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TS魔法少女の二度目の復讐  作者: グレンリアスター
第一章 魔法少女の兄も魔法少女
5/86

学園生活

「ハァ…やっと終わった」


 疲れた顔で肩を落としながら、廊下を歩く魔森エイナ。

 彼女は先程まで教師達に説教されていて、今ようやく解放されたのだ。


「まったく…別にあそこまで怒らなくても。そりゃあ私が全部、悪いんだけどさ」


 ぶつぶつと愚痴を言いながら、エイナは自分の教室に向かっていた。

 その時、


「ここが俺の教室か」

「蓮兄さん。一人で大丈夫?」

「まぁなんとか頑張ってみるよ」


 エイナの耳に聞き覚えのある声が二つ聞こえた。


(この声は…)


 まさかと思いながら、声が聞こえた方向にエイナは視線を向けた。

 そして彼女は目を大きく見開く。


「蓮兄…エイミー」


 エイナの視界に映ったのは、義兄と双子の姉―――蓮とエイミーの姿だった。


「あれは…」

「エイナ?」


 蓮とエイミーもエイナに気付き、驚きの表情を浮かべた。


「やっぱり蓮兄とエイミーだ!え、でもなんで?なんで二人がここにいるの?」


 何も知らないエイナは混乱した。

 当然の反応だろう。

 蓮は男であるため、学園都市『大和』に入ることはできない。

 エイミーは呪いのせいで、外を出歩くことはできない。

 だというのに二人はいる。

 混乱しないほうが不思議だ。


「ああ……それはな。俺が魔法少女になれると聞いて、興味を抱いた学園長がこの学園に入学させたんだ」

「私は才能があるからって特別に入れてくれたの」


 蓮とエイナは自然な様子で嘘を言う。

 魔神教団の者達を捕まえるために蓮とエイミーは、満月の部下になった。

 そして魔法少女育成学園に入ったのだ。

 だがエイナに本当のことを話すことはできない。

 彼女を危険なことに巻き込む可能性があったから。

 故に蓮とエイミ―は、エイナに隠すことにした。


(事前に嘘を考えていて正解だったな)

(そうだね、蓮兄さん)


 目をパチパチと閉じたり開いたりして、蓮とエイミーは意思の疎通をした。


「そうなんだ。エイミー…呪いは?」

「満月様……学園長に治してもらったから大丈夫よ」

「そう……なんだ」

 

