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【書籍化&コミカライズ!】少年マールの転生冒険記 ~優しいお姉さん冒険者が、僕を守ってくれます!~  作者: 月ノ宮マクラ


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637・アバモスの神剣

第637話になります。

よろしくお願いします。

 山頂からは、上陸した魔物のいる島の海岸が見えるという。


 僕ら5人は、ジジガメルさんの案内にされて、少し歩いた所にあった草木の途切れた崖の先端へとやって来た。


 そこから眼下を望む。


「!」


 上陸した魔物は、すぐに見つかった。


 遠い海岸に、体長50メード以上もある半透明の粘液みたいな不定形の生き物が蠢いていた。


 あれは……スライム?


 でも、あんな巨大なサイズは見たことがない。


 長年、魔狩人をやっていたイルティミナさん、キルトさんも驚いた表情だった。


 その巨大スライムは、島の木々や岩などを体内に取り込んで、ジュワジュワと溶かしながら、この山頂方面へと少しずつ前進していた。


 島にいた海の生き物たちは、必死に逃げている。


 中には逃げ遅れて、その巨大な粘液に溶かされてしまうものもいた。


『おのれ……っ』


 島を守る『水守の亀』は、怒りの表情だ。


 スライムの動きに知性は見られない。


 ただ本能に従っているだけみたいで、だからこそ、この隠された島も発見できたのだろう。


 …………。


 魔物の正体は判明した。


 正体がわかれば、どう戦うかなどの対策も考えられる。


 でも、だからこそ、


「……まずいの」


 歴戦の魔狩人だったキルトさんは、表情をしかめていた。



 ◇◇◇◇◇◇◇



 問題となったのは、僕ら5人の武装だった。


 実は僕ら、今日は観光のつもりだったのでいつもの装備はなく、僕とイルティミナさんとキルトさんが護身用の短剣3本を持ってきただけなんだ。


 ソルティス、ポーちゃんは完全な装備なし状態だ。


 それでも、ここにいるのは金印と銀印、それ以上の能力を持った魔狩人たちだ。


 普通の魔物なら、短剣だけでも充分に戦えると思っていた。


(……でも)


 相手はスライムだった。


 実は、スライムの肉体には、剣による攻撃がほとんど通じない。


 短剣で斬っても、ダメージは低いだろう。


 それどころか、刃の方が溶かされてしまうかもしれなかった。


 有効なのは、魔法だ。


 だけど肝心のソルティスは、今、発動体の杖を持っていないため、魔法が使えなかった。


 ……最悪の状況である。


 杖なしのソルティスは「……どうするの?」とキルトさんに問いかけた。


 でも、キルトさんも即答できない。


 代わりに、僕は言った。


「一応、神武具があるから短剣は『神化』できると思う。そうすれば、剣が溶かされることはないと思うけど……」


 神化した武器は、強力だ。


 でも、やはり『斬る』という攻撃なので、あの粘体に与えられるダメージは少ないだろう。


 …………。


 今、僕らの中でまともに戦えるのは、ポーちゃん1人だ。


 神気による打撃。


 無手でも凄まじい威力を秘めた攻撃のできる『神龍』だけが、唯一、あのスライムに有効な存在になっていた。


 でも、この幼女1人に任せる訳にもいかない。


 それは、あまりにも危険だ。


 キルトさんは表情をしかめて、


「せめて、わらわたちの武具があればの」


 と呟いた。


 確かに、タナトス魔法武具の強力な魔法ならば、あの巨大スライムにも有効だったろう。


(……どうする?)


 今からでも、僕が空を飛んでホテルまで武具を取りに戻るか?


 でも、その間に、あのスライムが山頂まで辿り着いて、聖遺物を破壊してしまう可能性の方が高く思えた。


 それに時期も悪い。


 水の都ヴェルツィアンには、今、観光客が溢れていた。


 翼を生やした僕が目撃され、神狗の存在が世間に知られてしまうかもしれなかった。


 さすがに、それは避けたい。


 イルティミナさんにもいい考えはないようで、その美貌を悩ましげにしていた。


 その時、


『……もしよろしければ、皆様、〈水守の神剣〉をお使いになられますか?』


 とジジガメルさんが言った。


 え……?


