「異世界、チート、ハーレム」は三種の神器か?
カテゴリー『エッセイ』の中には、「ランキングの上位が『異世界』『チート』『ハーレム』物ばかりでつまらない」という嘆きの声を書いたものが結構あります。
私も当初は「誰が二番煎じなんかやるかよ」と斜に構えていましたが、ふと考えました。
――でも、本当にこんなに読まれているの?
気になると調べてみたくなる性分です。
実際に書いてみました。
とはいっても、私の脳内にはそっち系のシナプス連合は発達していないものですから、カテゴリを『ファンタジー』、タグを『異世界』『転生』『チート』『ハーレム』としても「騙し」とは言えない程度には形式は整えた上で、好き勝手に書きました。
ついでに、タイトルも流行りの「思い切り長め」にして、放り込んでみます。
<現物を読まなくても本稿を読む上で支障はありませんので割愛>
改めて見ると、身も蓋もないストレートな内容です。
ですが――いやあ、確かに読まれましたよ。
七回の連載で、他の小説よりも更新一回当たりのアクセス数が、二倍は違います。しかも、トップページの表示から外れても、一時間に一~二名のアクセスが続きます。
更新直後のアクセスは、この分野への関心の高さを表すようですが、その後の細かいアクセスは何でしょうか。
こちらはどうも「検索」のようです。
他の分野やタグであれば、わざわざ検索して読もうという奇特な方は少ないと思いますが、『異世界』『転生』『チート』『ハーレム』は、検索して読んでいる方がおられるようです。これはちょっと意外。そこまで人気があるのか、と驚きました。
テーマに貴賎はありません。
そして、読み手のニーズに従うのも職業作家には「必須のスキル」です。
貴方の文章力が本当に高ければ、あまたの二番煎じ達を薙ぎ倒して高い評価を得られるでしょう。他の分野であくせくしているよりも、労力が少なくていいかもしれませんよ。
私は「やっぱり何か変」と感じるので、二度とやりませんが。
(続きます)




