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【書籍化&コミカライズ!】少年マールの転生冒険記 ~優しいお姉さん冒険者が、僕を守ってくれます!~  作者: 月ノ宮マクラ


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680・マール、貸します。

いつも『少年マールの転生冒険記』を読みに来て下さって、皆さん、ありがとうございます。


本日より、また新しいお話です。


どうかまた、ゆっくりと楽しんで頂けましたら幸いです。



それでは、第680話です。

よろしくお願いします。

「――嫌です! そんな依頼は引き受けられません!」


 美しい深緑色の髪を振り乱して、ソファーから立ち上がったイルティミナさんは、そう強い口調で拒絶を示した。


 そこは、キルトさんの部屋。


 冒険者ギルドに常設された彼女の部屋で、僕とイルティミナさん、キルトさん、ソルティスとポーちゃんの5人は久しぶりに集まっていた。


 しばらくは談笑の時間だった。


 やがて、タイミングを見計らったように、キルトさんがある話(・・・)をイルティミナさんにしたんだ。


 直後に起きたのが、今の反応である。


 キルトさんは両手を広げて、


「落ち着け、イルナ。テテト連合国の首長は、すでに国を出発しておる。これも両国のためなのじゃ」


 と訴えた。


 僕の奥さんは「何を馬鹿なっ」と吐き捨てる。


 ギュッ


 僕を抱きしめて、


「テテト連合国首長との会合を北部の都市アルトリウムで行うのは構いません。ですが、そこに私が参加する必要はないでしょう!?」


「じゃが、それが向こうの要求じゃ」


「断ってください」


「ならぬ。そなたはすでに王国の代表の1人じゃ。そして、首長はその王国が誇る『金印の魔狩人』に会いたいと、今回の来訪の目的の1つとして願っておるのじゃ」


「なら、王都まで来させなさい」


「会合場所は、王都ムーリアとテテト国境の中間地点で選ばれた。もはや、変更はない」


「私は行きませんよ!」


「……イルナ」


 強情なイルティミナさんに、キルトさんも困り果てた顔だ。


 ムギュッ


 僕の奥さんは、自分の胸の谷間に挟むように僕を抱きしめたまま、涙目になっていた。


 そして、言う。


「そんな会合のために、私がマールと2週間以上も引き離されるなんて……そんな残酷なことを、よく提案できましたね!?」


「……む、むぅ」


「…………」


 銀髪の美女は、僕を見る。


 僕も、少し困った顔だ。


 …………。


 少し整理すると、話の発端は、今度、テテト連合国の首長さんが外交目的でシュムリア王国へと来訪するというものからだった。


 テテト連合国。


 それは、王国の北にある20もの小国が集まった連合の国だ。


 国土は、シュムリア王国の半分ぐらい。


 僕も前に1度だけ行ったことがあるけど、北国らしく雪の多い土地なんだ。


 で、その連合国首長さん。


 王国に来る時に、王国側に1つお願いをしていた。


 それが、王国トップの『金印の冒険者』であるイルティミナ・ウォンとの面会だった。


 理由はわからない。


 でも、なぜかテテト連合国の首長さんは僕の奥さんに会いたがって、王国側も外交上の配慮としてそれを承諾してしまったんだ。


 無論、本人の許可なく。


 そこで、話がこじれた。


 王国としては、イルティミナさんも簡単に承諾してくれると思っていた。


 イルティミナさん自身も、キルトさんから話を聞き始めた時には、怪訝な様子だったけれど『別に構わない』といった感じだったんだ。


 そこに『マールは同行できない』と聞くまでは。


 ……うん。


 僕は『神狗』という存在だ。


 王国としては、その保護もあってその存在を公表していない。


 けど、各国の上層部はそれを知っていて、当然、テテト連合国の首長さんもその存在を把握しているはずだった。


 当然、接触したいだろう。


 でも、王国側としては秘匿しておきたい。


 神の眷属の安全、そして、王国としての権威を守るため、僕を会わせたくはないのだ。


 だから、僕は会合に参加できない。


 もっと言うと、連合国側から何かアプローチがあっても困るので、その会合を行う北部の都市アルトリウムに行くことすら禁じられたんだ。


 もうわかるよね?


