古往今来
初めまして、逢葵 秋流と云うものです。
小説家になろう。を初めて使用しているので可笑しいところや読みにくい所が多いと思いますが、生暖かい目で読んで頂けたら幸いです。宜しくお願い致します。
その日から、人間は減退した。
各国との戦争が激化し各国同士が運悪く同時に最先端の兵器を使って、各国を攻撃し最悪の形で戦争に終止符を打つ
生き残った人達も居たが、すぐに飢饉に見舞われた。機械、農家、他国等に頼り、近所付き合いもない現代に戦争が起きたからだった
崩壊した建物、跡形もなく消滅した民家、半壊した高層ビルに高速道路は崩れ、アスファルトには沢山のひびが入り割れて迫り上がり凸凹が出来て車やバイク、電車も使えず、携帯も電子柱や電波塔が無惨にも折られ、電波も届かず、移動手段は歩きで、廃墟と化した町、足場も悪く町の原型がなく、所々から異臭が立ち込める
水は汚染され、畑や田んぼは焼け野原にされ、家畜や動物は死に絶え、食べれる物が少なく黒ずんだ木々、酸素が薄く更には酸性雨が降る。そんな自体が起き次第に人間は減退していったのだった___
それから、数百年の年月が経った頃、とある変化が起きる。
それは、空想上の生き物とされていた妖の姿が現れたことだった。
妖は空想上の生き物ではなく実在していて、昔から存在していたが、人間によって存在を不安定にされていて実体化することが出来なくなり、人間が書いた数々の本や人の影でしか生きれなくなっただけで実在する。
単に存在を不安定にさせた複製本や記述、曖昧な言い伝えが激減し、込められたものが効力を無くしたから、実体化出来、平安時代や江戸時代の頃のように地に足を着けたり、飛びまわり、様々な妖術を使う等、自由に思うままに動けるようになる。
妖にとってそれは喜ばしいことで多くの妖は復活するなり、とある事をしようとしたがそれは出来なかった
そのとある事は人間が居て初めてなせる事だったが、肝心の人間が復活した際に見当たらなく壊滅した町並みを見て人間は居ないと悟り、心の奥底で物足りなさを抱えながら暮らし始める。