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灰王の頭蓋
死霊を蘇らせる術師であった男の頭蓋骨。とある邪悪な魔術に失敗した結果、全身を地獄から召喚された炎に焼かれた。その結果、彼の死体は呪いを宿し、その死を冒涜されることになった。詩を冒涜した男にとっては皮肉な結果だといえる。
彼の頭蓋骨には、死者の霊魂と交信する力が宿っている。彼の頭蓋を被り、死体に触れることで、その死体に宿る霊魂。ないし、霊魂がなくなっていた場合。死の直前の記憶を使用者の脳内に送り込む。
しかし、死者は灰の頭蓋に強い敵意を持つため、使用には危険が伴う。