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地獄世界のヘルヴェルト  作者: 生獣屋 芽怠
第十四章 彼の地にて集結せり
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集結、そして……


 村の外へと出て地獄王のところへとやって来た、騎士団とカエルレオンは隊列を組んでいつでも動けるように待機している。

 副騎士長ギルは騎士団と共にいる、何やら話をしているらしい。おそらく集結してからの動きとかの指示だろう。

 その先頭に地獄王とスミスがいる。

 王の傍らに寝起きのスミスがいたのだがまだ眠いのか目が座っていた、朝とか弱いんだろうなこいつ。


「アフトクラトル様、只今戻りました」


「戻ったねシュン」


「佐波、おかえりーー」


 寝起きスミスは、まだ思考が働いてないのか子供のようにあどけない笑みを浮かべて俺を出迎えた。


「スミス……?」


 解せないと困る俺がおかしかったのか地獄王は笑みを浮かべて説明を始めた。


「スミスは起きたばかりだと素直で無垢な子供のようになってしまうんだ……この姿はボクと子供達、それにソフィーネオ以外誰は知らない。それと本人も知らない」


「マジですか……あのスミスが……」


「愛らしいだろう? どれ、可愛さを引き出そう……スーミシア、ボクの事をどう思っている?」


「んーー? オレ、アトラ大好きーー!」


 と言って地獄王に抱き着いた、おいおい可愛いじゃないか。


「この状態の時だけは素直な気持ちを聞き出せる、彼女は可愛い死神だよ」


「た、確かに可愛いですね……な、なあスミス、俺とまこちゃんの事、どう思ってる?」


「んーー? 佐波も皆川も好きだぞーー! オレが守るーー!」


 嘘のない無邪気な笑みが俺の心を撃ち抜いた。


「は、破壊力抜群ですね……」


 いつもは何かと殺すとか物騒な奴なのにこんな姿もあったのか、頬を紅色に染めてにこやかにしているのはスミスにしては異質だが、可愛い。


「この状態なら交尾を頼むと快く承知してくれるのだが、完全に覚醒してしまうと全力で殴りかかってくるから命懸けなんだ……二、三回死にかけた」


「いや、そんな情報いりませんよ……」


 地獄王を二、三回殺しかける女死神か。

 スミスを本気で怒らせないようにしよう、改めて誓う。


「……あ、そうだった、アフトクラトル様、報告したいことがあります」


 村の中でまこちゃんと再会を果たした事、観測者の原初ちゃんの事を話して聞かせた。


「それは急展開だね、てっきり悪魔との戦いで取り戻すものと思っていたが……しかしこれで悪魔討伐だけに集中出来る訳だね……良かったねシュン、彼女が帰ってきて」


「はい、本当に良かった……」


 安堵を感じていた、しかしまだ終わってない以上気を引き締めなければならない。


 暫くして眠気から解放されたスミス、にこやかに隣にいるアフトクラトルを怪訝な表情で見ていた。

 あの後も本音ダダ漏れなスミスに色んな質問して愛の言葉を引き出していた、それが嬉しかったのかいつも以上ににこやかだった。


「……アトラ、お前オレが寝ている間に何かしたか?」


「まさか。そんな卑怯な真似は出来ない……やるなら起きている時だよ」


「そ、そうか? 本当に本当か? お前がそんな表情するとにいつも何かをしているんだが?」


「気の所為だ。君が美しいのがたまらなく嬉しいだけだよ」


 と言うと照れる死神は地獄王の頬に右拳をくれてやった、鈍い音と共に流血していた。

 しかしこれは二人のいつも通りらしくアフトクラトルは笑みを絶やさない。


 からかうのも、愛を囁くのも命懸けらしい。


 そんなやり取りを見守っていると村に近づいてくる軍団に気が付く、どうやら最初の合流になるらしいな。

 現れたのは獣王ガゼル、それとケルベロスとオルトロスだ。その後に続くのは様々な形態の獣族の戦士達だった。


 全身黄金色の猿人、白き毛の狼男、巨体の赤い虎など様々なバリエーションの獣族が列を成して前進している。

 傍らにカエルレオンもいるし岩のような身体、その全てが口となっている。確か獣王の妻で名をアギトって獣族だったな確か。


