第九章
その頃、中国にいるイオニアス・ブリブリブスは日本にブリブリバンが再び現れたと聞いて本国のギリシャに帰ろうと思った。クリーチャーで飛んでもいいがかなり時間がかかるため、空港に行った。銀行強盗のような見た目のため全ての空港で弾かれた。彼は中国政府に泣きついて旧ソ連製の戦闘機をもらった。一方、ゲロゲロドン・ブッコロスンティヌスもまた本国のギリシャに帰ろうと思っていた。彼は政府の基地内部で極秘開発された「宇宙戦艦トマト」を見つけ、警備を排除し、それに乗り込んだ。イオニアス・ブリブリブスは戦闘機を改造して自動運転機能をつけた。離陸から十分後、ハンドルが高速で回転し始め、機体もそれに合わせて回転した。彼は回転の向きの逆方向に走り、なんとか相殺してハンドルを無理やり止めた。その時、宇宙戦艦トマトが接近してきて、大量のトマトを発射してきた。まだイオニアスを恨んでいるらしい。このままだとエンジンが詰まって墜落してしまうため、宇宙戦艦トマトに急接近し、それに乗り込むことにした。
一方、国連軍の指令室では、「ブリブリバンの血圧及び心拍数に問題なし!」「でかした。次は身長と体重だ。レントゲンも忘れるなよ。」「司令官!1足す1ってなんでしたっけ?」「おい、そこのお前!今すぐスーパーコンピューターを使って計算しろ!」「ただいま解析中です!しばしお待ちを!」「報告します!宅配ピザが届きました!」「よし、スーパーコンピューターの上で温めておけ。」「一足す一の解析結果出ました!映像付きです!」「よし、流せ!」映像には司令官の母親が映っていた。「コラァ!何やっとんじゃボケェ!」「ひぃぃぃぃぃ!」 司令官は逃げだした。こうして国連軍は撤収することになった。
国内は内戦状態で混乱しており、アンマンパンは作れそうにもない。そこで私はブリブリバンにブリを投げつければ「ブリ」が三つそろってただの「バン」になるのではないかと思った。やってみたが、パワーが足りないのか効果がない。仕方がないので、私は日本がロシアと共同開発した兵器「700兆ワット砲」を使って高速でブリを飛ばすことにした。そこに向かう道中で墓地を見つけた。一際大きな墓にはイオニアス・ブリブリブスの遺影が掲げられていた。死んだと思われているらしい。私たちは遺影を逆さまにしてその場を去った。私たちは700兆ワット砲の制御室に向かった。入り口は閉じられていて、取り付けられているデバイスに「パスワードを入力してください」と表示されていた。しまった、パスワードはイオニアスしか知らないんだった。そのとき、警官が「私は若いころ『パスワード拳』の道場に通っていたんだ」と言った。そしてデバイスをたたき割った。扉が開いたので中に入ることにした。
宇宙戦艦トマト内に侵入したイオニアス・ブリブリブスはゲロゲロドン・ブッコロスンティヌスと対峙した。彼はビタミンZでパワーアップしており、イオニアスの攻撃は全く通じない。ゲロゲロドン ・ブッコロスンティヌスは相手が疲れたのを見計らってチャージ攻撃を開始した。「かぁーめぇーはぁーめぇーはぁあああああああああっくしょん!」彼は自爆し、弱体化した 。そして逃げ出した。イオニアスはそれを追うことにした。
フィーフォーフューフェーは彼が率いる数百程度の国連軍だけで銀行強党とコバエ党の連合軍と戦うことにした。行軍中に農村革命党の軍隊と合流でき、軍勢は数万になった。そして、連合軍を国会議事堂まで追い詰めた。国会議事堂には「戦争反対」、「火器厳禁」などと書かれていたが、無視して突入した。連合軍の兵士は武器がもうないため、発射音や爆発音や技名を叫んで抵抗したが、次第に押されていった。それを見た連合軍の司令官の風林火山(辞めさせてもらえなかった)は死を悟り、愛人と別れのキスをした。お互いの唇が離れなくなった。それを見た副司令官の強強男(不起訴で釈放された)は医者を呼ぶことにした。しばらくして、白衣を着て首から聴診器の代わりにザリガニをぶら下げた男がやってきた。「おまえは誰だ」「医者です」「とにかくあれをどうにかしろ」「確かにこれはひどい。すぐに医者を呼ぶべきですな」「おまえがその医者だろうが」そのとき、白衣を着て首から聴診器を下げた男がやってきた。「おまえは誰だ」「本物の医者です」「なっ、本物の医者だと!ここまで私を追ってきたか!だがここまでだ!」と言ってザリガニの医者はピストルを本物の医者に向けた。強強男もすかさず銃をザリガニの医者に向ける。そのとき、タンクトップを着た男がやってきた。「おまえは誰だ」「本物の石屋です」「帰れ」その場にいた者はいつの間にか敵軍に包囲されていた。そして全員連れていかれたのだった。
