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期末試験特別戦

 そして――。


 俺の不安要素は解消されないまま、特別戦当日を迎えてしまった。


「……………………」


 補習を賭けた特別戦が行われる、第280番校庭のフィールドで、椿芽に気づかれないよう、自己診断してみる。


 左腕のダメージは、恐らくは骨にヒビが入っている程度。


 痛みと痺れはあるが闘えない、というほどではない。


 もちろん、闇討ちを仕掛けた以上、対するチーム乱獣の選手は俺のこのダメージも知っているはずだ。


(対戦相手に集中的に狙われれば……危ないかもしれない)


「……来たぞ」


 時間丁度という頃合に……乱獣の連中が来た。


(やはり頼成自身は居ないか……)


 大半は知らない顔ばかりだ。


 しかし。


「あれ?」


「お前は……興猫ふうなお……?」


「なぁんだ。相手って、おにーちゃんだったんだ」


「何故……お前が頼成組に?」


「お仕事お仕事♪ いわゆる用心棒とかそんなの?」


 なるほど……。


 頼成組に雇われた、代打ちということか。


 そういえば、あいつと最初に遭遇した時も、どこかの依頼を受けての闇討ちだと言っていたように思う。


「あの娘は、この間の闘技場で……」


「ああ。見た目はああだが……手強い相手だ」


「うむ。あの時もお前と引き分けたくらいだしな」


「乱世さん……」


 俺の怪我のことを知っている羽多野は、不安そうな顔をするが……。


「……問題ない」


「………………」


 羽多野はそれでもまだ、不安そうな面持ちではあったが……。


『それでは……頼成組所属・興猫と……天道組所属・天道乱世の対戦を行う』


 聖徒会公認の審判の合図で対戦が行われる段取りとなって、椿芽や茂姫と共に後ろに下がる。


『尚、この対戦においては一対一の代表戦……そして試合の制限時間は30分とする』


 30分……。


 通常なら、こういう制限時間は、『とりあえずあるもの』であって、それほどに重要性を持たない。


 大抵の試合は余程の場合を除いて10分かそこいらで終了してしまうものだ。


 しかし俺のこの状況では、最悪の場合30分を耐え凌ぐという方向も考えに入れておかねばならないかもしれない。


「……………………」


 フィールド中央に歩み出て、興猫に向き合い構える。


(あの時以来、再び戦いたい相手とは思っていたが……まさか、こんな状況で、とはな……)


「あれ?」


「……なんだ」


「おにーちゃん……怪我してる?」


「……? 聞いて……ないのか?」


「にゃ? なんであたしが? 誰に聞いてなきゃいけないって?」


 興猫はますます怪訝そうな顔をして、言う。


「……いや」


 てっきり既に乱獣の連中から聞いていると思っていたのだが……。


「ま、いいや。でも手加減はしないよ? こっちもお仕事だし♪」


「ああ。むしろこっちもそう願いたいな」


『……始めッ!』


 審判の声と共に……対戦が始まった。


※        ※        ※


「ぐ……!」


 やはり……強い……!


 今回も(恐らくは公式戦仕様なのだろう)常識はずれな防御能力を備えた装備ではないようではあったが……。


 一撃一撃は極めて軽いのだが、スピードと、それに伴う手数が多い。


 もちろん、軽いとはいえ一定のレベル以上のものではある。


 しかもその狙いが的確であれば、食らい続けていれば、危なくもなる。


(しかし……)


 興猫は、俺の怪我を知っている。


 だが、今のところそれを敢えて狙ってくるようなことはしていない。


「……フェアプレイ精神……か?」


「げー。まさかぁ。そんなの、あたしの一番きらいな言葉だにゃ」


「そうか」


「ふふん♪ 気まぐれなのもこのあたし……興猫にゃ♪ おにーちゃんとは、ちゃんと決着つけてみたくなっちゃって」


「なるほど……」


 無論、狙ってこないだけの話だ。


いくつかの打撃は、必然として左腕にも被弾していたし、当たるからと言ってダメージを加減したりもしてはいない。


 そういった偶発的なダメージも含め、左腕の損害は無視できないほどに悪化してきている。


「ふふ……。でも、いざとなったら、狙っちゃうかもよ?」


「ああ。それは勝負として当然のことだ」


「言うと思った」


 しかし……。


 既に試合開始から10分以上が経過している。


 俺もそれなりにダメージを与えてはいるが……。


(この程度で倒せる相手でないことは……既に思い知っている)


