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第十七話 ケンタウロス


「そこの者。」


なんと、見つかってしもうた。

小豆洗いに弓を向ける、半人半馬の群れ、九匹。


ぐぅ、やるか。

(いつでも、お声掛け下され。小豆洗いどの)

(わ、私も)

沈黙が流れる。


「我が名は、ルーイン。誇り高きケンタウロスのルー族の長」

「そなたは、なぜ?ここにいる。ここは、我らの場所ぞ。」

「でていけ、出ていかぬなら、矢を放つぞ」


後ずさりする小豆洗い。


そのまま、来た道を戻る。

急いで、戻ると、ケンタウロスの群れ達も帰って行く。


「あいつら、強かったぞ。」

「は、はい、」

(いや、小豆洗い殿の方が強うござる)

「どうなってるんじゃ、堂々と、あんな奴らが住んでおる。」

(物の怪や、妖怪では、なさそうでしたぞ。)

「そうじゃ、我らとは、違うぞ。」


大分、戻ってきた。森が見えてきた。遠くに山々が見える。

ちと足が疲れた。

座る小豆洗い。

ぬぅ、だが、やはり日が暮れるのは、まずい、。

何が起こるか、わからん。


妖力を使うが、しゃあない。

「梵っ」

可愛い狸に変化した。

「百舌鳥カマキリ、乗れ」

「あ~凄い、よいしょっと」

タタタタタ~

凄い勢いで、戻って行く。

(小豆洗いさん、変化も出来るのね。)

(まぁの、ただ、これはこれで、危ないんじゃ、狸だと思われるからの。)

(そうでござるな。見る者によれば、獲物ですから)

(そうなんじゃ、イタチ、狐、カワウソ、ガマガエル、ヒキガエル、チャタテムシ(ハエ)にもなれるぞ。)


あっという間に滝の所に戻ってきた。

「梵っ」

あ~疲れたぞい。

気配は、ないな。

辺りを見渡す。

滝の裏の窪みにすごすごと入る小豆洗いと、百舌鳥カマキリ。

「なんか分らんが、運よくここにいて良かったの。」

「はい、ここは、落ち着きます。」


明日、アキノ達に聞きにいくか。


次の日


「魔法使いか、この話まんざら嘘ではないのぅ」

「はい、多分、本当に小豆洗いさんの事、魔法使いだと思ってますよ。」

「魔法使いなら、茶色の村人姿では、あれかの?。法師姿(正装)の方がええかの?」

「梵っ」

「こんなんじぁどうかの?」

金色の法師姿に袈裟は、紫色。

「わぁ凄いお坊さんみたい。瑩山禅師の服に似てます。」

(これは、格の高い服装でござる。瑩山禅師を思い出します。)

「魔法使いみたいか?」

「はい、凄い偉い人みたいです。」

「こんなんもできるぞ、梵っ」

少し抑えめの金色の法師姿。

「これはの、田楽法師といってのぅ」

「こちらは、お坊さんというより魔法使いといえるかも?」

(そうでござるな、)

「じゃ、これでいくか。」


アキノは、元気かの~?

村に向かって歩き出す小豆洗い。

(百舌鳥カマキリ、背後を頼むぞ)

(はい)

(なにかあるか、わからんからな)

(はっお任せあれ)


ケンタウロスが、自由に走ってるところをみたら、感動しそうです。

読んで頂きありがとうございます。

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