232・雨空の暴風竜
第232話になります。
よろしくお願いします。
「ガルン、前に出るぞ!」
「承知!」
キルトさんの声に、アルンの『金印の魔狩人』も答えて、僕らの前に踏み出した。
ゴォオオウ
暴風竜の巨体が、雨粒を弾き飛ばしながら落ちてくる。
大人と同じぐらいのサイズがある巨大な鉤爪がこちらへと向けられて、
「鬼剣・雷光斬!」
「一刀・岩砕斬!」
2人の大剣と戦斧が、それを迎え撃った。
バヂィイン ガギィイン
(うわっ!?)
雨が降っていたからか、大剣の青い雷がいつもより激しく放出された。
そして、巨竜の攻撃を弾き返した2人は、その衝撃で4~5メートほども跳ね飛ばされている。
ズザザ……ッ
「くっ!」
「ぬぅ……!」
2人の『金印の魔狩人』はすぐに跳ね起きる。
暴風竜は、再び上空へと舞い上がり、またゆっくりと旋回をしていた。
イルティミナさんが白い槍を構えて、前に出る。
フレデリカさんも、背嚢に括られていた黒い大弓を取り外し、それに矢をつがえた。
ギリン
鏃の仕掛けが動き、炎が灯る。
「シィッ!」
「はっ!」
白と黒のお姉さんの攻撃。
投擲された槍と矢は、偏差射撃が行われて巨大飛竜の前方へと飛んでいく。
ドパァ ゴパァアン
(命中だ!)
魔法と火薬の爆発が、雨空に咲く。
けれど、爆炎の中からは、傷1つない暴風竜の姿が悠々と飛翔しながら現れた。
(な……っ?)
なんで!?
「無駄よ」
ソルティスが硬い声で呟いた。
「暴風竜は、その肉体の周囲に『風』をまとっているの。並大抵の攻撃じゃ、肉体まで衝撃は届かないわ」
(そんな……)
『グォオオオオオンッ』
唖然となる僕らを嗤うように、暴風竜が咆哮した。
(!?)
途端、暴風竜の周囲が陽炎のように揺らめいた。
「いかん!」
キルトさんが叫ぶ。
「レクトアリス、結界じゃ!」
「!」
その声に弾かれるようにして、『神牙羅の美女』は両手を前方に突き出した。
その白い額に、第3の瞳が開く。
ヴォオン
紅い防御結界が、僕らを包み込む。
その直後、
ゴギャン ギャアアン
「う、わっ!?」
「きゃあ!」
暴風竜から『何か』が飛んできて、紅い神文字の浮かんだ結界の表面で弾けた。
弾けた何かは、固い岩肌の地面を斬り裂いて、どこかに霧散する。
(な、何!?)
雨粒があったから、雨を弾いて接近する『何か』は視認できた。
でも、その正体がわからない。
「真空波です」
イルティミナさんが空を睨みながら、言った。
「暴風竜は、風を操ります。それは時に防御に、そして攻撃にも用いられるのです」
(そうなの!?)
とんでもない相手だ。
今の攻撃だって、雨が降っていなかったら気づけなかったかもしれない。
コロンチュードさんが、玩具みたいな杖を2本、構える。
それを見て、ソルティスも慌てて大杖を構えた。
2人の周囲にタナトス文字が描かれて、その赤い魔法の輝きは、巨大な火球へと変じていった。
コロンチュードさんの頭上に2つ。
ソルティスの頭上に1つ。
直径2メードほどの火球を、2人はそれぞれの杖を振るって、3つ同時に撃ち出した。
ドン ドドォン
火球は空を翔け、暴風竜に命中する。
けれど、風に守られていて、その炎は肉体まで届かない。
と、その炎たちがグニャリと動いて、巨大な炎の蛇になって暴風竜に絡みついた。
「炎は届かなくても、熱は届くわよ!」
ソルティスが叫ぶ。
コロンチュードさんも眠そうな声で、
「……ついでに、周囲の酸素も燃やして窒息状態」
と、付け加えた。
『グォオオン!』
赤く照らされる竜が咆哮する。
と、次の瞬間、奴は『炎の蛇』をまとわりつかせまま、僕らへと襲いかかってきた。
「うわっ!?」
熱っ!
