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【書籍化&コミカライズ!】少年マールの転生冒険記 ~優しいお姉さん冒険者が、僕を守ってくれます!~  作者: 月ノ宮マクラ


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556/825

508・全ての真相は

第508話になります。

よろしくお願いします。

 街路樹の前方に、空気が圧縮していく。


 僕の接近を阻もうというように、そこから次々と『真空波』が撃ち出されてきた。


「やっ!」


 ヒュガッ ギィン


 手にした『大地の剣』で、その全てを斬り捨てる。


 大気に火花を散らし、僕は、その中を駆け抜けて『視線の主』がいるだろう街路樹の裏へと回り込んだ。


「!?」


 誰もいない!?


 上段に剣を構えたまま、僕は、その誰もいない空間に動きを止めてしまった。


 バササッ


 上方から音がした。


(!)


 バッと見上げれば、それは、僕の殺気に驚いたらしい鳥たちが逃げていく羽音だった。


 夕焼けの空に、数羽の鳥の影が消えていく。


「…………」


 どうなっているの?


 呆然としていると、遅れてソルティスがやって来た。


「犯人は!?」


 息を切らせて、そう訊ねられる。


 けど、僕は何も答えられなかった。


 ソルティスも、誰もいない街路樹の裏を見つけて、唖然となっている。


「……逃げられたの?」

「ううん」


 僕は、首を横に振る。


 逃げられるわけがない。


 殺意の視線の発生元が、この街路樹であることを見抜いてからは、一度も視線を外していないんだ。


 逃げたら、その姿が見える。


 でも、そんな姿はどこにも見えなかった。


 つまり、


「最初から、誰もいなかったんだ」


 僕は呟いた。


 ソルティスは、呆けたように僕を見た。


 彼女自身も、この街路樹から視線が向けられていたことは感じていたはずだ。


 だからこそ、この事実に戸惑っている。


 …………。


 まるで透明人間の仕業みたいだ。


(……ん?)


 その時、ふと『闇の子』が昔、人間の視界から姿を消せたことを思い出した。


 まさか……。


 僕は言う。


「ソルティス。あの『闇の子』の姿が見えるようになる魔法、使える?」

「え……あっ!」


 彼女は驚き、すぐに理解してくれた。


「わかったわ!」


 頷いて、その手に真っ白な『竜骨杖』を握ると、そこに嵌められた魔法石を光り輝かせる。


 そして、


「聖なる光よ。魔の隠蔽を打ち払え! ――トゥー・ラティ・ダムド!」


 パアアッ


 彼女を中心とした半径20メードに、半球状の光が満ちた。


 この光の中では、魔法によって姿を隠せない。


 僕とソルティスは、すぐに背中合わせになり、周囲を注意深く見た。


「…………」

「…………」


 でも、誰の姿も浮かび上がらない。


 もしかして、透明なまま、すでに逃げられてしまった……?


 いや、それなら匂いや気配の変化でわかるはず。


(でも、それはなかった)


 なら、やはり、ここには誰もいなかったと判断するべきだ。


 ソルティスも同じ結論に達したんだろう、彼女は『魔法の光』を停止させ、肩を落として大きなため息をこぼした。


「いったい、どうなっているのよ?」 

「…………」


 僕も知りたい。


 チィン


 鞘へと『大地の剣』を収めて、僕は言う。


「犯人はわからないけど、その動きに変化はあったんだ。それは何かしら、犯人の手掛かりに繋がるかもしれない」

「…………」


 ソルティスは、僕を見る。


 僕は、彼女を安心させるように笑った。


「とりあえず明日、イルティミナさんたちに報告しようよ。いい案を考えてくれるかもしれないしさ」

「……そうね」


 ソルティスは頷いた。


 でも、その表情は、やはり少し暗い。


 それに気づいた僕は、その背中をパンと軽く叩いた。


「大丈夫」

「…………」

「ソルティスのことは、ちゃんと僕が守るから。だから、心配しなくていいよ」


 彼女は苦笑した。


 大きく息を吐いて、


「そうね。頼りにしてるわ、マール」

「うん」


 僕らは、笑い合った。


 ソルティスの表情にも、力が戻った気がする。


 それから、彼女の気を紛らわすように他愛もない話をしながら、僕ら2人は、夕暮れの道を歩いていった。



 ◇◇◇◇◇◇◇



 その日は警戒していたけれど、何事もなく夜は過ぎ、やがて朝になった。


 そして、10時頃、来客があった。


 玄関の扉を開けた先にいたのは、数日ぶりに会う、イルティミナさんとポーちゃんの2人だった。


「おはようございます、マール、ソル」


 微笑むイルティミナさん。


(……あ)


