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変態が11匹

まったく、付き合いきれないにゃ。

アルマはあんな弱そうな男の何処が良いんだにゃ?

男は強くなきゃ、ダメダメにゃ。

でも、仕方にゃい、リーダーの言うとおりレオンハルトって男の子の跡をこっそりつける事に、

しかし、琥剣の使い手だという、その男は思っていたのと違う行動をしたにゃ。

琥剣といえば、

気配を出来るだけ断って行動する剣術、

にゃのに、レオンハルトは道の真ん中を歩いていて、

気配を断ってる感じがにゃい。

こいつ、大丈夫なのかにゃ?

持つ剣はプラプラさせていて、

足音も立てている、

そうすると案の定魔物が現れた。

キラーアントにゃ。

キラーアントは固い外骨格と、

その、群れる性質が厄介、

遠いからよく分からにゃいが10匹以上いるんじゃにゃいかにゃ?

仕方なゃい、

あんな子供では無理にゃ。

助けてやろうとアルマと目配せして剣を構え。

そして、飛び出す!

キラーアント全体が見渡せる距離までくると、

ゆっくりと足を止めた。

20体以上のキラーアントがひしめいているんにゃけど、

それを他人一人の子供が相手どって、

しかし、押されてる感じがなゃい。

その子は流れるようにゃ動作で次々と大型犬ほどの体躯をもった蟻を刻んでいく。

うちも琥剣の使い手だけど、レオンハルトは明らかにうちより格上にゃ。

これは拾い物かもしれないにゃ。

受付嬢のセリーヌさんはレオンハルトのレベルは1って言ってたけど、レベル1でこれはなかなかセンスがあるにゃ。

顔はもっと厳つい顔の男が好きだけどにゃ、

でも、もっと年を取れば、良い顔になるかもしれないにゃ。





やっぱり大したことないな。

キラーアントを刻みながら、

「ふぅ」

と、息を吐いた。

転生したこの体の、運動神経も良い事も有るけど、

魔力を使って体の動きをサポートしていて、

これが良い。

普通、大きくジャンプするためには大きく屈まないといけないけど、

魔力を使えば、さして屈む必要が無い。

予備動作無しで一気に駆ける!

通り過ぎ次いでにキラーアントを屠る。

体が軽い。

MPも使ってはいるが、

まだまだ枯渇する感じがしない。

この分なら3階に降りちゃっても良いかな?

一通りキラーアントを殺すと、

剣を仕舞って魔石を回収する。

でも、

やっぱり魔石は小さかった。

ビミョーだな。

また言い掛かりをかけられても嫌だしな。

じゃあ、回収しないで先に進もうかというと、

少しもったいないような、、、。

目につくやつだけ回収しようかな。

なんだか貧乏性になったみたいだ。

まぁ、今は生活も安定してるけど、3年前まではね、、、。

そこそこお金には困っていたし。

しょうが無いか。

後ろ髪を引かれるような気持ちでその場を去った。

しかし、魔物は大したことないな。

このペースなら5階ぐらいまではどうにかなりそうだ。

まだ、全力でなんて全然動いていないが、

なんの問題もない。

さっきの人達の言うとおり、さっさと深く潜ったほうが良さそうだ。

しかし、綺麗な二人だったな。

しかも、獣人のお姉さんの方が丈の短いスカートを履いていて、思わず泳ごうとする視線を留めるのに苦労した。

スラッと伸びた足。

そして、何よりも、その麓、

足が伸びる、その元に、

そこは正しく、花園。

俺の桃源郷!

あぁ、手を伸ばしたい!

なんとか頂戴して、

被らせて頂きたい!

せめて、鑑賞させてもらいたい!

やはり申し出を有りがたく受けるべきだったろうか?

一緒に行動して、パンチラを期待するべきだったろうか。

葛藤している間に3階に降りる階段まで来ていた。

もちろん途中遭遇した魔物は殲滅してだ。

階段まで来ると腰掛けた。

階段には魔物が発生しないからだ、

右手の触媒に魔力を込めてそこから水筒を取り出す。

入ってるのはただの水だ。

この世界にサイダーとか気のきいた飲み物は無い。

もちろん。焼き肉とコーラのコラボなんて到底期待出来ない。

でも、ビールはあるみたいでいつかこっそり飲んでやろうと思っている。

「アイテムボックス持ってるんだ」

階段の上から話し掛けられた。

声で分かる、さっきの二人組だ。

ここで、気づいて欲しい!

俺は階段を数段下がった所に腰掛けている。

そこに階段の上に登場したミニスカ美人!

俺の胸は高鳴った!

そして、ゆっくりと登場する、ミニスカ美人!

「へぇ~、そいつは良いにゃ、うちらのアイテムボックスはあんまり入んないにゃ!」

すなわち俺は今、ミニスカートを履いた女性を見上げているのだ!!

しかし!

おパンツを凝視するわけにはいかない!

然り気無く!

然り気無くだ!!

「あぁ、でも僕のもあんま入んないんですよ」

俺はゆっくりと顔を上げて二人を、というか、

おパンツを視界に入れようとする!

み、み!見えた!

白のおパンツだ!!

「あっ!」

俺は慌てた様な素振りで顔を背けた。

実は全然慌てていない。

見たところから視線を外す所まで全て予定調和だ。

しかし、見れた!

俺は小さくガッツポーズを取った。

「別に見ても良いにゃ、見せパンにゃ」

一気に地獄に堕ちた。

全身から力が抜ける。

この悪魔の発明を異世界でもやったバカがいるというとこだ。

まったく理解出来ない。

見せて良いおパンツって何だよ!!

