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【書籍化&コミカライズ!】少年マールの転生冒険記 ~優しいお姉さん冒険者が、僕を守ってくれます!~  作者: 月ノ宮マクラ


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040・崩壊した橋

第40話になります。

よろしくお願いします。

 勉強会のあとは、特に何もなく、穏やかな時間が流れていった。


 お風呂に入ったり、夕食を食べたり、ちょっと時間があったから、メディスの街やアルセンさんの宿、竜車のことを思い出して、絵に描いたりしていた。

 ちなみに、イルティミナさんや、食堂から戻ってきた2人は、僕の絵を見て、ちょっと驚いていた。


「マールは、絵が本当に上手ですね?」

「ボロ雑巾のくせにやるじゃない。……ちょっと生意気だわ」

「ふ~む。将来は、画家かの?」


 そ、そうかな?


(単に、特徴だけ描いてるんだけどね)


 個人的には、異世界での日々を忘れないよう、日記の代わりに絵を描いてる感覚なんだ。いつか文字が書けるようになったら、文章も付け加えようかな?


 そうして、夜も更ける。

 藁敷きのちょっと硬いベッドに横になって、千切った例の1文を眺めてニヤニヤ笑みをこぼすイルティミナさん、お腹をぷっくりさせたソルティス、アルコールの匂いのするキルトさんと一緒に、一晩を過ごした。


 前日が、寝不足だったからかな?


 僕もあっという間に眠ってしまって、そして、翌日の朝を迎えたんだ――。



 ◇◇◇◇◇◇◇



 街道の旅2日目も、天気は快晴だ。

 午前9時ぐらいに、僕らを乗せた竜車は、山の中腹にあった村から出発する。クレイさんたち護衛の冒険者や、他の乗客たちを乗せた後方の2台も、もちろん一緒だ。ゴトゴトと車輪を揺らしながら、王都ムーリアに続く山道を、3台で進んでいく。


 僕は、窓のカーテンを開ける。

 見えるのは、街道沿いに生い茂った、緑の木々たちだ。その流れる景色の上には、クロート山脈の山々が青く霞んで見え、その奥には、早朝の青空が広がっている。


(…………)


 でも、こんな綺麗な景色を眺めても、僕の気分は、不思議と高揚しなかった。


「何よ、ボロ雑巾? 今日は、大人しいのね」


 僕の様子に気づいて、ソルティスが聞いてくる。

 いや、よく見たら、イルティミナさんやキルトさんも、少し心配そうに僕を見ていた。


「うん、ちょっとね」


 困ったように笑って、僕は、また外を見る。


 ――正直に言うと、落ち着かなかった。


 昨日聞いた人喰鬼オーガや野盗の話が、頭の中にこびりついていた。


 きっと、『恐怖を感じている』んだと思う。


 目の前には、何気ない街道沿いの林がある。

 でも、突然、それをへし折って、巨大な怪物が現れるかもしれない。


 あと1分もしたら、何十人という凶悪な人たちが現れて、僕らを殺して金品を奪おうとするかもしれない。


 そんな悪夢みたいなイメージが、目の前の景色と重なって、頭に浮かんでくるんだ。


(……我ながら、情けないな)


 でも、想像は抑えられない。

 夜の森で、闇のオーラの赤牙竜を見つけた時を、どうしても思い出してしまう。


 何気ない風景に、異質な存在が紛れていた――あの瞬間の恐怖だ。


 この街道で、また同じことが起きる可能性があるんだ。


 昨日、キルトさんが『オーガの目撃情報』を、僕のために内緒にしてくれた理由が、ようやくわかった気がする。もし知っていたら、昨日は、絶対に竜車の旅を楽しむことなんて、できなかった。


 いつ襲われるか、わからない。

 もしかしたら、王都まで現れないかもしれない。

 でも、そう油断したら、実際に襲われた時に対処できなくなる。


(……本当に、落ち着かないよ)


 僕は、大きなため息をつく。


「いっそ、すぐにオーガや野盗が出てきてくれればいいのに」

「はぁ?」


 僕のこぼした本音に、ソルティスが唖然とした。


「アンタ、何言ってんの?」

「いや、そうしたら、イルティミナさんやキルトさんが倒してくれるでしょ? そうなったら、僕だけじゃない、街道を行く他の人たちだって、もう安全なんだ。心配事は、早く処理して、みんなで安心していたいよ」

「……それで戦う2人の命は、危険に晒されるのに?」


 う……。

 ソルティスは、軽蔑したように僕を見る。


「オーガや野盗と戦うのが、どれだけ危険か、アンタ、わかってるの? みんなの安全を守りたい? なら、まずはアンタ1人で、ソイツらと戦ってみなさいよ!」

「…………」


 確かにそうだ。

 7匹の小さな邪虎じゃこを相手に、僕は死にかけた。


 20人の野盗やオーガは、もっと強い。


(ソイツらと、大切なイルティミナさんやキルトさんを戦わせる?)


