表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

4/45

頭に「え」のつく映画といえば?

「俺ってなにも達成できないボンクラだよなあ」という男が、特殊なキーワードで覚醒し、抜群の戦闘力を発揮するという、ボンクラ男にとっては憧れの設定……そんな映画を紹介します。


 頭に「え」のつく映画、「エージェント・ウルトラ」です。


 原題は「American Ultra」。


 2015年のアメリカ映画。監督はニマ・ヌリザデ、出演はジェシー・アイゼンバーグ、クリステン・スチュワート、トファー・グレイス、コニー・ブリットン、ウォルトン・ゴギンズ、ジョン・レグイザモ、ビル・プルマン、トニー・ヘイルほか。


 コンビニでアルバイトをしている青年、マイクは、日々をのらりくらりと過ごすダメ男。

 そんな彼にも恋人のフィービーがいました。


 彼女に対して、マイクはそれなりにプロポーズも考え、指輪まで準備しているのですが、タイミングが掴めません。


 ある夜、マイクがコンビニの店番をしていたところ、謎の女性客・ヴィクトリアが訪れます。そして、レジに立っていたマイクに向かって、


「戦車は進む。マンデルブロシュー号が動く。コーラスは破られ、我々はボールを受け止める……」


 と暗号めいた意味不明の言葉を発して立ち去りました。


 その瞬間、眠っていた能力がマイクの中で覚醒します。意味不明の言葉は、マイクの潜在能力を引き出すキーワードだったのです。


 駐車場で襲いかかってきた暴漢2人に対し、覚醒したマイクは、カップラーメンのお湯とスプーン1本だけで、瞬時に倒してしまいました。


 実はマイクは、CIAが極秘のマインド・コントロール実験で生み出した、人間離れした格闘能力を持つスーパー・エージェントだったのです。

 マイクは、計画の封印を目論むCIAに命を狙われることになります……。


 かつてアメリカで実際に行われていたというマインドコントロール実験、コードネーム「MKウルトラ計画」を元にしたアクション・コメディです。


 マイクは、ホームセンターでチリトリや缶詰、花火、冷凍肉などを自在に使い、手練れの戦闘員たちを片っ端からなぎ倒していきます。

 なんでもない日常生活品も、凄腕のマイクにとっては殺人の凶器。銃を持った相手でも瞬殺です。


 物陰に隠れながら、フライパンを宙に投げ、それに向かって銃を撃ち、跳弾で敵を倒すなど、「おおっ」と思わせてくれる見せ場もあり、アクションもすごいですがテンポの良いコメディなので一気に見れますね。


 エンディングには、マイクがゴリラに変身して敵をボコボコにするというシュールでキッチュなアニメーションも流れます。なんだこれ。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