 エイナは唇を震わせながら、エイミーに抱き付いた。


「本当に…本当に良かった」


 涙を流し、嗚咽を漏らすエイナ。

 双子の妹の頭を優しく撫でながら、エイミーは微笑みを浮かべる。


「これから一緒に学園生活を送ろう」

「うん。そうだ!この後、お祝いしよう!蓮兄とエイミーと私の三人で!」

「え?でも学校は?」

「サボろう!」


 エイミーはエイナの額にデコピンした。


「いった!ちょっ、なんで!?」

「逆に聞くよ。なんでデコピンされないと思ったの?」

「だって…お祝いしたいし」

「それは授業全部が終わってからにしよう」

「えぇ~」

「えぇ~じゃない」


 二人のやりとりを見ていた蓮はクスクスと笑う。


「エイナ」


 名前を呼ばれたエイナは、声が聞こえた方向に視線を向ける。

 視線の先にいたのは、ぶかぶかの体操服を着た背の小さいドワーフ女性—――リリーだ。


「リリー先生!いたんですね」

「いたよ。ずっと」

「え?そうなんですか?すみません。気付かなくて」

「別にいいよ…そうだ、エイナ。エイミーは君と同じクラスだから教室まで案内してあげてよ」

「そうなんですか!」

「うん」

「わっかりました!行こ、エイミー」


 エイナはエイミーの手を引っ張り、廊下を走った。


「ちょっ、エイナったら」

「ほら、早く早く!」


 楽しそうに笑うエイナとエイミー。

 そんな妹たちの姿を見て、蓮は嬉しそうに微笑みを浮かべた。


「嬉しそうだね、蓮」

「そりゃあ嬉しいですよ。あの二人を見たら」


 エイナとエイミーがまた一緒に学園生活を送る。

 また二人は笑ったり、喧嘩したり、仲直りしたりする。

 そう思うと蓮は兄として嬉しかった。


「そう…よかったね」

「はい」

「ああ、そうそう。私のことはリリー先生と呼ぶように。一応、私は君の担任教師だから」

「あ、そうなんですか」

「そうなの。ほら、教室は入るよ」

「はい」


 蓮はリリーと一緒に教室に入った。

 すると教室にいた女子生徒達は呆然とした様子で蓮に視線を向ける。


「みんな~席について。新しい仲間を紹介する」


 リリーがそう言うと、生徒達は席についた。


「紹介するよ。このクラスの新しい仲間、魔森蓮だ」

「魔森蓮です。突然の事で驚いていると思いますが…その、怖がらないで仲良くしてくれると嬉しいです」


 蓮の自己紹介が終わると、女子生徒達はヒソヒソと話し始めた。


「え?なんで?なんでこの学園に男子が入るの?」

「知らないわよ」

「もしかして賄賂?」

「いや…それでも男子がこの学園に入ることはできないでしょう」


 まぁそりゃあ驚くよなと蓮が思っていた時、一人の女子生徒が質問する。


「あの…どうして男子がこの学園に?」

「実は俺。魔法少女になれるんです」


 蓮のその言葉を聞いて、女子生徒達は驚愕の表情を浮かべた。

 魔法少女になれるのは、〈マジックアイテム〉に選ばれた女性のみ。

 だというのに男である蓮が魔法少女になれると聞けば、驚くのは当然。


「嘘でしょ?絶対に」

「そんなことありえないわ」


 誰もが蓮を疑った。


「見せたほうが早いか…燃えろ、【鳳凰】」


 蓮が己の〈マジックアイテム〉の名前を唱えた直後、彼の胸から炎が噴き出す。

 その炎は刀の柄へと形を変えた。

 蓮は刀の柄を握り締め、引き抜く。

 そして赤い大太刀を装備した彼は告げる。


「変身」


 次の瞬間、蓮は激しく燃え上がり、甲冑を纏った少女へと姿を変える。

 魔法少女に変身した蓮を見て、女子生徒達は、


「「「「「ええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!?」」」」」



 驚愕の声を上げた。

 その声にびくっと肩を震わせ、蓮は「うわ、びっくりした」と呟く。


「え?なんで!?魔法少女?男が!?」

「本当…だったの?」

「信じられない」


 女子生徒達は自分の目を疑った。

 まさか本当に男が魔法少女になれるとは思わなかった彼女達は、驚きを隠せなかった。


「これで分かったと思うけど、彼は本当に魔法少女になれる。とにかく仲良くしてあげて。蓮はあそこの席に座って」

「分かりました」


 変身を解いて少年の姿に戻った蓮は、窓際の席に座る。


「じゃあ…新しい仲間の紹介も終わったし。ホームルームを始めようか」


<><><><>


 ホームルームが終わった後。

 授業が始まるまで蓮は、肘を机の上に置いて窓越しから外の景色を見ていた。


(あ~誰もいない部屋で、ラブコメ系ライトノベルが見たい)


 ハァとため息を吐いた蓮は、チラッと教室の中を見渡す。

 女子生徒達は不気味なものを見るような目で、蓮を見ている。

 誰も彼に近付こうとしない。


(まぁ…こうなるよな。普通)


 魔法少女になれる男。

 それはこの世界で異物でしかない。

 

