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【書籍化&コミカライズ!】少年マールの転生冒険記 ~優しいお姉さん冒険者が、僕を守ってくれます!~  作者: 月ノ宮マクラ


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721・現代の輝きを

第721話になります。

よろしくお願いします。

 洞窟を出たあと、僕らは20日間、竜車で南下して、レバインド領国の領都レイクロークに帰り着いた。


 すぐに領王城で、ブレイド首長に謁見。


 ラサラキプトさんと共に今回の事件についての報告を行った。


 …………。


 ちなみに、洞窟を出たあとすぐに翼竜便で詳細は送ってあるので、今回の謁見は形式的な口頭での報告と簡単な質疑応答だけである。


 答えるのは、代表のキルトさん。


 そして、シュムリアの金印のイルティミナさん、生存が確認されたテテトの金印のラサラキプトさん。


 この3人だけだ。


 僕とソルティスとポーちゃんは、ただ後ろで跪いて、待機するだけである。


 首長さんは、


「よく生きていてくれた」


 と、行方不明だったテテトの英雄の生還に、とても喜んだ様子だった。


 無理もない。


 彼女の実力は本物で、テテト唯一の金印なのだ。


 その損失は、まさに国家的損失。


 だからこそ、その生存は、まさに国家的利益の保持となる。


 ラサラキプトさんは「心配かけましたんよ」と柔らかく微笑み、黒髪を揺らして首長さんに頭を下げていた。


 それからも報告は続いた。 


 キルトさんたちの口から直接語られる話に、集まった貴族や首長さんたちも驚いた様子だった。


 古代の遺跡。


 その殺人兵器。


 そして、そこに関わっていた魔の眷属。


 どれも、彼らの想定していた以上の事態だったのだろう。


 とはいえ、僕らはその全てを解決したし、今後、2度と同じことは起きないだろうと伝えると、皆、安堵の表情を浮かべていた。


 ただ、遺跡や装置、人形を壊したこと。


 これを伝えた時、首長さんは少しだけ表情を強張らせた。


 苦そうな顔、と言ってもいい。


(…………)


 多分、その装置が無事で利用できるなら、小国群であるテテト連合国にとって大きな利益となったからかもしれない。


 はっきり言えば、大国のアルン、シュムリアと渡り合える材料となっていた。


 その可能性を考えてしまったのだろう。


 ま、仕方ないよね。


 彼は、テテト連合国の首長であり、国家の利益と安全を第一とする人なんだ。


 立場上、そう思ってしまうのも理解できる。


 でも、その表情を見せたのは一瞬で、すぐに彼は落ち着いた仮面を被り直していた。


 うん、さすが国家の元首だ。


 報告後は、今後についての話もした。


 遺跡と装置は破壊したけれど、まだ『古代の魔法人形』は洞窟内に残存しているかもしれない。


 その捜索と破壊は、テテト連合国側で責任を持ってやってくれるそうだ。


 ただ、全体図があるとはいえ、地下洞窟は分岐も多く複雑な構造で、広さも12万メードある。


 完全な捜索完了までは、年単位の時間が必要らしい。


(……大変だ)


 でも、首長さんはそれでも行うと約束してくれた。


 テテトの安全のため。


 そして、理由はもう1つ。


 こちらはあとから聞いたんだけど、恐らく残存した人形を見つけられれば、その構造などを調査し、古代の魔法技術などを取得できる可能性があるからだそうだ。


 うん、転んでもただでは起きない。


 そこは、さすがだよね。


 また、今回の装置の設計図については、シュムリア王国側で預かることになった。


 王国としては、他国にそうした脅威の設計図があることは望ましくない。


 もちろん、テテト連合国側でも渡したくはなかったろう。


 けれど、今回、シュムリア王国側はわざわざ『金印の魔狩人』を送ってまで、テテト連合国のために働き、国家的危機の解決を果たしてみせた。


 その報酬として。


 この設計図を、キルトさんは所望したのだ。


 実はこの時だけは、謁見の場は、少し険悪なムードに包まれた。


 けれど、


「仕方ないんよ」


 と、ラサラキプトさん。


 彼女は肩を竦めて、


「今回の事件は、テテト連合国側の力だけでは解決できなかったんよ。それを思えば、元々なかった物として渡してしまえばいいんよ」


 と、口添えしてくれた。


 首長さんも考える。


 失うには惜しい。


 けれど、手元にあっても、その魔法技術は再現できない。


 それは、シュムリア王国でも同じだろう。


 ならば、それを渡すことで、シュムリア王国側との友好を保ち、今後、また似たような事態が起きた時にも協力を求められる。


 もし渡さなければ、協力を断られるかもしれない。


 そんな計算をしたんだと思う。


 そして、首長さんは、僕らに装置の設計図を渡すことを認めたんだ。


(…………)


 きっと、この設計図も王立図書館の禁書庫行きかな……?


