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476・鬼姫の剣と自由

第476話になります。

よろしくお願いします。

 陸上とは違って、この世界の海は、まだまだ人の支配が及ばない領域だ。


 原因の1つは、海の魔物の巨大さである。


 陸上で大型の魔物と言えば、代表されるのはやはり『竜種』だろう。けれど、その大きさは最大でも40~50メードと言われている。


 では、海の魔物は?


 平均として、およそ100~200メード。目撃例の中で最大の物は、1000メード以上にもなるそうだ。


 海の脅威は、計り知れない。


 とはいえ、陸上に比べて魔物との遭遇率が桁違いに低いので、移動や輸送などで海路を使うことは多いんだって。


 だから僕らも、ドル大陸への移動に海路を使っている。


(……いるんだけど)


 やはり、運悪く『海の魔物』に遭遇することはあるのだった。



 ◇◇◇◇◇◇◇



「――もう3日だね」


 僕は呟いた。


 それはシュムリア大型船の甲板で、他のみんなと一緒にいる時のことだ。


 全員、武装をしている。


 そして皆の視線は、白い泡となった航跡の残る船尾からの海へと向けられていた。


 船の後方300メード地点。


 その海中に、巨大な蛇のような影があった。


 その長さは、およそ500メード……それ以上先は、あまりに遠方であり、波の奥に隠れて計測することはできなかった。


 初めて見つけたのは、3日前。


 その時から巨大な海蛇みたいな影は、海中をうねりながら、海上を行くシュムリア、アルンの両国大型船を、ずっと追尾してきているんだ。


 両船に備えられた大砲は、この3日間、ずっと魔物に照準を合わせている。


 博識少女のソルティス曰く、


「多分、『海龍』と呼ばれる魔物の一種じゃないかしら?」


 とのこと。


 でも、なんでついてくるのか、わからない。


 僕は首をかしげていたけれど、イルティミナさんが言うには、3日前に比べて、船までの距離が少しずつ縮まっているとのことだ。


 そこからの推測。


「恐らく、こちらの疲れを待っているのでしょう」

「疲れを?」

「はい。長く追い続けることによって獲物を消耗させ、弱ったところで襲いかかる……そういう習性なのではないかと」


 陸上にも、そういう魔物がいるらしい。


(なるほど)


 確かに、この3日間、あの海龍に追いかけられて、僕らは――特に船員さんたちは緊張しっぱなしだった。


 生物ではなく、船なので問題はなかった。


 けど、もしもこの船が生き物だったら、肉体的にも精神的にも疲労困憊となって、動けなくなっていたかもしれない。


 ……厄介な魔物だ。


 とはいえ、船であっても追いかけてくるのは、あれほどの巨体だ。もしも襲いかかって来られたら、いくら武装している大型船でも危険かもしれない。


 最悪、沈没だ。


 この3日間、様子を見ていたけれど、そろそろ対応を考えた方がいいかもしれない。


 不幸中の幸い、


(この船には、キルトさん、イルティミナさん、ポーちゃんがいる)


 それこそ『金印』並みの実力者が3人。


 それに僕やソルティス、フレデリカさんもいるんだ。


 うん。


(みんなで力を合わせれば、きっとなんとかなるよね)


 僕は、そう思った。


 でも、そう思わなかった人もいるみたい。


「仕方がないの」


 ため息をこぼしたキルトさん。


 彼女は、海風に豊かな銀髪をなびかせながら、1人で船尾の端まで歩いていった。


(え?)


 驚く僕ら。


 その目の前で、キルトさんは背負っていた『雷の大剣』を手にして、巻きついていた赤い遮雷布をほどいていく。


 そして、その黒い大剣を上段に構えた。


 リイィン


 彼女を中心にして、空気が張り詰めていく。


 その異常な気配を感じたのか、後方の海にいた海龍の動きが激しくなった。


 その速度を増して、こちらへと肉薄してくる。


(!?)


 白い波しぶきを散らしながら、恐ろしい龍の頭部を海上へと突き出し、青い空へとその巨体を持ち上げた。


 パタタッと飛沫が雨のように降ってくる。


 鋭い牙の生えた口が大きく開き、そのまま死のアギトとなって、僕らの頭上へと落ちてこようとした。


 その寸前、


「――鬼神剣・双絶斬」


 キルトさんの大剣が振り下ろされ、即、振り上げられた。


 リリィン


 青い雷の集束した三日月が2つ、交差しながら空中を走り抜けた。


 それは、巨大な塔のような海龍の胴体を切断し、その先にあった海を斬り裂いて、遥か遠方まで光となって抜けていった。


 ドパァアアン


 海龍の頭部が海面に落下し、割れていた海が荒波となって戻っていく。


(うわっ!?)