「ハァ~」


 蓮が二度目のため息を吐いた時、


「ねぇ…ちょっといい?」


 一人の少女が近づいてきた。

 茶色のショートヘアーに茶色の瞳。

 オシャレなのか片眼鏡を掛けており、とても可愛らしい。


「……えっと…なんですか?」

「敬語はいらないよ。私は水篠(みずしの)マリ。このクラスの委員長をしているの。よろしく」


 マリと名乗る少女は笑顔を浮かべて、手を伸ばした。


「こちらこそ…よろしく。委員長」


 蓮は彼女の手を握り、握手した。


「分からないことがあったら言ってね。なんでも教えてあげる」

「それは助かる。この学園とか、都市のこととか知らないから」

「ならお昼休みはこの学園を案内してあげる」

「ありがとう」

「どういたしまして」


 明るい笑顔を浮かべる彼女を見て、蓮も笑みを浮かべた。


<><><><>


 その後、蓮は午前の授業である座学を受けた。

 授業はそこまで難しくなく、寧ろ簡単。

 中学校で習った授業の復習のようなものだった。

 そして午前の授業が終わって昼休みになると、マリは蓮に近付く。


「ヤッホー魔森君。一緒に食堂に行こう」

「分かった」

「ごはん食べ終わったら、学園を案内してあげる」

「ありがとう。助かるよ」


 蓮はマリと一緒に食堂に行こうとしたその時、


「蓮兄ー!一緒にご飯を食べに行こー!」

「エイナ。声が大きい」


 蓮の義妹であるエイナとエイミーが教室にやってきた。


「エイナ…それにエイミーも」

「蓮兄とエイミーはまだ学園に慣れてないと思うからね。私がサポートしようかと思って」


 テンション高い様子で兄に近付くエイナ。

 どうやら彼女は兄と一緒にいたいようだ。


「学園を案内してあげる♪」


 明るい笑顔を浮かべるエイナ。

 そんな彼女に申し訳ないと思いながら、蓮は両手を合わせて「ごめん」と謝る。


「もう案内してくれる人がいるんだが」

「え…」


 蓮の言葉を聞いて、エイナは笑みを消して石像のように固まった。


「嘘…なんで」

「エ、エイナ?」

「誰…なの?」

「え?」

「誰が…蓮兄を案内するの?」


 低く、極寒の如く冷たい声で尋ねてくるエイナ。

 彼女の瞳には光がなく、闇が広がっている。

 そんな妹を見て、蓮は背筋が凍るのを感じた。


「えぇ…と、このクラスの委員長の水篠マリさんにお願いしようかと思って」

「このクラスの…委員長」


 エイナは血走った目で、マリを睨みつけた。

 ホラー映画に出てくる化物も逃げ出しそうな迫力。

 マリは思わず「ヒッ!」と小さな悲鳴を上げる。


「なんなんですか…あなた。蓮兄に近付いてどうするつもりですか?」

「た、ただ学園を案内しようかと」

「本当ですか?」

「ほ、本当だよ」

「命を…懸けられますか?」

「なにこの子、めちゃくちゃ怖いんだけど!?」


 ドス黒いオーラを放つエイナに、本気で恐怖するマリ。


「やめなさい」

 

 エイミーはエイナの頭を手刀で叩く。


「エイミー…なにするの?」

「怖がらせてどうするの、まったく。すみません、水篠先輩。この子、ブラコンでちょっとヤバくて」


 エイミーの言葉を聞いて、「ちょっとじゃないよね?」とマリは呟く。


「え~と、魔森君。この子達は?」

「この二人は俺の妹のエイナとエイミーだ。まぁその…エイナは少しあれだが…気にしないでくれ」

「いや無理。とても気になる」


 マリは即答した。


<><><><>


「—――で、なんでこうなるのかな?」


 不機嫌な表情を浮かべるエイナ。

 現在、エイナとエイミー、そして蓮とマリは一緒に学園の食堂で食事をしていた。


「三人で食事をしたかったのに」


 ハァとため息を吐くエイナ。

 そんな彼女をエイミーはまぁまぁと宥めた。


「いいじゃない。みんなで一緒にごはんを食べると美味しく感じるよ、エイナ」

「エイミー。私は不味く感じるんだけど」


 眉間に皺を寄せながら、エイナはカレーライスを食べる。

 そんな彼女に蓮とエイミーは苦笑した。


「そういえばエイミー…クラスの子達とは仲良くなれそうか?」


 蓮の質問に、エイミーは笑顔を浮かべて頷く。


「うん。みんな優しくて、良い人だよ」

「そっか…そいつはよかった」


 エイミーの言葉を聞いて、蓮はホッと安堵する。

 彼はエイミーがクラスの子達と仲良くやれるか心配していたのだ。


「蓮兄さんは?」

「俺は…微妙かな」

「まぁ、そうだよね」


 女子生徒だらけのクラスに男一人だけとなれば、当然孤立する。


「ごめんね。蓮兄さん」

「なんで謝るんだよ、エイミー。お前はなにも悪くない」

「でも」

「俺のことは大丈夫だ。それに…助けてくれる人もいるしな」


 そう言って蓮はマリに視線を向ける。

 

「魔森君が学園に慣れるまでサポートするよ!」


 マリは親しみやすい笑みを浮かべて、親指を立てた。

 そんな彼女を見て、エイナはガリッと歯噛みする。


「…ムカつく」


<><><><>


 食事が終わった後、蓮はマリと共に学園の中を回った。

 そんな二人を隠れながら跡をつける少女がいる。

 エイナだ。


「なんなの……あの女…」

「エイナ。ストーカーみたいだからやめよ?」


 マリを闇に染まった瞳で見つめるエイナ。

 そんな彼女の腕をエイミーは引っ張る。

 だが…エイナは全く動かない。


「やっぱり殺そうかな」

「なに怖いことを言ってんの!」

「だって…私が学園の中を案内したかったのにアイツは!」


 額に青筋を浮かべて、エイナは怒気を宿した声を出す。


「まったく…エイナは変わらないね。本当に」


 ハァとため息を吐くエイミー。


(エイナは昔から蓮兄さんのことが好きなんだよね。それも超ド級並みに。だからなのか、蓮兄さんに知らない女性が近づくと過剰に反応する。でも…エイナの気持ちが分かっちゃう私もどうかと思うけど)


