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581・マールとソルティスの激闘

第581話になります。

よろしくお願いします。

 黒豹の獣人、ガルヴェイガ将軍の構える姿から凄まじい『圧』が放たれていた。


 その殺意の強さが、僕の肌を焼く。


(あの人……強い!)


 その強さは、恐らく、僕やソルティスでは歯が立たない。


 この場でそれに抗えるのは、キルトさん、ポーちゃんがいない以上、金印の魔狩人であるイルティミナさんのみ――それが、わかった。


 だから、覚悟を持って、言う。


「イルティミナさん、他の9人は僕とソルティスで抑える。だから、あの獣国の将軍をお願い」

「!」


 イルティミナさんが驚いたように僕を見る。


 その美貌が歪んだ。


 辛そうに。


 苦しそうに。


 すぐに視線を10人の敵兵へと戻して、


「あの9人は、相当の手練れです。わかっていますか?」

「うん」


 僕は頷いた。


 この最後の防衛戦を任された兵士なんだ。間違いなく、獣国の精鋭兵、あの黒豹の将軍が選んだだろう最強の兵士たちだ。


 それでも、


(あのガルヴェイガ将軍を相手にするよりも、勝ち目がある)


 僕の直感は、そう感じた。


 多分、イルティミナさんもわかっているのだろう。


 自分以外にガルヴェイガ将軍と戦える者はなく、そして自分も、将軍と同時にあの9人を相手にすることは不可能だと。


 僕の提案が最善策。


 僕とソルティスが死ぬ確率が、非常に高いとしてもだ。


 イルティミナさんの妹が笑った。


「はっ、任せて、イルナ姉。あんな奴ら、すぐにぶっ倒してやるんだから!」

「…………」


 その強がりが姉の決断を押した。


 小さく頷き、


「わかりました」


 そして微笑む。


「あの黒豹の獣人を倒したら、すぐに加勢します。それまで待っていてください、マール、ソル」

「うん」

「そっちこそ、待っててよね」


 僕とソルティスは、強く頷いた。


 僕らが話していたのは、アルバック大陸の共通語。ドル大陸の公用語を話す彼らにはわからなかったと思う。


 でも、戦場での意思は不思議と伝わる。


 イルティミナさんと僕ら2人が少しずつ間合いを広げると、向こうも呼応するように、将軍と9人の精鋭兵に分かれた。


 将軍との一騎打ち。


 それを望まれて逃げるのは、獣国軍の戦士として恥だと思われたのかもしれない。


 少なくとも彼らは、僕らの誘いに応えてくれたんだ。


(…………)


 誇り高い戦士だ。


 それなのに、なぜ宣戦布告もなく、このような侵略戦争を起こしたのか? 今更ながら、それが不思議に思えた。


 でも、それを問答する時間はない。


 空気は、血と命を持って決着を求めるものとなっていた。


「――――」


 張り詰める空気の中、間合いを詰める。


 チリッ


 それが限界を超えて触れ合った瞬間、僕ら13人は同時に動いた。



 ◇◇◇◇◇◇◇



 誰よりも速く、イルティミナさんとガルヴェイガ将軍が白と黒の残像となって激突した傍ら、僕とソルティスの2人は、9人の精鋭兵との戦闘に入った。


 相談は要らない。


 これまでの積み重ねた経験と信頼で、前衛は僕、後衛はソルティスの位置関係に自然となっていた。


(いくぞ!)


 僕は前に走る。


 迫ってくるのは、3人の精鋭兵だ。


 他の6人は、僕らを包囲しようと動いている。


 究極神体モードを使えば、多分、彼ら9人は一掃できるだろう。でも、そうすれば体内の神気が枯渇し、戦闘後に、みんなを連れて離脱するための翼を形成できなくなる。


 だから、究極神体モードは使えない。


 使えるのは、通常の神体モードだけだ。


 でも、相手は9人もの精鋭兵だ。


 使いどころを考えなければ、神体の『神狗』になったとしてもやられるかもしれない。


 現状、2対9。


 圧倒的な数の不利がある。


 これを少しでも何とかしなければ。


 その時、ふとキルトさんとポーちゃんは、2人で1000人の兵士を相手にしてるんだと思い出した。


(それに比べたら……)


 少しだけ気が軽くなり、心強くなる。


 それに勇気づけられながら、


「やぁああ!」


 ガィン


 僕は正面に立つ精鋭兵の1人へと左手の『妖精の剣』を叩きつけた。


 火花と共に、相手の剣で簡単に受け止められる。


 たったの1合。


 それでもわかる。


 伝わる。


 相手が自分と同じぐらいの強さを秘めた、相当の手練れの戦士なのだ……と。


 向こうにも伝わったろう。


 だからこそ、


「精霊さん!」


 ジ、ジガァアア


 鍔迫り合った僕の左腕の手甲から、『白銀の精霊獣』が飛び出すことは予想できなかったはずだ。


 ガシュッ


 その首が噛み千切られ、胴体が弾け飛ぶ。


 残った2人の精鋭兵も、意識の外からの強襲にほんの一瞬、動きが止まった。


(それで充分!)


