学園に入ってもう一カ月…
どうもライトです!
学園に入学してから既に一か月が経ち、仲の良い人も増えてきました。
ぶっちゃけ入学してから色々あって疲れきってます。
そういう訳もあり今は先生の授業中なんですが話を聞いてません
え?授業位ちゃんと聞け?
聞いてる内容が転生する前に習った事だったり、両親に教わったりしてるので必要ないんです。
「ライトくーん?授業聞かないと先生が真剣使ってお説教しちゃうよー?」
「…すんません」
あんたは鬼かっ!子供相手に真剣とか洒落になんねぇーよ!…なんて叫んだりしたら本当にやられかねないので黙っておく
黙って授業を一応聞いておこうと決心していると隣の席に座ってるコトナに声をかけられる。
「ねぇライト。今日帰りに本屋寄って行っても良い?」
「んー、別に用事もないし良いぞー」
「ありがとライトー!」
そんな風に帰りの約束をしてるとクラスの全員がこっちを見て、後ろ見てみとジェスチャーを送ってくる。
コトナとジェスチャーに従って後ろを向くとそこには悪魔が居た
「ライト君とコトナちゃん?何してるのかなー?」
「いやーこれはアレですよ…ライトが悪いんです!」
人を売りやがったよこの子
「人のせいにすんなコトナ!つかお前から話しかけてきたんだろ!」
「そうだけどそこは「俺が悪いんだ!先生…どうかコトナだけは許してくれ!」って言う所でしょー」
「誰がそんな事言うか!」
んな事言ったら恥ずかしさで死ねるわ!
「とりあえず二人共放課後に先生のとこに来るよーに」
「「…はい」」
なんかやっぱソラ先生には逆らえん…両親に稽古つけられてる時と似た感じだ
そんな事とかを考えてると授業が終わり昼食の時間になる
「ライトー!一緒に食べよー!」
コトナが隣で大きな声で言ってくる
「良いけど二人だけってのもつまんねーし…ジノとミラも一緒に食おうぜ!」
俺が声をかけると金髪の少年と銀髪の少女が振り向く
金髪の方がジノ・ウォルター
父親が騎士で俺がクラスメイトAと戦った後に声をかけてきて話が合い仲良くなった
銀髪の方がミラ・デューイ
ジノの幼馴染でジノに紹介してもらい仲良くなった
余談だが、クラスメイトAは未だに名前を覚えていない
「別に良いけどさー二人だけの空間作んなよ?」
…ジノは俺とコトナを何だと思ってるんだか
「私なんかでよければ是非」
うん…ミラは良い子だな
「んじゃ何処で食うか…」
「テラスでいいじゃーん!それよりライト早く!」
コトナが俺の手を引いてテラスの方に走っていく
「おいコトナ!ジノとミラも居るんだから走るな!」
俺がコトナに注意するとコトナが止まる
「別に良いじゃーん!それじゃミラちゃん行こ!」
「え?ま、待って下さーい!」
コトナがミラを連れてテラスに駆けていく
「ったくホントにアイツは迷惑ばっかかけるな…」
「まぁ良いんじゃないの?それがコトナちゃんの良い所でもあるし」
まぁそれもそうだな…
「んじゃそろそろ行こうぜライト!そろそろお前のお姫様が暴走するかもよ?」
「なんで俺のなんだよ!」
そんなやり取りをジノとしながらテラスに行くと
「ライト達ー!早くしよー!」
「た、助かりましたぁ…」
…コトナはミラに何をしてたんだか
「んじゃまぁ食べるとするか」
「「「「いただきます」」」」
「…今見て気になったんだけどさ、何でライトとコトナの弁当一緒なの?」
それは突っ込まないで欲しかったなぁ…
「私がライトに作ってるんだー!」
何普通に嘘ついてるんだか…
「お前が家に来て貰って行ってるんだろ…」
コトナがそうでしたーと笑いながら言う
「ったくホント仲良いよなお前らは」
「ジノとミラも仲良いじゃねーかよ!それにジノはミラが大切でしょうがないみたいだし」
そう俺がからかうと…
「べ、別にた、大切じゃねーよ何言ってんだお前!」
これはすごい狼狽する
「だそうだよミラちゃん?」
俺がミラちゃんに話を振ると
「…そっかぁ、嫌いなんだぁ」
うん。思いっきり落ち込んでる。なんか罪悪感がすごいね
まぁそんな状況でも気にせずずっと食べてる馬鹿も居るんだけど
「いや、その嫌いじゃないし大切だし」
「…ホントに?」
「ホントだって!」
何こいつら付き合っちゃえよ
「コトナー!ジノが俺にイチャイチャするなとか言っときながら自分でイチャイチャしてるよー」
「それよりも三人共さー…そろそろ昼休み終わっちゃうよ?」
「「「え?」」」
俺らがコトナに言われて時間を確認すると後数分で昼休みが終わる時間になっていた
「コトナ!そういう事は先に言ってくれ!」
「いやーなんかライトが楽しんでるみたいだったし邪魔しない方が良いかなーって思ってさ」
別に楽しんでは…ないとは言えないな
「つか次って授業なんだっけ?」
ジノが聞いてくるが
「…コトナ知ってるか?」
「私が知ってるわけないじゃん!」
自信満々に言うなよ
「えっと確か来月にやる体育祭の種目決めだったかと…合ってなかったらすいません」
ミラが控えめに言ってくるがミラが言ってるんだし間違ってる事はないだろう
