第十話 任務完了
本の背表紙を修理する時、クータと呼ばれる強化素材を入れると聞いたことがある。
本の背表紙の幅で三つ折りにされた管状のもの。
「まさかその中に……」
管状なので上と下は開いているはずだが、もしクータが閉じられていたとしたら。
クータの中に虫がいたとしたら、どんなに本を注意深く捲っても虫は出てこない。
総監グスターが小型ナイフをローレルに手渡す。
ローレルはゆっくり背表紙と裏表紙の間、開くために凹んでいる部分にナイフを当てた。
「……こんな所に」
予想通り背表紙の中には虫の死骸やフンがあった。
本の虫2匹、蜘蛛4匹。
全部もう死んでいる。
「この本の背表紙を直した者は誰だ?」
総監グスターが眉間にシワ寄せる。
ローレルは修復記録帳を確認した。
修復士フィオナが入った日とエルメが入った日の間のはず。
何度見てもその間には記録が残っていなかった。
「……ありません」
「書いていないということか?」
「フィオナとエルメの間にウセキ国物語を修復した記録はありません」
さらにページを捲りながら一行ずつ確認していく。
「エルメとハリウスの間も記録はありません」
ローレルは総監グスターに本を手渡す。
グスターも確認したがやはり記録は残っていなかった。
「たまたま現場が混乱していて書くのを忘れたのか、わざと書かなかったのか」
もし故意的だとすれば、虫をわざと本に入れた可能性もある。
すぐに見つからないように本の中に隠したのだ。
一体誰が何のために?
当時を知るものはもうほとんど生きていない。
ローレルは背表紙から虫を出すと、灰皿の上に無造作に置いた。
◇
カインはハリウスが背負っているバスターソードが気になっていた。
太く大きな剣なので腰には刺さずに背中に背負うことが多い剣。
だが剣が重く、使いこなせる人は少ない。
ジッと見つめるカインを見たハリウスは苦笑した。
「欲しいのか?」
尋ねられたカインの目が輝く。
「レスターは飾りたいと、グスターは使いたいと言っていた。……しょうがない。お前にやるよ」
ハリウスはバスターソードを斜めがけにしている革紐を肩から取ると、カインに手渡した。
「重っ」
手で握る柄の部分は持ちやすい形に湾曲している。
力が入りやすいベストな太さ。
でも重い。
「こんなクソ重たいのをよく振り回すな」
スゲェと言うカインにハリウスは微笑んだ。
「庭の小屋はまだあるか? 緑の屋根の」
「ボロボロだけどな」
先日もチャクラムが刺さったと笑うカインは、どうやらとんでもない暴れん坊のようだ。
「お前、幾つだ?」
「18」
「えっ! 嘘! カインの方が年下!」
「イヤだ、私達27!」
ピチピチ~と笑い合うフィオナとエルメ。
急に辺りが白くなり、楽しい談笑に終わりを告げた。
「……修復完了ね、カイン」
泣きそうな顔で微笑むフィオナ。
カインはくまのぬいぐるみを召喚し、フィオナに手渡した。
青いリボンのふわふわくまちゃんだ。
「ありがとう。探していたの」
ギュッとくまを抱きしめるフィオナの右手をカインは握った。
「好きです、フィオナ姫。次こそ結婚してください」
真剣に告白するカインに、エルメが吹き出した。
「残念だけど、売約済みよ」
修復士フィオナは結婚してるの。がんばれ18歳! と笑うエルメの言葉にカインは目を見開いた。
「あー、うん、えっと。修復士のフィオナは結婚してる。でもウセキ国のフィオナは次は補佐官カインと結婚するわ」
気まずそうに微笑むフィオナ。
ショックを受けたカインに追い討ちをかけたのはハリウスだった。
「相手は俺」
「はぁぁ? 嘘だろ? ちょ、ハリウス! 勝負だ!」
「さっき俺に負けただろ?」
「無効だ! 無効! やり直し!」
騒ぐカイン以外の三人の姿が薄くなる。
どうやら本当に別れの時間だ。
「ありがとう、カイン」
「私でどう? 独身だけど」
くまを抱きしめた泣きそうなフィオナと、ピチピチ歓迎と笑うエルメ。
「80Gだ。中身はお前にやるよ」
ニヤッと笑うハリウス。