制御室にたどり着くと、私は早速電力をチャージし、照準をブリブリバンに合わせ、発射ボタンを押した。不良品だったのか砲身ごとスポーンと飛んで行ってブリブリバンの頭上を通り越し、対戦車地雷を投げられまくるおばあちゃんに激突し、合体しておじいちゃんになった。だから何だ。私はやけくそになってもう一回発射ボタンを押した。制御室は爆発した。しかし、保険金のおかげで立て直すことに成功した。砲身もちゃんと直っている。私たちはもう一度パスワード認証装置を破壊して制御室に行き、発射ボタンを押した。制御室は爆発した。
ゲロゲロドン・ブッコロスンティヌスは操縦室に逃げ込むと船体を素早く回転させ、イオニアスを壁にたたきつけて倒そうとした。宇宙戦艦トマトは回転のしすぎで「宇宙戦艦トマトジュース」になった。液体になったので形を保てず、二人は落っこちた。幸い飛行機の上に着地することができた。二人は飛行機のハッチをあけ、コックピットに侵入した。中には機長のボチャンチン(政界から追放された)と副機長がいたので縛っておいた。そしてギリシャ方面に舵を傾けたが飛行機は動かない。さっきの着地の衝撃で飛行機が故障したようだ。困っていると、ボチャンチンが「青いボタンを押して『鳥モード』を使え」と言った。押した。飛行機は翼をバタバタさせ鳥のように飛ぼうとした。翼がもげた。機体が落下し始めた。ゲロゲロドンは機内放送で「現在機体が激しく動いておりますが、この飛行機は安全です。ですので、どうか窓の外を見ないでください」と言った。イオニアスは「おい!パラシュートの位置を教えろ!そうしたらお前も助けてやる!」と言った。「あそこの引き出しだ」「よし、これか」イオニアスはパラシュートを手に取るとまず袋を破いた。袋だと思っていたそれはパラシュートそのものであった。ゲロゲロドンは「キエエエエエエエエ」と叫んだ。ところが、パラシュートのうち二つは無事であった。二人はボチャンチンらを置いて脱出した。
内戦が終わったのはいいもののブリブリバンに対してはどうすることもできず、フィーフォーフューフェーやニンジンジンが率いる数万の軍隊はただ隠れることしかできなかった。ブリブリバンは海を渡って朝鮮半島に行こうとしていた。そのとき、世界各地からアンマンパンが集結してきた。助けに来てくれたのだ。アンマンパンは組体操をして5人組の戦隊ヒーローになった。「ブリブリバン!もうお前の好きにはさせないぞ!」ブリブリバンは面倒そうに振り返った。「死ねレッド!」「死ね死ねオレンジ!」「死ね死ね死ねイエロー!」「死ね死ね死ね死ねピンク!」「死ね死ね死ね死ね死ねゴールド!」「五人合わせて死ね死ね死ね死ね死ね死ね戦隊!死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ねレンジャー!」ブリブリバンはあきれ果てた。レッド「まずは俺からだ!逆立ちキーック!」ピロピロポンで吹き飛ばされた。オレンジ「次は俺だ!シャイニングボディ!」体が光っただけだった。ギニョギニョビームで吹き飛ばされた。イエロー「土を食べて回復!」イエローもまたブリブリバンに食べられた。ピンク「頑張れ!四人とも頑張れ!」放射線ブレスで吹き飛ばされた。ゴールド「お前らなんで真面目に戦わないんだよ!こんな のってないよお!うわあああああああん!」超ちょうちょ砲で吹き飛ばされた。こうして死ね死ね死ね死ね死ね死ね戦隊死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ねレンジャーは全滅した。これを見て私は幼少期の記憶を思い出した。