 僕らの視線は、幼女の柔らかな金髪の上にいる小亀さんに集まった。


 彼は穏やかに笑う。


 それから僕らは、彼に促されるままに聖遺物のあった場所まで戻ってきた。


 400年間、この神の島を守ってきた『水守の亀』は、その小さな口をパクパクと開閉させて、祝詞のようなものを唱えだした。


 すると、聖遺物の岩に溜まっていた水がこぼれた。


 トプトプ……


 地面に、小さな水溜まりができる。


 その水溜まりの水が吸い上げられるように空中へと伸びて、やがて、青く透明な1本の美しい直剣となった。


(う、わ……)


 凄まじい神気を感じる。


 ジジガメルさんは、


『水の神アバモス様がこの地を去る際に、この聖なる島を守るために使え……と残された〈神剣〉にございます。ささ、どうぞ、お手に』


 と、僕らを見つめた。


 恐らく、これは『神気』を行使する武具だろう。


 となれば、使えるのは『神の眷属』である僕とポーちゃんの2人だ。


 そして、ポーちゃんは無手で戦えて、かつ、武具を扱うのが苦手という弱点もあった。


 となると、必然、使うのは僕になる。


 それを認めるように、みんなも僕のことを見ていた。


(うん)


 僕は頷いて、空中にある青い『水守の神剣』を手に取った。


 ヴォン


 神剣が輝いた。


 凄まじいばかりの神気が流れ、僕と『水守の神剣』の何かが繋がったのを感じた。


(……これなら、いけるかもしれない)


 そう直感した。


 あの巨大スライムには、僕とポーちゃんの2人で挑む。


 イルティミナさん、キルトさん、ソルティスの3人には『神化した短剣』を使って、サポートに回ってもらえばいい。


 多分、これが最善だ。


 実は、最終手段で『究極神体モード』もあった。


 でも、これは僕の神気が枯渇してしまい、そのあと『聖遺物』に神気を注げなくなるので選びたくない手段だった。


 本当に最後の手だ。


 僕は手にした『水守の神剣』を軽く振るった。


 ヒィン


 青い光が弧を描いて空中に残り、ゆっくりと消えていく。


「――うん」


 でも、この剣なら大丈夫だ。


 そんな確信があった。


 僕は、イルティミナさん、キルトさん、ソルティスの3人を振り返った。


 思いが伝わったようで、彼女たちは頷いた。


 僕も頷く。


 それから、ポーちゃんを見た。


 彼女は、僕の手にある青く美しい直剣を見つめて、


「その剣から、懐かしいアバモス母神の力を感じる。……その力と共に、今、再びこうして戦えることをポーは嬉しく思う」


 と声を震わせた。


 ポーちゃんには珍しい、感情に揺れた声だ。


 そして、その水色の瞳が僕を見た。


「行くぞ、神狗マール。母の愛したこの海を守るため、その力を貸してくれ」


 神龍の幼女が言う。


 僕は笑った。


 手にした神剣に誓うように、「うん」と大きく頷いた。


 …………。


 戦いの準備は整った。


 そして、僕ら5人は、この神なる島を荒らす巨大スライム討伐のため、行動を開始したんだ。



 ◇◇◇◇◇◇◇



 海岸に向け、山の斜面を駆け降りていく。


 僕の右手には『水守の神剣』があり、イルティミナさん、キルトさん、ソルティスの手には神化した『虹色の短剣』が握られていた。


 ポーちゃんだけは1人、無手のままだ。


 ジジガメルさんは、今は、僕の奥さんの肩に乗っていた。


 走りながら、


「良いか、マール? 狙うは、スライムの中心にある『核』じゃ」


 と、キルトさんは言った。


 スライムの中には、脳となる核が存在する。


 それを破壊することで、あの巨大スライムも倒せるというのだ。


 ただし、あの巨体だ。


 簡単には見つけられないし、あの粘液の巨体を削らなければ、そもそも核にまで辿り着けない。


 まずは、あの巨体を削るのだ。


 イルティミナさん、キルトさん、ソルティス、ジジガメルさんの3人と1体には、それまでの間の陽動と足止めを頼んだ。


 神化した『虹色の短剣』で斬りつけ、注意を引く。


 それによって、山頂へと向かうスライムの進行を少しでも遅らせるのだ。


 その間に、


(僕とポーちゃんが核を破壊する)


 それが作戦だ。


 走りながらそれを確認し合って、


「では、行くぞ」


 キルトさんはそう言うと、斜面を駆ける速度をあげた。


 イルティミナさん、ソルティスの姉妹も『魔血の民』の身体能力を発揮して、一気に加速する。


「またあとで、マール」


 僕の奥さんは微笑む。


 その妹は、


「がんばってね、ポー! マールもしくじんじゃないわよ!?」


 と叫ぶ。


 そして、姉妹の姿は前方へと消えた。


 ジジガメルさんは、イルティミナさんの肩から振り落とされないようにするのに精一杯で、何も喋れなかった。


 3人と1体を見送って、


「僕らも行くよ」

「承知」


 僕は背中に金属の翼を展開して、ポーちゃんを抱えながら、空中へと跳んだ。


 バフッ


 翼が羽ばたき、一気に上昇する。


 上空から見れば、海岸から上陸し、山へと登っていく巨大スライムが見えた。


 スライムの通った跡は、木々や草花、岩などが溶けて消え、土の地面が剥き出しになり、1本の粘液に濡れた道となって海まで続いていた。


(…………)


