私は名前を考えた
私のスキルで取り出した卵はからモコモコふわふわの毛玉、もとい、サモエドのような真っ白子犬?が生まれました。まだ名前はない。そして思い付いたのは綿あめ・・だって足が埋もれるほどのふわモコなんだもん。もう顔を埋めて枕にしたい。いや、私の頭より小さいから無理か。
・・・あれ?この子卵よりも大きくない?
・・・・うん、やっぱり大きい。毛並みがモコモコだけどそれを差し引いても体が卵に収まらないサイズですよ?え、皆そこを気にしないの?
「この子は天狼ね」
「だな。本物は見たことないが、この見た目なら多分。」
「始めて見た」
「・・・テンロウ?」
え?この子の見た目って常識?あ。違うの。皆さん知ってるようだったから常識かと思った。でもテンロウって━━天狼って書くのか。・・今さらこの世界の文字が日本語である事に気がつく。本当に今さらね。
あれ?でも私字を習ったりしたよね。・・・どうしてだろう。小さい頃は記憶が混乱していた? うーん良くわからないけど今はこの子のなまえだよね!
皆にも聞いてみた。どんな名前が良いとおもう?
「雲雲」
パンダか! パンダの名前みたいになってる。ジンさん安直すぎです。雲みたいだからって。私も思ったけど呼びにくいので却下ですね。大声で呼ぶ時にとっても言い辛いので。
「コットン」
綿ってまんまです。でもウンウンより増ですね。暫定候補ですね。私も綿あめって思いましたよベルさん。この見た目は雲か綿ですよね。あとは毛玉。
「・・・マル」
あ、安直。リンクさん無理して考えなくても良いんですよ。私も丸いって思いましたよ。でも見てください、気に入らない名前だとタックルをされますよ。ジンさんはそれを受けて満足げですけど、多分あれは気に入らないからですよ。ふわふわモコモコで逆効果ですけどね。あ、ベルさんが羨ましそうに見ている。ベルさんの名前は良いのか毛玉ちゃん。
「・・スノー」
あ、それ良いですね。安直でも可愛い名前ですし。見た目雪ですよね。
「テン」
呼ぶならテンちゃんですかね。あ、リンクさんが毛玉ちゃんのタックルをくらう。でもポフ、ポフと全くダメージが無いですね。柔らかそうでうらやましい・・。
「(もふっ)・・クラウド?」
それはかぶると私の頭に誰かが語りかけてくるので却下ですね。
「(ポフ ポフ)?・・・クー」
クラウドのクを伸ばしたんだね。
おや、毛玉ちゃんの攻撃?が止まった。
どうやら毛玉ちゃんが「クー」という名前を気に入った様子。これはクーに決定かな。ちなみに私の考えていた名前は「だんご」でした。あいた!ちょ、クーちゃんその名前に決まったんだからノーカンですよ!
こうして毛玉ちゃんはクーちゃんと決まりました。
クーちゃんこれからよろしくね。
・・・そう言えば私のスキルって元々手元から離れたら消えるんじゃない? そんな様子は卵の頃から無かったよね? お風呂に入ってるときとか離れてたもの。
私のスキルって本当に不思議がいっぱいだ。
これはクーちゃんという名前を付けた話。
・・・・クーちゃんって何を食べるの?
私の疑問に誰も答えられなかった。




