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331・王墓の探索

第331話になります。

よろしくお願いします。

 階段を降り切り、地下1階の空間へと辿り着く。


 目の前には、また通路があった。


 光鳥とランタンの灯りを頼りに、僕ら9人は、通路を進んでいく。


 やがて、また1つの広間に出くわした。


(!?)


 びっくりした。


 その200メード四方はありそうな空間には、たくさんの石像が並んでいたんだ。


 数は1000体以上。


 多くは騎士の像であり、他にも、女官や小型の竜のような像もある。


 皆、原寸大。


(……何だこれ?)


 僕は、ちょっと呆然としてしまった。


 すると、


「なるほど。この像は、タナトス王の護衛や世話係ということですね」


 と、イルティミナさんが言った。


(護衛や世話係……?)


 見つめる僕の視線に気づいて、


「亡くなったタナトス王が『死後の世界』で困らないように、埋葬する時に、護衛となる兵士や世話係となる女官の像を配置したのでしょう」


 と教えてくれた。


 ここは像だったけれど、時代によっては、生身の人間を生き埋めにする場合もあったとか。


 ひぇぇ……。


 像は、どれも精巧な作りで、まるで生身の人たちが石化してしまったみたいに思えた。


「む? 向こうに道があるな」


 背の高いダルディオス将軍が、奥を見ながらそう言った。


 レクトアリスが第3の瞳で探査する。


 そちらで問題なさそうだということで、僕らは、その通路へと向かった。



 ◇◇◇◇◇◇◇



 僕ら9人は、通路を歩いていく。


 ここまでは、魔物などに遭遇することもなく平和な道行きだった。


 地上に溢れていたアンデッドなども、王墓内には1体もいない。


(……順調すぎて、逆に不安になるよ)


 心配性な僕である。


 キルトさんがダルディオス将軍に問いかけた。


「この『タナトス王の王墓』は、アルン神皇国で調査が行われたことはあったのか?」

「50年前にの」


 と将軍さん。


「当時のアルン軍がこの地を平定した時に、一度、調査があったそうだわい。その当時の資料が残っておったのだが、詳しいことは書かれておらぬでな。地下3階まであることと『開かずの扉』があったこと、それぐらいしか記述されておらなんだ」


 なので、詳しい構造や内部情報はないのだそうだ。


(そうなんだ?)


 つまり、今の僕らにとっては、未知の遺跡。


 慎重に行かないと。


 そんなことを思った時だった。


「――止まって」


 先頭を歩いていたレクトアリスが、突然、両手で僕らの進路を遮り、その足を止めたんだ。


(え?)


「どないしたんや、レクトアリス?」


 ラプトも問いかける。


 みんなの視線の先にいる『神牙羅』の美女の額には、第3の瞳が開いていた。


 そこから放射される赤い光が、前方の床と壁を照らしている。


「……何か変だわ」


(変?)


「この床と壁の構造体の奥に、魔力の流れが集まっている。……この通路に、魔法陣が隠されてるわ」


 彼女は、そう警告した。


 もちろん、僕らの中に、その言葉を疑う者はない。


 ソルティスが、訊く。


「それ、どんな魔法陣?」

「こんなよ」


 レクトアリスは、足元に額を向ける。


 その第3の眼から照射された光は、金属の床の上に、赤い光で魔法陣を浮かび上がらせた。


「ふ~ん?」


 このパーティーで唯一の魔法使いの少女は、しゃがんでそれを見つめる。


 リュックから辞書みたいな本を取り出し、それを読む。


「感知系……発動……熱……」


 ブツブツ


 本と床の魔法陣を見比べながら、小さく呟いている。


(あの本は、魔法陣に関する資料なのかな?)


 やがてソルティスは、通路左右の壁に隠されていた魔法陣も、レクトアリスに浮かび上がらせてもらい、その形状を確認していった。


 僕らは、作業を見守る。


 パタン


 やがて本を閉じて、


「やっぱり、侵入者除けの罠ね」


 とソルティスは断じた。


 小さな指で通路を示しながら、


「許可のない者がここを通ると、強烈な熱が放射されて、その侵入者を焼き殺す仕掛けだわ。ま、典型的な魔法トラップよ」


 と説明してくれる。


 そうなんだ。


(さすがソルティス、よく見抜いたね)