 いくら2人が強いとはいえ、僕は、深く考えもせずに、なんてことを口にしたんだろう。

 自己嫌悪で、胸の奥が苦しくなった。


「……ごめんなさい。馬鹿なことを言いました」


 うなだれ、3人に頭を下げて謝る。

 ソルティスは、まだ怒っているようで、腕組みして「ふん」とそっぽを向く。キルトさんは、苦笑しながら年少組の僕ら2人を見ていて、そんな落ち込んだ僕の背中を、イルティミナさんの白い手が優しく撫でた。


「大丈夫ですよ。確かに、私たちは強いですから」

「…………」

「フフッ、何も心配いりません。オーガが現れようと、野盗が現れようと、マールは、私が必ず守ってあげますからね? だから、そんな顔をしないでください」


 彼女は、僕の両頬に手を添えて、「ね?」と優しく笑った。

 

 僕も、彼女に応えようと、無理をして笑い返す。


 でも、それからの時間も、ソルティスの言葉がずっと心に残っていた。


(1人で戦う……か)


 戦えるようにならないと、駄目かもしれない――そう思った。


 3人の助けがなくても、オーガや野盗たちを倒せるぐらいに……いや、もっと強い赤牙竜さえも倒せるぐらいに!


 ソルティスの言葉が火種となったのか、そんな焦燥感にも似た感情が、心の奥で燻っている。


(――じゃなきゃ、『悪魔』なんて倒せない)


 気づいたら、自分の右手を見つめていた。


 6人の光の子供は、もういない。

 僕は1人だ。

 その6人の子らの分の強さも、僕は、手に入れなければいけないんだ。


 理由のわからない感情が、僕を急き立てる。


「強く、なりたい……」


 小さく、想いを口にする。


 イルティミナさんは驚き、ソルティスは、窓の外を見たまま肩を竦める。キルトさんは目を丸くし、それから、うつむく僕を見つめながら、少し考え込む顔をした。


 そんな様々な思いを抱えた僕らを乗せて、竜車は進んでいく。やがて、クロート山脈を越え、僕らはレグント渓谷へと差し掛かった――。



 ◇◇◇◇◇◇◇ 



 村を出発して4時間ほど、突然、街道の右側から木々がなくなり、大地に走る大きな亀裂が現れた。


「わ……谷だ!」


 それは、巨大な渓谷だった。


 トグルの断崖ほど、高くはない。でも、谷底まで40メートル以上はある。

 その谷底には、川が流れていて、陽光を青く反射しながら、まるで青い大蛇のようにくねり、遥か遠方まで続いていた。また岸壁からは、幾本もの滝が流れて、川面に白い飛沫と七色の虹を生んでいる。流れもかなり急らしく、水面に生えた岩にぶつかって、激しい渦を巻いている場所も多くあったんだ。


「どうやら、レグント渓谷に入ったようですね」


 隣のイルティミナさんが、僕の横から窓の外を見て、頷いている。


(これが、レグント渓谷……)


 緊張で、思わず唾を飲む。

 落ちたら、絶対に助からないよね、これ。……ちょっと怖い。


 対岸までは、場所によって差があるけれど、100~200メートルぐらい離れている。

 そこには、背の低い山々が並んでいる。

 山の麓には、灯りの石塔が見えているから、昨日ソルティスが言っていた『立派な橋』を渡ると向こうの街道に行けるみたいだ。


 僕らを乗せた竜車は、レグント渓谷に沿って、街道を進んでいく。


 そうして、30分ほどが経過した。


 ガクンッ


 突然、竜車が急停止した。

 後部座席の僕ら3人は、思わず、前につんのめる。


(な、何事!?)


 一瞬、オーガか野盗の襲撃かと思った。


 でも、争いの物音は聞こえない。

 30秒ほど待っても、何もなく、僕らは顔を見合わせる。


 コンコン


「すみません、少しよろしいですか?」


 その時、竜車の扉がノックされ、年配の御者さんの声がした。


 一番近い僕が、扉を開ける。

 そこに立っていた御者さんは、とても困った顔をしていた。


「どうしたの?」

「申し訳ありません、少々、予定外の事態が起こりまして……どなたか、確認のため、ご足労を願えますか?」 

 

 予定外の事態?