 つまり、僕とイルティミナさんは、その会合の期間、ずっと離れ離れになるのだ。


 期間は、約2~3週間。


 もちろん、移動時間も含めての計算だ。


 そうしたことをキルトさんが言い難そうに伝えた瞬間、イルティミナさんは愕然となり、このような激しい拒絶が発生したという訳なんだ……。


 ムギュギュッ


 イルティミナさんが僕を強く抱きしめる。


 絶対離れない。


 そう主張しているかのようだ。


(ち、ちょっと苦しい……)


 でも、それもイルティミナさんの愛情ゆえと思えば、嬉しい苦しさだった。


 キルトさんは嘆息。


 ソルティス、ポーちゃんは2人で紅茶を飲みながら、賢明にも黙って成り行きを見守っていた。


 でも、うん……。


 考えたら、僕とイルティミナさんが出会ってから、2週間も離れ離れになることってなかったかも……?


 この6年間、ずっと一緒だった。


 それが当たり前で、これからも続く日常だと思ってたんだ。


(…………)


 僕は少し考える。


 それから、イルティミナさんの腕の中から聞いてみた。


「キルトさん、それ、もう決まっちゃったことなの?」


「……うむ」


 申し訳なさそうに、彼女は頷いた。


 連合国に返事をしたのは、王国の外交官。


 イルティミナさんの僕への愛情の深さや執着なんて、当然、把握していない。


 彼女は『金印の魔狩人』だ。


 でも、所詮、王国に所属する冒険者。


 なら、当然、王国の決定には従う――そう思い込んで、テテト連合国からの要望に応えると返答してしまったそうなんだ。


 それは、王国からの返答だ。


 もし、その約束を違えれば、王国は外交的な信用を失う。


 僕の奥さんは、


「失ってしまいなさい、そんな信用っ」


 と、ご立腹だ。


 あはは……。


 もちろん、そんな訳にはいかない。


 実は、キルトさんもその話を聞いた時に『まずい』と思ったそうなんだ。


 これは、イルナが必ず拒絶する。


 最悪、王国に反旗を翻すかもしれない。


 そう思って、すぐにレクリア王女にも相談したけれど、すでに連合国からも感謝の連絡などが届いていて、今更、変更はできない情勢になっていた。


 王女様も謝った。


 外交官には処分を下し、今後、2度とこういったことがないようにすると約束。


 だから、


「今回だけは、どうか……と、イルナを説得するよう頼まれた」


「そっかぁ」


 キルトさんも貧乏くじだ。


 イルティミナさんは「ふん」と鼻を鳴らす。


 涙目のまま、


「私はマールと離れません」


「……イルナ」


「第一、私がいない間にマールに何かあったらどうするのです? キルトだって、今回の会合には参加するのでしょう?」


「う、うむ」


 キルトさんは顔が広い。


 今回の外交にも、彼女が関わることで円滑に会合を行う予定なのだ。


 ……うん。


 まぁ、僕自身、寂しい。


 けど、1人で生活できない訳じゃないし、たった2週間で何か危険があるとは思えないけどね?