三人の姿はほとんど見えないくらい薄くなっていく。
カインは目を閉じて深呼吸をした。
「物語修復士カインの権限により物語をリスタートします」
カインの言葉と同時に、世界は真っ白に。
ウセキ国物語は白紙に戻ったーー。
真っ黒なカラスの姿になったカインはウセキ国の上空を飛んだ。
丘の上に建てられたよくある普通の王宮。
街並みは赤茶色の屋根が多く、石畳のメイン道路以外は入り組んだ細い道。
人々は生まれたばかりの王子を祝い、華やかに街を彩る。
カインは真っ黒なカラスの姿のまま王宮の窓から様子を伺った。
王子リチャードは金髪・青眼の美青年。
まだ国王になっていない父と優しい母に見守られながらスクスク育っていく。
リチャードは他国で川の氾濫があったと聞き、堤防の整備を行った。
リチャードに妹はいない。
補佐官は宰相の息子セドリックだったが、見た目も悪く補佐官としても少し頼りなかったため別の公爵の息子が選ばれた。
宰相の娘がリチャードに猛アピールしていたが、隣国の優しい姫と結婚。
美男美女だと街中で話題になった。
リチャードは隣国の教育を参考に、平民も学園へ通うことができる制度を作り、国民からの支持を得た。
父が国王になり、王太子となった後もリチャードの改革は続く。
やがてリチャードが国王となる頃にはウセキ国は周辺国より豊かな国になっていた。
リチャードが亡くなった後も、教育、食糧、文化、環境と功績を受け継ぐ者が現れ、ウセキ国は発展。
それは全てリチャードの成果だと褒め称えられた。
第38代ウセキ国王リチャードの功績を讃える『ウセキ国物語』。
ウセキ国の人々はいつまでも幸せに暮らしました。
「修復完了」
カラスの姿のカインはウセキ国物語を見届けると、静かにウセキ国から消えた。
◇
ウセキ国物語のリスタートと同時に総監室には三人の修復士達が重なるように床に現れた。
「ハリウスっ」
腹には刺し傷。
腹から足にかけて血の滝の痕があった。
姿は昔のハリウス。
40歳のハリウスのままだ。
ローレルは女性二人もそれぞれ仰向けに寝かせる。
金髪の女性は青いリボンのくまを抱えていたが、腹に刺された跡があり、茶髪の女性は背中を大きく斬られていた。
「フィオナとエルメ」
どちらもまだ二十代の女性。
まだまだやりたいこともあっただろうに。
三人はあっという間に60年の歳を取る。
フィオナとエルメは87歳。
エルメの師匠ハリウスは100歳。
年老いた三人にカインの師匠ローレルは手を合わせた。
ウセキ国物語が文字を刻む。
無事に修復完了だ。
最後のページに「めでたし、めでたし」という文字が浮かび上がったあと、大きな剣を背中に担いだカインが戻った。
現在の時計を確認し、七時間も経っていることに驚く。
「うわ、マジ? 働きすぎ!」
「第一声がそれか」
ハリウスの横に座り込みながら総監グスターは溜息をついた。
「しかもジジイの部屋だし」
はぁー、やだやだ。というカインの口調に師匠ローレルは驚いた。
どうやらこの二ヶ月、ずっと猫をかぶっていたらしい。
真面目な優等生だというイメージは、宰相の息子セドリックと港広場で戦っている時にうすうす崩れかけていたが。
「カイン、まず修復記録帳に完了日時を記載しなさい」
「はい、師匠」
執務机の上にある修復記録帳に現在の日時と名前、修復内容を記載する。
『本の虫2匹駆除、蜘蛛4匹駆除、囚われた修復士3名救助』
枠に書ききれずに二行目まではみ出した修復内容に師匠ローレルは苦笑した。
「本の虫と蜘蛛は背表紙の中だった」
修復記録帳の隣にあるウセキ国物語の背表紙をぺらっと捲るローレル。
「この中? わざと?」
第一声が故意的ではないかと言う辺りが、賢いのか、ひねくれているのか。
これは教育が大変だとローレルは溜息をついた。
カインのサインの横に、背表紙に虫が入っていたことを記載し、ローレルもサインする。
これでこの業務は完了だ。
カインは部屋に寝転がっている三人のご遺体に手を合わせた。
フィオナの手にはくまのぬいぐるみ。