 御者さんは、そう言いながら、竜車の進行方向を気にしたように見ている。


「ふむ。ならば、わらわが行こう」


 キルトさんはそう言って席を立ち、竜車を降りる。


「そなたらは、ここで待て」


 竜車の扉が閉まった。


 残された僕らは、困惑したように互いの顔を見た。


「なんだろ?」

「さて?」

「ま、いいわよ。キルトに任せて、待ちましょ?」


 結局、結論はそうなる。


 そして5分ほどして、キルトさんが戻ってきた。

 でも、彼女は、とても難しい顔をしていた。まるで、さっきの御者さんみたいに。


「すまぬが、そなたらも来てくれ」


 え?

 イルティミナさんが、形の良い眉をしかめる。


「どういうことです? いったい何があったのですか?」

「説明するより、見せた方が早い」


 キルトさんはそう言うと、ため息をこぼして、豊かな銀髪をクシャクシャとかく。


 怪訝な思いをしながら、僕らは、竜車を降りた。

 キルトさんに先導されながら、僕らは、街道を歩いていく。


 と――100メートルほど前方に、レグント渓谷に架かった、石造りの大きな橋が見えてきた。


 街道と同じ3車線の幅があり、灯りの石塔も設置された立派な橋だ。


 その手前に、人が集まっている。

 その数は、6人。

 各馬車の御者さんが3人、親子連れのお父さんが1人、巡礼者さんが1人、そして、護衛の冒険者のリーダーであるクレイさんが1人――その計6人だ。みんな、一様に難しい顔をして、何事かを話し合っている。


(何を話してるんだろう?)


 そう思いながら近づいて、


「あれ?」


 僕は、可笑しなことに気づいた。


 あの橋……途中から、色が黒く変わっている?

 最初はそう思った。

 でも、違った。


「ちょっと、何よあれ?」


 ソルティスが、唖然としたように呟く。

 同じものを見つけて、イルティミナさんの真紅の瞳が細められていく。 


「まさか……あの橋、崩れていませんか?」

「まさか、ではない」


 キルトさんは、頭上の青空を見上げて、ため息のように言った。


「王都大橋が崩れて、わらわたちは、これ以上、先に進めなくなっているのじゃ」



 ◇◇◇◇◇◇◇



 状況を説明すると、王都大橋を支える橋脚の1本が崩れ、橋の中央部に大穴が開いているのだそうだ。


 一見すると、橋は広いので、穴の横側を通れそうに思える。

 そして、親子連れのお父さんは、そうしようと主張した。


 でも、御者さんやキルトさん、クレイさんが反対した。

 橋脚がないのだ。

 一見、通れそうな場所も、崩れる可能性は高いのだ、と。


 巡礼者さんの代表は、メディスに戻ることを提案する。橋を渡れない以上、ここにいても意味はない。メディスに連絡して、復旧を待ってから再出発しよう、と。

 実に、正論だ。


 でも、これに反対したのは、キルトさんとお父さん。

『討伐依頼の期日』と『休暇明けにある仕事の契約』に間に合わない、というのが理由だ。


 では、どうするのか?


「旧街道?」

「でしょうね」


 僕の呟きに、頷くソルティス。

 前に話してくれた、レグント渓谷を迂回するルートを使うしか、王都への道はなさそうだった。


(でも、今は獣道みたいになってるんだよね?)


 大丈夫なのか、少し不安だ。


 遠巻きに見ている僕らの前で、大人たちの話し合いは、まだ続いている。


 ふと見れば、イルティミナさんは、崩れた橋の上にいた。近くには、クレイさんも立っている。

 遠目に見ると、美男美女でお似合いだ。


(…………)


 お邪魔虫な僕は、そっちに近づいていく。


 イルティミナさんは、穴の縁ギリギリに膝をついて、白い指で崩壊した部分を触っていた。白い指先が、黒く汚れる。

 顔をしかめたクレイさんの声が、聞こえてくる。


「どう思います?」

「間違いなく、火薬のあとですね。……橋脚が崩れた原因は、長雨による川の増水などではなさそうです」

「やはり人為的なもの、ですか」


 クレイさんはため息をつき、イルティミナさんは立ち上がる。


 話が聞こえた僕は、立ち止まってしまっていた。


(まずいことを、聞いちゃったかも?)


 誰かが、橋を破壊した。

 なんのために?


 決まってる。旧街道に、僕らを誘導するためだ。


(あぁ、胃が痛くなってきた……)


 3割の確率は、10割に変更かな?