 僕と精霊さんは、それぞれの相手へと襲いかかった。


 隙を突かれたその精鋭兵は、僕の振るった『妖精の剣』での1撃を自身の剣で受けようとした。 


 その瞬間、


「神気開放!」


 ドンッ


 僕は体内の力の蛇口を開き、そのマグマのような強い力を全身に漲らせた。


 獣耳と尻尾が生える。


 放散する神気が、周囲で白い火花を散らす。


 同時に、手にした剣が羽根よりも軽くなり、その剣速が跳ね上がった。


 ヒュコン


 防御の芯を外された精鋭兵の剣は切断され、その左肩から右脇腹まで、妖精鉄の美しい青き刃が通り抜けた。


 一拍遅れて、鮮血が吹く。


 その瞬間には、僕は身体を独楽のように回転させていた。


 ヒュコッ


 精霊さんの牙と爪を、手にした戦斧で受けていたもう1人の精鋭兵の首を薙ぐ。


 頸部に赤い線が走り、


 ゴン


 重い音と共に、頭部が床に落ちた。


 強襲からの不意打ち、その動揺から立て直させないままに3人を倒すことに成功した。


(よし!)


 けど、相手も精鋭兵だ。


 その短い間にも、残った6人の内の2人が、後衛のソルティスの元まで辿り着いている。


 ソルティスは左手の幅広の剣でその1人の槍を受け止め、


『カアアッ!』


 もう1人の精鋭兵が、裂帛の気合と共に手にした大剣を振り下ろした。


 ヒュボッ


 凄まじい剣技。


 その威力、速度は申し分なく、ソルティスが持ち上げた杖ごと彼女の身体が両断されるのは明白だった。


 ……ただし、ソルティスがただの魔法使い(・・・・・・・)なら。


 少女は告げる。


「エルダ・レイヴィン!」


 同時に手にした白い『竜骨杖』の先端から、魔力の刃が生み出された。


 そこに大剣の刃が当たる。


 ジィィン


 魔力の刃に焼き切られて、切断面に赤い灼熱の輝きを残しながら、大剣が2つになった。


『!?』


 驚愕する獣国の精鋭兵。


 振り抜かれた魔力の刃は、その腹部を横断し、一拍遅れて、上下2つに分かれた身体が地面に崩れた。


 槍でしかけていた精鋭兵も、仲間の死に驚いていた。


 慌てて下がる。


 けど、遅い。


 魔力の刃を生やした少女の杖は、そちらへと向けられて、


「――アロア」


 パンッ


 その声とともに魔力の刃は砕け、10本もの魔法の矢となって精鋭兵に撃ち出された。


『が……っ!?』


 バシュシュ ドパパァン


 7本の矢を槍で弾き、けれど、3本が命中した。


 致命傷にならないよう、咄嗟に頭部と急所だけは守ったのはさすがだった。


 でも、


 ドシュ


 その背中側から体当たりをするようにして僕の突き刺した『大地の剣』が、その腹部から飛び出した。


 向こうが反応する前に、


 ヒュコン


 左手の『妖精の剣』が、その首を刎ね飛ばす。


 首無しの胴体は槍を構えたまま、ドスンと床の上に倒れた。


 それを無視して、僕はソルティスの前に立ち、2つの剣を正面に向けながら構える。


 その隣に、僕がこの精鋭兵を倒すまでの数秒間、他の4人を牽制してくれていた精霊さんが戻ってきて、並ぶように立った。


(ありがと、精霊さん)


 ジジジッ


 視線だけで短い会話。


 ソルティスも油断なく、竜骨杖と幅広剣を構えて、


「2人も通すんじゃないわよ、馬鹿マール」

「ごめん」


 少女の悪態に、僕は謝った。


 思った以上に、向こうの動きが速かったんだ。


 さすが獣人。


(普通の人間とは、身体能力が違う)