 僕は、青い瞳を細める。


 そして、目の前で行われる国家間の綱引きを眺めながら、心の中でソッとため息をこぼしたんだ。



 ◇◇◇◇◇◇◇



 翌日、僕らは領都レイクロークを出発して、王国への帰路についた。


 竜車で、約3週間の旅。


 季節は晩夏に変わり、こちらに来た時に感じていた暑さも弱まって、空気は近づく秋の到来を感じさせていた。


 ガタゴト


 車両に揺られながら、窓の外を眺める。


 テテト連合国の大自然の景色も、これでしばらくは見納めだ。


(…………)


 ふと、出発前のことを思い出す。


 首長さんたちに深く感謝を伝えられ、そして、ラサラキプトさんとも別れの挨拶を交わした。


 テテトの金印さんは、


「今回は助かったんよ」


「うん」


「神狗はんのご加護でテテトが守られたこと、アチキは忘れないんよ。本当にありがとうね」


 そう笑って、


 ギュッ


 僕の身体を軽くハグされた。


 テテト連合国でただ1人の『金印の魔狩人』の重責は、思った以上に重いのだと思う。


 だからこそ、自分と一緒に戦ってくれたこと、そして、共に重さを背負ってくれたこと、そのことが彼女も嬉しかったのかもしれない。


 僕も笑って、


「僕もラサラキプトさんに会えてよかった。こちらこそ、ありがとう」


 と言った。


 彼女が1人でがんばっていたから、多くの情報が得られた。


 僕らの調査も早まった。


 僕らは彼女の足跡を追いかけただけで、ただ最後の部分だけ協力したにすぎない。


 やはり、この国を守ったのは、ラサラキプトさんなのだ。


 そんな彼女を、僕は尊敬する。


 僕の視線に、彼女は少し驚いた様子だ。


 そして、少し照れ臭そうにはにかむ。


「……この子に守られているシュムリア王国が、本当に羨ましいんよ」


 と、赤い瞳を細めた。


 視線を向けられたキルトさん、イルティミナさんは、ただ微笑んで、その眼差しを受け止めていた。


 やがて、出発の時。


 竜車に乗った僕は、


「今度は、普通に遊びに来るね」


 と、窓からラサラキプトさんに言ってみた。


 彼女は、目を瞬く。


 仲間の4人は笑っていた。


 そして、ラサラキプトさんは「そやね、待ってるんよ」と嬉しそうに笑顔を返してくれた。


 その後、竜車は出発。


 ラサラキプトさんや首長さんたち大勢に見送られながら、王国へと向かって街道を走っていったんだ。



 ◇◇◇◇◇◇◇



 シュムリア王国へと、竜車は走っていく。


 街道の左側は崖になっていて、窓の外には、遠く森林に囲まれた青い湖が見えていた。


(……綺麗だな)


 眺めていると、


「レディオ湖ですね」


「レディオ湖?」


「はい。テテト連合国で2番目に大きな湖です。冬は凍ってしまい、近隣の子らがスケートなどで遊ぶそうですよ」


「へぇ、そうなんだ?」


 何だか楽しそう。


 イルティミナさんも、僕に教えられたことが嬉しそうだ。


 キルトさんも話に加わる。


「確か、ゴツゴツ湖という別名もあったの」


「ゴツゴツ湖?」


 何それ?


 変な別名に、僕はキョトンだ。


「あの湖には、大型の龍魚も生息していての」


「うん」 


「冬、凍った氷の上で遊ぶ人間を見つけて、下から襲うのじゃ」


「えっ!?」


「じゃが、分厚い氷に遮られ、結局は人間は喰らえぬ。代わりに氷にぶつかるゴツゴツとした音だけが響く。それでゴツゴツ湖じゃ」


「へぇ……?」


 面白い……けど、ちょっと怖い理由だね。


 ソルティスは肩を竦める。


「実際、氷が割れて喰われる事例もあるけどね」


「……そう、なの?」


「そうよ。思ったより氷が薄かったりしてね。シュムリアでも北の方で似たような事例があるもの」


「…………」


「だから、しっかり氷が張るまでは遊ばない。北の地域じゃ、そうきつく言われるわ」


「そっかぁ」


 衝撃の事実だ。


 僕らの世界は、魔物と共存している……そう改めて思ったよ。


 ポーちゃんも、


「…………」


 無表情ながら、意外と興味深そうに話を聞いていた。


 その時、


「そう言えば、例の地下洞窟は、このレディオ湖の近くも通っていましたね」


 と、僕の奥さんが言った。


 僕は「え?」と驚いた。


 あの地下洞窟が、こんな南の方まで……?


