表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
41/132

第四十一話 ゴォイ。アブィキアダイ。

ひょんな事からケンタウロスのルーインと一戦する事になった小豆洗い。


「ふっ、では、まいる。」


「オウゥオウゥ。」

「オウゥオウゥ。」

ケンタウロス達が、声を出す。


タタッと走り出すルーイン。

さて、なんで来るかの?

前蹴り。

両足の前蹴りじゃぁ。

やはりの、そういう男じゃろ、ルーインは、。

傷のある、太もも。左の前足。

そして、右足。

悪魔に乗り移られたケンタウロスも、前蹴りじゃった。

ふふっ分かりやすい奴じゃ。

受け止めたるわ~。

「ぬ~~~ん。」

両腕を前に出し耐えようとする小豆洗い。妖力で怪しく、紫色の炎をまとう。

「おお、よし、ふぬっ」

「ど~ん。」

後ろに吹っ飛びコロコロ転がる。

シャローラビットと、ジッターのいる所まで、転がってきた。

「ほい。」

パッと立つ小豆洗い。

「おお」

「おお」

「あっ」

(おお)

「いたた、次は、わしの番ぞ。」

「どうだ、私の蹴りは?」

「見事見事。」

にやにやと歩く小豆洗い、少し痛そうだ。

腰ひもから、少し端の欠けた一粒の小豆を出す。

(あ、あれは、某が弾いた小豆?)

「これを使うがええかの?」

「小さな石だな。いいぞ。使え。」

「豆じゃよ。本気で行くぞい。」

大丈夫かな、小豆割れんかな?

「ぬん。」

握り力を溜める。

右手の親指からはじき出された小豆は、ルーインの首、あごの辺りに音もなく、真っすぐ飛んでいく。

「ドゴゥン。」

ルーインは、あごで受けたようだ。

小豆は?

あ、小豆?

あっあごに刺さってるの。

「ほい。」

声と共に小豆が、あごからズボッと抜ける。

小豆洗いの手に戻る。

小豆は、欠けてるだけで、割れていない様だ。


「つびぅは、わしの番、、。」

ぐしゃぐしゃの顎から血が流れる。

じっと見つめる小豆洗い。

「よいぞ、こい。」

「うむむ。」

ゆっくりと歩き小豆洗いの前に来るルーイン。

ふらつかず、一歩一歩。

また、両腕を前に出し耐えようとする小豆洗い。

ニコリと笑うルーイン、のけぞり前足を高く、高く、上げる。

美しい、そんな言葉がにあう。

振り降ろした。

「ドンっ。」

助走をつけた前蹴りとは違い、重い音。

後ろによろけながらも、立つ小豆洗い。

「見事、見事な蹴りであった。」

ゆっくりと後ずさりするルーイン。

そろそろ、立ってられんじゃろ。

限界のはずじゃ。

「ブゥギは、(次は、)お前のブゥバンだ。(番だ。)」

「わしはの、お前ではない、小豆洗いじゃ。」

ニコリと目が笑うルーイン。

「行くぞ。」

「ゴォイ。アブィキアダイ。(小豆洗い。)」


「ぬん。」

小豆洗いは、手を握り力を溜める。

皆が見守る。


「ルーイン?」

「終わった様じゃ、スライダー介抱してやれ。」

ルーインは、立ちながら、意識が無くなったようだ。

小豆洗い、頑張ってます。

読んで頂きありがとうございます。

いいねや、評価いただけると嬉しいです。

宜しくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