表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
空想日記  作者: 旭桜
8/27

三つ目の頭帯

 目の刺繍があしらわれた頭帯。額にまくと目に見えないものが見えるようになる。三つ目族の眼球から虹彩を写し取り、その模様を織り込む。そもそもの三つ目族の希少性と、奥地に住んでいること、コミュニケーションの困難さから、合法的に作成された個数は非常に少ない。

 また、頭帯によって見えるものは熱を持った不可視の物に限り、視界は巻いた本人の視界と同じである。

 しかし、この頭帯が役立つ機会は非常に少ない。何故なら基礎的な魔術で会っても三つ目の頭帯と同じことができるのだから。この道具が使われるときは、目を瞑りたくなるような光景を見せるため、例えば、目の前に迫るよく熱せられた鉄ごて、ライターなどそういったものだ。

 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