ある日、イグアナドンはソースとケチャップとマヨネーズを作っている工場の見学に行った。まず案内係はソースの製造部門を指差して「ここでは原材料を機械に投入してかき混ぜ、ソースのもとを作っています。」と言った。ところが、その機械が壊れていたためか、洗濯機の中に原材料を投入してかき混ぜていた。乾燥機能付きだったので石のようなソースができた。他の製造部門も似たような感じだったので、案内係はトイレに行くふりをして検査部門を見に行った。ベルトコンベヤーで流れてきた製品をチェックする部門だが、本来マヨネーズが流れるはずのコンベヤーに従業員が流れており、ケチャップのコンベヤーには原材料のトマトが、ソースのコンベヤーには回転寿司が流れていた。そして従業員がそれらの不良品(?)を窓の外へ投げ捨てていた。案内係は不良品を見せまいとベルトコンベヤーを逆回転させ、製造部門に送り返すと、イグアナドンのもとに戻り、「お待たせいたしました。では、次は検査部門を案内します。」と言った。たどり着いてみると、検査を終え、出荷されるはずの製品が逆に流れていた。イグアナドンは我慢の限界に達し、案内係に向かってバビブベボビームを発射した。こうして「私」は生まれた。失望したイグアナドン はソースと同じぐらい好きで あったフランス料理の店に向かうのであった。何だったんだこの記憶 。
二人はアテネにたどり着いた。イオニアスは銀行強盗をすることにし、ゲロゲロドンはユーチューバーを始めることにした。ゲロゲロドンは「国会に落書きしてみた」というタイトルの配信をした。その配信では、ゲロゲロドンが絵描き歌を歌いながら絵を描いていた。「まーる書いて消す!まーる書いて消す!植木鉢!植木鉢!UFO!UFO!泥をぶつけたらドラえもん!」
ゲロゲロドンは炎上した。その頃、ボチャンチンと副機長は乗客に縄をほどいてもらったが、墜落まであとわずかであった。その時、ボチャンチンはイオニアスがお守りとして大事にしていたイオニアス像の鼻を見つけた。パラシュートで降下するには重いから置いていったのだろう。鼻の穴を見てみると、X型寄生虫Yがいた。ゴキゴキブリブリ研究所が破壊されたときに生き残った個体と思われる。X型寄生虫Yは彼に寄生した後、それを介して飛行機にも感染した。副機長は慌てて距離をとり、銃を構えたが、X型寄生虫Yが放出する毒ガスにより倒れてしまった。飛行機は「X型飛行機Y」となり、新しい翼が生え、復讐のため、アテネの方向に飛んで行った。
ブリブリバンの体は巨大なためソースを味わうことはできないことを利用し、イグアナドンに戻ってもらう作戦を考えた。私はビルの上に立ち、ブリブリバンに優しく呼びかけた。「イグアノドン 、君は工場見学の最後にもらえるお土産のソースを楽しみにしていたんだよね?今日はそれを持ってきたよ。」と言って頭上に高く掲げた。ブルドッグのような顔をした人間のイラストが印刷されている。まさしく本物であった。ブリブリバンは一瞬目が潤んだが、やはりこちらを疑っているようで、(それとも妙になれなれしい言い方に腹が立ったのか)なかなか動こうとしない。それは想定済みだったので、あらかじめ警官が作成したソースに関するビデオを韓国内の高層ビルで放映する作戦に移行することにした。ビデオが放映された。まず、とある主婦が柔軟剤の代わりにソースを使い、家族の衣類を茶色にし、家族は皆阿鼻叫喚した。さらに同居していたおじいちゃんが叫びすぎで倒れてしまい、「びょいーん病院」に搬送、切迫した状況に医師は点滴の代わりにソースを使い、回復を試みたが、おじいちゃんの顔はみるみるブルドッグ になっていった。こうして現在のパッケージデザインに至った…というビデオだった。ブリブリバンは怒り狂ってしまった。