 その笑顔に、僕の心は温かくなる。


 だけど、突然の来訪だったので、僕とソルティスは驚いてしまった。 


 今日、こちらから『イルティミナさんの家』を訪問するつもりだったので、ちょうど良いタイミングではあったんだけどね。


 とりあえず、2人をリビングへと通した。


「僕がお茶を淹れるから、ソルティスはカップを用意してくれる?」

「わかったわ」


 2人のためのお茶を、ソルティスと一緒に用意する。


「…………」


 そんな僕らを、イルティミナさんはジッと眺めていた。


 やがて、テーブル上に4人分のハーブのお茶のカップが並ぶ。


 僕とソルティスも席に着く。


 イルティミナさんはお茶を一口飲んで、


「良い味と香りですね」


 と微笑みながら、僕らを誉めてくれた。


 えへへ。


 ちょっと嬉しい。


 ソルティスも満更でもない顔で、僕らは互いの顔を見て、笑い合ってしまった。


 ポーちゃんは、無言で飲んでいる。


 カチャ


 イルティミナさんが、カップをソーサーに戻した。


(……ん)


 その何気ない仕草に、僕の意識は不思議と切り替わった。


 そして、


「イルティミナさん、今日はどうしたの?」


 と訊ねた。


 ソルティスもハッとして、


「そうそう、私たちからもイルナ姉に聞いて欲しいことがあったの。ちょうど、よかったわ」


 と言った。


 イルティミナさんも微笑んだ。


「そうですか。私たちからも、実は貴方たちに伝えたいことがあって、ここに来ました」


 そう頷く。


(伝えたいこと?)


 僕は青い瞳を丸くしながら、自分の奥さんを見つめる。


 ポーちゃんも、イルティミナさんの横顔を見ながら、彼女が話し始めるのを待っているようだった。


 ソルティスの視線も姉を見ている。


 僕ら3人の視線を集めるイルティミナさんは、ゆっくりと息を吸った。


 そして、


「ソルティスを付け狙っていた犯人が、今朝、王都の衛兵によって捕まりました」


 と、落ち着いて告げた。



 ◇◇◇◇◇◇◇



「え……?」


 僕とソルティスは、一瞬、何を言われたのかわからなかった。


 けど、その意味がゆっくり浸透する。


 捕まった?


 犯人が?


 今朝?


「え、えぇええええっ!?」


 僕は、つい椅子から立ち上がって、叫んでしまったよ。


 隣に座っているソルティスも、唖然として、その口が開いたままになっていた。


 イルティミナさんは、静かにカップのお茶をすする。


「ど、どういうこと?」


 僕は困惑しながら、自分の奥さんに問いかけた。


 カチャッ


 彼女は、再びカップをソーサーに戻して、


「言葉通りです。昨夜、犯人を特定することができたので、衛兵に通報して、その人物を逮捕、拘束してもらいました」


 と、美しく微笑んだんだ。


(特定って……)


 どうやって?


 いや、そもそも、


「は、犯人は誰だったの!?」


 我に返ったソルティスが、そう叫んだ。


 今まで自分を苦しめていた相手だ。誰だったのか知りたい気持ちは、誰よりも強いだろう。


 イルティミナさんは、


「『王立魔法院』に努める研究者の1人でした」


 と言った。


 名前も教えてくれたけれど、僕には聞き覚えがない。


 けど、ソルティスは知っている人物だったらしくて、「えっ、あの人が!?」と驚愕していた。


 それから、


「でも、なんで? ……私、別に恨まれるようなことしてないわよ?」


 と呟く。


 けれど、その声は自信がなさそうだ。


 まぁ、世の中には『逆恨み』ってこともあるしね。


 ソルティスは『魔学者』としても優秀だし、若いし、美人だし、良し悪しを抜きにして、その実力を妬まれたとしても不思議じゃないんだ。


 僕はそう思ったんだけど、


「いいえ、逆ですよ」


 と、彼女の姉は訂正した。


(逆?)


「その人物は、むしろ、ソル、貴方に強い好意を持っていたのです」


 ……好意。


 それって、つまり『ソルティスが好き』ってこと!?