接近されただけで肌が焼ける。
「まずい! 皆、散れ!」
キルトさんの切迫した声に反応して、イルティミナさんが僕を抱えて跳躍した。
ソルティスはキルトさんが抱きかかえ、コロンチュードさんをガルンさんが体当たりするようにして持ち上げ、走り抜ける。
ゴガァアアン
直後、2人の魔法使いのいた場所に、暴風竜が激突した。
大地が抉れ、砕けた土砂が弾ける。
(うわぁああ!)
「きゃああ!」
「くっ!」
「ぬうう!」
暴風が荒れ狂った。
僕らの身体は、何度も地面に打ち付けられながら転がる。
イルティミナさんは、必死に僕を庇うように抱きしめていた。
20メード以上転がって、顔をあげる。
2人の魔法使いも、さすがにこの状況で魔法は維持できなかったんだろう。巨体に絡みついていた『炎の蛇』は消えてしまっていた。
(それを狙っていた……?)
黒い巨体を持ち上げる暴風竜。
その赤い眼球には、激しい闘争心と共に、高い知性の輝きが灯っている。
…………。
僕の手が震える。
こんな奴を、殺さずに退けなければいけないの?
(無理だ!)
普通に倒すだけでも難しい相手なのに……っ!
けれど、
「翼と足を狙え! 動きを鈍らせれば、こちらは追えぬ!」
キルトさんは諦めない。
『雷の大剣』を構えて、1人、飛びかかっていく。
応じて、ガルンさんも走った。
暴風竜は、2人を振り払うように巨木のような前足を振るった。
「ぬん!」
ガギィイン
キルトさんは、それを受け流す。
その隙に、ガルンさんの戦斧が、暴風竜の伸ばされた前足めがけて振り落とされる。
「一刀・岩砕斬!」
ヒュゴン
鱗が弾け、紫の鮮血が散った。
(やった!)
「……浅いっ!」
喜ぶ僕とは対照的に、イルティミナさんの険しい声が飛ぶ。え?
暴風竜は、その傷を気にした様子もなく、再び2人の『金印の魔狩人』へと太い前足を薙ぎ払った。
ドゴォオ
「むおっ!」
「ぐっ!」
2人ともそれぞれの武器を盾にしながら、10メード以上、吹き飛ばされる。
「キルトさん!?」
暴風竜の周囲が、陽炎のように歪んだ。
(まずい!)
「――神気開放!」
ドンッ
犬耳と尻尾を生やした僕は、2人を守るため全力で大地を蹴った。
『妖精の剣』を抜き放ち、それに光の粒子をまとわせて、『虹色の鉈剣』へと変化させる。
(くっ)
神気の吸われ具合が凄い。
『完全な神武具』の制御に、少しだけ手こずる。
(でも今は、それでもいい!)
「ポーは、ポーを開放する」
同じように危機感を覚えたのか、ポーちゃんも『神龍』の力を開放した。
「やらせるかい!」
ラプトも2本の角を生やして、2人と暴風竜の射線上に仁王立ちする。
『グォオオオン』
暴風竜が吠えた。
同時に、雨粒を斬り裂いて、真空波が放出される。
「やぁあ!」
「ふんっ」
「おらぁあ!」
僕ら3人の『神の眷属』は、それを迎え撃った。
僕は『虹色の鉈剣』でそれを斬り裂き、ポーちゃんは光る『竜鱗の拳』で殴り、ラプトは『神武具』を巻いた両手のひらで受け止める。
ザシュシュッ
(……っ)
弾けた真空が、細かい嵐となって僕の肌を裂いた。
鮮血が宙に舞う。
「くっ」
「マール!」
イルティミナさんの悲壮な声。
ラプトもポーちゃんも、真空波は防いだけれど、その余波で身体を斬り裂かれていた。
(い、痛い……っ)
でも、3人とも動けないほどじゃない。
血まみれになりながら、僕らは暴風竜を睨む。
「すまぬ!」
「かたじけない」
2人の『金印の魔狩人』もすぐに立ち上がった。
と、暴風竜の喉が大きく膨らんだ。
(!)
