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東北旅行(月山編)玉こんにゃくと山菜料理

月山で麗華の膝カックン!

旅館でおじさんの次の企画を聞く。


麗華「イタ~っ!」

麗華「痛~い、なに今の~?もー」


「えっ、せこいって言います?」

京子「うん、せこい(笑)」

麗華「私たちの身体使って稼いでるのに(笑)」

お店を出てから山形駅の方に少し戻りレンタカーを借りて月山に向かって車を走らせて、

山形中央インターから高速に乗りジャンクションを過ぎて月山インターで高速を降りる。

高速から一般道を走らせて少しすると山の中腹を縫うように道路が続いていた。

京子「山の上の方は紅葉がしてるんだ、綺麗!」

麗華「そうですね、所々は綺麗ですけど、緑が濃いところも多いです」

「あれは杉の木とかの針葉樹だから紅葉しませんよ」

京子「うん、そうだけど、上の方は綺麗だよ」

「あと15分くらい走ると周りが広葉樹だけになるから、綺麗だと思います」

麗華「思います?来たことあるんですよね?」

「5月末頃にしか来てません」

京子「5月末だけ?」

「その頃の木は新緑の淡い緑が綺麗で、木の下には残雪が残ってて、晴れた日に

この道路を走ってると、葉っぱの緑が残雪にも反射して、景色全体が淡い緑に

包まれている感じで凄く綺麗です」

麗華「そうなんですね」

京子「何しに来てたの?」

「言ってましたよ、春スキーに来てたって」

京子「あ、そっか」

麗華「5月末にスキー出来るんですか?」

「うん、今から行く月山は雪が多すぎて4月からしかオープンしないスキー場で、

6月上旬まで滑れるし、長野、新潟のスキー場が終わったら、ここに来てた」

京子「こんなとこまで?」

麗華「スキーしに?」

「そうです」

京子「車で来るんだよね?」

麗華「交代で運転しながら?」

「そうです」

京子「そんな好きだったの?」

麗華「スキー馬鹿ですね(笑)」

「まあ、最後の5年は旅行も兼ねて来てる感じで、天気が悪かったら仙台で

牛タン食べて、観光みたいにしてました」

京子「だから、仙台牛タン?」

「うん、やっぱり本場は違うなーって思った、当時は」

麗華「今は?」

「金沢でも仙台牛タンのお店が出来てるから」

月山インターから30分程で姥沢駐車場に到着する。

姥沢駐車場から10分程歩いてリフト乗り場の建物に入り往復券を買ってリフトへ。

「二人はリフトって乗ったことある?」

京子「ない!」

麗華「ありません!」

「うん、ベンチが移動してくるだけだから、それに座るだけなんで大丈夫です」

京子「はぁ?意味わかんない?」

麗華「大丈夫って何がですか?」

「え~、まあ、実物見に行きましょ」

リフト乗り場の近くまで行き、

麗華「はぁ~確かにベンチが移動してるだけですね」

京子「それで」

「乗るときはベンチが前を通り過ぎたらすぐに待機場所に入って

次のベンチが来るのを待ちます、それでベンチが来たら座ります、

少し難しいのは降りる時で、降りるところに着いたらすぐに立ち上がって

左斜め前に向かって速足でベンチを避けます」

麗華「降りるところで速足ですね」

「うん、たぶん、上で係の人が一瞬だけベンチを支えてくれるから

その時に速足です」

麗華「分かりました」

「うん、麗華ちゃんは運動神経も良さそうだし1人で乗ってください」

麗華「はぁ?」

「京子ちゃんが、何言ってるのかさっぱり分かりません、って顔してるから、

俺の横に乗ってもらいます」

麗華「ああ、はいはい、分かりましたよ~」

京子「えへっ、ごめんね、私、運動したことないから(笑)」

「麗華ちゃん、気を付けて下さいね、騒いで途中でベンチから落ちたりしないように」

麗華「そんなことしません!(笑)」

「取りあえず、他の人が乗るのを見てからにしますか」