 あれを山頂まで辿り着かせてはいけない。


 聖遺物を破壊させてはならない。


 破壊されてしまったら、この海域で暮らしている人々や海の生き物たちの生活が滅茶苦茶になってしまうのだ。


 水の神アバモス様も、それを許しはしまい。


 だからこそ、僕らは今、そのアバモス様に代わってあの巨大スライムを討伐するのだ。


(さぁ、やるぞ!)


 手にした神剣を握り締め、覚悟を定めた。


 すると、それに呼応したように『水守の神剣』が青く光を放ち、刀身の周囲に湧き出した水が渦を巻き始めた。


 ヒィィン


 僕は導かれるように、


「はっ!」


 その神剣を鋭く振り抜いた。


 途端、神剣からは青く輝く水の奔流が射出されて、スライムの巨体へと直撃した。


 ドパァアン


 その衝撃で、粘液の巨体が大きく仰け反った。


 並の魔物なら、その水圧で潰されていてもおかしくない威力だ。


 タン


 と、ポーちゃんが僕の手を外し、お腹を蹴って、空中へと飛び出した。


 その姿が光る。


 金髪の中から竜の角が生えて、手足には鱗が、お尻からは竜の尻尾が長く伸びていた。


 ヒィン


 両手が神気に白く光った。


 それを前方へと突き出して、スライムの巨体へと落下した瞬間、掌底打を叩き込む。


 ボパァン


 神気が流し込まれ、粘液が膨らみ破裂した。


 これぞ、神気の打撃だ。


 弾け飛んだ粘液は、近くの木々や地面に当たり、ジュワジュワ……と、そこを溶かしていく。


 そして、ポーちゃんの開けた大穴は、


 ジュウウ……ッ


 半透明の粘液同士がくっついて、すぐに塞がってしまった。


 攻撃の威力で、落下の衝撃を相殺したポーちゃんは、スライムの正面に着地をして、その巨体を無表情に睨んだ。


 ググッ


 竜鱗の両拳を、強く握る。


 50メードの小山のような巨体を前にして、けれど、神龍の幼女は1歩も引く姿勢を見せなかった。


 その時だった。


 ボァン ボァン


 巨大スライムの表面で、直径1メードほどの火球が連続して弾けた。


(あ……)


 そこにいたのは、体長10メードに巨大化した『水守の亀』だった。


 その口が大きく開口し、まるで竜のように『火球』を吐き出して、スライムを攻撃していたんだ。


 400年間、この神の島を守ってきた存在。


 やはり、ジジガメルさんはただの亀ではなかったみたいだ。


 そして、弾ける火の粉の下では、僕の大切な3人の仲間が『虹色の短剣』でスライムを攻撃している姿があった。


 短剣は溶けることなく、粘液の肉を切断する。


 すぐにくっつくので、大きなダメージにはなっていない。


 けれど、その再生の間だけ進行が止まるので、見事な足止めになっていた。


(みんな……)


 僕も負けていられない。


 体内にあった、力の蛇口を開く。


 ドクッ ドクン


 マグマのような力が溢れ、茶色い髪から獣耳が、お尻からはフサフサした長い尻尾が生えた。


 神気開放。


 そして、僕は『神の狗』となった。


 ガシャッ


 手にした『水守の神剣』を構える。


 次の瞬間、僕は眼下の巨大スライム目がけて、虹色の光を空中に残しながら一気に飛翔した。



 ◇◇◇◇◇◇◇



「やぁああっ!」


 剣先を下に向け、水流をドリルみたいに展開する。


 直径3メード、長さ7メードの巨大な水のドリルとなって、僕は巨大スライムへと激突した。


 ドパァアン


 粘液の肉体が周囲へと弾ける。


 落下の力も加わり、スライムの巨体の大半が削れていた。


 でも、


(くっ……核には当たらなかったかっ)


 手応えがない。


 ジュルッ


 抉られた粘液が修復しようと、僕を包み込むように蠢いた。


 おっと……っ!