X型飛行機Yの出現を知るや、ゲロゲロドンは空軍に志願し、戦闘機に乗って滑走路を走っていたが、居眠りをし、目を覚ますと高速道路を走っていた。前方の車が全速力で逃げているのが分かった。ゲロゲロドンは近くの別の飛行場に行ってそこで離陸しようと考えた。途中で料金所に差し掛かった。「ETCカードを挿入してください。」当然持っているわけがなく、代わりに「TTTカード」を挿入した。通してもらえた。次の利用者が来た。「TTTカードを挿入してください。」意味が分からなかったのでとりあえずETCカードを挿入した。料金所は爆発した。ゲロゲロドンは無事に離陸した。前方にはX型飛行機Yが鳥モードになり、味方の戦闘機を羽ばたきで吹き飛ばしているのが見えた。ギリシャは軍縮していたせいで装備が貧弱なのだ。ゲロゲロドンは無線で隣国のトルコ軍に「座標009-5632-4978にミサイルによる火力支援を要請する。」「ジャラー!」その直後に吹き飛ばされた味方の戦闘機の部品が大量に飛んできた。ゲロゲロドンは回避するため大きく旋回した。全て命中した。幸い被害は少なかったが、ボタン操作が効かなくなってしまった。やけになってボタンをめちゃくちゃに押しまくった。ボタンはポップコーンのように弾け飛び、機内に散らばった。「ファアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」無線がまだ切られていなかったため、トルコ軍の兵士は上官に緊急の連絡をした。こうして究極兵器「ファアアアアアアアアアアアアアアアアアア」が発射された。それはファアアアアアアアアアアアアアアアアアアという音を立てながらゲロゲロドンのもとへ まっすぐ向かってき、命中し、ファアアアアアアアアアアアアアアアアアアという爆発音がした。一方、料金所では応急処置として「ETCカードを挿入してください。」と書かれたごみ箱が置いてあった。利用車がやってきてその中にETCカードを放り込んだ。するとゴミ収集車がやってきて回収した。エコだなあ。そこに粉々になった戦闘機とミサイルと二発目と三発目のファアアアアアアアアアアアアアアアアアアが落ちてきた。料金所は爆発した。
ブリブリバンが来ないことを祈りつつ韓国の最低裁判所で警官は裁かれることになった。天井にはハチの巣があった。警官はこれに備えてあらかじめ弁護士と裁判官を百人ずつ雇っておいた。検察は一人である。しかし、待てど暮らせど裁判官は来ない。退屈なのでテレビをつけてみた。「天気予報です。裁判官らは非常に強い勢力で国道沿いを北上しておりましたが、歓楽街付近で急速に勢力が衰え‥‥ 」仕方なく裁判官抜きで裁判をすることにした。検察官は六法全書の代わりに昆虫図鑑を持っていた。弁護士らもそれは同じで、「計算ドリル」「シャー・ロックホームズ」「腹ぺこミドリムシ」「ハリー・タッポーと石(悪そうな顔をした青年が手に持った石を見つめている表紙)」などを持っていた。検察官が言った。「被告はこの昆虫図鑑の『絶滅すべき害虫』の欄に載っている」弁護士が確認すると確かに警官の写真が載っている。弁護士はその写真に触角を二本付け足し、「これは警官ではない。カミキリムシだ。」と言った。検察官はうなるとさらに足を何本も付け足し、「これはカミキリムシではない。ゲジゲジだ。」「おまえは何がしたいんだ 」計算ドリルを解いていた弁護士は話につられて全ての答えを「カミキリムシ」にしてしまった。解答と解説を見て、彼は打ちひしがれた。そのとき、警官が「あ」と言って昆虫図鑑にコーヒーをこぼしてしまった。そしてびしょぬれになった本を削ってかつお節にしてしまった。弁護士は全員検察側に寝返った。「被告はブリブリバンを説得するビデオであろうことか意図的に大失態を犯し、韓国の人々を危険にさらしました。」「違います。私はただソースを愛していただけです。証人がビデオ通話で出席する予定です。彼が間違いなく証明してくれるでしょう。」時間になってビデオ通話が開始された。ブルドッグが映っていた。ひたすら吠えていた。自分を映しているカメラをおもちゃにしだした。ビデオの視点は目まぐるしく動いた。警官は死刑が確定した。
