押さえて、熱いため息をこぼす。


「いや~、見ててハラハラしたわ~。特に最後のあれ!」

「うんうん」


 僕は、大きく頷く。


「目隠しして、投げるんだもん。本当に、びっくりだよ」

「ほんと、そうよね~?」


 僕らは笑って、感動を分かち合う。

 そんな僕らに、イルティミナさんは、小さく苦笑して、 


「2人とも? こっそり教えておきますが、最後の目隠しの布は薄いので、ちゃんと前が見えていたと思いますよ?」

「……え?」

「……は?」


 僕らは、ポカンとする。


 振り返ると、ナイフ投げの男女は、まだ観客の声援に応えていた。


 真実を見抜いたお姉さんは、まるで学校の先生みたいな顔で、

 

「もちろん、ナイフ投げの技術は確かです。ですが、こういう芸には、そういうこともあるのだと知っておくと良いですね」

「…………」

「…………」


 そ、そうなんだ。


(ちょっとショック)


 そして、もっとショックな少女は、恨みがましい声で言う。


「……うぅ……私の100リド、返してぇ……」


 その呪詛の呟きは、王都の喧騒に飲まれて、悲しく消えていった――。



 ◇◇◇◇◇◇◇



 さて、僕ら3人が、王都ムーリアの中心部までやって来たのは、生誕前日祭を楽しむのとは別に、もう1つの目的があった。

 

 ずばり、買い物だ。


「この時期は、どこのお店もセールをやってるんですよ」


 とは、イルティミナさん情報。


 その言葉通り、王都に建ち並ぶ商店には、『セール』、『割引』、『限定特価』などの嬉しい文言が、店先に貼り紙や看板となって飾られている。

 いまだ借金のある身としては、今がチャンスだった。


「マールは、何か買う予定の物はあるのですか?」

「うん!」


 僕は頷く。


「魔法の発動体と、あと絵の具を買おうかなって」


 そのために、銀行で貯金も下ろしてきたんだ。


 イルティミナさんは、笑う。


「なるほど。マールは、絵を描くのが本当に上手ですものね?」

「えへへ」


 実は僕、暇な時間は、よく絵を描いている。


 殺風景な僕の部屋には、今、ようやくベッドの他に、机や箪笥が置かれるようになった。


 その机で、僕は毛筆とインクを使って、これまで旅してきた風景や、魔物の絵を描いているんだ。


 王都ムーリア。

 冒険者ギルド『月光の風』に、湖と神聖シュムリア王城。


 イルティミナさんの家。


 クレント村と雑木林。

 ゴブリンの巣に、草原の街道、ディオル遺跡。

 ケラ砂漠に岩山町。


 ゴブリン。

 ホブゴブリン。


 スケルトンにミイラの祭壇、そして、骸骨王。


 大小のサンドウォームたち。


 覚えている限り、全部を描いた。


(僕の……マールの冒険の記録だね)


 それらは全て、部屋の壁に貼りつけてある。

 でも、それを見たソルティスには、「なんじゃ、この部屋!?」とドン引きされてしまった……。


 だけど、転生前の記憶がない僕は、せめて、マールとしての人生の記録を残しておきたいと思ったのだ。だから、なるべく絵を描くようにしている。きっと、今日の祭りの風景も、描くと思う。


 で、今までは、インクを使った水墨画だったけど、


(そろそろ、カラー絵にも、したいよね?)


 と思った次第なんだ。


「他にも、毛筆とか、もう少し種類が欲しいかなぁ」


 細いのと太いの、1本ずつ欲しい。


 ソルティスは、呆れたように僕を見る。


「アンタ、冒険者やめて、絵描きにでもなる気?」

「いや、そんなつもりないよ」


 ただの趣味。


「なんなら、ソルティスの似顔絵でも、描いてあげようか?」

「…………」


 僕は、ジーッとソルティスの顔を見つめる。


(ん~、本当に、整った顔だね?)


 と、その白い美貌の頬が、ポッと赤くなった。


「い、いいわよ、別に!」


 腕で顔を隠して、背中を向けられる。

 なんで?


「じゃあ、イルティミナさんは?」

「…………」


 見つめると、彼女の精巧な顔は、困ったように微笑んだ。

 その頬は、ほんのり赤くなり、


「マール? その……そんなにじっくり見られると、さすがに恥ずかしくなります」


 ???


「2人とも美人だよ?」

「……まぁ」

「あ~、もう! 嫌ったら、嫌! 似顔絵、禁止!」


 えぇ~?