カインが五歳の頃に母親からもらったケースに入ったくまのぬいぐるみだ。
男なのにと当時思ったが、フィオナが気に入ってくれたようで良かった。
「うーん、歳とっても可愛いばぁちゃんだ」
「あぁ、フラれたんだったな」
残念だったなと笑う師匠ローレルに、カインはあと少しで結婚だったのに! と悔しがった。
「カイン、それハリウスの剣だろ? ワシにくれ」
「はぁ? イヤだよ」
「ワシが死んだらカインの物にすればいい」
「ジジイは長生きだからダメだ」
バケモノみたいにずっと生きていそうだと言うカインに総監グスターは笑った。
「カインはまだまだ未熟だからなぁ。しばらくはくたばれんわ」
「早く世代交代しろよ」
カインは背中の剣を前にクルッと回すと、柄を掴んだ。
長く太く重い剣。
ハリウスはこれを振り回していたのだ。
「……ありがとう、カイン。彼らを助けてくれて」
急に真面目な顔で言うグスター。
カインは気まずそうな顔で微笑んだ。
すぐにフィオナとエルメの親族に連絡が行き、亡骸は引き取られていった。
泣きながらカインに感謝する親族。
親族と言っても、もうかなり年配だ。
ハリウスの亡骸はもちろんカインの家に。
庭に大きな金木犀がある古い家にハリウスは60年ぶりに帰ってきた。
カインの祖父レスターと総監グスターは今日ハリウスと過ごすそうだ。
「でもさ、新人にやらせる仕事じゃねぇよ」
カインは文句を言いながら母屋を抜け出し庭にある緑の屋根の小さな小屋へ行った。
ボロボロになった小屋は歩くと床がギュッと軋む。
カインは小屋の奥にある鍵のかかった金庫の前へ歩いた。
「80G」
ダイヤルをギュルギュル回そうと思ったが、古すぎてすぐには回らない。
「あー、もう、堅ぇよ!」
思いっきり力を入れると、ようやく一番外が回った。
一番外側がアルファベット、二番目と真ん中は数字なので80Gと言いつつG08が正解だろう。
カインは真ん中を8に合わせ、二番目、外側とダイヤルを回した。
ガチッと開く金庫。
カインはゆっくり金庫を開いた。
中身は武器と箱。
「かっこいいじゃん」
カインは鎌形刀剣を手に取った。
ずっしり重たいが刃が付いていない背の部分はまっすぐで鎌のような形。
長さはロングソードより短く、1メートルもない短刀。
手入れされているが流石に六十年前のもの。
カインは磨き直そうと思いながら横に置いた。
「こっちはダガーか」
短剣ダガーが三種類。
どれもシンプルで小型なのに殺傷能力が高そうだ。
「いい趣味してんじゃん」
もっと話してみたかったな。とカインは武器を見ながらハリウスに想いを馳せた。
最後に残ったのは箱。
ゆっくり開けると中は紙や細かいものがバラバラと入っていた。
子供が描いた絵。
金木犀の下で剣を持つ大人と子供二人。
下手な字で「おにいちゃん たんじょうびおめでとう」と書いてある。
日付は今日だ。
カインは目を見開いた。
もう一枚の絵は剣だけ。
さっき見た鎌形刀剣だ。
こちらも誕生日おめでとうと書かれていた。
剣の絵はレスター、カインの祖父。
三人の絵はグスター、カインの大叔父が描いたもの。
「物持ちいいなぁ」
面倒見の良い親戚のお兄ちゃんだったことは間違いない。
カインは箱を小脇に抱え、鎌形刀剣とダガー三本を持ち母屋へ戻った。
「ファルシオン!」
「どこにあったんだ? まさか金庫か!」
大興奮な祖父レスターと、それをくれと言うグスター。
「俺がもらったんだ」
ハリウスがくれたとカインが言うと、レスターとグスターはニヤッと笑った。
「ダガーは一本ずつにしようじゃないか」
「そうしよう」
「しねぇよ」
この鎌形刀剣はファルシオンというらしい。
部屋でブンッと振り回すと、いつものように怒られた。
カインは眠るハリウスの隣に置かれたバスターソードの横にファルシオン、ダガーと箱を並べた。
「金木犀はまだ咲いてない」
金木犀の開花は9月、今日はまだ6月1日だ。
箱を開けて、箱の中から紙の金木犀を取り出す。
これは親戚の誰からの贈り物だ?