 僕は頷いて、


「イルティミナさん」


「はい?」


「今回だけは我慢しよう?」


「……え?」


 イルティミナさんは、呆けた。


 真紅の瞳を丸くして、僕の顔を『何を言ったのか理解できない』といった様子で見つめた。


 キュッ


 その手を握る。


 彼女を見つめながら、


「僕も、イルティミナさんと一緒にいられないのは嫌だ。嫌だけど……でも、それで多くの人に迷惑をかけるのも辛いよ」


「マ、マール」


 僕の奥さん、泣きそうだ。


 うぅ……。


 その顔を見てると、僕も泣きたくなる。


 だけど、僕ら2人の我が儘で、シュムリア王国とテテト連合国の間に亀裂が生まれてしまったら、人々の平和や生活の安定が崩れてしまう可能性もあるんだ。


 それも怖い。


「王国も、今回だけって言ってる。なら、それを信じよう? 今回だけ、我慢しよう?」


「…………」


「ね……イルティミナさん?」


「…………」


 僕の奥さんは唇を噛み締めていた。


 まるで幼い女の子が我慢をするみたいに、目にいっぱい涙を溜めていた。


 僕は笑った。


「待ってるよ、僕」


「…………」


「そして待ってた分、イルティミナさんを思う気持ちはもっと強くなってるから。その分、帰ったらいっぱい可愛がってあげる。だから、帰ってくる日を楽しみにしてて?」


「…………」


「ね?」


 そう語りかけながら、


 サラサラ


 彼女の髪を撫でる。


 艶やかで指通りが良くて、本当に綺麗な髪だ。


「…………」


 彼女は、腕の中の僕を見つめる。


 かなりの葛藤。


 それが瞳の中で揺れていて、やがて、ゆっくり1つに収まっていった。


 そして、その唇が紡ぐ。


「約束……ですよ?」


「うん」


 僕は頷いた。


 よしよし……と、幼子をあやすように髪を撫でて、その背中をポンポンした。


 ギュウ……


 彼女もすがるように抱きついてくる。


 ん……。


 少し苦しくて、でも、幸せ。


 見れば、奥の方で、キルトさんが両手を顔の前で合わせて、感謝の眼差しを送っていた。


 僕は苦笑し、小さく頷いた。


 今は、これが最善。


 でも、もしこれで味を占めて、王国がまた同じことをしたら。


(その時は、うん……今度は僕もイルティミナさんの味方をして、王国を捨ててアルン神皇国にでも亡命しちゃおうかな?)


 なんて思うんだ。


 僕だって、イルティミナさんと引き離されるのに、ちょっと怒ってるんだからね?


 頼むよ、王国?


 ギュッ


 そんなことを思いながら、僕も、僕の奥さんを抱きしめ返したんだ。



 ◇◇◇◇◇◇◇



「あのさ……? その間、もしマールが空いてるなら、私らに貸してもらえない?」


 ふと、そんな声がした。


 ソルティスだ。


 これまで黙って成り行きを見ていた彼女は、片手を軽く挙手して、そう発言したのだ。


(え……僕を貸す?)


 思わず、キョトンとしてしまった。


 イルティミナさん、キルトさんも驚いたように、紫色の髪の少女を見る。


 ポーちゃんだけは、その隣で無表情だ。


 少女は言った。


「実は私ら、今、1つ依頼を受けててさ。もしマールが手伝ってくれるなら、結構、助かるのよね」


「…………」


「無理強いはしないわ。でも、イルナ姉も、マールを1人にするか、知らない誰かに任せるよりも、私らと一緒にいさせた方が安心じゃない?」


「それ、は……」


 彼女の姉は、言い淀む。


 妹は肩を竦めて、


「マールだって、その方が気持ちも楽でしょ?」


 と、僕を見た。


 イルティミナさん、キルトさんも僕を見る。


(……確かに)


 1人は寂しいし、仮に護衛がついたとしても知らない人が一緒だと気が休まらない。


 その点、ソルティスとポーちゃんなら気心が知れている。


 2人は強いし、その点でも安心だ。


 イルティミナさんは迷いつつ、確認するように僕の顔を覗き込んだ。


「……マール?」 


「うん」


 僕は頷いた。


「僕は別に構わないよ、ソルティスたちを手伝っても。――イルティミナさんは?」


「私は……マールが望むなら」


 そっか。


 僕は少し考えて、ソルティスたちを見た。


「じゃあ、僕のこと、借りてくれる?」


「えぇ」


「…………(コクン)」


 ソルティスは笑って、ポーちゃんは無表情のまま、2人で頷いた。


 僕も笑った。


 イルティミナさんも妹を見て、


「ソル、貴方を信用します。どうか、マールをよろしくお願いしますね? 本当によろしくお願いしますね?」


「うん、わかったわ。任せて」


「はい。……でも」


「でも?」


「その、マールは私のマールですので」


「…………」


「…………」


「あはは……ん、わかってるって。大丈夫よ、イルナ姉。こっちはポーも一緒だから、そういう心配しなくても」


「はい」


 ソルティスは苦笑して手を振り、イルティミナさんは生真面目に頷いた。


(???)


 最後のやり取りは、よくわからない。


 見れば、キルトさんも苦笑している。


 そして、ポーちゃんは、


 ポン


 僕の肩を叩いて、なぜかビッと親指を立てた手を僕に見せつけてきた。


(……??)


 うん、やっぱり意味がわからないや。



 ◇◇◇◇◇◇◇



 北部の都市アルトリウム。


 その会合の地に、イルティミナさん、キルトさんが向かう日は、あっという間にやって来た。


 冒険者ギルド前の通りには、王国からの迎えの馬車が停まっていて、その横に、僕とイルティミナさん、キルトさん、ソルティスとポーちゃんの5人は集まっていた。


 旅支度をしたイルティミナさんが、僕の前に立つ。


 身を屈めて、


 チュッ


 僕へとキスをした。


 軽く唇を合わせ、1度、離したあと、今度は熱烈なキスをしてくる。


(ん……)


 しばしの別れ。


 その前の熱い抱擁だ。


 他の3人は『いつものこと』と見守っていて、通りすがりの人たちや御者さんなんかは驚いた顔だった。


 す、少し照れるね?


