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第3話

不定期更新です

眠りについた僕だが、また真っ暗なところにいるか


何故か………………知らん、

考えられる理由は二つ

1. ただ単に夢を見ている

2. ファンタジーノベルでありがちな神様とご対面


このふた通りで考えると一つ目が一番考えられるが

ここは異世界、何が起こるか分からないし、自分の理想としたら

二つ目で会ってほしい。

ただしここで少し不快な点が

僕が読んでいる本では神様に会うときの背景は黒ではなく白

自分が例の神様に言われた通り魔王になったのなら逆に黒いほうがいいのかね?


そして二つ目で考えられるのであればやっぱり考えるのが


神様の容姿


どのファンタジーでも神様はとにかくイケメン(美人)

たまにイレギュラーな話があるがそれでも神様は綺麗

僕は健全な男子中学生なのでやはり女神様がいいな( ̄▽ ̄)

あのときの声は女っぽいから女神様であろう!(確信)


女神様………………と言ったら

美人×ローマ人的な服=テンプレート


流石にブサイクな女神様はいないら?



☆☆☆



○おっまたせ〜☆

しばらく妄想の世界に浸ってると

ちまたの女子高生的な口調で僕よりも背が高い女性が現れた。


○ゴメンねーちょっと仕事が立て込んじゃって………………

切実な顔でため息をつく女性、どこのOLだよ……


「えーと………………あなたが神様ですか?」

まずは疑問をぶつける


○そぉよーまぁ正確には女神様だけど、あ!名前はネイメルスよ!

軽っ!もっと神様威圧感あるはずなのにこの人(女神様)からは全く感じない

○さてっ!質問したいことあったらじゃんじゃん言って!!

時間はたっぷりあるから( ´ ▽ ` )ノ

やばい………………女神様の想像がガラガラ崩れていく・・・

テンプレが……………( 汗)


「ではお言葉に甘えて………………何故ガングロメイクをしてるのでしょうか?」


○質問の最初がそれ!?

だって…………いつの時代のメイク? て聴きたくなるほど真っ黒い顔

白い唇 染めたのが丸わかりな金髪 赤を主にしたケバいミニスカドレス

正直


絶滅危惧種だわ(笑)


「あまりにも時代遅れな姿なので…………」

例えるなら映画ス○ングガールズに出てくるギャルwww


○今時の格好のほうが親近感湧くかなって思って…………

的はずれな上に

「時代が追いついてないですね」


○嘘でしょ!?(´Д` )

見てる分には面白いけどねww


そ、そんな事よりも、


お? 課題そらした


○魔王生どう?


「まだ1日目なので特には…………」


○そういえばそうね じゃあ改めて私はあなたの元いた世界と今あなたがいる世界を管理しているネイメルスシクヨロね!


うわぁ…………


○何よその残念なもの見る目!


使い方はあってるけど古いしギャル語無理やり言ってる感ヤバいし

「だって…………なんでもないです。」

言ったらなんか言われるだろうから言わんとこ


○途中で止めないでくれる!? 第一私心読めるから意味ないし本当チョ

ベリバ!


うわぁ…………


○またその目して!

だめだ、話が進まん…………


○もういいわ!頭だして


「ええー」


○ほら早く!ナウ!


「わかりましたよ、」


しぶしぶ頭を出すーーゴツン!!

いきなりの頭突き


「痛っ!何すんですか!」


○コレでいいわね♪

満足げに笑う


「何がですか、」

頭ヒリヒリするしついでにズキズキ痛む


○ステータスの修正


「ハイ?」

ステータスの修正つったら何?、チート獲得ひゃっふい!みたいな?


○ちがうわよ?、あなたの魂を作り変えるのにかけた時間が5分位だった

から見落としありまくりで手直ししに来たって感じ?

それ一番だめなやつじゃん・・・・


○だってさーアホな人間達がいきなり秘術使って勇者召喚なんておかしな

真似してくれちゃったもんでこっちは均等が崩れて大忙し。

そこへあんたが駅のホームでおばあちゃん助けちゃったから

死ぬ人間違えるしもう本当やんなっちゃ!!


「いきなり僕に愚痴られても困るんですけど…………」


○仕方ないじゃない!他の四人の魂作りかけるの本当に大変だったんだか

ら例えるなら出来上がってるマフラーを糸が切れないように綺麗に編み

込みを解いてそれをまた最初から編むのよ!?気が遠くなるっての!

やだそれめっちゃ大変な作業じゃん、


○でしょー?、それに比べてあんたはらくよ、ていうか今なんて名前?


「魔王としての名前ですか?」


○そうそう、前の名前は理由は言えないけど思い出せないようにしてある

から、

その理由はなんだろう、まあいいや


「フロルウェアリです、」


○長ったらしい名前ね、


「魔王っぽくしようとしたら、」


○え〜そんな凝らなくていいのに、とりあえずフロルね。それで続き言う

けどフロルの場合普通すぎる普通だったから編み込みがスムーズにいっ

たの。

よろこんでいいのかなこれ?


○でも召喚された方は一々特別な魂の子を選ぶから手間が多くて大変なの

よ、


「特別な魂って何です?」


○あーーあれよ!、よく最近の本である魔力が異常に多いとか異世界行っ

たらチート人生まっしぐらとか何かしら才能がある子ね

主人公的なやつですね!僕は普通ってなんでだよ!


○だってフロルの場合平均すぎるし〜運動能力0でおたくでしょう?

それとこれとは関係ないっす!


○まああとはダンジョンノートとか魔王のすすめ読んで頑張って?

時間なくなっちゃったから、

まだ聞きたいこと盛りだくさんなんですけど、


○起きたらノートでステータス見るのよーじゃあねー!

だんだん視界がぼやけてきて女神様が見えなくなった





仕方ないから、平凡に暮らしますか、何事も普通がいい…………絶対に





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