 ギシッ ギシシッ


 その荒波がぶつかって、船体が大きく揺れ、音を立てて軋んだ。


 僕は倒れそうになり、イルティミナさんが慌てて「マールっ」と僕の腕を掴んで支えてくれた。


 他の皆も船の縁を掴んだり、しゃがんだりして、必死に揺れに耐えていた。


 ザァアア


 巻き上がった海水が、雨のように降ってくる。


 雨には、海龍の血も混じっていた。


 それを浴びるキルトさん。


 濡れてしまった銀髪を片手でかきあげ、「ふぅ」と吐息をこぼしていた。


(……なんて人だ) 


 僕は呆れた。


 あの巨大な海龍を、まるで物ともしていない。


 しかも、これまでの最大奥義だった『鬼神剣・絶斬』を連続で撃ち出す新技まで披露してくれちゃったんだ……。


 おまけに疲れた様子も見せていない。


 もはや、奥義が奥義でなくなってしまったみたいだ。


 この短期間で、キルトさんは、いったいどれほどの高みにまで行ってしまったのか?


「…………」

「…………」


 イルティミナさん、フレデリカさんも畏怖の眼差しで彼女を見ていた。


 ソルティスは、


「さすがキルトね!」


 と、ポーちゃんに背中を支えられながら、無邪気に嬉しそうだ。


 …………。


 その強さに憧れて、その背中を追いかける僕としては、つい苦笑してしまった。


(遠い背中だなぁ) 


 必死に追いかけているのに……ね。


 そんな僕らの方へと、雨の様な海水に濡れながら、キルトさんは「終わったぞ」と笑顔をこぼしていた。


 僕は、青い瞳を細める。


 その背後に広がる空には、まるで勝利を祝福するかのような美しい虹が煌めいていた。



 ◇◇◇◇◇◇◇



「できれば、殺したくなかったのじゃがの」


 みんなが集まった船内食堂で、お酒のグラスを傾けながら、キルトさんはそう言った。


(殺したくなかった?)


 意外な言葉に、僕は驚く。


 でも、それにはちゃんとした理由があるようで、『海龍』を殺すと、その血肉を求めて他の『海の魔物』もこの海域に集まってきてしまうからなんだそうだ。


 今後の旅を考えて、それは避けたかった。


 それと、ここは長年かけて開発された、比較的安全とされる航路でもあった。


 その航路が駄目になってしまう可能性もあるので、できる限り、この海域で倒したくなかったんだって。


(なるほどね)


 でも、あの海龍は3日間も追って来ていたし、諦める気配もなかった。


 今回は仕方なしとして、討伐することにしたんだそうだ。


 ……だけど、討伐したいと思ったからって、それができるのが凄いんだよね。


 特に新技。


「あんな凄い技、キルトさん、いつ覚えたの?」


 僕は、料理を食べる手を止めて、そう訊ねた。


 キルトさんは「?」という顔をする。


「何を言うておる? あれは『鬼神剣・絶斬』を2回放っただけであろう? 新技でも何でもないわ」

「…………」


 はい?


 お酒を美味しそうに飲み、プハァ……と熱い息を吐いて、


「まぁ、技の繋ぎを工夫して、ようやく連続で撃てるようになったがの。大したものではない」


 とおっしゃる。


 僕は、言葉もなかった。


 僕の隣にいるイルティミナさんと、その奥の席のフレデリカさんは『コイツ、何言ってんだ?』みたいな顔である。


 ソルティスは「ふ~ん?」とわかっていない顔で食事を続けていた。


 ポーちゃんは、いつもの様にそんな少女のお世話をしている。


(……大したものじゃない、わけないじゃないか)


 あんな凄まじい力の技を連発できるようになったなんて、普通に考えてもとんでもないんだけど……?


 僕らの視線に、けれど、キルトさんは気にした様子もない。


 お酒を飲んで、幸せそうだ。


「……はぁ」


 僕は、ついため息をこぼしてしまった。


 美しい師匠にジト目を向けて、


「キルトさん、いったいアルンでどんな修行してたの?」

「む?」


 キルトさんはキョトンとした。


「何もしておらんぞ」

「…………」

「シュムリアにいた時のように、時間に追われることがなかったからの。何もなく、むしろ考える時間が増えた。そうした思索の中で『双絶斬』の動きにも気づいたがの」


 そう笑う。


(……強くなる時って、そういうものなの?)