 エイミーは平然としているが、実際はどうしようもなく腹を立てている。

 蓮の隣にマリがいる。

 それだけでドス黒い怒りが、エイミーの胸の奥から沸き上がってきていた。


(あ、だめだ…どうしよう。とても…とても水篠先輩(あの人)をこの手で消したい)


<><><><>


「—――以上。これで学園の中はこんな感じかな」

「ありがとう委員長。今日は助かった」


 蓮に学園の全てを案内したマリは、「どういたしまして」と笑顔で答える。


「さて…この後の午後の授業だけど…なにやるか知ってる?」

「なにをするんだ?」

「魔法少女の訓練だよ」

「そうなのか?どこでやるんだ?」

「クラスによって違うけど、私達二年A組は体育館かな」


 マリがそう言った時、校舎からチャイムの音が鳴り響いた。


「時間だ。行こ、魔森君!」


 マリは蓮の手を握り、引っ張った。


<><><><>


 魔法少女育成学園『三日月』の体育館は、普通の体育館とは違う。

『三日月』の体育館は東京ドーム並みに広く、巨大。

 そして激しい戦闘訓練してもいいように、特殊な素材で作られている。

 そんな体育館で蓮を含めた二年A組の生徒達は魔法少女に変身して、午後の授業を受けていた。


「それでは今日の授業は、この人形と戦ってもらう」


 担任教師であるリリーが用意したのは、木でできた大きな人型人形だ。


「この人形はただの人形じゃない。魔法少女の力で作られた戦闘訓練用の人形だよ。舐めてたら怪我するから気を付けてね」

「「「はい」」」

「それでは出席番号順から…小林咲綾」

「はい!」


 一人の魔法少女が人形に近付き、手に持っていた杖を構える。


「では…始め」


 リリーがそう言った直後、人形は魔法少女に向かって突撃した。

 慌てて魔法少女は杖から稲妻を放つ。

 稲妻は人形に見事直撃。

 しかし、人形は止まらなかった。


「嘘でしょ!?」


 魔法少女が驚いている間に、人形は高速接近。

 そして人形は拳を放った。

 思わず魔法少女はギュッと目を瞑る。


「そこまで」


 リリーがそう言うと、人形はピタリと動きを止める。

 魔法少女はペタリと地面に座り込む。

 予想以上に強い戦闘人形に、魔法少女達は驚く。


「次、鈴木カイナ」

「は、はい!」


 それから次々と魔法少女達は人形と戦うが、誰も勝つことはできなかった。

 そして、


「最後は…魔森蓮だね」

「はい」


 蓮の番がやってきた。

 大太刀を装備し、赤い甲冑を纏った魔法少女。

 多くの魔法少女が蓮に視線を向ける。


「リリー先生。一つ質問があります」

「なに?」

「この人形…壊しても大丈夫ですか?」

「壊すって…その人形はとても頑丈に出来てるから、どうやっても壊れないよ?まぁ…壊せるもんなら壊してもいいけど」

「分かりました」


 蓮は木でできた戦闘人形に近付く。


「それでは…始め」


 リリーは戦闘開始の合図を告げる。

 しかし…蓮も人形も動かない。


「えっと…あれ?」

「先生」

「なに?」

「もう斬りました」

「え?」


 言っている意味が分からず、どういう意味かリリーが尋ねようとした時、人形の身体が真っ二つに分かれた。

 リリーだけじゃなく、女子生徒達は驚愕する。


「嘘…」

「いつの間に斬ったの?」

「見えなかった…斬るところ」


 みんな…蓮が人形を斬るところなど見えなかった。

 誰も視認することができなかった神速の斬撃。

 リリーは頬から一筋の汗を流す。


(私でも人形は壊せないのに、この子は一瞬で…これが《魔炎》の実力)


 リリーは蓮の強さに驚き…そして恐怖を感じた。

 魔法少女になれる男がここまで強いとは、彼女は予想もしていなかったのだ。


「……」


 誰もが驚いている中、一人の魔法少女は目を細めながら蓮を見つめていた。

 まるで警戒するように。


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