 イルティミナさんは、綺麗な髪で、赤くなった顔を隠してしまい、ソルティスには、完全に背中を向けられてしまった。

 なんだか、ウォン姉妹には、不評のようである。


(う~ん、残念)


 でも、いつかこっそりと描いてやろうと思う僕だった。



 ◇◇◇◇◇◇◇



 お店が近いというので、先に『魔法の発動体』を買うことにした。


 立ち寄ったのは、武器屋ではなく、魔法具屋。


 ソルティスの馴染みだというこの店で、少女は今、僕の代わりに店主のお婆さんと、発動体に関する詳しい話をしてくれている。


「初心者だから、魔法球は8号サイズでいいわ」

「ほいほい、8号ね」


 お婆さんは、頷いている。


「でも、逆流時の安全装置とセキュリティー機能は、ちゃんとつけといて」

「ほいよ」

「あと、アイツは剣士だから」

「共鳴式かい?」

「そう、剣先でお願いね。それと――」


 2人のやり取りの間、僕は、店内を見回す。


 ここは大通りからちょっと離れた場所にある、小さくて狭い店だ。

 他にお客さんの姿もない。

 そして、店先に『割引』や『セール』の文字も書いてないけれど、ソルティスが『品質は保証するわ』と言っていた。


(ま、彼女を信じよう、うん)


 それにしても、だ。


 なんだかここは、置いてある品が、とっても怪しい。

 生き物の内臓だとか、目玉だとか、骨だとか、液体の詰まった瓶に入っている。呪符や巻物のような物もある。よくわからない、干からびた細長い何かもある。


 魔女の店。


 なんか、そんな感じだった。


「…………」

「…………」


 イルティミナさんも、ちょっと顔をしかめて、その品々を眺めている。

 やがて、話がついたのか、


「マール。3000リド、出せる?」

「あ、うん」


 少女に言われた値段のリド硬貨を、僕は差し出した。


「はいよ」


 お婆さんが代わりによこしたのは、小さな腕輪だった。


(え? これで30万円!?)


 目を剥く僕に、ソルティスが説明してくれる。


「リュタみたいに、2刀流にしようかと思ったけど、マールは剣士だからさ。邪魔になると思って、杖はやめたのよ」

「あ、うん」

「で、この腕輪なんだけど、これを装備しておけば、その手にある剣で、タナトス魔法文字を空中に書けるようになるの。その方が、一々、魔法石のついた発動体に持ち替えなくていいし、マールも慣れた武器の方が書き易いでしょ?」


 おぉ!

 それは、確かにありがたいかも。


(……ソルティス、そこまで僕のこと、考えてくれたんだ?)


 それが嬉しかった。


 ソルティスは、カチャリと僕の右手首に、腕輪を填めてくれる。


「じゃあ、ここで一度、魔法を試してみて?」

「ここで?」


 店主のお婆さんも頷いてくれたので、僕は、店内で『妖精の剣』を抜いた。


(よし、集中するぞ)


 腕輪に魔力を流す。

 そこに埋め込まれた魔法石が、白く光を放ち始めた。

 

「輝きの鳥よ、僕らを照らせ。――ライトゥム・ヴァードゥ!」


 ヒュヒュン


 慣れた剣先で、タナトス魔法文字を描く。


(わ、本当に文字が残った?)


 ちゃんと空中に、特異点となる魔法文字が輝いている。


 最後に、剣を強く振る。


 ピィイイン


 腕輪の魔法石から、光の鳥が飛び出して、僕らを照らしながら、頭上を旋回した。


(よかった、1回で成功した)


 ホッとする僕。

 イルティミナさんが、小さく拍手する。


「お見事です、マール」


 あはは。


 ソルティスとお婆さんも頷いた。


「大丈夫そうね」

「だね」


 僕は、妖精の剣を鞘にしまい、頭の上に光鳥を乗せながら、2人に頭を下げた。


「ありがとう、ソルティス、お婆さん」

「はいよ」

「どういたしまして」


 2人は笑う。

 そして、お婆さんは、微笑ましそうに隣の少女を見て、


「他の人のために、ソルちゃんがこんな一生懸命なのは、アタシも初めて見たよ。おかげでこっちも、しっかり選ばなきゃって思ってねぇ」

「ぶ……っ!? ちょ、何言ってるの!?」

「ホホホッ」


 必死に、お婆さんの口を押さえるソルティス。

 

(え~と?)


 ま、根が優しい子だからね。

 僕が特別ってわけでも、ないんだろう。


 イルティミナさんが、そんな僕の横顔を見つめて、


「……この子は、私の妹ですものね」


 と、少し困ったように笑っていた。



 ◇◇◇◇◇◇◇



 その後、毛筆や絵の具などの画材を買ったり、他のお店や大道芸などを見物していたら、日が暮れてきてしまった。


「今夜の夕食は、外食にしましょうか?」

「うん」

「賛成~!」


 というわけで、近くのレストランへ。


 でも、さすがに生誕前日祭の真っただ中だ。どこもかしこも、混んでいる。結局、行列に1時間半ぐらい並んで、ようやく席に着くことができた。やれやれ。


 頼んだのは、フィオステーキ。


 メディスで食べたことのあるフィオサンドのステーキ版だ。


(へ~、美味しそう!)


 あれはフィオ肉をパンで挟んであったけれど、今日は、お米と一緒だ。


 ムグムグ


 うん、肉汁と絡まって、すっごく美味しい。

 こっちの方が、肉が柔らかくて、ソースの香りもちょっと上品だ。これは、フルーツでも使ってるのかな?