『アクセラ』が使えれば、まだ目はあるのだが……。


「そらっ……!」


「ちぃっ……!」


 的確に目を狙ってきた手刀を、髪数条の間合いでどうにかかわす。


「こないだのアレ……使わないの?」


「ああ……」


「ふぅん? もしかして……その怪我のせい?」


「いや……そうじゃない。別の理由だ」


「ふぅん……じゃ、遠慮とかは要らないワケね」


「そこまで気を使われる戦いなど……それこそ気持ち悪い」


「だよねー? ふふっ♪」


 この間の闘技場では、アクセラのギアを入れて、ようやく対等だった。


 今のところアクセラなしで拮抗できているのは、既に二回、拳を交えて、相手の手口がわかっていること……。


 そして、アクセラの鍛錬の一環として続けていた、反射速度の特訓がぎりぎり活きていること。


 興猫の攻撃は正確がゆえ、こちらも出方さえ判っていれば対処がしやすいという部分もある。


 しかし、それもそろそろ限界か。


 時間をかければかけただけ、ダメージのあるこちらが不利にしかならない。


(まして……こいつのいっていた、弱点にしても、俺はまだ判っていない)


「そろそろ……本気で行くよ」


「……ああ」


「温存してるつもりなら……アレをとっとと出したほうがいい、ってゆっとくけど」


「随分と優しいことだな」


「負けたときの言い訳にされちゃ、ヤだしね♪」


「……そうだな」


 確かに残り10分前後になってくれば、勝負を決めるためにはアクセラのギアを上げる必要がある。


(いちかばちか……か)


 俺はギアを――!


「乱世さん……がんばって……!」


「…………!」


 背中に羽多野の声が届いた。


「負けないでっ……!」


「………………」


 不意に襲撃を受けた夜のことが頭によみがえる。


 あの時――。


 俺は羽多野を守るために、アクセラを発動させようとして、結果不発に終わり余計なピンチを招いた。


 あの時はそれが最善と判断したつもりだったが……他に最善の方法があったのではないだろうか。


 例えば早期に羽多野に背中を預けることを判断していたなら。


 俺はあの時、羽多野の成長を知ったように思っていたが、いかにしばらく稽古をつけていなかったとはいえ、彼女の力量を一番良く知っていたのは俺だ。


 襲撃者の力量を鑑みれば羽多野が連中に引けを取らないであろうことは、わかっていたはず。


 しかし俺は、自分ひとりで羽多野を守りつつ、状況を打破することしか頭に無かった。


 言い換えれば……羽多野を足手まといとしか見ていなかった。


(仲間を信用する……か……)


 あの夜の羽多野の言葉が蘇る。


 アクセラさえあれば――。


 アクセラを発動させられれば、あの程度はどうにでもなる――。


 多少のハンデがあろうとも、問題ない――。


 そう、考えていた。


 結果、俺はあの時は羽多野に助けられたことになっている。


(アクセラへの……過信……?)


「いくよ……! おにいちゃんっ……!」


 興猫が、疾走はしった。


「……………………」


「乱世さんっ!」


「乱世っ!」


 そして、俺は――。


「…………え?」


 次の刹那……地に倒れていたのは興猫のほう。


 突き立てられた手刀を受け流し、そのまま足を払った。


「にゃ……?」


 俺は羽多野のような特殊な素質があるわけでもないから、倒しただけのダメージしか与えてはいない。


「くっ……!」


 興猫は俺が追撃を与えようとする前に跳ね上がり、そのまま距離を取る。


「油断したにゃ……。おにーちゃん、いろいろ持ってるじゃない」


「……ああ」


 左腕のダメージがあるのなら、それに応じた闘い方もある。


 そして……。


「必殺技に頼らずとも、闘えるすべは、ある」


 そうだ。


 俺はアクセラに頼りすぎていたのだろう。


 元々は椿芽を守るための、最後の手段だったはずだ。


 それがあのシェリスとの一戦以来……。


 椿芽にもアクセラの存在がオープンになって以来……俺はそれを使う頻度が上がっていた。


 もちろんそれは、対戦する相手が以前に比べて強くなってきたことが理由ではある。


 しかし……。


(それが俺の中で慢心になっていたことは否定できない……)


 アクセラを使わなくては勝てない。


 それは返して考えれば、アクセラを使えば勝てる――。


 そういう思考になっていたのだろうと思える。


 他の手技を磨くことを忘れ、ただアクセラ領域の向上だけを考えてしまっていた。


(それが不調の原因であるのなら、確かにそれは『弱点』か……)


「ふふん♪ おにーちゃん、いーい感じになってきた。最初に……一番最初に闘ったときと同じくらい、ビリビリしてる」


「ああ。俺は……アクセラに頼らずとも、充分強い」


「そんじゃ……こっちも遠慮なく……っ!」


 興猫の動きが変わった。


 しかし、それは受ける俺の方も同じだ。


「にゃッ……!」


 繰り出される突きを、右手と体捌きで受け流す。


 見えてさえいれば、牽制の打撃には当たらない。


 まして先刻の投げで、興猫自身も迂闊な大降りは警戒をして組み込んでこない。


(なら……攻めるっ……!)