ガバッとその巨大な口が解放されて、
ゴパァン
火炎ではなく、目に見えない爆風が吐き出された。
「うわっ!」
大地が1本道を描くように、僕らめがけて抉れていく。
ドパァアアアン
直撃する直前、僕らを包み込む紅い結界が生まれ、爆風はそこにぶつかった。
(レクトアリス!)
結界の向こうで、ぶつかった暴風が大地を抉り、瓦礫を空高くへと吹き飛ばしていく光景が見えている。
レクトアリスは歯を食い縛りながら、
「神武具よ!」
その手にある『長方形の小さな板』を空中に放った。
ギュルル
それは捻じれて、巨大なドリルへと変じる。
「いけ!」
レクトアリスの声に応じて、『神武具のドリル』は暴風竜へと襲いかかった。
ズバァアン
爆風を放った直後だった暴風竜は、回避が遅れて、片翼を貫かれる。
『ギシャアア!』
悲鳴のような咆哮が響く。
同時に、暴風竜の全方位へと真空波が放出された。
「くっ!」
僕は『虹色の鉈剣』でそれを斬り落としていく。
みんなも、それぞれの武器で防いだり、回避をしたりしていった。
でも、荒れ狂った真空波で、みんなボロボロだ。
全員が流血している。
「これは参ったね」
ゲルフォンベルクさんが、腕に裂傷を負った仲間の女性を庇いながら、余裕のない苦笑を浮かべている。
ソルティスが困ったように叫ぶ。
「キルト、どうするの!?」
「ぬう!」
キルトさんは、決断を迫られていた。
このまま暴風竜の相手をしていても、少しずつ追いつめられる。
かといって、『女神の神殿』に行くためには、殺すわけにはいかない。
「倒しましょう」
イルティミナさんは言った。
「馬鹿な! 山頂まではもう少しだ。人類のためにも、ここで諦めるわけにはいかない!」
フレデリカさんが言い返す。
「このままでは、人類以前に私たちが全滅します」
「しかし」
「マールたちの死こそ、人類にとって決定的な打撃でしょう。何より、マールを殺させることは私が許しません」
イルティミナさんは、鋭い眼光を叩きつける。
フレデリカさんは、唇を噛み締める。
「だが、もしもこの決断が取り返しのつかぬ事態を招いたら……」
ポタリ
呟いた彼女の額の傷から、流れた血がこぼれる。
女神の呼び出し。
そこには重大な意味がある気がする。
(でも……)
僕は、泥と血に汚れた頬を、腕で拭う。
みんなを見る。
そこに生きている命を失わせてまで、得るべき意味があるのかな……?
「マール」
ラプトが僕を呼んだ。
振り返る。
彼の瞳には、ある決意が宿っていた。
「…………」
「…………」
ポーちゃんを見る。
コクッ
彼女は、僕を見つめて、頷いた。
消耗しているレクトアリスは、ソルティスに肩を借りていた。
彼女も、こちらの視線に気づく。
「……仕方ないわ」
そう小さく答えた。
僕は頷いた。
「うん、わかった」
ズシャ
大きめに足を広げて、上段に『虹色の鉈剣』を構える。
そこに『神武具』の光の粒子が集まっていく。
ヴォオン
剣の大きさが、一気に増していく。
数秒後には、長さ10メードもの『虹色の大鉈剣』が僕の手にはあった。
「おい、マール!?」
キルトさんの焦った声。
僕は、答えた。
「諦めよう、キルトさん」
「…………」
「女神様に会えなかった分の何かは、きっと僕らが何とかする。だから今は、みんなで生き延びよう?」
ギシ……ッ
超重量の剣を握った手が軋む。
これは、決断の重さだ。
人の未来を乗せた、僕らの命を乗せた、天秤の重さだ。
あの暴風竜を殺して、その天秤を傾ける。
(ごめんなさい、愛の女神モア様)
心の中で謝った。
(その心を裏切ることをお許しください。……それでも僕は、みんなを守りたい!)