 そして、それを最初に発見したレクトアリスも、本当にお手柄だよ。


 それから、ソルティスは、


「ポー、お願い」


 と金髪の幼女に頼んで、通路の床と壁を慎重に引き剥がさせた。


 メキメキ


 神龍の拳が床に刺さり、そのまま持ち上げる。


 その下に現れたのは、400年以上も稼働し続けている、直径2メードほどの魔法陣だった。


 精緻な紋様には、淡い光が輝いている。


 そこにソルティスは、自身の大杖を向けた。


 ジジ……ッ


 大杖の魔法石が輝き、それと共鳴するように魔法陣の光が明滅する。


 やがて、魔法陣の光が消えた。


「よし、魔力の流れを停止させたわ。もう安全よ」


 息を吐く少女。


 同じようにして、左右の壁の魔法陣の罠も、動作を停止させる。


「よくやった」


 キルトさんが、ソルティスを誉める。


 ラプトも、


「自分、やるやんけ」


 パンッ


 笑って、少女の背中を叩く。


 ダルディオス将軍、フレデリカさん、イルティミナさんも大きく頷いている。


 ソルティスは、背中を叩かれてケホケホと咳き込んだ。


 と、少女とレクトアリスの視線が合う。


「…………」

「…………」


 罠を発見、解除した2人は、笑い合った。 


 その様子に、僕も心の中で微笑んでしまう。


「じゃ、先に進みましょ」


 ソルティスは腰に手を当てて、そう言った。


 僕らは、大きく頷く。


 それから魔法陣のあった床に足を踏み入れても、もちろん何も起こることはなく、僕らはそのまま『王墓』の奥へと進んでいった。



 ◇◇◇◇◇◇◇



 移動の途中で、通路からは幾つかの罠が発見され、そのたびにソルティスがそれを解除してくれた。


 中には、古典的な落とし穴や、壁からたくさんの刃が飛び出すなんて罠もあった。


(ずいぶんと罠、多いね……)


 ちょっと辟易してしまう。


 イルティミナさんは、


「歴史上最大の国に君臨した、最後の王の墓です。それだけ侵入者の存在を許さず、王の安眠を守ろうとしたのかもしれませんね」


 周囲を見ながら、そんな風に言っていた。


 一方、ソルティスなんかは、


「逆に言うと、それだけ盗掘者にとって魅力的な、莫大な財宝が眠ってるのかもしれないわよ?」


「ニシシッ」と何かを期待するみたいに、いやらしく笑っていた。


(…………)


「自分、がめついのぉ……」


 僕は何も言えず、ラプトは呆れた目で少女を見ていた。


 レクトアリスは苦笑している。


 黒騎士のフレデリカさんは、あごに手を当てて、少し考え込んだ。


 それから、


「それだけの警戒をする墓所ならば、このような罠以外にも、何かしら『王墓』を守るための備えが用意されているのではないか?」


 と呟く。


(備え……か)


 確かに、それだけ大事な『王墓』なら、こういう罠だけというのも考え難いかもしれない。


 罠以外にあるとすれば、


「……番人、とか?」


 僕は呟いた。


 頭の中では、大迷宮での『騎士像』が思い出されていたんだ。


 そして、その声は、思った以上に大きく通路の中に響いて、みんな、会話を止めてしまった。


 あれ……?


「マールが言うと、なんや本当になりそうやわ」


 ラプトが苦笑した。


 ソルティスも頬を膨らませる。


「不吉なこと言わないでよね、馬鹿マール」


(えぇ……?) 


 ちょっと思っただけなのに……。


 戸惑ってしまう僕の様子に、大人たちは、みんな苦笑を浮かべていた。


 やがてキルトさんが表情を戻して、


「確かに、そういう可能性がないわけでもない。皆、これからも油断なく進むぞ」


 そう真面目な口調で告げる。


(うん)


 僕らは頷いた。


 それからも僕らは、地下1階の探索を続ける。


 石像の並んだ部屋を幾つか見つけ、通路に隠された罠も解除しながら進み、やがて、広間の1つで階下に繋がる階段を見つけた。


 この時点で、探索開始から6時間ほどが過ぎていた。


「ふむ。今日はここまでにするか」


 キルトさんはそう言った。


 多分、時刻的には、もう日が落ちている頃だろう。


 そうして僕らは、本日の探索を終了して、この階段手前の広間で野営をすることにしたんだ。



 ◇◇◇◇◇◇◇



 焚火を灯して、夕食を作る。


 今夜は、フレデリカさんの作ってくれたアルン軍の特製シチューだって。


(美味しい!)