「ぐ……ぅっ……!」


 さばきつつ、体を捻っての回し蹴り。


 興猫はそれを両腕でガードする。


 体重の差は、それすなわち攻撃の重さ。


 その点を活かさねば……この強敵には勝てない。


「ちぃ……」


 思ったとおり、打撃の衝撃を殺す時間を稼ぐため、興猫は下がらざるを得ない。


 相手の速さに追いつこうとしても、それは単なる対症療法だ。


 アクセラの生み出す領域にに頼って相手の速度に追いつこうとするよりも……。


 牽制の乱撃に欺瞞して繰り出される、致命の一打を警戒しつつ、自分の特性を活かした攻撃を当てていけばいい。


 そして、機があると見られれば――。


「………………!」


 走り込み、その慣性をぶつけるように蹴り込む。


「くぅっ……!」


(そう、機があれば一気呵成に攻めるっ……!)


 興猫は俺の打撃を、咄嗟に両腕を交差して受け止めるが……。


「や……やるぅ……」


 先のものと重なって加えられた衝撃を、完全には殺しきれていない。


「まだっ……!」


 俺は更なる追撃を重ねようとするが……。


冗談ジョーダンッ……!」


 そのまま地につかんばかりに姿勢を低くし、俺の蹴りをかわしてみせた。


「チ……にゃ……っ!」


 そのままの姿勢で俺の軸足を狩るように手刀を薙ぐが……勢いは乗っていない、牽制の一打だ。


「ちぃっ……!」


 もちろん俺も避けた態勢もあって、それはステップでかわすしかないが。


 再び間合いが開く。


「あーあ、マズったなぁ……」


「なにがだ?」


「いやぁ……こんなコトなら、とっとと左腕、狙っときゃよかったかな、って」


「今からでもどうだ?」


「にゃはは。無理っしょ、もう」


「まぁな」


 頭を完全に切り替えた以上、むしろ左腕を狙ってくれるならば、逆にカウンターを取りやすい、と考えることができる。


「ちぇ……知ってて言うしニャ」


 そうだ。


 戦いとは……やはり、こういうものだ。


 一撃必殺の技は、本来は常時使われないことを前提にしてこそ、意味がある。


 俺は……椿芽、そして羽多野を守るためと……。


 それを理由に、戦いそのものをザツにしてしまっていたのだろう。


 アクセラの不調がそのせいかどうかはわからないが――。


(……確かにこれは大きな『弱点』だったな)


 仮にこの場がどうにか切り抜けられても――。


 いや、むしろ先刻のタイミングでアクセラがきちんと使えて、仮に首尾よく興猫を倒せていたのなら……。


 俺はこのことに気付くタイミングを失っていたかもしれない。


 もっと致命的な敗北を喫するその時まで。


「………………」


「…………ふふ」


 対峙し……沈黙。


 互いに次の攻撃の組み立てをしている、僅かな静寂。


(……来る……!)


 先に動いたのは興猫。


 俺はそれに応じて正面からその攻撃を――。


 ブ――――――!


「なに……っ!」


「にゃっ……!?」


 対戦終了を告げるブザーが鳴り響く。


『そこまで! 試合終了っ!』


 そうか……既に30分が経過していたのか。


「えー!? これからってトコなのにぃっ!」


「……同感だな」


「ちぇ……また引き分けかぁ……」


『バイタルチェック判定、どうぞ……!』


 俺がみんなの所に戻るところで、審判が無線で本部に呼びかけていた。


 バイタルチェック……?


