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まにあうひと  作者: 山門
彼と過ごした時間
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趣味全開ですみません。

よろしくお願いします。

私の生まれは九州の田舎である。

私が子供の時分にはまだそこまで過疎も進んでおらず、親戚が集まると20人は祖父母の家の奥座敷で騒いでいたものだ。

それだけ若者もいたし、子供も多かった。


若者が集団就職で上京する以前の時代である。田舎も人が多く、地域も活気に満ちていた。後はがむしゃらに頑張って上を目指すだけの時代。高度経済成長の真っ只中。

怖いものなどなにもない時代。



……田舎の、いまだ街灯のない夜道以外は。













私が小学校2年生の時にその子は都会から転校してきた。


綺麗な標準語はどことなく一線を引かれているようで、初めは物珍しさから群がっていた同級生もすぐに飽きて彼は1人で過ごすことが多かったように思う。


口数も少なく、物静かな印象だった。今思えば、彼自身小学校2年生とは思えないほどに思慮深い子供だったのだろう。

彼が去った後で来た転校生は新しい場所に馴染もうと躍起になって随分と自己主張が強かった。


…そう。

彼は、ここを去った。

小学4年生の秋頃のことである。

どのように去ることになったのかは長い話になるため今回は割愛させてもらうが、彼と過ごした一年とわずかな期間、

我が身に起きた色々なことを語って行けたらと思う。


ありがとうございました。

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