「おい、グスター、これ!」
取っておいてくれたのかと盛り上がるジジイ2人にカインは苦笑した。
「リーナ! おーい、リーナ!」
カインの祖父レスターが妹のリーナを呼ぶ。
お酒と料理を運んできた大叔母リーナも箱の中身に大興奮だった。
カインは静かに自分の部屋へ戻る。
ケースの中に入っていたクマはもういない。
ベッドにダイブすると、カインはあっという間に眠りについた。
◇
「カイン、今日は振り返りだ」
師匠ローレルに椅子に座れと言われたカインは苦笑した。
「まず、武器を全部出せ」
「えっ?」
「今ポケットに入れているモノだ」
どうしてバレたのだろうか。
カインは内ポケットからハリウスのダガーを一本取り出した。
三本あったダガーは結局ジジイ達に一本ずつ取られた。
ファルシオンとバスターソードは何とか死守したが。
「まだあるだろう?」
師匠ローレルの言葉にカインは困った顔をする。
右ポケットから折りたたみのフォールディングナイフ、左ポケットからドライバーや栓抜き、木工・金属用のヤスリなど12種類の機能があるツールナイフを取り出し、机に置いた。
あとは? と言いたそうな顔でローレルはカインを見つめる。
カインは靴に隠したブーツナイフを渋々外した。
「その腕輪もだな?」
ローレルがカインの左腕の腕輪を指差す。
ぱっと見はオシャレな腕輪だ。
バックル部分にナイフ、コンパス、ファイヤースターターがついた丈夫な紐で編まれたブレスレット。
カインは腕から外すと、これで全部だと言った。
「職場に持ってきすぎだろう」
机に並んだナイフを見てローレルは苦笑する。
「でも師匠、このブレスレットがあったから蜘蛛も燃やせたし、接近戦だったらポケットに欲しいし、捕まったら靴のナイフだって必須だし」
全部必要だと言うカイン。
ローレルはこめかみを押さえた。
総監グスターに直々に教育しろと言われてしまった弟子。
養成学校の卒業試験で歴代最高点だというのには納得した。
物語の中で戦えるカインはボーナス点が多いのだ。
もし卒業試験の内容が変わっていないのなら、敵は一人ではない。
どのルートを進んでも敵が出てくるように設計されている。
だが、カインはおそらくどのルートも選ばなかった。
全てのルートを通った時の敵を予測し、片っ端から倒したのだろう。
今回のウセキ国物語でも普通は蜘蛛か本の虫かどちらか一方だと思ってしまう。
たとえ両方だと気づいたとしても、蜘蛛だけで4匹いるとは思わない。
実際には蜘蛛4匹、本の虫2匹だ。
本の虫が一匹でも、五十冊修復して一冊あるかないかなのに。
「ハリウスは今日葬儀か? 行かなくていいのか?」
「あぁ。ジジイ達だけでいいだろう」
昨晩は大騒ぎだったとカインが苦笑すると、ローレルはそうかと目を伏せた。
知人のいるうちに救う事が出来て本当に良かった。
「囚われた修復士三人を見事に救い出したことは褒めよう。よくやったな」
「えっ?」
「えっ、って何だ」
褒めたのに驚くとは何だとローレルが首を傾げると、カインは不思議そうな顔をした。
「あ、いや、今まで褒められたことないから」
子供の頃から、まだ足りない、そんなことでは立派な修復士になれないと常に言われ続け、毎回反省だった。