 具だくさんで、お肉も柔らかい。


 驚く僕に、フレデリカさんは笑って、軍隊の食事は、士気向上のためにも美味しいものが多いんだって教えてくれた。


 大食い少女のソルティスも満足そうだ。


 ちなみにラプトとレクトアリスは、光る水『癒しの霊水』の神饌だけだけどね。


 と、


「しかし、自分はほんまに凄いな、マール」


(ん?)


「なんや暗黒大陸っちゅう場所で、『悪魔の欠片』をまた倒したんやろ? ワイもレクトアリスも、耳を疑ったで」


 バシバシ


 笑いながら、背中を叩いてくるラプト。


 って、ちょっと痛い。


 僕は苦笑しながら、


「僕が倒したんじゃないよ。あれはイルティミナさんとヤーコウル様が倒してくれたんだ」


 と訂正した。


 そのイルティミナさんは「あら」と驚いた顔をする。


「それも全てマールを守るためなのですよ? 言い換えれば、マールが倒したも同然です」

「…………」


 相変わらずの過保護お姉さん。


(全然、同然じゃないと思うけどなぁ……)


 困ってしまう僕に、ラプトはおかしそうに笑った。


「なんやマールがいたら、世界中の『悪魔の欠片』も倒せそうやな?」


 その冗談には、みんなも笑う。


 笑ってないのは、僕と表情の乏しいポーちゃんだけだ。


 そんな僕の髪を、フレデリカさんの指が撫でた。


「マール殿には、そんな人に希望を抱かせるような何かがあるのだ。それはマール殿の人徳かもしれないな」

「…………」


(そういうものかな……?)


 自分ではわからない。


 フレデリカさんは、そんな僕を優しく見つめる。


 と、


「コホン」


 咳払いと共に、僕の髪を撫でていたフレデリカさんの手を、イルティミナさんの手が払いのけた。


 そのまま僕の頭を、ギュッと大きな胸元に抱き寄せて、


「あまり私の可愛いマールに、勝手に触らないでください」


 と注意する。


 フレデリカさんの形の良い眉が寄った。


「何……?」

「何ですか?」


 バチチッ


 2人のお姉さんは、なぜか僕の頭上で睨み合う。 


(え、えっと……?)


 よくわからないけれど、僕は慌てて別の話題を振った。


「そ、そういえば、アルンでの『神霊石の欠片』探しは、やっぱり大変だったの?」

「む……?」


 フレデリカさんは僕を見る。


 それから、


「そうだな。まぁ、それなりに大変だった」


 と頷いた。


 ラプトはため息をこぼす。


「それなりどころか、ごっつう大変やったで」

「そうだったんだ?」

「そや。『シャベルサの密林』ちゅう場所は、迷路みたいになっとって、何日も彷徨ったし、そこにあった遺跡にも魔物がウジャウジャやったわ」


 うわぁ……。


(なんか、聞くだけで大変そうだね)


 レクトアリスも苦笑しながら、


「その次に行った『奈落の腐食谷』も大変だったわよ」


 と言った。


「肉体を溶かす猛毒の瘴気が、絶えず谷中に噴出していてね。視界も悪いし、生息しているのも毒を持った魔物ばかりだったし」


 ひぇぇ……。


「それは大変だったね」

「えぇ……本当、何度も結界を張ったりして、苦労したわ」


 と、レクトアリスは、どこか遠い目をして呟いた。


 ポムポム


 そんな神界の同胞の肩を、ポーちゃんが労うように軽く叩いてやる。


 ダルディオス将軍も、


「その時は、ガルン殿とゲルフォンベルク殿、『金印の冒険者』両名もいたのでな。おかげで何とかなった部分も大きかったわい」


 そう付け加える。


(そっか)


 今回の探索で、その2人がいないのは残念だ。


 でも、ここにいる僕らは、あの大迷宮の探索を成功させたメンバーなんだ。


 そして、そこに『神龍』のポーちゃんも加わっている。


(うん、戦力的には問題ないよね)