 獣族の戦力が俺達に合流を果たした。


「待たせた、小生ら獣族、集結地に到着した」


「待っていたよ獣王」


 獣王ガゼルは地獄王に謁見し近況報告などをおこなっている、その傍らにルベスとロロがいた。ルベスと視線が合うと優しく笑う、俺は嫌な顔をした。

 ルベスとロロがこっちにやって来る。


「峻、貴方がここにいるということは地獄王の眼を克服したということですね。この再会は素直に嬉しいですよ」


「ルベス……せ、世話に……なったな、お前のおかげで…………助かった」


「おや、素直ですね。いつものように嫌みを言われるかと思いましたが…………案外、気持ち悪いものですね、にゃはは」


「て、テメェ、俺がたまには素直に礼を言ってやろうと思ったのに気持ち悪いだぁ? ぶん殴ってやろうか!」


 そんなやり取りをロロは笑いながら眺めていた。


「ふふっ、兄様も峻様も素直ではないですね、本当に仲良しです」


「ロロ、わたしは事実を言っているだけですよ?」


「この野郎! 喧嘩売ってんのか!」


 いつもの俺達のやり取り、それをしょうがないなと笑いながらスミスが寄る。


「佐波もルベスも相変わらずだな」


「おや、スミスさんはとても気分良さそうでね。双子と再会したこともそうでしょうが地獄王と一緒にいられることが大きいのでしょう」


「ん? オレが二人に再会したってよく知ってるな」


「わたしの百ある特技、地獄耳で最新の話題はバッチリ掴んでますので」


「本当に百も特技持ってるのか眉唾物だ……そうだ、まこちゃんのこと言っとくか」


 ルベスとスミス、そしてロロにまこちゃんに再会したことを伝えた。それと原初ちゃんやまこちゃんとの模擬戦なども話して聞かせた。


「……そうですか、原初の真が観測者だったのですか」


「話を聞く限りやるようになったな皆川、強い女は好きだ、皆川のこともっと好きになった!」


 スミスの中でまこちゃんの評価が上がる、それにつられたのかは知らないが俺達が暫く会話をしているとまこちゃんとマギサが姿を現した。ついでにフェルトもついてきていた。


「お! 皆川!」


「あ、スミスちゃん!」


「心配したんだぞ! よく無事だったな!」


「心配かけてごめんね。あ、ロロちゃんもいるし……ルベスさん!」


 驚愕した声だった、ああそうかルベスはまこちゃんの目の前で悪魔に吹き飛ばされた、そんな驚愕な場面を見ていたんだ、驚きもするか。


「無事だったんですね! 本当に良かった……」


「真には本当に申し訳なかった、わたしの油断が招いてしまい、貴女を守れなかった……謝っても許されないでしょうが言わせてください、申し訳ありませんでした」


 深々と頭を下げるルベス、まこちゃんの監視と警護を任されていたが守り切ることができなかった。いつものルベスではなく真剣に謝罪していた。


「頭を上げてくださいルベスさん! 私は恨んでないですから!」


「それでも過酷な状況に追いやる羽目になってしまった……もう二度と油断はしません、貴女は必ずわたしが守ります」


「ありがとうございます、でも今度は私も一緒に戦います……それにしゅーも守ってくれるし、スキルを駆使すれば逃げるのは得意になりましたから大丈夫です!」


「その通りだぞルベス、俺も守るし今度はまこちゃんが守ってくれる。ま、心配すんなよ、らしくないお前見てると気持ち悪いっての」


「……おやおや、気持ち悪いを返されてしまうとはわたしも修行不足でしたね。峻、真、ありがとうございます……お礼に真には後で峻の恥ずかしい隠し事を教えてあげましょう」


「は? な、何言ってやがるんだ!」


「しゅーの恥ずかしい隠し事か……良いですね後で詳しく教えてください!」


「待って! それ私も知りたいわ! 佐波くんの恥ずかしい隠し事!」


「そ、そんなのないぞ! ルベステメェ適当なこと言ってんじゃねぇ!」


 無いよな恥ずかしい隠し事、無かった……筈?

 もしかしてあれか? それともこれか? どれのことだ?

 案外心当たりが多かった。

 不意にフェルトが尻尾を揺らしながら俺の顔を覗き込む。


「しゅーんは恥ずかしい人間?」


「違うって!」


 みんなに爆笑されてしまった。

 

