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未代  作者: 柚紀
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暗闇の洞窟

最近考えていることがある。

 今のままではダメだ。

 このままではダメだ。

自分の愚かさを他人のせいにしたり、他人の愚かさに目を瞑る。

 僕が目指したかった大人ってそんなのじゃなかったはすだ。

 子供の頃に見た大人たちはみんなカッコよくみえた。



 福田重は考える。これからの自分がどうあるべきかを…

 

 暗い闇の中を何も持たずにただ歩いていく。

次第に様々な感覚が蘇っていく。

身体を撫でるような風、頭上から滴ってくる水滴、足の裏にときおり感じる鋭い痛み、激しいのどの渇き。


 それらの感覚を感じて歩いていると、おそらく前方に微かな光を見つけた。

 一歩一歩地面を踏み締めて進むとやがて光は大きく広がっていった。


 

 


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