麗華「うん」

何人かの人がリフトに登っていくのを見てから、リフトに乗ることにする。

「ベンチに座ったら直ぐに足を前に伸ばすようにしてね、行きますよ」

京子とおじさんがベンチが通るところに入り、おじさんがベンチを一瞬止めて

京子と一緒に座り、登っていく。

麗華の番になり、おじさんたちと同じ場所に立ってベンチが来るのを待っていると、

麗華「イタ~っ!」

おじさんが振り返り麗華がベンチに座って登って来ているのを確認する。

京子「麗華、大丈夫なの?叫んでたけど」

「うん、大丈夫だけど、乗るときにベンチを支えてから乗るのを言い忘れてた(笑)」

京子「何かあるの?」

「支えないと、強烈な膝カックンが来るから(笑)」

京子「私たちの時は無かったよね?」

「あ、俺が支えたから」

京子「そうなんだ」

麗華が後ろで

麗華「痛~い、なに今の~?もー」

リフトに乗って1分もすると左側に山の大きな斜面が現れ、斜面全体が紅葉で

覆われているのに気付くと

京子「うゎ~、凄ーい!綺麗~!(笑)」

麗華「う~、凄い~、おっきい、綺麗~!(笑)」

リフトが山の斜面をゆっくりと登っていく間は紅葉を眺めながら、降り場に近づくと

「麗華ちゃ~ん、もう直ぐ降りるから、うちらの降り方、見といてね~!」

麗華「はーい!」

「京子ちゃん、もうすぐ降りるから、足が着いたら速足で左にね」

京子「うん」

降り場に来ると京子とおじさんはベンチの通り道を開けるように速足で左に避け、

麗華も同じように降りてくる。

麗華「ちょっとー、下でひどい目にあったんですけど!」

京子「何があったの」

麗華「なんか、すんごい膝カックンされたんですけど!」

「ぷっ、ふっふっ、ごめんなさい、言い忘れてました」

京子「あははっ、ホントだ(笑)」

麗華「なに笑ってるんですか、凄い痛かったんですけど!」

「ごめんなさい(笑)」

麗華「も~」

「帰りに下に降りる時は気を付けてて下さい」

麗華「分かりましたよ!」

「それじゃ、ちょっとだけ歩いて景色眺めますか」

京子「えへっ、綺麗だよね、こんな辺り一面が紅葉してるって初めて」

麗華「まぁ綺麗ですけど、膝裏が痛い~」

「あとで玉こんにゃく買って上げますから」

麗華「玉こんにゃくってなんですか?」

「えっ?こんにゃく」

麗華「あぁ~、そうですよね」

「怒ってます?」

京子「麗華、おいで、飴あげる(微笑)」

麗華「あ、ありがとございます(笑)」

京子のすぐそばに麗華が歩み寄り飴を受け取って個装袋から出して口に運ぶ

麗華「えへっ、甘い(微笑)」

「お、機嫌治った?」

麗華「はい、おじさんにも」

麗華が手を伸ばしてきたので受け取ると飴が入っていた袋だった

「ゴミですけど」

麗華「捨てといて下さい」

京子「ふふっ、もう苛めないの(微笑)」

麗華「へへっ、はーい(微笑)」

京子「おじさん、写真撮って」

麗華「私も」

「はーい、それじゃ少し上に登って撮りますよ」

リフトから少し登って見晴らしのいい場所まで移動して写真を撮って下山する。

リフト下駅の中で

「麗華ちゃん、玉こんにゃく、いる?」

麗華「い・り・ま・せ・ん!」

「え~、美味しいのに~」

京子「私、食べてみたい!」

「うん、それじゃ、売ってるところまで下りますよ」

歩いて5分程でホテルやロッジが並ぶところまで戻ってくると道路脇で

玉こんにゃくを販売している。

「玉こんにゃく1本下さい」

店員「ありがとうございます」

おじさんが料金を払って玉こんにゃくを受け取って振り返る

京子「あはっ、お団子みたい(笑)」

「うん、出汁が染みててこのままでも良いけど、辛子つけるともっと美味しいです」

おじさんが少し辛子を付けて京子に串の1個目を食べさせる

京子「あっ、美味しい、こんにゃくなの、これ?予想外に美味しい(笑)」

