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童話・児童書などまとめ

オーロラカーテン

作者: 斎藤由希




 ゆらゆら。


 ひらひら。


 不安定に存在するオーロラ。


 空の中で、頼りない。


 でもきれいで、みんなが見つめずにはいられない。


 オーロラには不思議な魅力がこめられている。


 



 家の中。


 ゆらゆら。


 ひらひら。


 風があると、何かが触れると、とっても不安定。


 位置に定まらずに、揺れるカーテン。


 なんだかちょっと似ている。






 だから二人は、なんとなく合体することにした。


 似た者同士、なかよくしてみたいと思った。


 だから神様にお願いして、「ちょっとくっつけてみてください」と言った。


 そしたら合体。


 オーロラカーテンのできあがり。






 空の上で。


 ゆらゆら、ひらひら。


 オーロラっぽいけど、オーロラじゃない。


 カーテンっぽいけど、カーテンじゃない。


 別の何かになった、くっついたそれ。


 人々はやっぱり見上げて、目をそらせない。


 珍しい。


 すごい。


 綺麗。


 でも、オーロラカーテンは物質なので、


 捕まえられる「綺麗」が空にあるからと。


 人間たちは、はさみをもって、高いところへ出発。


 こんなにいいものだから、ちょきちょきして、家の中に飾ろうと考えた。






 これは大変。


 とても大変。


 オーロラカーテンはゆらゆら、ひらひら動揺。


 冷や汗の光の粒が、色の変わる流れ星みたいに落ちていった。


 似た者同士がいいとこどりして合体すると、おもわぬことが起きるらしい。


 そう思ったオーロラとカーテンは、神様に再びお願いして分離。


 オーロラと。


 カーテン。


 別々の存在にもどっていった。




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