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トラボレタ2  作者: みつ
9/10

9

僕は、即座に、

「バイオレンスって、劇において、どうやって?」とか、

「お客さんには、やっぱり、そういうの見たがる人もいるのかな?」

などと、聞こうとして、そのように言おうとしたら、

彼は、

「せっかく、公園に来たからには、ちょっと体、動かしてくるわ!じゃあな♪」と言い、ベンチから立ち上がり颯爽と走って行ったので、僕は、そのようなことは言えずじまいで、

ベンチに、ただ一人となった。


彼は、完全に見えなくなり、僕は自分の回りの、楽しそうにしている人達ばかりが目についた。

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