JK。常識的に考えて、この人たちを女子高生と認めたくない。
オレは、今日、死ぬのか……。
クロちゃん(仮)の銃が、俺の額に向けられた。
「懺悔はすんだか、下衆野郎」
「ぅ、……」
「クロエ、やっちゃって。ぼくが許す!」
「いけいけ~」
やばいよやばいよやばいよ!!
つか、許すなよ!
マジ?
マジでこいつら俺を殺る気か?!
俺まだ高校入学すらしてねえんだぞ?
てか、なんで女子高生が拳銃なんて持ってんだよ?!
「おいおい、クロエどうしたんだ、そんなに殺気まき散らして」
見ると、少年がいた。
小学生ぐらいの……。
「楓牙……止めるな。こいつは死刑が決定した死刑囚だ」
「待て! まだ裁判も受けてねえよ!!」
「やめとけ、クロ。そいつ、どうせ今日来るっていう犠牲者だろ」
「……」
え?
ぎ、犠牲者?
「ほら、月代もそんなに威嚇すんな」
「でも、でも、こいつぼくのぱ、ぱ……う、うぅ~っ!!」
「わーかったわかった。後で話を聞いてやる。だから、いったん戻れ」
「ぐすぐす……はーい」
月代と呼ばれたぼくっ娘は、涙目になりながらしぶしぶ階段を上がっていった。
階段をまた。
「お前、今度こそ本当に目ぇつぶされっぞ」
「おれ、ナニモミテマセン。そんで、犠牲者ってどういう意味ですか?」
「そういえば、さっきオレのこと小学生って思っただろ」
「ははは、俺の言葉完全無視か」
「思っただろ?」
「……あぁ」
「オレ、高校生。お前の先輩。でもってJK。オケー?」
「えぇっ?!」
小学生じゃない?!
百歩譲って高校生?!
ん?
いやまて。
こいつ、もうひとつ重要なこと言ってたよな?
『オレ、高校生。お前の先輩。でもってJK。オケー?』
JK?
ちょっと待て?
こいつ……。
「おんなぁっ?!」
見えない。
「おい、蒼。そこにある日本刀とってくれるか? あと、血しぶき拭くようの布も」
「あいあいさ~」
「すんませんでした!!」
でもってなんで日本刀があるんだよっ?!
なんだか、申し訳なくなってきた。
ここまで読んで下さり、ありがとうございます。
次回から、魔法少女がきちんと話に出てきます。




