メモ(あらすじ)
【あらすじ】
魔法の世界キョード。無数のダンジョンが乱立するファンタジー世界でもある。
ダンジョンには、秘宝やアーティファクトが眠り、深層には凶悪な魔物達が蠢く。だからこそ、ダンジョンを攻略すれば、莫大な富や名声を手に入れることが出来る。
さらには、神々の使者である熾天使が現れ、人々に加護を与える。ダンジョンの奥底に潜む、魔王や堕天使を討てと人々を誘う。
だから、人々は挙ってダンジョンに押し掛け、攻略競争を繰り広げる。まさに、大ダンジョン時代の到来。
しかし、真のダンジョンの姿は違う。
ダンジョンの中には、冒険者達には見えない魔力ケーブルと呼ばれる無数のコードが張り巡らさ、冒険者達の一挙手一投足が天使達の管理下に置かれる。
何故ならばダンジョンへと誘う熾天使によって、ダンジョンは運営されている。そう、ダンジョンマスターとは熾天使のことを指す。
そして、ダンジョンの維持管理を任されている天使達がいる。天使とは、頭上に輝くハロの輪を持つ者を指す。しかし、光ることのない黒い輪を持つ黒子の天使。地上の人々からは、一切姿を見ることが出来ない存在。
これは、幼馴染みの熾天使と黒子天使が織り成すダンジョンの物語。