おパンツが見せて良いもんなら俺だって自殺しねぇよ!!

「どうしたにゃ?急に元気がなくなったにゃ」

「やっぱり怪我をしてるんじゃないの?」

「そんな事無いにゃ、魔力が枯渇したにゃ?」

精神力が削られたんだよ!!

ミニスカの獣人さんは無造作に目の前に腰掛けた、

見せパンが露になる。

まぁ、見せパンでも見れるだけましか、、、。

「すみません。大丈夫です」

こんな所で会うなんて奇遇ですね、なんて言うのも変だな。

各階に階段は一つしかない、

「お二人は何階まで潜るんですか?」

「私達は5階まで」

巨乳っぽいお姉さんが言った。

「お前さんは何階まで潜るにゃ?」

獣人のミニスカお姉さんが言った。

二本の足はおっぴろげで、

見せパンとやらが全開になっている。

こいつは全然分かってねぇな。

「一応10階を目指してるんですけど」

「にゃ、にゃ!」

「10階って!」

二人とも凄く驚いている。

「いや、直ぐにって訳じゃあ無いですけど、、、」

「そ、そうよね」

「お前さんは迷宮は初めてにゃ?」

「はい、そうですけど、、」

「とりあえず一緒に潜るにゃ!一人は危ないにゃ、色々教えてやるにゃ!」

にゃー、にゃー、うるせぇな。

しかも、見せパンだと分かってしまいなんだか興味を失ってしまった。

どうしよ、龍剣の師匠からは一人で潜れと言われたけど、

まぁ、今日一人で10階を目指してる訳でもない。

今日ぐらい良いかな?

「じゃあお願いしますね?」

それから二人と一緒に潜る事になった。

巨乳のお姉さんが、アルマさん。

獣人のミニスカお姉さんがアメリーさんで、

二人も初心者との事だった。

二人は一攫千金を目指して冒険者になったらしい。

迷宮に出現する魔物からドロップするレアアイテムや、

宝箱から回収する触媒など、迷宮には夢と希望が詰まっているとの事らしい。

まぁ、俺も迷宮にはかなり夢を持ってるけどね。

ちなみにさっきまでは、

アメリーのスカートの中にも詰まってたけどな。

その、アメリーは俺と同じ琥剣使いだという。

早速現れた4階の魔物、

ゴブリンキング。

先輩の戦い方を見たかったので、

「先生お願いします!」

と言ったのだが、

「いやいや、どうぞどうぞ」

と、言われてしまい。

俺が戦う事に、

ゴブリンキングは、

大きなゴブリンだった。

まぁ、力も強いし、動きも機敏なのかな?

でも大したこと無かった。

ただのおっきなゴブリンだ。

でも、倒すと、

「凄いにゃ!」

って誉められた。

いやいや、大したこと無いでしょ。

んで、

またゴブリンキングが出てきたから、

今度こそは戦って貰おうと、

「どうぞ、どうぞ!」

と二人を押し出した。

それから二人の戦う様子を見たんだけど、

「うっわ、微妙」

動きが悪い。

魔力を使って動いてるんだけど、

一つ動くと止まって、

また、魔力を使って動いて、

って感じで、動いたり止まったり。

何だかロボットみたいだ。

臨時でもパーティーを組んだの失敗だったかな。

ちなみに、ゴブリンキングを殺して手に入る魔石は少し大きくて、皆回収するにしてもこれぐらいのサイズからだそうだ。

もっとも、もっと深く潜るパーティーは握りこぶしほどの魔石にならないと拾わないらしい。

「どうだったにゃ?」

ゴブリンとゴブリンキングを殺してアメリーが言った。

「うん、ビミョー」

アメリーはガックリと肩を落とした。

「じゃあ私は?」

「うん、ビミョー」

俺が間髪おかずに言うとアルマも肩をガックリと落とした。

「そんな、はっきり言わなくっても、、、」

そんな事言われてもな。

でも二人とも、恐らくだけど剣術は3級程度だと思う。

二人の師匠がどんな判断をするかは分からないけど、

俺自身一級の身としては、それ以上は上げられない。

そんな程度だ。

「ちなみにレオンハルト君は何段なの?」

「俺は一級だよ」

「うそ!」

「そんにゃに強くても、奥義教えてくれないにゃ?」

俺は頷いた。

「可愛そうにゃ、うちでさえ奥義教えて貰えたのに、、、」

「え!マジで!」

アメリーさんはアルマさんと目を合わせて、

『ねー』

って言ってる。

もしかして、二人とも、、、。

「色仕掛けしたら、教えてくれたにゃ、男は単純にゃ」

マジかよ、女はスゲー簡単に教えて貰えるんだな。

まぁ、俺だっておパンツと交換で全然教えちゃうけど。

まだ奥義なんて知らないけどな。

「出来たら何処が悪いか教えて欲しいにゃ」

アメリーさんがそう言った時、

俺は良いことを思い付いた。

「まぁ、良いですけど」

「ほんと!うれしい!」

アルマさんも教えて欲しいようだ。

では、二人とも、、、。

「二人の戦い方を見てたら、確かに見せパンを履く意味が分かりましたよ。確かに見せパンでも履かないとって感じですよね」

「そうにゃ、無理にゃ。全開にゃ」

「じゃあ、俺の言うことを良く聞いてくださいね。そうすれば二人は絶対に剣術が上手くなれます」

俺ってば天才だな。

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