 でも胃が痛そうなのは、僕だけじゃない。

 クレイさんは、腰に差した剣の柄を、落ち着きなく指で叩きながら、隣にいる銀印の魔狩人を見る。


「それでも、旧街道を使いますか?」

「貴方も冒険者なら、クエスト期日の重要性は、わかっているでしょう? 私たちは、そうします。他の車両の決断は、知りません」

「はぁ、参ったな」

「とりあえず、彼らに情報だけは伝えましょう」


 イルティミナさんは、冷徹に告げる。

 そして、こちらを振り返り、


「マ、マール!?」


 僕に気づいて、とても焦った顔をした。


「なぜ、ここに? いえ、それより、今の私たちの話は……」

「あ、うん。……聞こえちゃった」

「…………」


 白い美貌が青ざめた。


「だ、大丈夫ですよ、マール? 別に、これは野盗の仕業と決まっていませんし、旧街道で襲われるとは限りませんし、もし万が一、そのような輩に襲われても、必ず、私が追い払ってみせますし、可愛いマールには指一本触れさせないので――」


 早口で慌てるイルティミナさん。

 クレイさんは、なんだか呆然と、彼女の変貌ぶりを見ていた。

 あはは……。


 なんとか彼女を宥めて、僕らは崩壊の理由を、キルトさんたちに伝えてみた。 


 話し合いは、やはり、更に紛糾する。


「危険すぎます! 私たちは反対だ」

「いやいや、そのための護衛でしょう? 今までも危険だったことに変わりはないんだ」


 巡礼者さんの代表は強く反対し、お父さんは、それでも王都へ行こうと主張する。

 キルトさんは、「ふむ」と腕組みして、


「クレイ。そなたはどうじゃ?」


 と聞いた。

 皆の視線が、彼に集まる。


「護衛としては、反対です。罠にみすみす突っ込む理由はないでしょう」

「そうか」

「ただし、私たちの依頼人は、馬車ギルドです。護衛の仕事である以上、それでも旧街道を行くならば、同行しますよ。しかし、皆さんの安全を考えれば、メディスに戻るのが最良だと思いますが」

「なるほどの」


 キルトさんは大きく頷き、


「では、メディスに戻る道は、なぜ安全だと思うのじゃ?」


 と聞いた。

 皆、「え?」となる。


「野盗が、旧街道で待ち伏せている可能性は高い。じゃが、メディスに戻ることを予見して、待ち伏せしている可能性もあるのじゃぞ?」

「それは……」


 クレイさんは口ごもる。

 巡礼者さんの代表も、ちょっと迷った顔だ。


(そうかなぁ?)


 でも、僕は疑問だ。

 それなら、戻るのを待たずに、最初からここに来る途中で襲ったんじゃないの? もしくは、壊れた橋を見て足を止めた、まさに今とか。

 襲うタイミングは、いくらでもあったはずだ。


(そこで襲わなかったなら、罠を張った旧街道で待ってると思うんだけどな)


 コソッとキルトさんに聞いてみたら、彼女はニコッと笑って、


「黙っとれ」


 ゴツッ


 皆に見えない位置で、頭を叩かれた。うぅ……。

 イルティミナさんが、慌てて、叩かれた場所を撫でてくれる。


 鉄のように力強く、雄々しい声が、その場にいる皆に言う。


「橋の復旧にも時間がかかる。今を逃せば、王都に行くのは2ヶ月後になるであろうな」

「…………」

「ゆえに、そなたたちの決断がどちらにせよ、わらわたちは旧街道を行く。共にあれば、このキルト・アマンデスの大剣は、そなたたちの身を守るために振るうこともできよう。しかし、道を分かてば、どうにもならぬぞ?」


 美しい黄金の瞳が、集まる全員を睥睨する。


 ドンッ


 背負っていた大剣が外され、目前の地面に突き刺さった。柄を握る右手の甲で、黄金に輝く魔法の紋章が光を放つ。


「我が剣の前には、野盗も魔物も敵ではない! この金印の輝きは、そなたらを守る光となろう! それでも、メディスに戻りたいのならば、もはや止めはせぬ! ――さぁ、答えよ! そなたたちは、このキルト・アマンデスと共に来るか? 否か?」


 空気が震え、魂が揺さぶられる。

 それほどの力強さ。


 金印の魔狩人キルト・アマンデスは、まるで女王のような威圧感で、集まった人々を魅了していた。


 彼らの顔を見れば、もう答えなんて必要ない。


(やるなぁ、キルトさん……)


 慣れているイルティミナさんやソルティスは、肩を竦める。

 キルトさんは満足そうに、皆を見回した。


 ――そうして僕らが、レグント渓谷を迂回する旧街道を進むことは、満場一致に決定したんだ。

ご覧いただき、ありがとうございました。


※次回更新は、4日後の月曜日0時以降になります。少し時間が空いてしまって、申し訳ありません。どうぞ、よろしくお願いします。

※本日23時より、W杯の日本戦ですね。もしよかったら、皆さんも応援しましょう! 日本がんばれ~!

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 状況を説明すると、王都大橋を支える橋脚の1本が崩れ、「橋の中央部に大穴が開いているのだそうだ」 わざわざ馬車で行かなくても、馬車から降りて橋を通過したらよいのでは。あの危険な森も駆け…
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