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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約半年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性もあります。予めご了承下さい。

吸血聖女の従者

作者:水月康介
 聖教会が強権を振りかざし、魔法使が虐げられるセレス聖王国。

 魔法使クロス・ナギサは、吸血鬼討伐の任務に駆り出されていた。

 吸血鬼に加えてその上位種である真祖が出現したものの、聖女がこれを討滅。
 しかし聖女も無事とはいかず、呪いを受けて吸血鬼に転化してしまう。

 その場面に居合わせたナギサは、吸血衝動に苦しむ聖女に血を与えるが、同時に聖女の吸血鬼化という秘密を知ってしまう。

 秘密を知られた聖女は、ナギサを従者として側に置こうとする。
 それは聖教会に恨みを持つナギサにとって大きなチャンスだった。

 世間知らずの聖女を揺さぶり、そそのかし、そしていずれは信仰心を失わせてやるのだ。聖女の失墜は聖教会にとって大いなる打撃となるだろう。


「……まあ、筒抜けなんだけど」


 吸血鬼は血を吸う際に相手の心を読み取る。
 その異能によって、聖女はナギサの企てを知ってしまう。

 しかし聖女にナギサを手放す気はなかった。秘密を知った彼を野放しにはできないし、彼以外から血を吸うことへの抵抗感もある。

「大丈夫。自分の信仰がブレなければ、何も問題はないわ」

 だが、聖女の思っていた以上に聖教会の闇は深かった。
 ナギサはその闇を暴いて聖女に突きつけてくる。

 ナギサは聖女を堕とせるのか。
 聖女は信仰を守り通せるのか。

 これは吸血鬼となった聖女と、その従者となった魔法使による、世直しと復讐の物語。
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