第二十三話 森羅万象について
ぜひ最後まで見てくれると嬉しいです。
誤字脱字等あれば言ってください。
アベンジはベリーの鬼畜な特訓をしていた。
ベリーがアベンジに指示を出した。
「もっと集中~心を無にして~そうしないと~魔力が倍増しないわよ~」
はあ、はあ…。
鬼畜すぎるだろ。
ベリーさんの特訓…。
おっと、集中しないと。
数十分後
「はあ、はあ。疲れた…」
「じゃあ~いったん休憩をはさみましょう~」
「あ、はい」
そうして、アベンジは座り込んだ。
アベンジが質問した。
「あの、ベリーさん、少し質問したいことがあるんですが」
「何~?」
「ちょっと特訓とは違うんですけど、森羅万象を使っていた人ってどんな人だったんですか?」
「なんで~?そんなことを聞くの~?」
「自分の能力が森羅万象の一部の能力だから…。まあ、ただ気になっただけです」
「そう~?まあ~教えてあげるわ~」
「あ、ありがとうございます」
さて、どんなことを言ってくれるか。
「まあ~先に言っておくけど~幾千年前の人のことだし~私も、そこまで知っているわけではないけど~」
「あ、全然大丈夫です」
「わかったわ~まず、伝承には~その人は~平和をとても好んでいる人で~あと、とてもフェアだったと書いてあるわ~」
やっぱりか。
ガイアの言ったとおりだったな。
「で~森羅万象の能力を使って~災害などからみんなを守っていたらしいわよ~」
「具体的にはどのような感じで?」
「確か~森羅万象の固有能力を使って~その現象を~消していたそうなの~」
「消す?」
「もうその災害は二度と起きないってことね~」
なるほど。
改めて思うが、森羅万象ってすごい能力だな。
二度と同じことをさせないってすごいな。
「そんなすごい人が、なぜ、お亡くなりに?」
「森羅万象は~確かにすごい能力だけど~逆に言えば、悪にも利用できるってこと~一番フィットしている能力だったからね~だから、十数人の神たちに奇襲を受けて~お亡くなりになっちゃったみたいよ~」
ま、マジか。
壮絶だな。
確かに、悪に使う可能性もあるってことは普通に納得できるな。
だけど、結論を急ぎすぎじゃあねえか!?
「神様たちがそんなことをするんですね」
「そうよ~今だってそうだしね~君が神界に来た時~あわただしい大臣様から危険視されていたしね~」
「あー、確かにそんなことありましたね。というか、そう考えると王様ってすごいですね。僕のことをいろいろ考えてくれていて」
「そうでしょ~今度王様にお礼を言えばいいわ~」
「そうします!」
「あ、あと~もう一つ伝承があって~」
「それってなんでしょう?」
「森羅万象を持っていた者は~殺されるときに、能力を四つに分散させたの~」
「そうですね、僕が持っている天地万物もその一つですしね」
「四つに分散されるときに~こう言ったらしいわ~『俺の能力を持つものは絶対に現れる。そして、絶対にお前たちを殺す。俺の最後の呪いで!!!!』」
「す、すごいですね」
「でしょ~それで~森羅万象を持っているものが~呪いを残した、と言われているわ~」
こ、怖いな。
「で~以上の結果から~君が一番危ないんだよね~天地万物、いわゆる森羅万象の一つを持っているから~だから~もし~危ないと思ったら~呪いに取り込まれず、自我を保って、私たちに任せてね~」
「あ、はい。その時は、よろしくお願いします」
そんなこと、起きてほしくないけど…。
「ちなみに呪いって、どんな効果が発言するんですか?」
「過去から振り返ってみると~体を操られる、能力が暴走して、周りに災厄、不幸が爆発的に起こる。最悪は死。などね~呪いを発動させたものの生前の強さや思いが強いと~こういう効果が出やすくなるし~操られている人が~反動を受けることになっちゃうから~本当に危険なんだよね~」
「や、やばすぎますね」
えぐいな、そんなのが俺にあるのかよ…。
怖すぎる。
というか、確実に回りに被害も出るのもいやだしな。
だけど、森羅万象を持っていた人の気持ちもわからなくないな。
奇襲を受けて殺されて…。
怨念が残るのも仕方がないのかな。
「あ~ちなみに~呪いがかかるかもしれない人にありがちなことが~呪いをかけた人に同情しちゃうケースなのよね~」
ギク…。
「そういう思考をしちゃうと~呪いに操られる可能性が上がっちゃうのよ~だから~アベンジ君は、絶対に同情しちゃだめよ~境遇が同じでもね~」
「はい…」
ベリーさんは俺のことを思って言ってくれたんだ。
いつも緩やか。たまに、きついことを言ってくる人だけど。
ちゃんと気遣ってくれているんだ。
なら…。
「俺、絶対に体育祭に優勝しますね。呪いなんかを気にしては体育祭で優勝なんて不可能ですもんね!」
「いい意気ね~それが理想の結果に導いてくれるわ~だから、頑張ってね!」
「はい!あと数日ですけど、ご指導お願いします!」
とりあえず、期待に答えなくちゃな。
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