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冒険者登録

ガヤガヤ色んな人が行き交う街並みを歩いていく

その中には獣人族などといった人間以外の他の種族も見られる

だがそれらの種族はラノベの奴隷のような扱いを受けているものが多かった

だがこちらの世界ではこれが普通なのだ

そうこうしていると街の中でも目立つ立派な建物が見えてきた


「あれが冒険者ギルドかぁ〜早く冒険者登録しなきゃなぁ」


冒険者ギルドの門は外壁ほどではないが、キリマ何倍もあり、さすがは街一番の建物と言ったところだろう

さっそくギルドの中に入ってみる

その中には体つきがしっかりと引き締まっている人が多かったが、キリマのようなまだ若い人も数名見られた


「やっぱり想像してたのと変わらないんだな、冒険者ギルドって」


辺りを見渡す

壁に「冒険者登録受け付け」という看板があった


「あっちだな」


看板の方に歩いて行くと、受け付けのようなものがあり、その中に女性が営業スマイルで微笑んでいた


「こんにちは」


まずは軽く挨拶をする

女性は体はしっかりと引き締まっているが体がでかい訳では無い、まさに美貌と言える体つきと顔つきだった


「こんにちは、今日は冒険者登録をしにこられたのですよね?」


俺はコクリと頷く


「でしたらこちらにお名前と出身、得意なことを書いてください」


女性は笑いながら紙を差し出す。それを俺は受け取りペンを取る


「すみません。すごく田舎の村から出てきたので村の名前が分からないのですが」


女性は少し戸惑った様子だったがすぐに返答を返してくれた


「そうでしたか。それでは出身のところは記入なさらなくて結構ですよ」


「ありがとうございます」


キリマはスラスラ必要事項を書いていく、このことは先にリズからきいてどう書くかを考えていた



名前 キリマ

出身

特技 魔法も近接戦も多少できる



必要事項を書いた紙を女性に手渡す


「書類は問題ありませんね。では次はこの水晶に手を当ててください。過去に犯罪をおかしていないか、名前、スキルなどが表示されます」


俺は頷き水晶に手を当てる

その瞬間水晶が輝き出した


黒羽切魔(クロハネキリマ)

種族 人間

〈スキル〉

固有スキル イメージ サポーター

火魔法Lv2 風魔法Lv1 無属性魔法Lv2

犯罪歴 無し


水晶を見た女性は何かブツブツと言いながら顎に手をあてている


「あ、あのすみません。大丈夫ですか?」


「あ!すみませんこの仕事は長いことやっているのですが固有スキルを2つもしかも見たことも無いものをおもちだったので。えっと、名前などに間違いはありませんし、犯罪歴もないので大丈夫です。続いて冒険者登録の試験を受けてもらいます。試験は試験人数の都合上明日になってしまいますがよろしいですか?」


試験が明日と少し悩ませるがこれもある程度把握していたので問題ない


「大丈夫です。試験は明日のいつからですか?」


「はい、試験は明日の朝11時から開始になるので10時30分にはギルドにお集まりください」


「わかりました、では俺はこれで帰っていいですね?」


「はい。大丈夫です。ご利用ありがとうございました」


女性は最後まで営業スマイルの優しい笑顔で接してくれた。やっぱりこの道のプロなのだろうか


ギルドを出た俺はまずは今夜泊まるための宿探しをするのだった


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