人間優位性
本来、動物は字部より強いものを自分より下だとは見ない。しかし、家庭で生まれた対物差別は、猪、クマなどいわゆる農家にとっての害獣と呼ばれる動物に適用されている。本来なら、彼等は人間より強い。しかし、強くても駆除しなければならたいためには劣る点を見つけなければ成らない。
それが、知性だった。人が理解できる言葉を持たない。人のような技術を持たない。という点だ。実際には彼等も言語を持ち、人とは異なるが技術を持っていることは知られている。そのため、人が頂点であるという認識が必要になってくる。これを担っているのが宗教だ。
宗教が家庭教育の中で、重要な位置にある。が、宗教問題は後述にゆずる。ここでは、宗教が対物差別を補強するために使われているということだけ理解して欲しい。
ただ、集団生活をするうえでこれだけでは自己中心主義で終わる。ものを壊さない。家畜は殺さない。などのモラルも必要だ。そこで、物に価値をつけて比較した。が、その価値は状態でかわる。
家畜の生命は育てているときは価値あるもの。しかし、食料にするときには、豚の命より人の命のほうが価値があるため、殺してよいというものだ。
ここでも、人間の優位性が利用される。