「うん、美味しいよね、久しぶりに食べた(笑)」

麗華「あの、私も1個・・・」

「うん、どうぞ(微笑)」

麗華が1個食べると

麗華「あはっ、美味し、なにこれ(笑)」

「そでしょ(笑)」

駐車場から車を出して下山する様に紅葉の中の山道を下っていき

月山志津温泉の旅館に到着する。

京子「へえ~、ここも紅葉してるんだ」

麗華「なんか、湖がありますけど」

「うん、湖畔に建ってて展望風呂から湖面と紅葉が一緒に見れるよ」

京子「そうなんだ、今ならまだ明るいから見れるよね?」

麗華「あは、良いですね、温泉に浸かりながらの紅葉も」

「時間によるけど」

麗華「はい?」

「展望風呂は1個しかないから時間によって女湯と男湯が入れ替わるみたい」

京子「みたい?って」

「ここは初めて泊まるから詳しくない」

麗華「10回以上、ここに来てるのに?」

「いつもは、さっき車止めてた近くのロッジとかに泊ってたから」

京子「ここにした理由は?」

「日帰り湯で温泉には入りに来てたし、温泉の泉質が良いから」

麗華「ふーん、まぁいいですよ、入りましょ」

旅館の受付に行き予約を告げてチェックインする。

麗華「今は展望風呂って女性は入れるんですか?」

受付「はい、19時までは女性が入れますよ」

京子「良かった、今の時間に入りたかったから」

受付「ごゆっくり、お入り下さい」

麗華「ありがとうございます」

「それじゃ部屋に行きますか」

2人とおじさんは別々の部屋に入り

麗華「京子ちゃん、お風呂行きましょ!」

京子「うん、景色楽しみ~(笑)」

部屋で荷物を解いてジャージに着替えるとバスタオルと下着を持って展望風呂に向かう。

脱衣所で裸になり風呂場への扉を開けると目の前の大きな窓から紅葉が見えていた。

麗華「うは~、綺麗!」

京子「うん、綺麗だね~(微笑)」

洗い場で身体を流してから湯舟に入り窓際まで歩いていく

麗華「凄ーい、湖面にも紅葉が映ってる~」

京子「綺麗だな~、色んな色の木があるんだね」

麗華「紅色、緋色、橙、薄い黄色に黄土色、薄茶色に緑、こんなに色が違うんですね」

京子「そうだよね、金沢だと遠目でしか見てなかったから、山が茶色くなったくらいにしか

思ってなかったけど、直ぐ近くから見ると色んな色があって綺麗」

麗華「そうですよね、ゆっくり見ることもなかった」

京子「やっぱり旅行っていいよね、普段みない景色みて美味しいもの食べて」

麗華「うん、この後のご飯も楽しみです(微笑)」

京子「うん(微笑)」

2人して湯舟に浸かり窓から見える紅葉と暗くなり始めた蒼空を眺めていた。

お風呂から上がり、部屋に戻ってスキンケアと髪の毛を乾かしていると18時になる。

晩ご飯の会場に行くとおじさんが待っていた。

京子「ごめんね~、ちょっと遅れちゃった(笑)」

麗華「ごめんなさ~い(笑)」

「うん、いいですよ、それじゃ食べよう」

仲居がやって来て

仲居「お飲み物はどうされますか?」

「ビール2本、お願いします」

仲居「かしこまりました」

ビールがテーブルに運ばれて来るとおじさんが2人に注いでくれ、おじさんには

京子が注いでいた。

「それじゃ、お疲れ様です」

麗華「お疲れさまです」

京子「お疲れ~」

3人でグラスを合わせてから口に運ぶ。

京子「はぁ~、お風呂上りにはビールだね~(笑)」

麗華「そうですよね、美味しい(笑)」

おじさんがグラスを置いて手を合わせ

「いただきます」

2人「いただきます」

京子の料理はいつもの様に半分に減らしてある。

麗華「へ~、今日は山菜がメインなんですね」

京子「見たことないのある」

「うん、俺でも知らない山菜がある」

麗華「この魚は?」

「岩魚だね」

麗華「岩魚か~、ほとんど食べたことないけど」

京子「私は食べたことない気がする」

「街中じゃほぼ見ることがないしね、山の方の旅館ででるくらいかな」