 必死に剣を振るだけでなく、剣を振らないことも強さに繋がるなんて、僕は思いもしなかった。


 ちょっと目から鱗だ。


 僕の表情に気づいて、キルトさんは優しく笑った。


「あとはそうじゃの。人に剣を教える機会が増えた、それゆえに、自己の剣も冷静に分析もできたかもしれぬ」 

「そうなの?」

「うむ」


 銀髪を揺らして、キルトさんは頷いた。

 

 ダルディオス将軍の屋敷に滞在しながら、キルトさんは、その見返りとして、アルン騎士たちにも剣の手ほどきをしていたそうだ。


 無論、騎士たちはアルン流の剣術を学んでいる。


 キルトさんはそこに、冒険者としての型にはまらぬ剣の動きを伝え、より幅のある戦い方を教えていたそうなんだ。


 ちなみに、フレデリカさんもその教えを受けた1人だったりする。


「非常にためになった」


 と、軍服のお姉さんも頷いた。


 他にも、戯れに皇帝陛下やパディア皇女にも、剣を教えたりもしたそうだ。


 人に剣を教える。


 そのためには、自分の剣を自分自身がしっかりと知っていなければならない。そうして己の剣を見つめ直す中で、新たな発見などもあったそうなんだ。


(なるほどね……)


 そういうこともあるんだ。


 キルトさんは笑いながら、


「あとは、将軍とも暇潰しに剣を交えることもあったがの」


 と言った。


 うん、それは良い稽古になりそうだ。


 ちなみにダルディオス将軍は、そんな風に自由に生き始めたキルトさんを見て、少し羨ましく思ったそうなんだ。


 キルトさんは、僕、イルティミナさん、ソルティスを見る。


 そして、


「最近、将軍は、後進の育成にも力を入れ始めた。その理由は、実は、そなたらの活躍にもあるのじゃぞ」


 と、悪戯っぽく片目を閉じて、言った。


(え?)


 僕らは驚く。


 フレデリカさんを見るも、彼女としても初耳みたいな顔だった。


 キルトさんは、お酒のグラスを揺らしながら、


「わらわがこうして『金印』の立場を辞し、自由に生きられるのは、イルティミナという後釜がおったからじゃ」


 と言った。


 つまり、イルティミナさんが『金印』になったからこそ、キルトさんは引退することができたんだ。


 そして、イルティミナさんは、キルトさんが鍛えた。


 幼い頃は剣の初歩を教え、冒険者仲間となってからは、冒険者としての戦い方を、『金印の魔狩人』としての在り方を見せてきた。


 そうして、彼女は成長した。


 いつしか、『金印の魔狩人』となれるほどの逸材に。


 同じように、キルトさんの弟子となった僕、ソルティスも強くなり、今では『銀印の魔狩人』となっていた。


 それを見て、


「ダルディオス将軍も、後進の育成への関心が強まったようじゃ」


 いまだ現役の将軍。


 とはいえ、そうしていられる時間は、着実に短くなっている。


 ダルディオス将軍は、その間に、キルトさんにおけるイルティミナさんのような後進を育て、将の立場から引退し、今のキルトさんみたいな悠々自適な生活を送りたいと考えているのだそうだ。


(ほぇぇ……そうだったんだ?)


 思わぬ話に、僕はびっくりだ。


 フレデリカさんも、


「父がそんなことを考えていたとは知らなかった……」


 と驚いた顔だった。


 キルトさんは苦笑する。


「まぁ、いまだアルンを支える大将軍が、自分の引退についてを口にするのは難しいからの」


 その話を聞いたのも、2人きりの酒の席でのことだったそうだ。


 そういう意味では、愛娘であるフレデリカさんの出世や活躍は、ダルディオス将軍としては嬉しいらしい。


 ただ父としては、重役になるほど責任に苦しむことも知っているので、複雑なんだとか。


 そんな話もするんだそうだ。


「……父上」


 フレデリカさんは、何とも言えない顔だ。


 キルトさんは、そんなアルン騎士のお姉さんを、優しい眼差しで見つめている。


「まぁ、そなたはそなたの信じた道を進めば良い、フレデリカ。今は、将軍もそれを望んでおろう」

「……あぁ」


 フレデリカさんも頷いた。


 そんな風に食事をしながら、僕らは、キルトさんのアルン神皇国での話を聞いたりしたんだ。



 ◇◇◇◇◇◇◇



 夜になり、僕らは寝具のある船室へと戻った。


 船室は、5人部屋。


 いるのは、僕、イルティミナさん、ソルティス、ポーちゃん、そしてキルトさんの5人だ。


 フレデリカさんは、アルン神皇国の客人なので、別の個室を宛がわれている。


 そんな室内で、


「キルトは、いつになったらシュムリアに戻ってくるの?」


 ベッドに腰かけたソルティスが、そう聞いた。


 横になろうとしていたキルトさんは、「む?」と動きを止めて、少女を見返す。


 僕らも、キルトさんの返事が気になり、視線が集まった。


「そうじゃの」


 キルトさんは少し考えて、


「ヴェガ国での滞在が終わったら、シュムリア王国に帰るのも悪くないかの」

「本当!?」


 ソルティスは、驚いたように表情を輝かせた。


 キルトさんは微笑み、頷いた。


「ある程度、個人として、自由な時間を満喫できたからの」


(個人として……?) 