敵を倒しても、油断するな、最後までしっかり止めを刺せと言われ、全部こなしても「良し」だけで大叔父グスターは褒めなかった。
祖父レスターもこの武器をこんな風に使って! と怒るばかりで、倒したことについては何も言わない。
倒すのは当たり前で、いかに無駄なく倒すか、見落とさないかばかり注意されていたのに。
師匠ローレルは結果を褒めてくれるのだ。
「師匠、好きだ」
「男相手の趣味はないぞ」
「うん。俺も美少女が好き」
つながらない会話だが、師匠として認めてくれたのだろうか?
ローレルはカインの頭をぐりぐり撫でた。
犬のように嬉しそうな表情をするカインに、師匠ローレルも微笑む。
「さぁ、ここからは反省だ」
「えー、やっぱり反省?」
「ワイズを消したからな」
はぁ~と溜息をつきながらカインが事情を説明すると、まだまだ未熟だなとローレルは笑った。
「カインには冒険譚やファンタジーの修復が合うだろうか?」
最初の任務は総監が選択した物語だが、次からは師匠が選択し、弟子を育てていくのが修復士のルール。
「冒険者の仲間になったのは楽しかった」
師匠と練習で入った勇者の物語は落書きされた本だった。
レベル80だったメンバーがレベル8にされてたのだ。
当然、勇者は勝てない。
カインはレベル8のメンバーの代わりにパーティメンバーになり勇者が魔王に勝てるようにサポートした。
「ドラゴンを倒す勇者の話はどうだ?」
「ドラゴン!」
嬉しそうにカインの目が輝く。
ドラゴンや凶暴な生き物が出てくる話は修復士の間では人気がない。
戦える修復士が少ないからだ。
昔は総監グスターをはじめとしたクライブ一族が受け持ってくれたのだが、現在クライブ一族の人数が減っている。
カインの父は修復士ではないし、カインの祖父は戦いを好まなかった。
大叔父グスターには女の子しか生まれなかったし、孫たちも女の子が多く、唯一の男児が修復士になっただけだ。
「海賊も魔王もあるぞ」
「師匠、大好き!」
本の中は一つの世界。
紙の破れ、背から離れたページ、水濡れ、くっつき、本の虫。
本に異常が起きると物語が進まなくなってしまう。
それを修復し物語を無事に終わらせるのが「物語修復士」と呼ばれる人々だ。
修復士の中でも戦える修復士は珍しく、少々性格は歪んでいるがまだ若いカインに多くの依頼が殺到した。
修復のたびに頭を抱える師匠ローレルの姿は当たり前の光景。
数年後に師匠ローレルが総監に就任したが、カインの師匠を外れることはなかった。
「こら、カイン。ドラゴンを大型に書き換えるな」
カインが修復したあとの物語は、元の話よりもドキドキハラハラが増え、敵が誇張されているとウワサに。
「いいだろ、師匠が総監になったから反省文いらねぇし!」
さぁ、次を修復だと言うカイン。
総監ローレルは頭を抱えながらも、カインの活躍を喜んだ。
END
最後までご愛読ありがとうございました。
まだまだ謎を残したまま本作は完結です。
いつかカイン冒険譚として続編を書き、黒幕を明らかにする予定です。
ブクマ・評価していただいた方、本当にありがとうございました。