 それからはみんなに興味津々のフェルトはそれぞれに絡んで最終的にスミスに懐いていた、暴君に隠れている母性を見抜いたのか喉を鳴らして甘えていた。

 スミスも悪い気はしないようでフェルトを撫でている。


「スーミス良い匂いするーー! 好きーー」


「ははっ、スミスがお気に入りか。見る目があるね、スミスも悪い気はしないのだろう?」


「うるさいなアトラ……まあ、悪くはない」


 フェルトを撫でるスミスの顔は母そのものだ、いつものノリなら馬鹿にしているんだがここはそっとしておこう。


 数時間後、ようやく死神部隊が合流した。そこに捜索隊として散っていた騎士団と指揮をしているミラエル、そして秋人さんの姿があった。

 おそらく途中で合流したのだろう。


「地獄王様、儂ら捜索隊只今到着しました」


「ご苦労だったねミラエル、騎士団の皆もありがとう」


 ミラエルの挨拶が終わると秋人さんが地獄王と話し始めた、その後ろに死神王と死神フェイロット、それに死神リリリの姿を確認した。

 ようやく全員揃ったな、村外に待機していた騎士団に捜索でバラバラになっていた騎士団が合流。それから獣族に死神も大人数ここにいる。


 戦力が整った訳だ。


 少しして秋人さんがこちらへと向かって来る、近付いてくる父親に気が付いたまこちゃんは駆け出した。


「パパ!」


「真!」


 二人は抱き締め合った、親子の再会は眺めていると胸を熱くする気がする。久し振りの再会にまこちゃんは涙を流していた。


「無事でよかった……」


「うん……久し振りだねパパ」


「ああ、久し振りだ……ますます若い頃の母さんに似てきたな真は、綺麗になってる」


「えへへ、ありがとう。いつも通りママとラブラブなとこも変わらないね」


「愛しているんだ、当たり前のことだ」


 笑い合って抱きしめを解いて離れた。


「……僕の事を聞いているかい?」


「パルテスって存在なんだよね? 私はパパの力を受け継いでいる……」


「ああ、その通りだ……すまない、その力が今の現状を作り出してしまった、全て僕のせいだ」


「そんなことない、悪いのは悪魔であってパパは悪くないよ……色々あったけど、今はこうしてここにいる。だからさ、自分を責めないでよ……私をヘルヴェルトまで探しに来てくれた事がとても嬉しい」


 秋人さんの手を握る。

 

「ありがとう、大好きだよパパ」


「真……すまな…………いや、ありがとう」


 二人共笑顔を咲かせた、暫くはそっとしておく方が良いだろう。

 久し振りの親子の再会と会話だからな。


「まああら、サナミシュン元気そうですね?」


 呼び止める声を辿るとそこに死神王ソフィーネオがいた、その横にフェイロットとリリリがいる。


「ソフィーネオ、それにフェイロットもお疲れ」


「お疲れ様。ようやく合流出来ました」


「あたし達が来たからにはもう何も心配ないわよ、スミスと一緒に悪魔なんか叩き潰すわ!」


 死神王もフェイロットも元気そうだ。


「ちょっと待てーーですよう、誰が忘れてねーーですよう!?」


「ん? なんだいたのかリリリ、気が付かなかったぞ小さくて」

 

「うううーーっ! リリリは小さくねーーですよう! ヒトズマスキーに言われたくねーーですよう!」


「はっはっは! ヒトズマスキーなんて褒め言葉だぞ!」


「ムキーー!」


 いつもながら騒がしい奴だなと微笑ましく眺めていると、フェイロットが俺に声を掛けた。


「ねえサナミシュン、あそこにいるのってマコトじゃない?」


 フェイロットは指差した先にまこちゃんがいた。


「ああ、細かい話すると長くなるが隙をみて悪魔から逃げ出せたんだ。で、この村で再会した」


「そうだったのね、無事でよかった……」


 王宮にいた頃に世話役をしてくれてたフェイロットだ、まこちゃんをずっと心配してくれていたんだな。とてもいい子だと聞いてる。


「良かったわねえ、ミナガワマコトがこちらにいるのなら悪魔共は逃げる行動はできないでしょう。なら別の世界に逃げられることはない、悪魔はここで倒しましょう、別世界の為にも」