 いや、確かに12万メードの全長を考えれば、おかしくない。


 でも、改めて言われるとびっくりだ。


 キルトさんも「そうじゃったな」と、今、思い出した顔だった。


(……うん)


 本当に広い洞窟だったんだね。


 あの暗く広大な空間を思い出して、僕はしみじみとしてしまった。


 …………。


 それから僕は、ふと思ったことを口にした。


「テテト連合国の人たち、洞窟の調査をするって言ってたけど、大丈夫かな?」


「む?」


 僕の呟きに、みんなが僕を見る。


 僕も、彼女たちを見返した。


 先の謁見の報告で、今後、テテト連合国側で地下洞窟に人形などが残っていないか、調査を行うと決まった。


 でも、もし本当に人形が残っていたら……?


 もしかしたら、戦闘になるかもしれない。


 その時に、テテト連合国の人たちは大丈夫なのか……少し心配になったんだ。


 そのことを伝えると、


「大丈夫じゃろ」


 と、キルトさんは平然と答えた。


 え……?


 あまりにあっさり言われたので、僕は戸惑ってしまう。 


 彼女は銀色の前髪をかき上げ、窓の外の景色を眺める。


 そして、言う。


「400年前ならともかく、今の時代なら、あの人形たちはそこまで脅威ではないかもしれぬぞ」


「…………」


 僕は絶句だ。


 7000人もの人々が犠牲になったのに、脅威じゃない?


 その言葉が信じられない。


 そんな僕に気づいて、


「今回の多くの犠牲は、魔の眷属が関わったからじゃ」


「…………」


「そうでなければ、恐らく、町や村も全滅はしなかったじゃろう」


「そう……なの?」


「うむ。少なくとも、生き残った人々はいて、事件の真相はもっと早くに首長たちにも伝えられていたであろうの」


「…………」


 彼女は断言する。


 どうして……?


 どうして、そこまで言えるの?


 僕には、その理由がわからない。


 でも、僕の隣に座るイルティミナさんは、少し考えて、こんな風に答えを予想した。


「時代の変化……ですか?」


「そうじゃ」


 キルトさんは頷いた。


(時代の変化?)


 思わぬキーワードが出されて、僕は目を丸くする。


 ソルティスとポーちゃんも顔を見合わせていた。


 僕の視線に、イルティミナさんは微笑む。


「400年前は、魔法全盛の時代でした。ですが今は、魔法は廃れ、代わりに剣と鎧の戦士の時代になっているのです」


「剣と鎧……?」


「はい」


「…………」


「要するに、あの人形は、対魔法使い用に特化した兵器なのですよ」


「……あ」


 僕もようやく飲み込めてきた。


 あの人形は、あらゆる魔法を無効化するのが最大の強みだ。


 400年前は、古代タナトス魔法王朝が支配する『魔法使い』が栄華を極めた時代だった。


 当然、軍の兵士も魔法使い中心だ。


 剣と鎧の戦士なんて、ほとんどいなかったかもしれない。


 だからこそ、その時代に置いて、あの魔法の利かない人形たちは恐ろしい存在だったんだ。


 でも、


(今は違う)


 今の時代は『魔法使い』よりも『騎士』などの剣と鎧の戦士が主力だ。


 つまり、物理攻撃。


 あの人形の強みは生かせない。


 もちろん簡単な敵ではないだろうけれど、それでも『魔法使い』でないなら充分に戦える相手なんだ。


 理解した僕に、キルトさんも頷く。


「今回の戦いもそうであった」


「…………」


「ラサラキプトも、わらわも、イルナも、皆、戦士じゃ。だからこそ、数が多かろうと互角以上に戦えたのじゃ」


「うん」


「じゃが、もし派遣された『金印』がコロンチュードであったなら?」


「……あ」


 その言葉に、ハッとした。


 コロンチュード・レスタは、やはり王国が誇る『金印の冒険者』の1人だ。


 そして、稀代の魔法使い。


 だから、もし彼女だったら、あの人形には勝てなかったかもしれない。


 ソルティスは、


「コロンチュード様ならそれでも勝つわよ!」


 と憤慨していた。


(……うん)


