表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
シンドロームღ世界で最も小さな嘘  作者: 姫咲静夜
プロローグ
5/12

出会いは気まぐれに・・・05

「いい夢‥‥本当にそう思うのかな?私の中の空想の物語なの。妄想だよ‥‥そんなの‥‥気持ち悪いだけなの。」

「じゃあどうしたい。きみは僕に物語をくれると言った。僕はその物語がとても興味がある」

「え‥‥?」


彼はゆっくりと手を差しのべる。


「きみは僕になにを望む?何がしたいの?」

「わ‥‥たし‥‥」


そっと手を伸ばす彼女。お互いに触れることが出来ないのを忘れていたのか手がすり抜けると彼は一瞬焦り、手を引っ込めた。


「‥‥‥‥‥‥恋愛」

「ん?」

「恋愛したいの‥‥1度でいいから‥‥恋をしたい。私に恋を教えてくれませんか‥‥死ぬ前に‥‥恋を知りたいの」

「‥‥‥‥いいよ」


彼は微笑んだ。


それはきっと‥‥気まぐれな約束だったのに‥‥


彼女の小さな手に触れたいと思ったのはどうしてだろうか‥‥?











評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