 僕は、びっくりした。


 ソルティスも、びっくりした顔をしていた。


 そんな僕らに、イルティミナさんが説明してくれた。


 その犯人は、自らの務める『王立魔法院』に、時々、顔を出す見目麗しい天才少女――つまり、ソルティスに恋をしてしまった。


 彼女と話すたび、その想いは募っていく。


 けど、その犯人は、自分に自信がなかった。


 告白なんて、とてもできない。


 けれど、自身の内側から溢れてくる激情を抑え込んでいることもできず、その心が壊れそうになってしまったそうだ。


 そして、その想いを少しでも昇華しようとした行為が、


「ソルへの監視行為でした」


 と、イルティミナさん。


 自らの愛したソルティス・ウォンという少女を監視し、見守ることで自身の感情を静めていたのだ。


 ただ、その視線に気づかれるとは思っていなかったらしい。


 ソルティスの『魔狩人』としての優れた感覚を甘く見ていたようだ。


 気づかれた時には、さすがに慌てたという。


 けれど、絶対に自分が特定されない方法だったので、むしろ、自分のことがわからず怯える少女の姿が愛おしく思えたそうだ。


 自分が少女を支配しているような感覚。


 優越感と愉悦感。


 背徳的だからこそ楽しく、心地好くてやめられなかった。


 その行為に、ソルティスの心が恐怖し、傷つけられていることを思いやる余裕もないまま、犯人はその行為を続けてしまったのだそうだ。


「ち、ちょっと待って!」


 ソルティスが、姉の話を遮った。


 彼女は頭を手で押さえながら、


「納得できないけど、理由はわかったわ。でも、その監視行為って、どうやったの? 私もマールも、どこにも姿を見つけられなかったのに……っ」


 そう疑問をぶつける。


 イルティミナさんは静かに頷いた。


 そして、


「確かに普通の方法ではありません。その犯人は『使い魔』を利用して、監視をしていたのです」


 と言った。



 ◇◇◇◇◇◇◇



(使い魔?)


 僕は怪訝そうに眉をひそめ、ソルティスは「あっ」と声をあげた。


 使い魔。


 それは、魔法によって使役される小動物のことだそうだ。


 その動物の五感は、術者である主人と同調し、その術者に全てが伝わるのだという。


(……そっか)


 僕も思い出した。


 これまで『悪意の視線』が向けられた時には、必ず、鳥や猫の姿があった気がする。


 つまり、それが『使い魔』だったんだ。


(……意識の盲点かぁ)


 てっきり、視線の主は人間だとばかり思っていたから、気づけなかった。


 ソルティスも、


「くそぅ、その可能性があったかぁ!」


 と、『使い魔』の存在に思い当たらなかったことが悔しそうだ。


 つまり犯人は、鳥や猫の目を借りてこちらを監視したり、最後は、それを媒介として魔法攻撃をしてきたってわけだね。


(なるほど)


 それが透明人間の正体か。


 納得した僕は、大きく息を吐く。


 それから、イルティミナさんを見て、


「でも、よく犯人が特定できたよね? それは、どうやったの?」


 と訊ねた。


 ソルティスも顔をあげる。


 イルティミナさんは、ニッコリと微笑んだ。


 その白い手がポーちゃんの肩に触れ、


「2人で聞き込みをして回ったのです。これまでにソルと接触した人間、それも、ソルに好意を持っているだろう人間に限定して、その動きを探っていました」


 と言った。


 ポーちゃんも、コクンと頷いた。


(聞き込み……)


 いや、ちょっと待って。


「もしかしてイルティミナさん、それじゃあ最初から、犯人が『ソルティスに好意を持った人物』だってわかってたの?」


 そう聞いた。


 イルティミナさんは、


「はい」


 と微笑みながら、当たり前のように頷いた。


 ソルティス、あんぐりと口を開けてます。


 僕も唖然だ。


「ソルティスに相談された初日、その視線がマールに向けられたと聞いた時に、その可能性についてを考えました」


 そう彼女は微笑んだ。


 愛しい女に見知らぬ男が近づき、親しげにしていた――それが許せなくて、僕への監視が行われたのだろうと、イルティミナさんは予想したのだそうだ。


「それで、恋人のフリをさせたの?」

「はい」


 僕の問いに、彼女は頷いた。


「そうして刺激をすれば、犯人も動くはずです。それによって、その人物を特定できればと思っていました」


 とのことだ。


(なるほどね)


 そうして僕とソルティスが偽者の恋人として過ごしている間、イルティミナさんとポーちゃんは、聞き込みをしてくれていたんだ。


 ソルティスの交友関係。


 特に、ソルティスに好意を持つ人物を探して。


 そのピックアップされた数名の動向などを、2人は、更に調べていったのだそうだ。


「ソルは、あまり人付き合いが多くないので、人数が少なくて助かりました」

「…………」

「…………」


 姉は笑っているけど、ソルティスは複雑そうだ。


 けど、


(それじゃあ、ソルティスのことを好きって人が、何人もいたんだね) 