青い瞳に力を込めて、僕は『虹色の大鉈剣』を振り下ろそうとした。
その寸前、
(――こちらです)
誰かの声が、僕の頭の中に響いた。
◇◇◇◇◇◇◇
(え……誰?)
僕は思わず、動きを止めてしまった。
耳に届いた声じゃない。
その声は、直接、頭の中に聞こえたんだ。
「なんや?」
「…………」
「今のは……誰の声なの?」
見れば、3人の『神の眷属』たちも聞こえていたようで、驚いた顔をしている。
でも、
「マール、どうした?」
キルトさんは不思議そうな顔をしている。
(キルトさんたちには、聞こえてない?)
今の謎の声は、僕ら4人の『神の眷属』だけに聞こえたみたいなんだ。
謎の声は言う。
(――あの岩を破壊して、中に)
岩?
頭の中に送り込まれてくるイメージのまま、顔をあげると、100メードほど離れた場所に、地面に半分埋もれたような5メード近い大岩があった。
「あれか」
ラプトが同じものを見て、言う。
間違いないみたい。
と、
『グォオオオン!』
暴風竜が咆哮した。
片翼を傷つけられ、かなり怒っているようだった。
(く……っ)
凄まじい怒気がぶつけられる。
負傷しても逃げるどころか、戦う意思が増している。
どうやら竜という生き物は、生存本能よりも闘争本能が勝っているみたいだった。
(どうする?)
僕はラプトを見る。
彼も、こちらを見た。
「信じてみる?」
「せやな、一か八かや。駄目なら駄目で、そん時はそん時やで!」
うん。
僕らは頷き合った。
そして、
「みんな、あの岩のところまで走って!」
僕は大声で叫んだ。
「何?」
キルトさんが困惑した顔をする。
「どういうことじゃ、マール!?」
「ごめん、僕にもよくわからない。でも、説明してる暇もないんだ。お願い、僕を信じて!」
必死に頼む。
「ぬう……?」
キルトさんは迷った顔をする。
でも、
「わかりました。行きましょう」
イルティミナさんは何も迷わず、頷いてくれた。
「おい、イルナ」
「マールが信じろというのです。それ以上、何か必要ですか?」
「む」
「そういうことです」
彼女は笑った。
ソルティスも「しゃーないわね!」と言って、誰よりも早く走り始めた。
コロンチュードさんも続く。
フレデリカさんは一瞬、躊躇したけれど、
「わかった、マール殿」
覚悟を決めた顔で走り始めた。
彼女のあとを、ゲルフォンベルクさんと3人の女冒険者さんも続いていく。
「キルト殿」
ポン
ガルンさんが、シュムリアの誇る『金印の魔狩人』の肩を叩いた。
「……わかった」
キルトさんは頷いた。
「そなたの言葉を信じよう、マール!」
力強く言って、彼女は銀髪をなびかせながら走りだす。
…………。
嬉しいな。
心を温かくしながら、僕は言った。
「ラプト、ポーちゃん、レクトアリス。僕が隙を作るから、みんなも一緒に」
「おう」
「……(コクッ)」
「了解よ」
人間たちを庇うように、暴風竜との間に立ちながら、僕らは頷き合った。
そして、
『グォオオン!』
背を向けた獲物たちに気づいて、暴風竜は雄叫びをあげる。
そのまま大地を蹴って、体長20メードの巨体で襲いかかってきた。
「行かせない!」
僕は、手にしていた『虹色の大鉈剣』を振り落とした。
ヒュドン
それは大地へと打ち付けられ、虹色の輝きが炸裂して、大きな爆発を起こした。
ドパァアアアン
(うくっ)
凄まじい量の瓦礫が吹き飛び、粉塵が舞い上がる。
『ギュオンッ!?』
飛びかかる直前の地面が爆発して、暴風竜は両前足を跳ね上げながら、たたらを踏んだ。
「今だ!」
僕は『虹色の大鉈剣』を解除して『妖精の剣』へと戻しながら、身を翻した。
全力で走る。
ラプト、レクトアリス、ポーちゃんも横を走っている。
前を見れば、みんなは大岩に辿り着こうとしていた。
「その岩を破壊して!」
必死に叫ぶ。
ガルンさんが戦斧を振り被り、
「一刀・岩砕爆陣!」
ズガガァン
凄まじい連撃を叩き込む。
5メード近い大岩は、あっという間に粉々に砕けた。
「あ……」
イルティミナさんが呆けた声を漏らす。
大岩の向こうには、空洞があった。
それも人為的に造られた入り口と通路のようなものだ。
(あれか!)