麗華「そうですよね、居酒屋とかで見ること無い」

京子「うん、知らない」

「まあ、食べてみて、川魚だからあっさりしてるよ」

山菜と川魚を食べて、お酒を少しだけ飲みながら

麗華「明日の予定は?」

「ここを9時過ぎに出て、蔵王の方で肉そば食べてから仙台に行きます」

京子「もう仙台?」

「うん、明日と明後日は仙台市内のビジネスホテルに泊まって、明日の夜は

海鮮居酒屋、明後日は仙台牛タンの予定です」

麗華「食べ物しか出てきてませんけど」

「明日は午後から松島で観光して、明後日は市内バスで伊達政宗の

ゆかりの地を見に行こうかなと思ってます」

京子「ふーん、普通に観光するつもりなんだ」

麗華「なんかお買い物するところがあっても良い気がしますけど」

「お土産屋さんのあるところ行きます?」

京子「お土産物はそんな買わなくてもいい」

麗華「仙台港の方に良いところがあるんですけど」

「調べたんですか?」

京子「あははっ、当然でしょ!(笑)」

麗華「そうですよ、3泊4日もあるのに観光だけって、ねー!(笑)」

京子「そうだよね、せっかく仙台まで来るのに、ねー!(笑)」

「はーい、それじゃ明後日はアウトレットにします」

2人「やったー!(笑)」

「けど、支払いは自分たちでお願いしますね、今回は3泊と新幹線代

だけでも結構なお金使うので」

京子「まあ、仕方ないけど、ちょっとくらいはお小遣いないの?」

麗華「そうですよ、これから冬に向かってコートの1着くらいは買って欲しいな~」

「コートって、高いのは凄い高いですけど」

京子「そこまではいかなくても5くらいとか」

麗華「そうですね、せめてその位はいって欲しいですね」

「えー、3でお願いします」

京子「えー?3だと欲しいの見つかるか分からないな~」

麗華「なんか、せこくないですか?」

「えっ、せこいって言います?」

京子「うん、せこい(笑)」

麗華「私たちの身体使って稼いでるのに(笑)」

「いや、その言い方は人聞き悪いですよ」

京子「だって、事実だし(笑)」

麗華「いつも恥ずかしい思いしてるんですけど(笑)」

「はぁ~、分かりました、5までは負担します」

2人「やったー!(笑)」

「その代わり、荷物持ちはしません!」

麗華「いいですよ、そんないっぱい買わないし」

京子「うん、冬物1~2個買うだけだし」

ご飯を食べ終わり

「ごちそうさまでした」

2人「ごちそうさまでした」


部屋に戻りながらおじさんが2人に部屋に来るようにお願いしていた。

部屋に入ると

「あの、2人とも怒らずに聞いて欲しいんですけど・・・」

京子「は?怒らずにって?」

麗華「怒らせるの前提なんですか?」

「いや、違います。これまで「麗華と京子先輩」でボイスマンガを

リリースして来たんですけど・・・」

京子「来たんですけど、なに?」

麗華「なんですか?」

「これまでに君たち2人と俺で作って来た過程を全て書き留めてました。

日記みたいな感じだけど」

京子「え、どういう意味?」

麗華「書き留めてたって、なんのために?」

「マンガ作りながら2人といろいろ話をしてきて、楽しかったので

それも書き留めてました、辛いこともあったけど・・・」

京子「それはおじさんが勝手なことするから(笑)」

「あと、「麗華と京子先輩」シリーズ前編の最後が見えたので、

違う形で書き留めたものをリリースしたいなと考えてます」

麗華「えっ、まだ脚本も残ってるし、その後も麗華が次の仕事に就いて

京子ちゃんと一緒に成長していくって話じゃないんですか?」

「うん、そのつもりです。けど、今の出来てる脚本の後について、今は

何にも思い浮かばないです」

京子「どう言うこと?」

「麗華が新しい職場で新しい生活を始めると半年くらいで京子が外国に

留学に出る予定で、京子が戻ってきたらまた一緒に歩き始める予定なんです。