 食欲全開の僕とソルティス。


 イルティミナさんは、優しく笑いながら、自分の食事をゆっくりと続けていた。


 気づいたら、日が暮れていた。


 レストランの窓からは、遠く神聖シュムリア王城が、神々しくライトアップされている。 


(あそこで、キルトさんも食事してるのかな?)


 ドレス姿で、お酒を飲んでる姿が思い浮かぶ。


 でも、僕なら、王様や王家の人々、貴族の皆さんとの晩餐会なんて、緊張しすぎて何も食べれなさそうだ。


 と、


「そうそう、マール?」


 食後の果実ジュースを飲んでいたソルティスが、僕を呼んだ。

 ん?


「この間やった、マールの身体の調査結果、一応でたわ」

「え? あ、うん」


 突然の話題で、ちょっとびっくり。


 実は先日、僕はソルティスに、この『神狗』だという身体のことを調べてもらったんだ。


 血を抜かれて、視力検査や聴力検査などもして、唾液まで取られた。


 よくわからない針で、あちこち刺された。

 これは、少し痛かった。


(あとは、護符みたいのを貼りつけて、様子を見られたりしたっけね)


 あと反復横跳びや、垂直ジャンプなど体力測定もやった。


 それと、その時、


「マールって、ちゃんと外見的には普通なのよね?」

「ん?」


 どういう意味かと思ったら、


「だ、だから、その、お、お尻とかに尻尾とか、変なの生えてないわよねってこと!」


 赤くなって怒鳴られた。


(あぁ、そういうこと)


 納得する僕。

 答えようと思ったら、同席していたイルティミナさんが、先に答えた。


「間違いなく、普通でしたよ」

「え?」


 ソルティス、ポカンだ。


「前も、後ろも、全て普通の人間と変わりません。ただの男の子です。それは、私が保証します」

「……なんで、イルナ姉が知ってんのよ?」

「この間、お風呂で見ましたから」

「お、お風呂ぉ!?」


 ちょっと赤面して応える姉に、ソルティスは愕然として、それから僕を恐ろしい目で睨んだ。


 僕は、ササッと視線を外す。


 ……そのあと、凄まじい追及などもあったりした身体調査を、ついこの間、行ったのだ、うん。


(で、その結果が出たんだね?)


 僕は、1つ深呼吸。


 どんな内容だって受け止められるように、心を落ち着ける。


 イルティミナさんも、少し神妙な顔だ。


 そんな僕ら2人に、ソルティスは、気楽そうに結果を告げた。


「特に、ただの人間の子供と、大きな違いはなかったわ」

「え?」


 ……そう、なの?


「身体能力も、血液検査も異常なし。魔力レベルも、やっぱり低いし、典型的な人間の子供ね」

「そ、そう」


 ちょっと拍子抜けだ。

 イルティミナさんは、なぜか安心した顔だった。


「でもね」


 少女は、眼鏡を煌めかせる。


「普段は普通なんだけど、集中すると、動体視力と嗅覚が、異常に鋭くなってるわ」

「動体視力と嗅覚?」

「そ」


 自覚はなかった。

 でも、イルティミナさんは思い当たることがあるようで、


「なるほど。それでマールは、あんなに、剣を見切るのが上手なのですね?」

「え、そう?」


 でも、言われてみれば、僕はゴブリンやホブゴブリン、スケルトンたちの剣がよく見えていた。


(ま、キルトさんたちの剣は見えないけど)


 でも、キルトさんが見せようとしてくれる剣の動きは、ちゃんとわかる。


 指の握り。

 それぞれの足の重心。


 視線。

 呼吸に合わせた動き。

 腕の角度。


 振り下ろす時の筋肉や骨の動き。


 漠然とだけれど、全て把握してるし、だからこそ、それを真似して、自分の動きにできるんだ。


「他にも、水の匂いもわかるほど、敏感でしたしね」


 イルティミナさんは、頷いている。


 そして、ソルティスが笑う。


「要するに、アンタは、本当に『犬マール』だったってことよ?」

「…………」


 そ、それは、喜ぶべきなのかな?


「あとは『神狗』っていっても、ただの人間と何も変わらないわ」

「……うん」

「安心した? それとも残念?」


 ん~。


「よくわかんないよ。だって、自分としては、今までと何も変わってないし」

「ま、そうね」


 ソルティスは頷き、グラスの果実ジュースを飲む。


 イルティミナさんは、優しく笑いながら、僕の髪を撫でた。


「マールは、マールだった。ただ、それだけのことです」

「うん、そうだね」


 僕も笑った。


 そうして、楽しい食事を終えた僕らは、レストランをあとにして、賑わう夜の王都を歩きながら、自分たちの家へと帰ったのだった――。

ご覧いただき、ありがとうございました。


※次回更新は、来週の月曜日0時以降になります。よろしくお願いします。

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[一言] 「……なんで、イルナ姉が知ってんのよ?」 「この間、お風呂で見ましたから」 「お、お風呂ぉ!?」  ちょっと赤面して応える姉に、ソルティスは愕然として、それから僕を恐ろしい目で睨んだ。 ソ…
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