 首をかしげる僕に気づいて、キルトさんは教えてくれた。


 シュムリア王国が誇る金印の魔狩人キルト・アマンデス、その名前は王国内でも知らぬ者はなく、写真などがない世界でも、その容姿はそれなりに知られてしまっている。


 そして引退したとはいえ、王国内では、まだまだ影響が大きい立場だ。


 つまり、有名人として、行動の制限ができてしまう。


 自由を求めて冒険者を引退したキルトさんにとって、それは望むことではない。


(それで、アルンか)


 そう、王国ほどは名も顔も知られていないアルン神皇国ならば、キルトさんは、1人の個人として生きることができたのだ。


 そうして、彼女はアルン各地を旅していった。


「楽しかったぞ」


 と、キルトさん。


 背負うのが自分の命だけという状況は、彼女にとって今までになかったものだった。


 気楽。


 悠々自適。


 普通の人ならば本来当たり前の、けれど、今までの彼女には得られなかった日々がそこにあった。


 己の望むまま、剣を振る。


 食べ、飲み、眠る。


 誰かに急かされることも、救いを求められることもない。


 安息の日々だった。


(…………)


 そんな話をされてしまったら、なんだか、これまでのキルトさんが可哀相に感じてきてしまった。


 僕の表情に気づいて、


「これまでの日々が嫌だったわけではないぞ?」


 キルトさんは、そう注意してきた。


 それも自分で選んだ道であり、人生だった。そこに不満はない。


 ただ、


「金印のキルト・アマンデスではなく、誰でもない1個人のキルト・アマンデスになってみたかった」


 それは憧れだ。


 そして、それが手に届くところにあったため、彼女は、それを手にしてみたのだ。


「ただ、それだけのことじゃよ」

「…………」


 キルトさんは、全てを許したような笑顔だった。


 アルンでの日々の中で、キルトさんなりに、心のけじめみたいなものはつけられたのかもしれない。


 キシッ


 僕と同じベッドで、僕の隣に大きなお尻を下ろして座ったイルティミナさんが問いかけた。


「シュムリアに帰ったら、何をしますか?」

「ふむ」


 キルトさんはしばし考えて、


「やはり、また旅をするかもしれぬ」


 と答えた。


 ソルティスは「えぇ~」と不満そうだ。


 それに苦笑して、それからキルトさんは、船室の窓から見える夜の星空を見上げた。


「アルンを旅をして思った」

「…………」

「この世界には、本当に多くの人々が救いを求めておる。この生涯をかけても、とても救いきれぬほどの人々じゃ。決して、全ては救えぬ。しかし、その人々に、少しでもこの手を届けたい、そう思えた」


 キルトさんは、黄金の瞳を伏せる。


 はにかみ、


「結局、わらわは自由を得られても、人を救うことでしか、自分の価値を見出せぬのかもしれぬな」


 そう呟いた。


 僕らは、何も言えなかった。


 なんて言っていいのか、わからなかった。


 だけど、


「……キルトさんは優しいね」


 僕は、そう口にしていた。


 本当に優しい鬼姫様だ。


 イルティミナさんとソルティスは微笑み、頷いた。ポーちゃんも静かな表情で、瞳を伏せている。


 キルトさんは驚いた顔だ。


 僕は笑った。


「アルンは遠くて会えなかったんだから、シュムリアに帰ったら、いっぱい僕らにも会いに来てよね?」

「そうですよ」

「本当よ、約束だからね、キルト!」


 イルティミナさんとソルティスも笑顔で言う。


 キルトさんは苦笑した。


「あぁ、約束じゃ」


 安心したような、嬉しそうな、そんな表情で吐息をこぼす。


 僕らのキルトさん。


 彼女はなんだか自分の居場所を見つけたような顔で、それを僕らから隠すかのように、クシャクシャと豊かな銀髪を手でかき回した。


 それからも、僕らは他愛もない会話を弾ませた。


 昔のように。


 キルトさんのいなかった時間が嘘だったかのように、かつて共にあった日々と同じように話をした。


 楽しい時間。


 そうして日々が過ぎて、航海も続く。


 ――やがて、2ヶ月ほどの時間をかけて、僕らの乗る2隻の大型船は、ドル大陸のヴェガ国へと到着した。

ご覧いただき、ありがとうございました。


※次回更新は、明後日の水曜日0時以降になります。どうぞ、よろしくお願いします。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 更新お疲れ様ですヽ(´▽`)/ サラッと大物を退治してしまうキルト。 此処までくると海龍の方が憐れに思えてしまいますよね(笑) [一言] 長い放浪期間を経てシュムリアへの帰還を告げたキルト…
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