けど、その間の2人別々の話を書いてみようと思ったけど、2人別々だと

楽しい話に全くならなくて」

麗華「何が楽しくないんですか?」

「日本と外国なんで1年間は全く会えないから共通の話が作れなくて」

京子「そりゃそうでしょ、別々にいたら共通の話なんてないし」

「そうなんですよね、だから、京子が留学中は話を無理に作るのはやめて、

いま目の前にいる君達のことを「麗華と京子先輩」シリーズのメイキング

として小説で出したいなと」

麗華「まぁ、小説は良いとして「麗華と京子先輩」はどうするんですか?」

「うん、そっちは京子先輩が外国から帰ってきたら再会する予定です」

京子「え、待ってまって、再会するまではお休みじゃ無くって、メイキングを

小説でリリースするって話なの?」

「うん、そうしようと思ってます」

麗華「うん、小説なら私達がすることは無いから私達はお休みだけど、

おじさんは休みなく小説をリリースし続けるって話なんですか?」

京子「ちょっと待って、お休み取るってのは、おじさんが休むために

取るって話だったよね?」

「うん、脚本の方は区切りがついたら2ヶ月くらいは休み入れるけど、

その後はメイキングの方をリリースして行きたいなと思ってます」

京子「3ヶ月くらいは休み取るって言ってたのに。意味わかんない」

麗華「それで?おじさんだけが小説書いてリリースすればいい話をなんで

私達にするんですか?」

京子「そうだよね、勝手に書いてリリースすればいいし」

「えーと、ここからが相談なんですが・・・」

麗華・京子「なに?」

「小説といってもボイスドラマでリリースしたいなと思ってます」

麗華・京子「ボイスドラマってなに?」

「小説を声だけで表現するドラマです」

京子「どう言うこと?」

「数年前から小説の朗読とかがネットで出てますけど、それをもっと進めて、

小説の表現をほぼ全て会話で成り立たせるドラマです。ナレーションは無し」

麗華「そんなこと出来るんですか?」

「うん、会話がテンポよく続くことが前提だけど、どうしてもナレーションが

必要なときは画面にテロップで流します」

京子「うん、それで?」

「ここまで書き留めた話は、ほとんど会話で成り立ってるのでボイスドラマに

最適だと思います」

麗華「思います?まぁ言いたい事はだいたい分かりますけど」

京子「どういう事?」

「2人に声優としてボイスドラマに出て欲しいです」

京子「あははっ、また私たちに出て欲しいって話なんだ?(笑)」

「そうです、面白そうだから(笑)」

麗華「私たちのこと好きになったんですね?頭の中に思い浮かぶんだ(笑)」

「あ、そう言うことでは無くて、今回のは君たちの会話をそのまま書くだけだから・・・」

麗華「はあ?」

「だから、目の前の2人が俺の頭の中で動き回る話ではなくて、

記録みないなもので」

京子「私たちの会話を録音してたの?」

「それはしてないです。全て俺の記憶の中で再生されるのを書き留めてます」

麗華「またキモイこと言う~、それって正確なんですか?」

「そう言われると正確じゃないところもあると思うけど、叱られてるところ

だけは鮮明に覚えてます・・・」

京子「あははっ、怖かったの?(笑)」

「うん、ちょっと(笑)」

麗華「ふふっ、京子ちゃん怖かったもんね?(微笑)」

京子「あっ、麗華の方が怖かったよね?」

「そんな話をしてるんじゃなくて、ボイスドラマにしていいかを聞いてて」

麗華「うん、京子ちゃんが怖かったんだよね?」

京子「麗華だよね?」

「あ、いや、あの、今は2人とも怖いです・・・」

京子「あははっ、そうだね、ゴメン!(笑)」

「それで、リリースしてもいいかどうかなんですけど?」

京子「先にその小説を送って、読んでから決める。プライベートなこととか

あるとイヤだし」

麗華「そうですね、私も先に読みたいです」