 少しびっくり。


 いや、びっくりでもないのか……。


 僕は、ソルティスの横顔を見る。


 その美貌は、出会った頃と比べて大人びて、1人の女性として多くの男性を魅了してもおかしくないものになっている。


 犯人も、魅了された1人なんだ。


「? 何よ、マール?」


 僕の視線に気づいて、彼女は怪訝そうな顔をする。


 僕は「ううん」と首を振った。


 結論から言うと、イルティミナさんの仕掛けた罠は成功だったようだ。


 僕とソルティスの関係に気づいて、イルティミナさんたちの調べていた何人かは反応を示した。


 特に怪しい動きをしたのが、1人。


 その人物は、ソルティスと同棲する僕に気づき、直接、僕へと接触して関係を問いただしたりと、尻尾を見せていたそうだ。


(え?)


 僕と接触?


 そこで説明されて、ようやく『王立魔法院』で話をした若い『魔学者』を思い出した。


(あ……あぁああ!)


 あの人が犯人か!


 愕然とした僕に、イルティミナさんは苦笑している。


 その若い魔学者は『ソルティスの恋人』である僕の存在に嫉妬して、最後は魔法まで使って強制的に排除しようとしてきたんだ。


「私たちは、彼の行動を監視していました」


 とイルティミナさん。


 その中で、彼が『使い魔』を使役していたこと、それで僕たちを襲わせたことも確認したそうだ。 


 実は『使い魔』の使用は、法律で厳しく制限されているんだって。


 正当な理由もなく、許可もない場合は、罪に問われる。


 そして、僕らが襲われたあと、逃げた『使い魔』は証拠品としてポーちゃんが確保し、イルティミナさん本人は、彼を直接、捕らえた。


 そうして王国に報告。


 イルティミナさんが調べあげた情報や証拠を示し、すぐに王都の衛兵たちは彼の事情聴取を行い、今朝、正式な逮捕となったわけだ。


(そっか)


 一連の顛末を聞き終え、僕とソルティスは、椅子に座り込んでしまった。


 あまりに唐突な解決。


 それで、なんだか気が抜けたような感じだ。


「今日まで、2人ともよくがんばりましたね」


 イルティミナさんは、そう言ってくれる。


 僕は「ううん」と苦笑した。


 ソルティスは姉を見つめて、小さくはにかむ。


「こっちこそ、ありがとうね、イルナ姉。おかげで助かったわ」

「いいえ」


 イルティミナさんは、長い髪を揺らして、首を振る。


「ポーもありがと」


 ソルティスは、金髪の幼女にもお礼を言った。


 ポーちゃんは、


「問題ない。ソルが守れたのなら、よかった」


 そう無表情に答えた。


 けど、その声には、どこか安心したような響きが感じられた。


 …………。


 これから犯人には、より厳しい取り調べが行われ、正式な刑罰が決定する。そこで改めて、王国からソルティスへと報告がされるだろうという話だった。


 これで事件は解決。


(一件落着、だね)


 僕もホッとした。


 そんな僕のことを、ソルティスの紅い瞳が見ていた。


(ん?)


 視線を向けると、彼女は前を向く。


「ねえ、イルナ姉? せっかくだから、今日はマールと一緒に泊まっていってよ」


 と言った。


 イルティミナさんは、少し驚いた顔だ。


「なんか急だったし、これで『はい、さよなら』っていうのも寂しいでしょ? ね、お願い。今夜は4人で過ごしましょ?」


 ソルティス……。


 イルティミナさんは、僕をチラッと見た。


(?)


 すぐに瞳を伏せる。


 それから、


「えぇ、わかりました。そうしましょう、ソル」


 優しい姉の声で了承した。


 ソルティスは「やった!」と嬉しそうに笑って、ポーちゃんの手を取った。


(うんうん)


 その姿に、僕も微笑んだ。


 そうして僕ら4人は、その日は『ソルティスの家』で過ごすことになったんだ。

ご覧いただき、ありがとうございました。


次回、今エピソードのエピローグ的な話がもう1話あります。もしよかったら、どうか最後まで見届けてやって下さいね。



※次回更新は、明後日の水曜日0時以降になります。どうぞ、よろしくお願いします。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 更新お疲れ様ですヽ(´▽`)/ 名探偵イルティミナの活躍により見事犯人の逮捕に成功! イルティミナとポーちゃんのコンビの見事な事件解決っぷりでしたね! ……マール達からすれば、余りの急展開…
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