 ただ、もしかしたら相手は『魔血の民』で、普通の獣人より更に身体能力が高かったのかもしれない。


 何にしても、その意識のズレを修正する。


 その僕の横顔を見て、


「ま、ちゃんと戻ってきて、もう1人をやってくれたんだから良しとするわ」


 ソルティスはそう笑った。


 僕は苦笑し、すぐに表情を改める。


 ソルティスも表情を引き締め、正面に向き直った。


 そこにいるのは、仲間をやられ、完全に油断も隙もなくなり、ただ鬼神のような闘気の『圧』を放つ4人の獣国の戦士だった。


 その獣の顔は、まるで悪鬼の形相だ。


 強い憤怒。


 同時にそれが戦士としての冷徹さを発露させる。


 9人の内、5人を倒した。


 けれど、3対4で数の上はまだ不利な状況だ。


 おまけに、精霊さんの存在、僕の『神体モード』、ソルティスが『魔法剣士』であること、その全てが把握された。


 奥の手は、もうない。


 あとは正面から戦うしかないのだ。


(むしろ、ここからが本番だ)


 気を引き締める。


 そして僕は、


神武具コロ


 自分のもう1つの武具に呼びかけた。


 ポケットの中にある虹色の球体が砕け、光の粒子となって、僕の周囲に渦を巻いた。


 シャラン


 僕の背中に、美しい金属の翼が生えた。


 手にした2つの剣は『虹色の両刃剣』と『虹色の鉈剣』に神化して、その神々しい輝きを反射している。


『…………』


 4人の精鋭兵は、そんな僕の姿に目を見開いた。


 一瞬、見惚れていたと言っていい。


 でも、それはすぐに消えて、強い決意と覚悟の宿った眼差しで僕らを睨む。


 負けられない。


 その意思が伝わる。


(それは、こちらも同じなんだ)


 青い瞳にそう思いを込めて、彼らを静かに見つめ返した。


 …………。


 空気が張り詰めていく。


 神経が研ぎ澄まされ、精神が透き通るように平静になった。


 そして、お互いが動く。


「おぉおおおっ!」


 僕は咆哮し、手にした2つの剣を迫る獣国の戦士たちへと振り下ろした。



 ◇◇◇◇◇◇◇



 そこからの僕らと獣国の精鋭兵4人との戦いは、熾烈を極めた。


 ガキンッ ドパァン


 ここまで来ると、精鋭兵たちは多少の施設の損壊を覚悟して『獣国軍の武具』の魔法を使ってきたんだ。


 槍にまとう風の刃。


 魔法障壁を生み出す盾。


 魔力波を放つ剣。


 それらを駆使して仕掛けてくる攻撃に、僕も『タナトス魔法武具』や『神武具』で対応し、ソルティスも必死に魔法で援護をしてくれた。


 剣撃と魔力の輝きが空間に弾ける。


 その中で、僕とソルティスに精鋭兵2人、精霊さんに精鋭兵2人が向き合う戦局となっていた。


 いや、正確には、そう仕向けられた。


 ガァン ドパァン


 精霊さんの白水晶でできた身体に、幾度も『獣国軍の武具』の魔法が直撃する。


 破片がキラキラと舞っていく。


 さすがの精霊さんも、魔法武具を使う精鋭兵2人には劣勢だった。


 そして、ついに、その魔法が精霊さんの身体を破壊する。


 ドパァアン


 激しい衝撃音のあとに、白水晶の胴体部分のほとんどが飛び散り、けれど、その中でほぼ首だけとなった精霊さんは精鋭兵の1人の首に噛みついた。


 バツン


 首を引き千切る。


(精霊さん!)


 致命傷を負った精霊さんの消滅前の最後の足掻き。


 首無しの獣人の身体が、ドウッと床に倒れた。


 同時に、完全に消滅し切る前に精霊さんは光の粒子となって、僕の左腕の『白銀の手甲』へと戻ってくる。


 ジ、ジジ


 精霊さんの弱々しい気配。


 それに心苦しめられ、同時に悟った。


 これで2対3。


 向こうは、2対1の数的優位な状況をどこかで作ることで必ず勝利を収め、それを繰り返して、最終的な勝利も収めるつもりなのだ。


 つまり、今度は僕とソルティス、どちらかが1対2の状況を作られる。


 そうなったら、


(僕らの負けだ)


 いくら粘ろうと、数的不利で、すり潰されるように殺される。


 ソルティスも気づいたはずだ。


 なら、そうなる前に、


「ソルティス、任せたよ!」

「!」


 僕は叫んで、目の前の2人の精鋭兵へと突進した。


 もう1人が合流する前に。


 その前に、動かなければ。


 その強引な僕の攻めは、大きな隙を生んだ。


 当然、獣国の精鋭たる2人の戦士は、それを見逃すはずもなく、数合の剣戟の果てに、


 ズシュッ


 その槍が僕の腹部を深く抉った。


「がふっ!」


 灼熱の痛みが神経を焼く。


 口から血が溢れ、ソルティスの「マール!」と叫ぶ悲痛な声が鼓膜を叩いた。


 僕の腹部を貫いた精鋭兵の瞳に、勝利の光が滲んだ。


(今だ!)