「うん、分かりましたよ、出来上がってる分は近いうちに送ります」

麗華「話はお仕舞ですか?」

「はい、以上です」

麗華「京子ちゃん、今日は私でいい?」

京子「ん?ああ~、良いよ、私は明日にする(微笑)」

「なんの話ですか?」

京子「うん、それじゃお休みね、おじさん」

「あ、おやすみなさい」

京子が立ちあがり部屋を出て行くが麗華が座ったままでいる。

「麗華ちゃん、お休みなさい」

麗華「はい、マッサージしてから寝ます」

「え、俺はマッサージしてもらわなくても良いですよ」

麗華「分かってるクセに、なに惚けてるんですか(笑)」

「ホントにするんですか?」

麗華「ホントです、今日は新幹線に車にと座りっぱなしだったし、このままじゃ

腰が痛くて眠れません(笑)」

「はぁ~、もー、身体冷えてないの?」

麗華「大丈夫です、優しくしてくれれば」

「はーい、それじゃ寝転がって下さい」

麗華「えへっ、優しくね(笑)」

麗華が布団に俯せに寝転がりマッサージが始まると

麗華「後編ってどうなるんですか?」

「まだ、分かりません」

麗華「前編の最終話がまだ修正中って言ってましたけど」

「うん、終わり方をどうするか迷ってます」

麗華「金沢駅でお別れして終わるんじゃないの?」

「そこも考え中です」

麗華「ふーん、まあ、おじさんがしたい様にすればいいけど」

「うん、もしかしたら今の話から大幅に変えるかも知れないけど」

麗華「いいけど、追加はダメですよ、年内に終わって年明けから当分はゆっくりしたいし」

「うん、考えてます」

麗華のマッサージが終わったのが22時、スマホを見ると京子からのメッセージ

京子「明日の朝6時に行きます!待っててね!!(笑)」

それを見ておじさんは寝る。


翌朝5時に起きてお風呂に入り、6時前に部屋に戻ってくる。

少しすると京子が部屋に入って来て

京子「おはよー、よく眠れた?(笑)」

「おはよー、まあまあ眠れた」

京子「私は昨日、部屋に戻ったら直ぐに寝てた、疲れてたんだね(笑)」

「おれも疲れてたんですけど」

京子「あははっ、寝たら回復したでしょ、マッサージお願いします(笑)」

「お風呂入ってきたの?」

京子「うん、今あがってきたところ」

「はーい、それじゃ寝転がって下さい」

京子「だめ、先に肩のマッサージして欲しいの」

「肩から?」

京子「昨日の新幹線と車で座ってばっかりだったし、肩が凝ってる」

「うん、分かりましたよ」

肩から始めてお尻までのマッサージが終わるとおじさんがタバコを吸いに窓際に行き、

吸い終わると戻ってくる。

京子は寝転がったままおじさんの行動を見ていたが、おじさんが隣に

俯せで寝転がると、おじさんの背中に覆いかぶさって耳元で囁く

京子「お疲れさま!(微笑)」

「うん?」

京子「もう少しでマンガの方がひと段落するよね」

「うん」

京子「休みたいって言ってたのに、ちょっと休んで小説をリリースするって何で?」

「うん、2人ともう少しだけ一緒に作品作ってたいから」

京子「もう少しだけなんだ?脚本の後編は?」

「書くことが出来たら2人にお願いするつもりだけど(微笑)」

京子「書く自信ないの?(微笑)」

「うん、今のところなんにも思い浮かばない(微笑)」

京子「ふふっ、それでも書いて!京子と麗華がどうなるか知りたいの(微笑)」

「無理に書いてもつまらないのしか出来ないよ」

京子「いいよ、記念に読みたいだけだから。リリースしなくてもいいし(微笑)」

「そんなんでいいの?」

京子「うん、私も麗華もたぶんそれでも良いって思うから(微笑)」

「うん、考えてみる」

京子「よろしくね(微笑)」

京子がおじさんの上から退いて部屋から出て行く。

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