「んじゃサボれそうにないな…もう戻るしかないか…」
「ったくライトが変な事言うから」
「スマン、スマン。今度お詫びになんか奢るよ」
ってアレ?いつの間にかコトナとミラが居ない
「ジノ…コトナとミラが居ないんだけど知らん?」
「え?二人ならさっきまでここに…」
ジノがさっきまで二人が居た所に指を指すが誰も居ない
嫌な予感がするので時間を見てみると…
次の授業まで残り4秒
「ジノ…俺達は先生にどう言い訳すれば良いと思う?」
「…力仕事で許してもらえると良いなぁ」
こんな事を話してるうちに次の授業が開始する鐘が鳴る
俺らはもうダメかもしれない
~教室~
「おいジノ…先生があんなに簡単に許すって事はなんか裏があると思うんだよ」
なんて失礼な事を考えてるんだろう俺は
「確かに…つか今からなんか決めるらしいけど、それに関係してる気がするんだが」
「そこの二人!五月蠅いわよー」
「「はーい!すんませーん」」
くそっ何するんだか全然わかんねー
「それじゃ来月の体育祭の種目決めするわよー」
ふぅ…それなら安全そうで何よりだな…
「さっき遅れてきたライトとジノは決定権ないからね?」
「「…はい」」
まぁ体育祭程度なら大丈夫だろう…多分、きっと、恐らく
「じゃあライトは剣術トーナメントのクラス代表ね」
剣術トーナメントかぁ…
「…なんで体育祭に剣術トーナメントなんてあるんですか!!!」
「いやー今年は各学年の各クラスに一人は習ってるのが居るからねー、ちょっと提案してみたら実現しちゃった♪」
何やってくれてんのこの人ぉ!
「あ、それと手抜いたりしたらダメよ?これで賭けてるんだから」
賭けって先生がやって良いのかよ!ってツッコミはしないでおく
「つか手なんて抜けるわけないじゃないですか…そんな行事に親が来ないわけないし」
「へー、ナハトとルナが来るんだ」
もし手抜いて負けたりしたら…地獄の特訓コース間違いなしですね!
「多分来ますよ。つかこの競技元から俺に出させる気で居たでしょう?」
「そりゃ勿論!ライトだったら上学年だろうと負けないだろうし」
力で押されたら絶対無理だっての…
「ってそういえば自分のは決まりましたけどジノは?」
「ジノは長距離走+雑用で良いや」
「俺だけなんか雑?!」
ジノ…気にしたら負けだ
そんなわけで自分の種目が決まって自分の席に座っているとコトナがミラと一緒に来た
「コトナとミラも決まったのか?」
「決まったよ~」「はい。決まりました」
「二人共何出んの?」
つか何の種目があるのかわかんねぇ…
「私は魔法を使っての的当てだねー」
「私もコトナさんと一緒です」
二人共的当てか…アレ?ここに居る三人全員が普通の種目やってないんじゃね?
「そっか…んじゃ俺が競技じゃない時は応援行くな!」
「ライトが来たら私は元気1000倍だよーー!」
「ありがとうございます!私もライトさんの応援行きますね!」
ミラの応援ねー…隣でコトナがうるさくしてるのしか想像できないな
「サンキュー、ってそういやジノ何処行った?」
「ジノならあそこで座ってるよ~」
コトナが指差した方を見ると教室の隅で「俺の扱い…」などとぼやいてる…様に見える
「…暫くほっといた方がよさそうだな」
「そうだねー、見てて面白いし」
「ジノは結構感情の変化が速いんですぐ戻るでしょうしねー」
「へー、やっぱミラはジノの事よく知ってんなー」
「まぁ幼馴染ですからねー」
「えー好きだからじゃないの?」
コトナがストレートに言うがミラは…
「え?好きとかではないですよ?好きな人他に居ますし」
ほぉー…
「「えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!」」
え、ちょ、え?
じゃあさっきのテラスでの言葉は何だったの?!
「え、じゃあミラ。さっきテラスで嫌いみたいな事言われて落ち込んでたのは?」
「友達に嫌われたくないじゃありませんか!」
…さいですか。なんかジノが無茶苦茶可哀そうに思えてきた
「まぁ私が今もしその人に告白しても多分断られるでしょうけど…」
なんかコトナが睨んでる気がするのは気のせいだろうか…
「ミラ可愛いし大丈夫だと思うぞ?」
コトナに余計睨まれた気がする
「か、か、可愛い?!私が?ライトさんから見て?!」
俺が言った言葉にミラが顔を赤くして若干目に涙を浮かべている…なんかまずい事でも言った俺?
「俺なんか悪い事した?なんかゴメン」
とりあえず謝っておこう…これで大丈夫だろう
「…ライトの鈍感」「ライトさんの鈍感」
なんか暴言吐かれた気がするがきっと気のせいだろう
どうもークロアです。
今回も駄文ですね。すんません<m(__)m>
勉強の合間に一応書いてはいるんですが全然良い話が浮かびませんorz
そしてさすがにキャラもう少し居ないとなぁって考えてもなかなか名前が出てこない…
皆さんなんか新キャラの名前で使って欲しいのあったら言って下さいね!
そしてジノとフラグ立てさせる筈だったミラ…どうしてこうなったorz
感想お待ちしてます!(o'∀'o)ゝ