時は遡って、イオニアスはアテネの中央銀行に押し入り、そこを新しい自宅にした。そこにいた人は皆出て行ってしまったので、イオニアスは寂しい思いをした。そこで、待合室のテレビを見ることにした。「キューピー三秒クッキング」がやっていた。筋肉質な男が「すでに完成品のシチューは出来上がっています。あとはこれを皿によそうだけです。」と言って食器棚をあけた。食器棚は斜めに傾いていたため大量の食器が雪崩のように落っこちた。筋肉質な男は顔を真っ赤にして「こんなシチューは小便以下だ」と言って台所のトイレに流そうとした。しかし、すでにキャベツが詰まっていたため、逆流し、シチューはすべて筋肉質な男にかかってしまった。そのとき、「見苦しい映像が流れてしまい申し訳ございません。代わりの映像を流します。」というテロップが表示され、「ピタゴロスイッチ」という臨時の番組が放送された。シチューのかかった筋肉質な男がひたすらピタゴラ装置を破壊する番組だった。おなじみの愉快な音楽は変わらず流れていた。当然スタッフが止めにきた。と思ったら一緒になってピタゴラ装置を破壊し始めた。そこに「ギリシャ上空に不審な飛翔体を確認」という速報が流れてきた。
ついに死刑執行を迎えた。処刑人が「最後にささやかな望みを叶えてやろう」と言った。「昨日公開されたばかりの『劇場版ハリー・タッポーと石』が見たいです。」「私もちょうど見たかった映画だ。いいだろう。」先に言うと、とんでもなくひどい映画だった。まず、戦闘シーンは呪文のような奇声を上げながら石を投げつけ合うというものだったし、魔法学校は球形で常に移動しているため、中では教室や備品が縦横無尽に動き回っており、授業どころではなく、生徒や教員は生き残るのに必死だった。最後に主人公と黒幕が戦うシーンがあったが、黒幕は高齢で入院していたため、主治医が彼をベッドと心電図ごと主人公の前に引きずり出していた。主治医:「あなたは退院です。」黒幕:「ちょっと待ってください。」タッポー:「私の父のペットに付いていたダニの仇!食らえ!『河川敷スペシャル 』!」黒幕はもだえ苦しんだ。主治医がコンクリートブロックでとどめを刺した。エンディング曲の代わりに監督のビートボックスが流れた。こうして警官の代わりに監督が処刑されることになった。
イオニアスは最強のクリーチャーである千手観音を召喚した。千手観音は千本もある手を使って穴を掘って逃げてしまった。仕方がないので航空会社の「Falling hole airline(落とし穴航空会社)」に「御社の飛行機がX型飛行機Yになって暴走している」と苦情を入れた。「すでにその問題は把握しています。あと少しで核ミサイルを発射し、目標を破壊します。」発射基地では今にも核ミサイルが発射されようとしていた。隣接していた航空会社の本社が誤って発射された。核ミサイルはこけしのように倒れ、坂道を転がっていった。社内にいた社長の田村炎上は会社が発射されていることに気づいておらず、地震かと思いニュースをみた。自社が発射され、そのせいで株価が暴落している…という内容であった。社長は金庫内にある財物や機密文書を安全に持ち出せれば株価はある程度回復するだろうと思った。金庫の顔認証装置の前に立った。「私は社長の田村炎上です。」「いいえ、あなたはバルタン星人です。」認証装置は壊れているらしかった。金庫を突破する方法を考えるため、彼はルンバを十台つなげてスーパーコンピューターを作った。それが出した答えはパスワード拳を使うことだった。パスワード拳には右派と左派があり、警官が使っていたのは左派である。そして今回は右派である。社長は指示通りにスケボーに片足立ちになり、ラーメンをすすりながら金庫に突撃した。五秒後、金庫の前には悲惨な光景が広がっていた。イオニアスが金品を漁りにやってきた。認証装置の前に立った。「私はイオニアスです。」「いいえ、あなたは社長様です。」金庫が開いた。イオニアスは金品を持ち出すと大量の爆薬を仕掛けて逃げた。やがて本社はX型飛行機Yに衝突し爆発、これを撃破することに成功した。