 やがて、身体を離して、


「それでは、行ってきますね」


「うん」


「帰ってきたら、いっぱいご褒美をくださいね。それだけを励みにがんばってきますから」


「うん、約束」


「はい」


「いってらっしゃい、イルティミナさん」


「いってきます、マール」


 瞳を潤ませながら、彼女は、馬車へと乗り込んだ。


 キルトさんも、


 ポン


 僕の肩を軽く叩いた。


「すまぬの」


「ううん」


「行ってくる。イルナのことは任せよ」


「うん。お願いします」


「うむ。――ソル、ポー、2人ともマールの方は任せたぞ」


「はいよ~」


「…………(コクン)」


 頷く2人に、キルトさんは「うむ」と満足そうに頷いてから、


「行ってくる」


 と、馬車に乗り込んだ。


 ゴトゴト


 馬車の車輪が回転し、車体が動き出した。


 すぐに窓が開いて、イルティミナさんが上体を乗り出しながら、こちらに大きく手を振ってきた。


「マールぅ!」


「イルティミナさぁん!」


 ブンブン


 僕も手を全力で振り返した。


 そんな僕の後ろで、ソルティス、ポーちゃんも軽く手を振っていた。


 やがて、馬車も見えなくなる。


 …………。


 少し寂しい。


 心に冷たい風が吹いているみたいだ。


 ペシッ


 そんな僕の背中を、ソルティスが叩いた。


 振り返る僕に、


「ほれ、マール。寂しがってる場合じゃないわよ? 私らだって、このあと、すぐ王都を出発するんだから」


「あ……うん」


 僕は頷いた。


 これから、彼女たちもクエストで王都を発つんだ。


 僕も手伝いで、同行する。


 2人はすでに冒険者の格好をしていて、言われていた僕も、すでに装備と荷物を整えてきてあった。


「じゃ、行きましょ」


 リーダーは、ソルティス。


 彼女の号令で、僕らは王都の門前にある馬車・竜車の乗降場へと向かった。


 3人で通りを歩く。


 歩きながら、


「それで、クエストで僕らはどこに行くの?」


 と聞いた。


 ソルティスは「あれ?」と呟いた。


「言ってなかったっけ?」


「うん」


 聞いてない。


 彼女は「そっか」と頷いた。


 ポーちゃんと顔を見合わせ、それから僕を見る。


 小さく笑って、


「アタシらが行くのはね、アンタもよく知ってる場所」


「僕も?」


「そ。……私やイルナ姉と出会った場所……って言ったらわかる?」


「え……」


 僕は軽く驚いた。


 そして、その地の名前を口にする。


「もしかして、アルドリア大森林?」


「正解」


 ソルティスは笑った。


 白い歯が見え、紫色の長くて少し癖のある髪が踊って、陽光に煌めいた。


 彼女は、人差し指を揺らして、


「ま、詳しい内容は車内でしてあげるから、まずは、乗降場でいい車両をチャーターしちゃいましょ?」


「ん、そうだね」


「オッケー。じゃ、急ぎましょ」


 そう元気に言って、先頭を歩いていく。


(…………)


 なんか、楽しそう?


 彼女の背中を、そんな風に感じてしまった。


 首をかしげる。


 と、そんな僕の隣に、金髪の幼女――ポーちゃんがやって来て、僕を見つめた。


(ん?)


 キョトンとする僕に、


「ソルは、マールと久しぶりに冒険ができるのをとても楽しみにしていた、とポーは、内緒で伝える」


「…………」


「本人には、秘密」


「う、うん」


 幼女の言葉に、僕はコクコクと頷いた。


 彼女も頷く。


 そして、テテテッ……と足を速めると、ソルティスの隣に並んで歩きだした。


「…………」


 思わず、2人の背中を見つめてしまった。


 すぐに苦笑する。


 それからリュックを背負い直すと、彼女たちを追いかけて、僕も人の多い王都の通りを足早に歩いていったんだ。

ご覧いただき、ありがとうございました。


※次回更新は、来週の月曜日を予定しています。どうぞ、よろしくお願いします。



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URLはこちら

https://firecross.jp/ebook/series/525


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― 新着の感想 ―
[良い点] 更新お疲れ様ですヽ(´▽`)/ 拒絶するイルティミナと宥めるキルト。 何だかこの二人が揉めているのをみると、初めの頃にマールを連れて帰るか孤児院に預けるかで喧嘩をしていた時の事を思い出しま…
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