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【書籍化&コミカライズ!】少年マールの転生冒険記 ~優しいお姉さん冒険者が、僕を守ってくれます!~  作者: 月ノ宮マクラ


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385・内緒の相談

皆さん、こんばんは。

お久しぶりです。


2週間ぶりとなりますが、本日より、またマールたちの新しい物語を更新していきたいと思います!

どうか皆さんに楽しんで頂けたなら幸いです♪


それでは、本日の更新、第385話になります。

よろしくお願いします。

 第2次神魔戦争から、およそ半年が過ぎた。


 その間、この世界に流入した魔素によって魔物たちが活発化し、『魔狩人』である僕らは大忙しだった。


 けれど最近、魔物たちも、ようやく落ち着いてきたみたいである。


 討伐依頼の件数も減ってきたんだ。


 そんなわけで、


「しばらくは休養じゃ」


 キルトさんは、1ヶ月ほどの休養宣言を告げた。


 わ~い。


 僕、イルティミナさん、ソルティスの3人は、大喜びである。


 本当にここ半年間、休みもなく、僕らはシュムリア王国の各地で魔物討伐をしていたんだ。


 正直、心身共に疲れが溜まっていた。


 ひょっとしたら、それも見越してのキルトさんの宣言だったのかもしれない。


 でも、ちゃんとした休みは、久しぶりなので本当に嬉しかった。


 笑顔を交わす僕ら3人に、キルトさんも笑っている。


 そうして僕らは、1ヶ月ほど、平穏な時間を過ごすことになったんだ。



 ◇◇◇◇◇◇◇



 さて、それからの僕は、のんびりした時間を堪能している。


 ソルティスは、気を遣ってくれているのか、ほぼ毎日、キルトさんの家に泊まりに行っている。


 なので、イルティミナさんと2人きりの夜も多くなった。


「ふふっ、マール」


 同じベッドで、微笑むイルティミナさんに髪を撫でられる。


 ……幸せだ。


 そんな彼女を見上げて、つくづくそう思う。


 これからも、イルティミナさんにはずっと笑顔でいて欲しいし、たくさん笑顔にさせたいと思う。

 そして、そんな彼女とこれからも一緒にいたいなって願ってる。


(…………)


 年越しもして、もうすぐ彼女も23歳になる。


 そう、誕生日だ。


 それが近づく足音を聞きながら、僕の胸にはある考えが浮かんでいた。


(うん)


 それを決意しながら、僕は、その夜もイルティミナさんと共に過ごしていった。



 ◇◇◇◇◇◇◇



 翌日。


 いつものようにキルトさんが、泊まりのソルティスを伴って、僕の稽古のために家までやって来てくれた。


 その稽古終わり、


「あの、ちょっと相談があるんだけど」

「む?」

「ほえ?」


 イルティミナさんがいない時を見計らって、僕は、2人に声をかけた。


 キョトンとする2人。


 イルティミナさんに聞かれるとまずいので、僕は『買い物しに行く』という理由を作って、キルトさん、ソルティスと一緒に家を出ることにした。


「いってらっしゃい、気をつけてくださいね」


 微笑み、わざわざ家先まで見送ってくれるイルティミナさん。


(いいなぁ)


 そんな彼女の姿に、とっても幸せを感じてしまう。


 僕は「いってきます」と笑って手を振りながら、イルティミナさんに留守番を任せて、3人で王都ムーリアの中心街へと向かった。


 辿り着いたのは、商業区。


 適当な喫茶店へと、僕ら3人は、腰を落ち着けることにした。


 注文も適当に。


 僕はミルクティー。


 キルトさんはコーヒー。


 ソルティスは、


「ここからここまでのデザート全部」


 僕のおごりだということで、メニューのスイーツ欄を全てご注文してくださった。……こ、この子は~!


 でも、これからの相談のために我慢、我慢。


 やがて、テーブル上に並んだたくさんのスイーツを眺めながら、僕は、ミルクティーのカップを傾ける。


 ソルティスもご満悦の表情で、スイーツを口に運ぶ。


 キルトさんもブラックコーヒーを一口飲み、


「それで、相談とは何じゃ?」


 と聞いてくれた。


 あ、うん。


 僕は、カップをソーサーに戻して、姿勢を正した。


 雰囲気の変化に、ソルティスも食べる手を止め、口元についたケーキのクリームをペロリと舐めて、僕を見る。


 2人の視線を浴びながら、僕は深呼吸した。


(……ん)


 決意を固めると、2人のことを青い瞳で見返して、


「僕、今度、イルティミナさんにプロポーズをしたいと思ってるんだ」


 と、はっきり告げた。

ご覧いただき、ありがとうございました。



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まだ1巻を購入されてないという方も、この機会にぜひ!



2巻のカバーイラストはこちら。

挿絵(By みてみん)


現在、活動報告も更新しております。

書籍情報、他のイラスト、キャラデザラフなども公開しておりますので、もしよかったら、そちらも覗いてやって下さいね~♪



※次回更新は、明後日の水曜日0時以降になります。どうぞ、よろしくお願いします。

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ご購入して下さった皆さんは、本当にありがとうございます♪

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こちらも楽しんで頂けたら幸いです♪

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― 新着の感想 ―
[良い点] 更新再開ありがとうございます(*^▽^)/★*☆♪ 遂にプロポーズをする決意を固めたマール。 ……遂に? 寧ろ、ようやく……か(´ー`*) しかし決意しているのに相談事とな? 給料三ヶ月分…
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