謎の声の意味をようやく理解する。
「中に入って! 早く!」
その声に弾かれるように、みんな、入り口から暗闇の中へと入っていく。
僕らも、もう少しだ。
と、その時、背後の粉塵を突き破って、暴風竜が飛びかかってきた。
(!?)
まずい、追いつかれる!
恐怖が脳裏をかすめた瞬間、
ヒュボッ
僕の頭上を、白い閃光が通り抜けた。
ドパァアアン
『ギュアア!?』
暴風竜の風を突き破って、その右目に直撃する。
見れば、空洞の入り口前で、何かを投擲した体勢のあの人の姿があった。
(イルティミナさん!)
「マール!」
必死の手招き。
僕は「うん」と頷いて、懸命に足を動かした。
背後では、激痛で悶える暴風竜が、辺り一面にまた真空波を飛ばしている。
ガシュッ パシィン
(うわわ!)
足元の地面が抉れ、髪の先が弾かれる。
ドパン
ポーちゃんが振り返りざまに、光る拳で真空波を1つ、叩き潰した。
そして僕らは、空洞の入り口に辿り着く。
「奥へ入るんや!」
ラプトに急かされるようにして内部へ。
殿を務めるレクトアリスが、最後に、入り口部分に紅い結界を張った。
ドンッ ドドォン
真空波や暴風がぶち当たる。
けれど、結界内までは届かない。
暴風竜の巨体では、この通路の中までは絶対に入って来れないだろう。
ある程度、奥まで入ったところで、
「はぁ、はぁ、はぁ」
僕は、荒い呼吸で膝をつく。
ポーちゃんも、ラプトも、レクトアリスも、とても疲れた顔だった。
と、
「あぁ、マールっ!」
イルティミナさんが僕を抱きしめる。
(わっぷ?)
僕の顔は、柔らかな弾力に挟まれる。
キルトさんたちもやって来て、
「みんな、無事か!?」
「う、うん」
「おう」
「……(コクッ)」
「なんとかね」
僕らは、心配してくれる人間たちへと笑顔を返した。
――こうして僕ら14人は、暴風竜の脅威から、何とか一先ず逃れることができたんだ。
ご覧いただき、ありがとうございました。
ここで一つ、皆さんにご報告です。
もう知っていらっしゃる方もおられるかもしれませんが、実は、この『転生マールの冒険記』が第1回ノベルアップ+小説大賞にて入賞いたしました!
皆さん、本当にありがとうございます!
これまで続けてこられたのも、ブクマや評価をして下さり、読んで下さる方がいらしたからこそです。
そんな皆さんに、こうしたご報告ができることを本当に嬉しく思っています。
これからも、自分にできる精一杯で頑張っていくつもりです!
もしよかったら、どうか皆さん、この先もマールたちの冒険物語を読んでやって下さいね~!
※次回更新は、3日後の月曜日0時以降になります。どうぞ、よろしくお願いします。