 その隙を見逃さず、僕は槍に貫かれたまま『神狗』の脚力で前へと進んだ。


 ズズッ


 槍が貫通し、先端が背面へと抜けていく。


『!?』


 気づいた時には遅い。


 ヒュコン


 僕の右手の『虹色の両刃剣』がその首を刎ね飛ばす。


 もう1人の精鋭兵が振り下ろしてきた戦斧は、背中の大きな金属翼を盾にしてガチンと受け止め、そのまま外側にはばたくことで跳ね飛ばした。


「ぐ……ぅ」


 痛みを堪えながら、僕は槍を切断する。


 短くなった槍を後ろに引っ張って、身体から抜いた。


 ドパッ


 途端、傷口から血が溢れる。


 けど、そんな僕の腹部に空いた大穴に、温かな緑色の光が灯された。


 僕の背中。


 傷のすぐ近くの部分に、ソルティスの『竜骨杖』が押し当られている。


 その魔法石から放たれる回復光が僕の体内を巡って傷を塞ぎ、失った血肉となって、数秒後には腹部の大穴はなくなっていた。


「この馬鹿マール! 無茶し過ぎよっ」


 泣きそうなソルティスの声が背中にぶつけられる。


(ごめん)


 僕は心の中で謝った。


 でも、凄腕の回復魔法の使い手であるソルティスなら、きっと治せると思ったんだ。


 多少の賭けもあった。


 でも、そうしなければ、僕らは確実に負けていた。


 そして僕は、賭けに勝った。


 僕らの前には、驚き、そして敵意と敬意に満ちた目で年下の僕らを見つめる獣国の精鋭兵2人の姿があった。


 ようやく2対2だ。


 けど、その時、


 バシュゥウウ……


 僕の獣耳と長い尻尾が白煙を噴きながら消失していった。


 時間切れ。


 3分間の神体モードは、終わってしまったのだ。


 ズシン


 羽根のようだった『虹色の両刃剣』、『虹色の鉈剣』が鉄塊のように重くなる。


 その神化も解く。


 虹色の光の粒子が剥がれて、『大地の剣』と『妖精の剣』に戻った。


「はぁ、はぁ」


 呼吸が乱れる。


 とはいえ、まだ『神武具』の制御は利く。背中にある金属の翼は、まだ使えるんだ。


(手札が少し減っただけ)


 まだ戦える。


 自分にそう言い聞かせて、僕は2つの剣を構えた。


 ソルティスも今度は僕の隣に立って、左手に幅広の剣を、右手に白い『竜骨杖』を握って構えていた。


 精鋭兵の2人も、こちらに武器を構える。


 自分たち9人を相手に戦った小さな戦士たち、年齢も性別も関係ない、確かな敬意と闘志を持って僕ら2人に向き合ってくれている。


「…………」


 もし敵同士でなければ。


 良き関係が築けたのではないか……そんなことをふと思った。


 グッ


 歯を食い縛る。


 今は、そんなことを考えてはいけない、マール。ここは戦場なんだ。


 甘い自分にそう言い聞かせる。


 僕は神経を張り詰めさせながら、目の前の精鋭兵2人との間合いを詰めていく。


 ジリッ ジリッ


 緊迫した空気。


 そうした状況の中で、僕はもう1つの戦いも知覚していた。


 神武具の超感覚。


 それが直接、脳内へと伝えてくる映像と音声によって、イルティミナさんとガルヴェイガ将軍の凄まじい戦いも感じていたんだ。

ご覧いただき、ありがとうございました。


※次回更新は、今週の金曜日を予定しています。どうぞ、よろしくお願いします。

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― 新着の感想 ―
[良い点] >その美貌が歪んだ。辛そうに。苦しそうに。 [一言] この文で、久々にマールを読んでいて心が震えました。 (もちろん今までが面白くなかったわけではありません!) マールを心配してのことな…
2022/11/14 16:11 退会済み
管理
[一言] 更新お疲れ様ですヽ(´▽`)/ 決死の覚悟で挑んだ戦い。 相手の思考の上をいく戦闘スタイルの豊富さたで数の不利を打ち消しましたね。 とはいえ、手札も尽きた以上は純粋な力と技そして連携の勝負。…
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