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滅悪の想術師  作者: まの
始動編
1/7

1 平凡の終わり

学校の帰り道。

俺は高校の友達と帰宅路についていた。


「じゃぁ、俺はここで曲がるわ」

「分かった、また明日な 」


そう言って友達と別れたあと、俺は1人で帰っていた。


(帰って何しようかな…)


そう考えている内に俺は家に前まで来ていた。

だが、そこにはいつもと違う光景が映っていた。

家の門は壊れ、窓ガラスはそこらじゅう飛び散り、庭の木は倒れていた。

だが、それ以上に…


(なんなんだよ…この殺気は…!)


俺は家にいた姉のことを思い出し急いで家の中に駆け込んだ…

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