 でも、勝てたとしても苦戦していたと思う。


 魔法無効。


 それは、それだけの効果を発揮するんだ。


 400年前は、コロンチュードさんみたいな魔法使いはたくさんいたかもしれない。


 でも、あの人形に対しては無力だった。


 そう考えると、確かにイルティミナさんが言うように『時代の変化』というのは大きいんだね。


(……そっかぁ)


 その事実に、僕は驚いてしまった。


 今の時代だと、コロンチュード・レスタほどの魔法使いは、彼女以外1人も存在しない。


 彼女は100年以上、金印だ。


 言い換えたら、100年かけても、彼女以上の魔法使いが誕生しなかったという意味でもあった。


 そして、400年前。


 古代タナトス魔法王朝の時代には、キルト・アマンデスのような圧倒的な強さの剣と鎧で戦う戦士が全くいなかったのだろう。


 いたとしても、今の時代のコロンチュードさんと同じぐらいの希少さかもしれない。


 …………。


 あの人形は、本来、敵軍を殺し、殺した分だけ人形が増える最悪の兵器だったろう。


 けど、その人形製造の装置は壊された。


 魔法の無効化も、現代では効果が薄い。


 脅威度は、400年前に比べて、格段に落ちているのだ。


 だから、さっきのキルトさんは『大丈夫じゃろう』なんて簡単に口にできたんだ。


 僕は、彼女を見る。


 銀髪の美女は微笑み、頷いた。


「あの遺跡を目覚めさせた魔の眷属たちも、それには気づいていたかもしれぬ」


「……あいつらも?」


「うむ」


 キルトさんは、自身の予想を語った。


 本来、あの人形は、敵軍を吸収して数を増やしていく厄介な兵器だ。


 であれば、戦いは望むところ。


 地下に隠しながら数を増やすのではなく、地上を堂々と侵攻して、多くの戦場を生み出すのが得策だった。


 でも、そうはしなかった。


 なぜか?


「今の時代に、あの人形兵器がそこまで有効ではないと判断したのじゃろう」


 銀髪の鬼姫様は、そう断言した。


 つまり、テテトの連合騎士団、あるいは、シュムリアの王国騎士団に対して、人形では勝てないと判断したのだ。 


 ある程度、被害は出せる。


 でも、最終的には負ける。


 だから、地下で数を増やさせ、一時的な攪乱目的で運用しようとした。


 攪乱中に、僕を襲う。


 そういう目的で使うことにしたのだろう。


 全ては憶測だけれど、実際にあの人形たちと戦って、その強さを肌で知ったキルトさんはそう考えたみたいだ。


(…………)


 時代の変化……か。


 正直、僕は、400年前と比べて、今の時代は劣っていると感じていた。


 多分、文明的には間違ってない。


 当時に比べて、生活も不便になっているだろうし、医療などの魔法も劣っているはずだ。


 だけど、


(それでも、優っている部分もあったんだ)


 文明は劣った。


 それでも、人間そのものは変わらない。


 そして、人間の質が変わっただけで、それによって当時より優れた面も生まれていたのだ。


 カシャッ


 僕は、自分の剣に触れた。


 この剣で敵を斬る。


 そうした技術、能力に関しては、400年前の人たちより現代の方がきっと上なのだ。


「…………」


 僕は、窓の外を見た。


 雄大な大自然が、そこには広がっている。


 400年の時代の流れ……。


 その長さと変化に思いを馳せて、僕は、自分の青い瞳をかすかに細めた。


 そんな僕を、イルティミナさんが見つめる。


 優しく微笑み、


「ふふっ……私たちは、今の時代を懸命に生きなければなりませんね」


 そう甘く囁いた。


 自分の奥さんの言葉に、僕は頷いた。


 みんなも微笑み、頷く。


 ゴトゴト


 僕らを乗せて、竜車は進む。


 晩夏の空の下、僕らは今、目の前に広がる景色を噛み締めて、広大なテテト連合国の大地の街道を走り抜けていったんだ。

ご覧いただき、ありがとうございました。


これにて、テテト人形事件編も完結となります。最後までお読み頂き、皆さん、本当にありがとうございました♪



次回更新につきましては、少しお休みを頂きまして、2週間後の6月17日(月曜日)を予定しています。


間が空きますが、どうか無理なく執筆できるペースということでお許し下さいね。


もしよかったら、また再開後にマールの物語を読みに来て頂けましたら幸いです♪


それでは、また17日に!

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