 ソフィーネオの言う通りだな、これで別世界に逃げられない。


「そうだな……」


「但し、ミナガワマコトを奪われてしまえば話が変わってくる……リリリ、フェイロット、サナミシュンも気を引き締めなさい」


「分かりました! あたしがマコトを守るわ!」


「うううっ! リリリも頑張りますですよう!」


「奴らの好きにさせるか!」


 決意を固めた。

 これだけの戦力だ負ける気はしないなと思っていると、スミスが死神王と合流する。


「みんな揃ってやがるな、フェイもリリリもソフィーネオも」


「まああら、わたしの事はお姉ちゃんって呼ぶようにっていつも言ってますよ? そうしないとおしおきしますからね?」


「うっ、お、お姉ちゃん……」


 相変わらずソフィーネオが苦手そうだなスミスの奴、弱点が結構あるよな。名前と双子の前の態度とソフィーネオそのものか。全部一緒だったらストレス溜まりそうだな。


「……おい佐波、お前妙なこと考えているだろうが! オレを舐めてると殴るぞ!」


「す、すみませんでしたスミス様!」


「ふふん、それでいいんだ!」


 このノリも懐かしいな。

 だが何気に殺すから殴るにランクを下げてくれてるな、優しさから来るのかそれとも気まぐれか。


「もうスミスったら暴力的なんだから、あたしを見習って淑やかさを身につけるべきよ」


「何が淑やかさだ、おっぱいオバケが!」


「だ、誰がおっぱいオバケよ! スミスより立派なだけよ!」


 フェイロットと言い合いは日常的らしいのでソフィーネオはニコニコしていた。

 リリリは何故か頬を赤らめ目を潤ませていた。


「うううっ、久し振りの先輩……勇ましくて美しいですよう」


「……鬼の形相で怒鳴ってるスミスをそう言えるのかよリリリ、お前の目は変なフィルターが掛かってるんじゃないか?」


「失礼ですよう! これは乙女の恋心というフィルターが先輩の美しさを……高め……て、いるんですよう……って、なんですかあいつはですよう!」


 リリリの視線は一点に集まっていた、それはスミス腕に抱きついているフェルトの姿だった。喉を鳴らしてスミスは頭を撫でていた。


「うううーーっ! あ、あのメス! リリリの先輩に良くもあんな馴れ馴れしく! リリリだって頭撫でてもらったことないのにーーですよう! おのれ、許すまじですよう!」


 穴が開くかと思うほどにフェルトを睨み付けているリリリ、その視線に気が付いたフェルトはスミスから離れてリリリの前へと近付いた。

 右へ左へとリリリを観察しながら尻尾を振りながら抱きついた。


「うううーーっ! な、なんですよう! リリリちゃんは美味しくないですよう!」


「かわいーー! あたしこの子妹にするーー! 名前何ーー?」


「リ、リリリはリリリですよう! 妹ってリリリはちっちゃくねーーですよう!」


「りーりりか、かわいーー! よしよし!」


 頭を撫でられたリリリは動揺していたが、どうやらフェルトの手が気持ち良かったのかうっとりとした表情を浮かべていた。


「うううっ、こいつやるですよう……」


 フェルトって人たらしならぬ生物たらしなのかもしれないな、スミスといいリリリといい懐に入るのが上手い。

 これは村で人気者にでもなってそうだ。


 皆と再会していつも通りで安心した、これから戦いが待っている、この安息は一時的な物だが戦い前にリラックス出来た。

 暫く楽しそうな死神達を眺めていると地獄王が全員に1時間後にアビスへ向けて進軍することを伝える。


 リラックスはここまでだな、戦いに向けて戦意を高めていかないとな。


「下衆、いよいよ決戦じゃな」


 声を掛けられた、騎士団の騎士長を務める女騎士ミラエルだった。


「はい、等々ここまで来ました」


「ふむ、死神達の雰囲気に気が抜けておるかと思ったが大丈夫そうじゃな?」


「まあさっきまではそうでしたけど、今は違います……俺は地獄王の従者になりました、今はこのヘルヴェルトは俺の世界です。別世界もそうですがこの世界だって守ってみせます!」


「下衆だろうと立派な雄だったか……ならば儂はもう何も言うまい……下衆……いや、シュン、同じ地獄王に使える者としてその命無駄に散らすでないぞ?」


「は、はい!」


 今、ミラエルが俺の名前を呼んでくれたな。


「では儂は騎士達の所へ戻る……武運を祈る」


「ええ、ミラエルもご武運を!」


 厳しいミラエルに名前を呼んでもらったと言うことは俺を認めてくれたってことだ、それがとても嬉しかった。


 さてと、そろそろまこちゃんの様子を見に行こうかと歩き出した。


 秋人さんと良く話したかな、やっぱり親との再会って嬉しいもんだ。きっと素敵な笑顔になっていることだろう、まこちゃんが嬉しそうにしていると俺も嬉しい。


 子供っぽく笑うところが可愛いんだよな。


 しかしその笑顔を見ることはなかった。


 解せない、だって父親の側にいるのに何故不安そうな顔をしている?


 何故原初モードになった?


「ま、まこちゃん? どうかしたのか……?」


「し、しゅー、上空のゲートから千里眼を使っているんだけど……アビスがある方向が……黒いの……地平線が黒く染まってる」


「黒く染まっている?」


 なんだそれ、黒い地平線って。


 近くでまこちゃんの話を聞いていたマギサは何か思い当たったようで、腰からシュバルツミストの翼を生やし上空へ飛ぶ。

 黒い地平線を凝視し、驚愕の声を上げた。


「みんな戦闘準備して! あれはリーゼスよ! 分身したリーゼスの大軍団! しかも悪魔化しているわ!」


 リーゼスってあの巨人か! 悪魔化した分身の大軍団ってあの地平線全てがか!


「マギサ数はわかるか!」


「……数千、いや、万単位かしら……多過ぎて数が分からない!」


 進軍の前に向こうが先手を打ってきた、地平線全てを埋め尽くす黒い大軍団はこちらへと向かっている。


 これから大戦が始まる、悪魔と世界を掛けた戦いが迫る。


 予想を凌駕して。



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