表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
31/132

第三十一話 友を思う心


ウィグラー王国斥候部隊は、荷物を持って引き上げていった。


「スライダーよ、ここには、売れる物は、もうないかの?」

「はぁ、ないと思いますよ、大分、見ましたから。」

「そうか、ならば、わしゃ、行くが、どうする?」

「えっ暗くなって来たのに、どこ行くのですか?俺、どうすれば、」

「とりあえず、ついて来るかの?」


「はい、一人は、嫌です、」

お前、ウィグラー王国斥候部隊じゃろ、


「ゼンマイ、もうええじゃろ、百舌鳥カマキリに戻って」

(は、まだ、元気ですが、そちらの方が、いいですか?)

「まぁの、大丈夫じゃろ。」

百舌鳥カマキリの方に行くゼンマイ。

「んっんんっ」

スライダーは、びっくりする。

「アッああ、ああ、んっ。」


「ええっああっ入った。」

ドキドキする、スライダー。

「スライダー、良かったの。」

「は、はい、偉い事になってましたよ。」

「もう、スライダーったら」

「その声、す、すきだな~」

百舌鳥カマキリの甘い吐息にスライダーは、負けたようだ。

スライダー、お主は、悪くないぞえ。

やっぱり、男には、百舌鳥カマキリじゃな。

「スライダー、行こう、」

「はい。」

暗いが、行くかの。

「では、行くぞえ。」

ふと、振り向くとスライムが、骨をしゃぶっている。

「スライムさん、バイバイ~」

百舌鳥カマキリは、明るくていいのぅ。



小豆洗いは、暗闇を歩きながら、考えていた。

(ゼンマイよ、)

(はい、)

(まだ、分からんが、この世界の人間は、儂らのいた、日の本の人間より、強欲というかなんというか)

(はい、某もそう思います。)

(わしゃ、魔物の方が気が合うかもしれん。)

(小豆洗い殿のお気持ち、わかり申す。ですが、アキノ殿の様な方もいますぞ)

(そうじゃの。)

「いたた、」

歩いては、コケ、ぶつかる、スライダー。

「なんで、明かりもをつけないのですか?」

「見つかりやすいじゃろ。なにが、近寄って来るか分らんじゃろ。」

「はぁ、しかし、小豆洗い様は、なぜ、道がわかるのです。」

「格の違いじゃ。といっても、可哀想じゃな、お主が、こんなにこけるとは、」

「すいません。自信はあったのですが。山道だし、歩くのが早すぎます。」

「ふふふっ、」

百舌鳥カマキリは笑う。

「笑われとるぞ、」

「ああ~笑わないで~」

こいつ、百舌鳥カマキリの言いなりか?

「仕方ない、ここらで、夜が明けるのを待つかの。」

「はい、有難うございます。」

「スライダー、よかったね。」

「はい。」

スライダーよ、百舌鳥カマキリは、カマキリじゃぞ、。


「小豆洗い様、なんで俺は、残ったのですか?」

「まぁの、一応聞くが、他の斥候兵達とは、長いのか?」

「はい、元々、子供の頃から知ってる奴らですよ。斥候部隊としては、俺が先輩だけど」

「そうか、なら、気のせいかもしれないの。」

「なんです?」

「いや、盗賊団の宝を見た時の、空気が嫌な気がしての、欲しいと思う気が満ちとったのじゃ、其方以外はの。」

「それは、あいつらが盗むと言う事ですか?」

「そうじゃ。」

「我ら、ウィグラー王国騎士団です。信じてください。」

「そうじゃな。悪かったのぅ。わしは、疑い深いもんでの。」

(スライダー、小豆洗い殿は、間違っていないぞ、某も、黒い気を感じたぞ)

「どういう事ですか?」

「お主が一番綺麗な心を持っていたからの、お主が皆を止めた時に、最悪な事もあったと思うのじゃ。」

「よかったね。スライダーさん。助かって、ね。」

百舌鳥カマキリが優しくなだめる。

「だから、俺の事残したのですか?」

「まぁ、一応の、」

「用心深いですね。大丈夫ですよ。あいつら、そんな事、悪魔に誘惑されない限りやらないですよ。」

「まぁの、その通りじゃ。」


夜が明けてきた。

「行くぞ、って寝ておる。」

「後少し、寝せましょう。」

まぁ、ええか。








読んで頂きありがとうございます。

いいねや、評価いただけると嬉しいです。

宜しくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