 僕は、そう思っている。


 フレデリカさんは、穏やかに微笑んだ。


「今回の『タナトス王の王墓』の探索も、きっと大変だろう。だが、マール殿たちとならば必ず達成できると、私は信じている」

「うん!」


 僕も笑って、大きく頷いた。


 イルティミナさんも、僕を抱きしめながら、上から覗き込んできて、


「私も信じていますよ」


 と微笑んだ。


 柔らかな深緑色の髪がこぼれて、僕の頬を甘く撫でていく。


 そんな僕らに、フレデリカさんは「む……」と唸り、なぜか羨ましそうに見つめていた。


 キルトさんは苦笑し、ソルティスは小さな肩を竦める。


 それから僕らは夕食を食べ終え、交代で見張りをしながら、その夜を過ごしていった――。



 ◇◇◇◇◇◇◇



 翌朝、僕らは野営を片付ける。


 そして、


「よし、行くぞ」


 キルトさんの号令と共に、地下2階への階段を下りていった。


 カツン カツン


 暗闇の階段に、僕らの足音が木霊する。


 やがて、地下2階へと辿り着いた。


 僕らの目の前にあったのは、広間みたいな開けた空間だった。


 冷たい空気は変わらない。


 そして、どこか重苦しい気配が漂っている。


(…………)


 なぜだろう?


 踏み出そうとする足が、妙に重い感じがして、動きだせない。


 みんなも同じなのか、立ち止まっている。


 と、


「何かいる」


 不意に、ポーちゃんが口を開いた。


(えっ?)


 彼女の視線は、広間の奥に続いている闇を、睨むように見つめていた。


 キルトさんが言う。


「レクトアリス」

「えぇ」


 名前を呼ばれた美女は、紫色の前髪を払って、その額に第3の瞳を輝かせた。


 赤い放射状の光が前方を照らす。


「そこだわ」


 白い指が、とある方向を示した。


 イルティミナさんの視線が僕を見る。


 僕は頷いて、制御していた『光の鳥』の1羽を、その方向へと飛ばした。


 10メード。


 20メード。


 そして30メードに達した時、


(!)


 その輝きの中に、銀色の物体が浮かび上がった。


 それは、体長5メードほどの金属でできた『巨人』だった。


 腕は4本。


 人間の体型に比べると足が短く、両腕が長くて、床に届くほどだ。


 ただ、その4本の腕は、2本は金属製だったけれど、もう2本は筋肉のある『肉の腕』だった。


 胴体の金属部からは、何本かコードが伸びていて、金属装甲の隙間から見えている生身の肉に、そのコードが突き刺さったりしている。


 頭部は、上半分が金属、下半分には口が見えていた。


 右目は肉眼。


 でも、左目は赤い望遠レンズだった。


(まるで、機械と肉の融合生命体だ……)


 前世の知識がある僕は、そんな印象を受ける。


「なんじゃあれは……?」


 キルトさんも驚いた顔だ。


 ソルティスが緊張した声で言う。


「多分、あれ……タナトス時代の魔法技術と生体研究で生みだされた、特殊なキメラ型ゴーレムだと思うわ」


 キメラって……、


(確か、ヴェガ国で見た、人工的な魔法生命体だよね?)


 つまり、この巨人は、肉と金属でできた『ゴーレム生命体』ってこと?


 その時だ。


 ジィイッ


 その『ゴーレム生命体』の周囲を飛んでいる『光鳥』に反応して、そのレンズの眼球が動いた。


 次の瞬間、


 バシュッ


 左目から放出された赤い光が、『光鳥』を真っ二つに切断した。


「!」


 今のは、レーザー兵器!?


 そんな恐ろしい装備を搭載した『ゴーレム生命体』の眼球は、今度は僕らへと向けられる。


 ガシャッ


 全員が武器を構えた。


「どうやら、マールの言っていた『番人』の登場のようじゃな」


 キルトさんが不敵に笑う。


 逆に僕は笑えない。


 でも、歴戦の『金印の魔狩人』は、すぐに表情を引き締め、


「皆、油断するな。行くぞ!」


 そう叫ぶと同時に、誰よりも早く前方へと駆けだした。


 ギギィ ガシャン


 迎え撃つように『ゴーレム生命体』は、駆動音を響かせながら、姿勢を低く構える。


 無機質な瞳。


 そこに僕ら9人を捉えながら、『王墓』の番人は、自らの管理する領域への侵入者を排除しようと動き出したのだった。

ご覧いただき、ありがとうございました。


※次回更新は、明後日の金曜日0時以降になります。どうぞ、よろしくお願いします。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 更新お疲れ様です(^_^ゞ 『タナトス王の王墓』に突入してからのレクトアリスとソルティスの献身度といったら既にMVPクラスですね。 しかし莫大な財宝を夢見て「ニシシッ」と笑うのは女の子とし…
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