「ほい、アニキ……タオルもき。お互いの身体状況をスキャンして、ダメージの差を比較するもきよ」


「なるほど……」


 そういえばIDカードにはそういう機能もあるという話を聞いたような――。


「待てよ……?」


 と、いうことは……。


『判定っ! 勝者……チーム乱獣・興猫!』


「へ? あ……もしかしてっ!」


 興猫が、俺の左腕を見る。


「ちょっと……! 今の判定、無効っ! おにーちゃんのあの左腕の怪我は、あたしの攻撃じゃないものっ!」


「怪我……? 乱世……お前、怪我を……?」


「あ、ああ……。ちょっと……な」


 興猫は、審判に文句を言いに行っているが……。


「無駄もきね。判定基準は試合の中でのダメージ量じゃなく……あくまで最終的な身体状況もき」


「そうか……。すまん、みんな……」


「そんな……乱世さんは、充分に頑張りましたよ」


「羽多野……」


「……………………」


「椿芽……すまん」


「ああ、大いに責任を感じろ」


「つ、椿芽さん、そんな……! 乱世さんの怪我は……」


「いや……いいんだ、羽多野。どういう理由であろうと……負けは負けだ」


「乱世さん……」


「勘違いするな? 私が怒っているのは……負けたからじゃない。その怪我を隠していたことだ」


「ああ……そうだな。すまなかった」


「む? なんだ……妙に殊勝だな。こっちの気が削がれる」


「まぁ、な……」


 先の反省からすれば、これを隠していたことも、俺の増長……慢心だ。


 怪我くらいはどうとでもなる――。


 怪我していたとしても、俺ならばどうとでもなる――。


 仲間を信じるという意味でも……それは反省せざるを得ない。


「まぁ……久しぶりにお前の『ちゃんとした』闘いを見ることもできた。基本は忘れていなかったな。感心感心」


「椿芽……」


「今はそれで良しとしておいてやろう。敗北は業腹ごうはらではあるがな」


「ああ……ありがとう、椿芽……」


「な、なんだ? 今日は妙に素直だな……気持ち悪くなってくる」


「しかしまぁ……これで補習はほぼ決定もきねぇ」


「うう……」


「いや……まだ採点も終わっていない。可能性は無いでもない」


 もちろん、勝利側の補習日数を被せられるのは確定だが……自分達のテストがセーフなら、その分の期間は少なくもなる。


「だといいのだがな……」


「なーもー! やっぱダメだって、おにいちゃん……」


 興猫が憤懣ふんまんやる方なし、といった風に俺たちのほうに歩いてきた。


「いや……気にするな。勝敗は勝敗だ」


「それさ、あいつらがやったんでしょ」


 興猫は嫌悪感丸出しで、勝利に浮かれてる頼成組のほうを小さく睨む。


「そうなのか? 乱世……」


「え、ええ……実は……」


 そこで羽多野が、あの夜の襲撃の事をかいつまんで説明した。


「闇討ちか……なんと卑劣な!」


「いや……それを含めても俺の未熟さが原因だ。そう……いきり立たないでくれ」


「しかし……!」


「興猫……また決着は付けられなかったな」


「にゃー。残念にゃー……」


「しかし……お前には、腕のハンデのことだけではなく弱点の指摘まで受けていたからな。やはり今回も俺が遅れを取ったというところだな……」


「は? なんのこと?」


「この間……俺に弱点のことを指摘したろう」


「ん? ああ……あれ?」


「あれ、だ」


「あれって引き分けが悔しくてテキトーに言っただけだけど?」


「…………は?」


「なんかさー。あんな感じで言うと、ちょっとこっちが上っぽいでしょ? なんだ……あれ、本気にしてたの?」


「……かなり」


「にゃはは♪ おにーちゃんってば、素直でかわいいにゃー」


「………………」


 ま、まぁ……。


 一応、自分なりの解釈で自分なりの答えを出せたのだから……良しとすべきか。


 ……なんとなく釈然とはしないが……。


「んー……でも、やっぱ、すっきりしないにゃー。そだ!」


「なんだ?」


「おにーちゃんたち、しばらくあたしを雇ってみない?」


「……は?」


「な……何を急に!?」


「そしたら……まぁ、好きなときにおにーちゃんと闘えるし。ううん、決着云々もあるけど……」


 言うなり、興猫は……。


「あたし、ちょこっとおにーちゃんに興味でてきたにゃ♪」


 飛びつくようにして、俺に抱き付いてきた。


「お、おい……!」


「ちょ……ちょっと!?」


「おいっ! 興猫だったか? いきなり何をしてるっ! こら……は、離れろっ!」


「どーせ、人手も足りてないんでしょ? あたし……いーい働きすると思うけどなぁー」


「むぅ……」


 確かにこの興猫なら不足している戦力を補うには、余りあるほどの人材だが……。


「ね? いいでしょ……おにーちゃん♪」


 興猫は俺に顔をすりつけるようにしながら、甘えた声など出してみせる。


「こらっ……! は、離れろと言うのにっ!」


「そ、そうですよ! まだ……わたしだってそんな風にしたことないのにっ! そ、それなら……わたしもーっ!」


 興猫につづいて、羽多野まで俺に飛びついてきていた。


「い、勇も……どさくさに紛れて何をしている! わ、私はせんぞ! そんな破廉恥な真似……絶対にしないからな! いいか! 絶対にせんぞ!」


「……そうしてくれると心底助かる。この二人は忘れているようだが……いま、俺の左腕にはヒビが入っているのだ」


 ……どうなることやら……だ。


「はいはい。んじゃ……メンバー追加しときもきよー」


 茂姫が呆れたように言いつつも、とっとと登録作業を進めていた。

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