 僕は慌てて翼を広げて、そこから離脱する。


 間一髪。


 強酸の粘液の中に閉じ込められる寸前で、僕は脱出を果たした。


 と、


 ドパァン ドパァン


 別の個所で、ポーちゃんが『光る拳』でスライムを殴りつけ、その肉体を四散させていた。


 ジュッ


 粘液の水滴が、ポーちゃんの肉体にかかる。


 って、


(ポーちゃん!?)


 その鱗の皮膚が爛れるけれど、彼女は気にした様子もなく、拳を振るい続けた。


 あぁ、そうか……。


 彼女は、水の神アバモス様の娘だ。


 母神の愛した海を、人々を、生命を守るためには、自らの負傷も顧みずに戦う覚悟だったんだ。


 僕も、それに応えなきゃ。


 手にした『水守の神剣』に願いを込めて、両手で握って上段に構えた。


 ザザザッ


 刀身で渦を巻いていた水が、僕の構えた剣に合わせて、天高くまで昇っていく。


 それは集束し、巨大な青い水の剣となった。


 ヒィン


 巨大な水でできた剣全体が青く輝く。


 この神剣は、この膨大な水を司るための制御装置であり、正しく使えば、シュムリア王国全土を水没させることもできるほどの代物だった。


 それが神剣と繋がる僕には、理解できた。


 その真の力の1000分の1……1万分の1……いや、それ以下のほんの一欠片ほどの威力で解き放つ。


(――喰らえ)


 僕は、その水の神アバモス様の力を振り下ろした。


 キィン


 輝く青き水の巨大剣は、スライムの巨体を切断した。


 のみならず、その真下の大地を斬り裂き、続く海面にも深い亀裂を生み出して、大きなうねりを引き起こしていた。


 荒れ狂う海。


 そして神の島では、50メードの巨体が完全に2つに分かれ、内側を露出していた。


 そこに、粘液とは違う『何か』があった。


 ――スライムの『核』だ。


 気づいた僕は、


「ポーちゃん!」


 と、地上にいる神界の同胞へと叫んだ。


 彼女は走った。


 母なる神の力によって作られた粘液の裂け目の道を走り抜け、空中高くへと跳躍する。


 ググッ


 右拳が握られ、そこに神気が集まっていく。


 その拳が白く発光する。


 幼女の腰がしなやかに回転し、それに合わせて上半身、肩、腕へと力が伝わって、最後にその『神龍の拳』が撃ち出された。


 パァン


 拳が、半透明の核に当たった。


 軽い音。


 けれど、そこから流し込まれた神気は、凄まじい量だった。


 ボコッ


 核が膨らむ。


 ボコッ ボココ……ッ


 膨らみは連続し、膨張して、


 ボパァン


 最後には、風船が限界を迎えたように破裂して、粉々になってしまった。


 砕けた粒子がキラキラと輝く。


 次の瞬間、


 ジュバアア……ッ


 一定の形を保っていた粘液は、まるで支えを失かったかのように崩れ、大地に広がっていった。


 草木が焼け、岩が溶ける。


 けれど、それも一定の範囲以上までは広がらずに収束していった。


 パシッ


 その強酸の海に落ちる前に、僕の手は、空中でポーちゃんの手を掴んだ。


 熱い手だ。


 それは、母神に仇なす神敵を討ち倒した、偉大なる神の子である『神龍』の手だった。


 僕は笑って、


「お疲れ様、神龍ポー」


 と声をかけた。


 金髪の幼女は何も答えず、融解したスライムの残骸を見つめていた。


 風に柔らかく金髪が揺れる。


 それから顔をあげ、


「お疲れ様、神狗マール」


 と言った。


 やり遂げたような、でも、少しだけ寂しそうな不思議な表情だった。


 ただ、繋いだ手だけが熱い。


 その時、


「お~い」


 眼下から声がした。


 見れば、弾けた粘液から逃れるため、海に浮かんでいるジジガメルさんの姿があった。


 その背中に、3人もいた。


 イルティミナさん、キルトさん、ソルティスは、僕らに向かって大きく手を振っていた。


 相方の少女を見つけて、


「…………」


 ポーちゃんの表情が、ようやく綻んだ。


 僕も微笑む。


 そうして僕は背中の翼を動かして、大切な3人のいる海上へと降下していったんだ。

ご覧いただき、ありがとうございました。


次回、水の都編の最終話となります。もしよかったら、どうか最後まで見届けてやって下さいね。


※次回更新は、今週の金曜日を予定しています。どうぞ、よろしくお願いします。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 更新お疲れ様ですヽ(´▽`)/ スライムって日本のRPGの影響で弱いイメージありますけれど基本的には厄介な魔物の部類ですし、今回の敵役としては納得ですね。 ……しかし観光目的とはいえ、全員…
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