白山山麓 ソフトクリーム
白山の麓へソフトクリームを食べに行く
京子「噓つけー、いつも麗華が麗華がって言って2人じゃ行かなかったくせに!(笑)」
「あはっ、ごめん、どっちかと行くとズルいって言われたから(笑)」
5月中旬
GW明けの晴れた日、午後の早い時間におじさんと京子が2人でドライブをしていた。
金沢から白山白峰の方に向かいながら
京子「えへっ、タカトがドライブに誘ってくれるって初めてだね(微笑)」
「そお?たまにドライブ行ってなかった?」
京子「うん、ない!私から誘ったのが1回だけ(笑)」
「えっ、1回だけ?」
京子「そだよ、いつもは麗華も一緒にいるから(笑)」
「ははっ、そうだった?」
京子「うん、収録のついでにドライブか旅行だったし」
「言ってくれたらドライブくらい、いつでも一緒に行ったのに(微笑)」
京子「噓つけー、いつも麗華が麗華がーって言って2人じゃ行かなかったくせに!(笑)」
「ははっ、ごめん、けど、どっちかと行くとズルいって言われたから(笑)」
京子「まあいいけど、今日は何で誘ってくれたの?(笑)」
「今日はソフトクリームが食べたくなって、アイコちゃんと行きたいな~って(笑)」
京子「ソフトクリーム、どこの?」
「瀬女の道の駅の」
京子「あっ、コーヒーとほうじ茶のソフト?」
「うん、暖かくなって来たし、食べたくなった(笑)」
京子「久しぶりだね、前に行ったの去年の冬だから1年以上前だよね」
「そだね、大野に行った時だから」
京子「あの時はまだ寒かったしね、ホントはソフトクリーム?って思ってた(笑)」
「うん、けど美味しかったでしょ?(笑)」
京子「うん、あんなのは初めてで美味しかったよ(笑)」
「コーヒーもほうじ茶もしっかり味と薫りがするからね」
京子「うん、好き!(笑)」
野々市のアパートを出てから1時間ほどで道の駅についてソフトクリームを食べ
京子「ふふっ、美味しいね、牛乳の味と珈琲の薫りが混ざって、甘すぎないし(微笑)」
「うん、カフェオレに少しだけ砂糖が入った感じで美味しい(微笑)」
京子「ほうじ茶は香ばしい薫りが鼻に抜けて、優しい甘さが美味しいの(微笑)」
「そだね、ソフトクリームにしては甘さが控え目だけど、その代わりに香ばしいのが
物足りなさを感じさせないから(微笑)」
2人して店先のベンチに座り、小さなカップを交互に食べながら早春の山を見て過ごし
京子「タカト、山みてて楽しいの?(笑)」
「ん、なんで?」
京子「さっきからずっとニヤニヤしてるし(笑)」
「美味しいソフトクリーム食べながら新緑の淡い緑の山見てると嬉しくならない?」
京子「まあ綺麗な山だけどさ、そこまでニヤニヤしないよ~(笑)」
「ニヤニヤじゃなくて、ニコニコしてます(笑)」
京子「ホントに?(笑)」
「うん、隣にアイコがいるから(笑)」
京子「コラ!笑いながら言うな(笑)」
「あははっ!」
ソフトクリームを食べた後は金沢に向かって車を走らせていた
京子「ホントにソフトクリームだけ食べに来たの?」
「うん、ダメだった?(微笑)」
京子「いいけど(笑)」
「たまにはアイコと暇な時間を過ごしたいと思って(微笑)」
京子「暇な時間って?」
「なんにも考えずに暇だな~って思いながら過ごすこと(微笑)」
京子「そうだね~、タカトは普段ずっと妄想してるもんね(笑)」
「妄想じゃありません、創造です!(笑)」
京子「たまには頭を休ませるのも良いと思うよ(微笑)」
「うん、今日は何にも考えることもなく過ごせてる(微笑)」
京子「私といたらゆっくり出来るでしょ!(笑)」
「んー、アイコが暇してそうだったし(笑)」
京子「ひどいな~、家の掃除とか洗濯で忙しくしてるんだけど(笑)」
「そなの?それじゃ次からは誘ったら悪いんだね、忙しいんなら(笑)」
京子「忙しいけどさ・・・けどね、タカトが誘ってくれるなら時間は空けるよ!(笑)」
「そんな無理しなくっていいよ!(笑)」
京子「コラ~ッ!空けるって言ってるの!だから週一で誘って(笑)」
「週一はキツイな~、2週間に1回でお願いします(笑)」
京子「はぁ~?2週間に1回しかないの?(笑)」
「うん、週一だと3ヶ月くらいで行くところ無くなる(笑)」
京子「少なくない?(笑)」
「もっとあるけど、それ以上はどんどん遠くなるから(微笑)」
京子「遠くなるから?」
「時間かかるし、アイコの身体に負担がかかるとね・・・(微笑)」
京子「あははっ、ありがと(微笑)」
アパートまで帰る途中でホテルにより
京子「ふぅ~ん、タカト、しつこい(笑)」
「えっ、ダメだった?(笑)」
京子「まあ、気持ち良いからいいけどさ(笑)」
「イヤな時はイヤって言って良いよ(笑)」
京子「イヤってことはないけど、長い(笑)」
3時間ほど過ごして
京子「今日は楽しかったよ、また連れてってね(微笑)」
「はい、アイコが暇な時にでも(微笑)」
京子「いつでも暇だからさ(笑)」
「はーい!(笑)」
ホテルを出てアパートに帰って行く。
5月下旬
おじさんが出かける準備を終えて
「行ってきます」
京子「行ってらっしゃい」
祥子「あーん」
祥子がいつの間にか京子の足元に来ていた
京子「あははっ、祥子ちゃん、ついてけないんだよ(笑)」
京子が祥子を優しく抱き上げると、おじさんが玄関のドアを開けて出かけて行く。
京子「祥子ちゃ~ん、ちょっとの間お留守番ね(微笑)」
祥子「あん」
京子が祥子をそっと床に下ろすといつもの場所に戻っていく。
おじさんは京子のアパートから歩いて5分程のところにワンルームを借りて仕事場にしていた。
毎朝8時に出かけて12時には一度帰って京子と昼ご飯を食べてから14時に仕事場に戻り、
18時過ぎに帰ってきて京子と一緒に晩ご飯を食べることを毎日繰り返している。
3~4日に一度は午後から休みにして京子と外食や食材の買い物に出かけ、ゆっくり過ごす日を作っていた。
京子はおじさんが居ない間に掃除と洗濯を済ませ、ヒマになると祥子に話かけながら、
テレビやスマホを見て過ごしている。
その日はお昼ご飯を少し食べ過ぎたのか、お腹が重く感じられて
京子「う~ん、なんかお腹重い、ちょっと昼寝しよ」
ベッドに入って目を閉じていると
祥子「あん、あーん」
京子「祥子ちゃん、どうしたの?」
祥子が珍しくベッドに上がってくる。
いつもはおじさんが居ないと上がってこない。
頭を撫でていると祥子が京子に寄りかかるようにして背中を預けて毛繕いを始める。
京子「あはっ、毛繕いするの?近くに居てくれるんだ」
毛繕いが終わるとそのまま京子に添い寝をするように横たわり
京子「えへへっ、一緒に寝る?」
祥子「あぅん」
京子「ありがと、寝ようか(微笑)」
目を閉じて眠りにつく。




